まほろばblog

Archive for 5月, 2012

吉田秀和さんご逝去

月曜日, 5月 28th, 2012

毎週日曜日のNHKFMに流れる吉田秀和さんの「名曲の楽しみ」が、これからは聴けない。

あのような格調が高く、しかも肩の凝らない話しぶりの人は、もう出まい。

吉田秀和さんが98歳のご高齢でお亡くなりになった。

私が吉田さんを知ったのは17,8だから40年も昔の話で、吉田さんが私位の年格好だった。

まだ、武満徹がそれほど有名でなかった頃、遠山一行さんが批判し、吉田さんが評価していた。

「20世紀音楽研究所」を柴田南雄さんたちと立ち上げころで、

私は盛んにウェーベルンなどの十二音音楽の前衛を熱心に聴いていた。

新進の音楽家を育てると共に、古典の演奏に対しての地味深い評論は、

決まり文句の評論語でない、肩の力の抜けた、しかもインテリジェンスの富んだ語句に、

深いヨーロッパ文化の香りと奥行を感じたものだった。

若い頃、中原中也や小林秀雄らとの交流が、真贋を見分ける眼に磨きをかけただろう。

それと、温かい人間を見る目を通した語り口に、息の長さが感じられた。

それが長寿にも通じたに違いない。

そして、先日も、バリトン歌手、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ氏(86)の訃報が届いた。

こうして国内外の巨星逝くの報が、一層寂しさを募らせる。

次第に青春の1ページが虚空に消えてゆく。

ジャガーと江差追分

木曜日, 5月 24th, 2012

今朝の道新に、「江差追分大会50周年」記念として、

北前船の寄港地巡りの旅が開始されたとの記事が掲載された。

まずは、最初の出航地・淡路市で、江差追分の大家・青坂満さんらが、

北海道民謡を披瀝された、とあった。

その青坂さんを世に出した功労者の一人が、札幌在住の多田義和さんだ。

東京農大の漕艇部の顧問として活躍される一方、

あの盲目の天才ピアニスト辻井伸行君の支援をする等、

本物のパトロンという生き方をされている方だ。

元々、都民の多田さんの愛車が35年前から乗られている「ジャガーXJSーV12」という

コンバーチブル・タイプ、ロンドン・グリーンの垂涎の歴史的名車なのだ。

一世を過ぎても、その流麗な設計、風格ある存在感に、全くの門外漢の私もうなった。

そういえば、子供の頃、「シボレー、ダッチ、ジャガー・・・・」と外車名を諳んじていたが、

若い頃から、車はただ乗れればそれでいい、という程度の車音痴なのだ。

しかし、そんな私でも、良い物はいいなーと感慨深げであった。

そこに、大の車好きの、共働学舎の宮嶋さんや、同じ新型ジャガーを所有する

コーボルトの磯さんのご主人が寄って来て、喧々諤々と車談義を交わした。

青坂満という北海道の宝を見出した多田さんの眼力が長年大事に乗り続けた愛車。

今の大量生産で次々と量産される車に限らず、すべての物事が消耗品でしかない・・・・・・、

果たしてこうも大切に、己の手の内で育てるものがあるであろうか。

高くても良きものを、末永く使い続ける。

それこそが、本当の意味でecoで倹約質素なのかもしれない。

(多田義和さんと「ジャガーXJSーV12」)

五日市さんセミナー!in札幌&旭川

木曜日, 5月 24th, 2012

さくらコーポレーションの設計士・遠山女史の主催で、

五日市さんのセミナーが、再び開かれます。

それと同時に『なぜ、感謝するとうまくいくのか』が出版されました。

「ツキを呼ぶ魔法の言葉」累計300万部突破したという魔法本が、

再び、みなさんの頭上に幸福の花びらを吹き込みます。

是非、お誘い合わせの上、ご参加ください。

『なぜ、感謝するとうまくいくのか』マキノ出版 ¥1143+税 (まほろば扱い)

プレマさん本アップ・まほろば

水曜日, 5月 23rd, 2012

願ってもないチャンス到来 いざ北海道のまほろばへ

自然食品店 まほろばの宮下周平社長 突撃インタビュー
エリクサーII の本質を知るために、北海道までいってきました

http://www.binchoutan.com/elixir/report.html

昨年、京都の通販会社プレマ社の岸真規子記者が来道し、まほろばを取材されました。

今回、遂にプレマHPの本アップになりました。

大変な力作で、当の本人も驚くほどの出来栄えで、岸さんの理解力、表現力、構成力には脱帽です。

それもそのはずです、素晴らしいご主人・岸和幸さんと共に、

日本を再生するお仕事を二人三脚で取り組んでおられ、深い日本精神をお持ちのご夫婦でした。

伝教大師の「一隅を照らすものは國の寳なり」から『照隅会』を立ち上げられ、

啓蒙活動に勤しんでおられます。

今回、その一端をご紹介致します。

http://cchkk.blog.fc2.com/blog-entry-84.html

日本のちちのみ、たらちね

木曜日, 5月 17th, 2012



「森下自然医学」6月号が今朝届きました。

表紙の写真の花「かたばみ」の紫が目にも鮮やかに飛び込んでくる。

何でも、繁殖力が強く一度根付くと絶やすことが困難なため「(家が)絶えない」に通じ、

家運隆盛、子孫繁栄の縁起物として家紋の図柄にも用いられたという。

生命力が強いものは、古来何でも重用されるものですね。

今月は、森下先生監修の「自然医食療法」(別冊宝島)(¥980)の新刊本の紹介です。

「BOOK&アラカルト」で解説していますので、お読みください。

今月の連載「倭詩/やまとうた」は、『日本のちちのみ、日本のたらちね』です。

日本の自然は、なぜこうも美しいのだろうか。

なぜ、こうも多様であるのか。

地球規模の秘密が明かされます。

どうぞ、お読みくださいませ。

有機アスパラを全国に

火曜日, 5月 15th, 2012

コーボルト説明会&デモ

火曜日, 5月 15th, 2012

18日(金)と19日(土)の二日間で、驚異の掃除機・コーボルトの全貌が明かされます。

その力は、どれほど?

実際、本店の窓ふきと皆様が持ち寄った毛布で、

その威力を目の当たりにご覧になってください。

19日には、アントン・ヤッチ社長もお顔をだされます。

エコなドイツ魂を垣間見てください。

苗木販売会!18日から

月曜日, 5月 14th, 2012

愛を生きる『レラ母ちゃん』魂の声

月曜日, 5月 14th, 2012

13日、Lプラザで「愛を生きる『レラ母ちゃん』魂の声」が開かれた。
山道アシリ・レラさんのユーからの語りをしみじみと聴く貴重なる機会だった。
平取町二風谷で山道『職業訓練校』、「アイヌ文化と歴史の会」、「沙流川を守る会」などを主宰し、
アイヌの復権と文化伝承に献身されておられる。
既に、全国的にも名を馳せ、レラさんファンがこんなにも多くいるのかと、満席の会場に感動。

当日、この会のため全力を尽くして頑張った大井ワコチャンに大拍手!!
彼女は、世界を股に、異民族の共有の精神を宿している得難い存在で、会場では光り輝いていた。
まるで、水を得た魚のように、みんなを引っ張っていく牽引力には驚いた。
また、会場を無償で提供してくださったエレガントな緒方紀子さんには、感謝するばかり。

レラさんは、ビックマザーと言われるように、どっしりとした、しかも懐かしいかあさんに、
私も子供の頃のふるさとの毎日が思い出される。
漁川という川べりで生を受けたのだが、そこは「鮭のとれる所」というアイヌ語で、
むかし、アイヌコタンのあったところだ。
そんな、言わなくても、共有の大地に生活する者が感ずる自然や家族の絆が、
レラさんと接していると感じられ、思い出されるのだ。

「ユーカラ」の語りに、作為なき民族の失われてゆく言葉の原形や発想に、
今となっては悲しみを覚える。
この命のリレーは、語りのリレーでなくてはいけない。
これを伝承することが、アイヌの魂を継承することでもある。

私は、民族は言葉であると思っている。
言葉を失った時、その国は滅びる。
日本も、本来の大和言葉を失いつつある。
日本の危機である。
アイヌとて同じかもしれない。
アイヌ語の復活と文化の伝承を望みたい。
だが、会場の至る所には、アイヌ文化を象徴する様々な工芸品等が、
若人らの手によって、作られ売られている現場を見て、胸をなでおろしたのだ。

次なるレラさんの再演と次なるレラ二世の語りを聴いてみたいものだ。

―コーラがまほろばにやってきた―

月曜日, 5月 14th, 2012

新製品の御紹介

コーラがまほろばにやってきた

 

コーラに発ガン物質が!!

今年、二大コーラメーカーがその製法を変えました。

二大コーラの内容成分であるカラメル色素に含有する、発ガン性が認められる化学物質4-メチルイミダゾール(4-MI)が、カリフォルニア州の定める一日当たりの基準値を3倍以上、上回っていたためです。

さらに1缶のコーラには角砂糖10個分の砂糖が含まれており、長期飲用した場合の健康被害は言うまでもありません。

また、カロリーゼロを謳うダイエットコーラには、アスパルテーム、スクラロース等の人工甘味料が入っており、その有害性が議論されています。

以上は皆様には周知の事実かとは思いますが、やはりコーラの持つ文化的側面もありますので、日常的にコーラを我慢されているお客様も多いのではないでしょうか。

やっと皆様に自信を持っておすすめ出来るコーラを見つけました。

今回ご紹介するのは、「ガルバニーナオーガニックコーラ」。

まさにそんな皆様の鬱憤を晴らしてスカッとさせるコーラの様なコーラです。

カフェインゼロ、厳選された有機原料を使い人工甘味料・着色料・保存料は一切使用しない無添加コーラ。

この特別なコーラはガルバニーナの伝統的な製法とミネラルウォーターで作られています。

ミネラルウォータの水源は天国の丘と呼ばれるパラダイスヒルにある古代ローマ帝国の時代から湧き出ている名水を使用。

イタリア生まれの体に優しいナチュラルな大人のオーガニックコーラ。

2011年グッドデザイン賞」受賞!

ガルバニーナ・オーガニックコーラ   330ml ¥390

原材料:ミネラルウォーター、天然炭酸、有機蔗糖、有機キャラメルシュガー、有機レモンジュース、香料*、コーラナッツエキス 
*香料は有機ライム、有機レモン、有機シナモン、有機生姜、有機ナツメグ使用 

姉妹品として「オーガニックシチリアンレモンソーダ」、「オーガニックブラッドオレンジソーダ」もご用意があります。

オーガニックシチリアンレモンソーダ 335ml ¥330

温暖な地中海性気候で育ったビタミン豊富な有機レモン、​ローマ時代から続く湧き水とシエナの天然炭酸でつくられ​たオーガニックソーダ。爽やかな酸味とほのかな甘さがす​っきりとしたのみ心地です。有機のシチリア産レモンを使​ったソーダーは珍しいです。

原材料:有機濃縮レモンジュース、有機蔗糖、香料、クエン酸、ビタミンC
*香料はレモンを使用

オーガニックブラッドオレンジソーダ 335ml ¥330

地中海の温暖な気候で育てられたブラッドオレンジはシシ​リー島の特産品。新鮮なオーガニックブラッドオレンジと​、ローマ時代から続く湧き水とシエナの天然炭酸でつくら​れたオーガニックソーダ。ブラッドオレンジの果汁がいっ​ぱいのフルーティーなソーダです。

原材料:有機濃縮ブラッドオレンジジュース、有機蔗糖、濃縮黒人参ジュース、クエン酸、香料
*香料はブラッドオレンジを使用

 

美味しくて、安全で高価!!

以上、これ以上はありえないほど安全性が追求された、コーラシリーズですが、まほろば的に一言言わせていただければ、有機蔗糖が、果糖主体のひふみ糖であれば申し分なしと言うところでしょうか?

何にせよ、液体の形で日常的に糖分を多く摂ることは、あまり良くないことなので、何かの御褒美に時々、と言うのが良いと思います。そんな事は心配しなくても、これだけこだわっていれば、当然値段も高いので、日常的に飲める人などいないと思います。

いずれも味は絶品!!大切なお客様のおもてなしに、何処に出しても恥ずかしくない一品です。

日常的に飲めなくても、安全なコーラがあると言うだけで、何か心が満たされる方もあると思います。例え自然食をしていても、お友達のようにコーラが飲みたいお子さんもきっといらっしゃるのではないでしょうか?