まほろばblog

Archive for 8月, 2012

「倭詩/やまとうた」出版!!!

金曜日, 8月 24th, 2012

昨日、拙著「倭詩/やまとうた」が入荷しました。

全国の書店に並ぶのは、来週からでしょうか。

アマゾンでは、既にUPされています。

http://www.amazon.co.jp/%E5%80%AD%E8%A9%A9-%E5%AE%AE%E4%B8%8B%E5%91%A8%E5%B9%B3/dp/4905130085

また、全国紙に掲載されるのは、来月以降になります。

私にとってデビュー作ですが、1冊の本が、こんなに手間のかかるものかと思いました。

「森下自然医学」に3年ほど連載させて頂いた『北の空から』を一つにまとめた物です。

これも多くの方々のご協力があって成ったのです。

この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

誠に、僭越ですが、お買い上げ戴いたご希望の方には、

何か言葉添えを書かせて頂きたいと思いますので、ご遠慮なくお申し出下さいませ。

お名前と、何か思うことや志向等々あれば、それに相応しい語句を書かせて頂きます。

お待ちしております。

ありがとうございました。

エジソンへの質問

水曜日, 8月 22nd, 2012

   「どうすれば成功できますか?」

        浜田 和幸 (国際未来科学研究所代表)

           『致知』2004年7月号
             特集「熱意・誠意・創意」より

─────────────────────────

1914年12月、エジソンが67歳のときのことです。
災難が彼を襲います。

ウエスト・オレンジにあった研究施設が火事になってしまったのです。
連絡を聞いて駆けつけ、実験道具や資料など重要な物を持ち出そうと
陣頭指揮を執りましたが、時すでに遅し。

施設はすべて焼け落ち、当時の金額で500万ドル近い損害を
被ってしまいました。

目の前で、いままで自分が築いてきたものが
すべて燃える光景を眺めながら、エジソンがしたこと。

それは家族を呼び、こう告げることでした。

「こんなに大きな花火大会はまず見られない。
 とにかく楽しめ」

そして集まった記者たちに、

「自分はまだ67歳でしかない。
 明日からさっそくゼロからやり直すつもりだ。

 いままで以上に立派な研究施設をつくればいいのだ。

 意気消沈している暇はない」

と、平然と言ってのけたのです。

エジソンは、常識だけでなく、
時間という概念に縛られることもたいへん嫌っていました。

普通、我々は「1日24時間」という時間の中で生活しています。
しかしエジソンに言わせれば、1日が24時間であるというのは、
人間が人工的につくったもの。

自分が時間の主人公になれば、1日を36時間でも48時間でも、
自分の好きなように使えるはずだ、というのです。

エジソンの工場の壁には、長針も短針もない
大きな時計が掛けられていました。
ある日、友人の自動車王フォードが

「針がなければ、時計の意味がないのでは」

と訊ねると、

「そうじやない。時間というものは、自分でコントロールすべきもの。
 時計のような出来合いのバロメーターに左右されているようでは何もできない。
 疲れたと思えば、その場で休めばいい。

 仕事が完成するまでが昼間だ。
 自分の体にあったリズム、
 これを自分でコントロールすることが大切だ」

と答えたといいます。

驚異的なひらめきをつかんで形にし、「天才」と賞されることの多い
エジソンですが、決して努力を軽んじていたわけではなく、
むしろその逆でした。

世界中から寄せられる「どうすれば成功できるか」という問いに、
エジソンは、

「野心、

 常識にとらわれない創造力、

 昼夜を問わず働く意志」

の3要素を挙げています。

1日18時間は働くことにしていたといいますから、
人の2、3倍は濃密な仕事人生を歩んできた自負があったのでしょう。

ですから、エジソンにとっては「まだ67歳」。
まだまだ大きな仕事をするのには十分な時間がある、
という発想だったのです。

それどころか、

「肉体は魂の仮の宿り木。
 滅びれば次の宿り先に移動する」

という死生観を持ち、それを証明するための実験を重ねていたくらいですから、
「死」という概念すら超え、次なる成功に野心を燃やしていたのです。

すべての常識を超えて自分で新しい未来を見据え、
創造力を発揮して目の前の「壁」を超える。

天才とはいえ、その裏に、常に前向きに歩みつづけようとする
強い意志とひたむきな努力があったことは、言うまでもないのです。

名盤「アンサンブル」 TaekoOnuki

火曜日, 8月 21st, 2012

 

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「旋律ではなくハーモニーピッチという考え方。

リズムではなくプルセーションという考え方。

新しいポリフォニーを試みる最初のデッサン」

これは、武満徹の「地平線のドーリア」のライナーノート。

これを聴いて読んだのが17歳のころだった。

秋山邦晴さんの解説には、こう書いてあった。

「つまり、旋律に代わるものとしての音色の動きによる要素。

リズムというよりは鼓動や脈拍と結びついたような展開の構造を試みた訳である。

ノン・ビブラートで奏される各音色の響きと

そこに打ち込まれるピチカートは、笙や鞨鼓を思わせる」

この試みが、武満トーンを決定付けるものだった。

立ち上がる笙の音群、時空を切り刻む鞨鼓。

音の流れ、天に向かう垂直志向は、

メロディは奏でる水平思考の西洋とは全く別世界のものだった。

(まほろば CD扱い)

10年くらい前だろうか、NHKFMのラジオで、

この「地平線のドーリア」を思わせる前奏が流れて、ハッとした。

その次に、これもノンビブラートの発声で唄が流れる。

題名は、「風花」。

無機的な無感情のような声質でありながら、

その底には、日本的ともいえるたゆとう叙情の河が流れていた。

その時、宮中歌会のような歌唱法、いわゆる記紀歌謡の古代の謡ぶりは、

実はこのような淡々としながら、深い情緒を湛えているのではなかろうか、

と、思い返したのだった。

その歌い手こそ、大貫妙子さんだった。

私にとって、全くの無名の新人で、この分野は甚だ不案内だったのだ。

しかも、その前奏曲は坂本龍一さんだった。

その辺りの前衛の書法については熟知し尽くしていることは記すまでもない。

大貫さんが言うには、この編曲を後日聴いて「いいじゃない、誰が書いたの?」

と、彼の中で自作の記憶が全く消えていたという。

私は演歌や民謡に代表されるようなユリとか、コブシの節回しが

いわゆる日本的情緒の主体と感じていたが、

そうでない一面があることに改めて気付かせて戴いた。

それはもう一つの潮流、催馬楽や雅楽の歌に代表される古代歌謡の世界である。

その意味で、大貫さんとの出会いは、私にとって大きな扉を開いてくれたのだ。

私としては、彼女の活動のほとんどを知らない。

 だが、その一片を伺えた12年前のアルバム「アンサンブル」から戸口を開き、

次々と、フランスやスペインの懐かしくも古き良きヨーロッパのかぐわしき香りまで、

届けてくれる、実に心の籠った贅沢な逸品なのだ。

10年間、聞き続けて、飽きるどころか、益々惹き付けて止まない音曲は、

古典音楽好きの私にとっては、奇跡なのである。

そんな深淵を讃えている名曲揃いのアルバムである。

(そう断定するほど、その他は無知であることを、お許し頂きたい)

そして、その系譜が、一昨年発表した芸森で録音した「UTAU」である。

おそらく後代、語り継がれるであろう彼女の音楽シーンは、

古代を現代に甦らせた巫女ではなかろうか、と。

THE TIP CONNECTION in 西本願寺

火曜日, 8月 21st, 2012

お客さまの伊藤佳代子さんから、告知のご依頼をうけました。

大貫さんのコンサートで、ご一緒するドラマーの林立夫さんが出演されます。

来月、ひそかに大貫さんのライブがありますが、お知らせしませんね。

きっと、殺到して、怪我人が出ますので。

「TIMEDOMAIN」由井啓之代表、講演会決定!

土曜日, 8月 18th, 2012

 

画期的スピーカー「TIMEDOMAIN」の由井啓之社長がまほろばへ初めて來店されます。

本店移設以来、エリクサー給水場で「yoshii9」を設置して音を流しております。

みなさまには、お馴染みの音になってしまいましたが、

改めてそのメカニズム、音響工学を拝聴しようとの企画です。

油井社長による「TIMEDOMAIN」の講演会を来週、急遽行います。

会費は無料ですので、ぜひともお誘い合わせの上、ご参加下さい。

8月24日(金)

19:00~21:00

本店の給水場前と2階にて

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http://www.timedomain.co.jp/(「TIMEDOMAIN」HPより)

「降りてゆく生き方」上映会決定!!!

金曜日, 8月 17th, 2012

皆様、はじめまして。

映画「降りてゆく生き方」(主演:武田鉄矢)のプロデューサー

をしております、竹邨 勉(タケムラ ツトム)と申します。

ん?降りてゆく生き方?何それ?とお思いの方がほとんどだとは思いますが、

映画「降りてゆく生き方」とは、

●奇跡のりんごで有名な、木村秋則氏

●本物の酒、百薬の長を復活させた、寺田啓佐氏

●本物の苦労を取り戻す。精神医療でのカリスマ、向谷地生良氏

を含め200人以上の方々の「新しい生き方」を取材し、

本当にあった生き方をモデルに本映画のストーリーを構築しました。

更に、映画「降りてゆく生き方」は、DVD販売及びTV放映を行いません。

また、商業的な広告宣伝は一切行っておりません。

つまり、「口コミ」によって上映展開してきた映画です。

DVDにもTVにも放映しない代わりに、誰でも上映会を行える映画です。

初公開(2009年4月)以来、「上映したい!」、「知人にも観てもらいたい!」など、

上映主催の手を挙げて下さる方々の熱い情熱によって、

口コミでこれまで国内外300回を超える上映会を開催してきました。

そんな中、以前、北海道での上映会に来た時、北海道は本当に広いなぁ!

と正直思いました。北海道でもっともっと多くの方々に映画を観てもらいたい!

と思い、私自身も皆さんと同じく「手を挙げ」、まずは札幌での上映会を企画しました。

今年そして来年と道内各所での上映会を開催する予定です。

札幌にも居を構え、6月から住んでいます。

「つながり」の中で、まほろばの宮下社長をご紹介頂き、

今メッセージを書いている次第です。

口コミで拡がる本映画の醍醐味の一つとして、「新しい出会い」があります。

北海道での良き出会にわくわくしています。

是非、お友達をご紹介下さい!!

車もあるので、会いに行きます!

映画には行けないけど、話なら聞くよ。も、あり難いです!

では、皆さんにどこかでお会いできます事を楽しみにしております。

領土とは何か!

金曜日, 8月 17th, 2012

北方領土、竹島、尖閣諸島と軒並みに烈震している。

元々地は、神の物、天地の所有で誰彼のものではないだろう。

元始、人は定住せずに、狩猟なり、遊牧なりで、所有の概念がなかったはずだ。

みなの心は、天地と一体で、一切が己が体としていたのだろう。

農業革命により、人は定住して、貯蔵する術を知り、貧富上下と自他の別が生れた。

ここから戦いが始まり、領土を拡大して国家が開かれていった。

この対立概念が、何千年來、止む事なき人類の業となった。

冷静に、その初めを知り、これからの人類の歩みを再考することなしに、

根本解決の道は捜し得ないだろう。

極めて難しい課題だ。

激昂に激昂を対しては、止む時なし。

先ずは、知人からシェアされた動画を見ながら、歴史を知ることも必要であろう。

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お盆もそろそろ、「クロモンティーヌ」?

木曜日, 8月 16th, 2012

   ・・・・・・・お盆閑話・・・・・・・・・・・

 先日ご紹介しましたお客様が、フランスのクロモンティーヌのファンで、

大貫妙子さんの唄に、それを感じて(私も)、

若い頃から大貫さんのファンでもあったとか。

モバイルサイトも立ち上がったので、ご覧になって下さい。

http://www.possion-h.com/cle/(パリ日記)

また、youtubeで、下の数点が見られます。(先の方の推薦です)

http://www.youtube.com/watch?v=DRqgWc10WBo&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=u3B3bK5uTY4&feature=relmfu

https://mail.google.com/mail/?source=navclient-ff#inbox/138fbe1871d7aa4c

http://www.youtube.com/watch?v=sS43wOEAoto&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=p8-7ck1odZQ

http://www.youtube.com/watch?v=sS43wOEAoto&feature=related

また、他に次のものもご紹介して下さいました。

なかなかステキですね。

●  É Preciso Perdoar

é preciso perdoar – nossa alma canta
http://www.youtube.com/watch?v=FJMCkIZWfyA

João Gilberto – É Preciso Perdoar
http://www.youtube.com/watch?v=ao1mfwciJMA

ごっこシスターズ登場!!!

木曜日, 8月 16th, 2012

 

毎月5の付く日には、本店で二人の娘が黒のTシャツの出で立ちで登場している。

名付けて「ごっこギャル」「ごっこシスターズ」である。

振り付けも、ミーティングで披露してくれた。

この中の矢尾嬢が、「超かわいい!!!」とばかりのゴッコ狂いなのだ。

それにしては、そう言いながら、いとも簡単に「ブッチ」と、ゴッコをさばいてしまうのだ。

(何と言う、精神構造なのだろう?!)

そして、函館まで行って、とうとうゴッコシャッツまで手に入れてしまったのだ。

この執念には、恐れ入ったのである。

ともかく、5、15、25日には、このスタイルで、店中走り回っている。

みなさん、この涙ぐましさに、笑って拍手して上げて下さい。

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「うちや満」さん、万歳!!

水曜日, 8月 15th, 2012

まほろば本店近くの鯉料理『うちや満(ま)』さんが、

「財界さっぽろ」に、西本さんから紹介されました。

前・読売新聞グループ本社代表取締役社長であった内山斉氏は内山武さんの実兄。

北海道の出世頭であるお兄さんとは別に我が道を歩んだうちや満主人は、

奥様共々、温厚この上ない温かい人柄で来客を魅了させている。

道内では珍しい鯉料理、そして手打ちそばを堪能あれ。