まほろばblog

Archive for 2月, 2014

法事のこと、時空のこと

金曜日, 2月 28th, 2014

先々週の日曜、法事で郷里恵庭の実家に向かった。

私事で甚だ恐縮なことで、あえて言うべきことではないだろうと思うものの、

でも、こういう年回りがあるのだろうか、という不思議を味わった。

それは、その日が、

母の50回忌、

祖母の27回忌、

父の13回忌で、

今年2月合同の法要を行った。

3つが重なることは甚だ珍しいということで、ことに50回忌は「弔い上げ」で、

これを以て、弔いを終えるらしく、亡き母とも最期のお別れでもあった。

それぞれに何十年の間が開いているのに関わらず、

皆、一瞬にして、その時に居り、その処に居るのだ。

時空を越えるとは、こういうことで、

よく臨死体験で、近親者がその当時の若いままで現れるというが、

きっと一切は時間空間を超越して、現在の一位に住するのだろう。

仏教の「大円鏡智」という悟りは、そこを伝えている。

時計の時間が、実は実体がなく、想像の時間は、実在であるということはなかろうか。

信長が謡う「敦盛」、人生夢幻の如くを実感する日も、

刻一刻と近付いている。

桃の節句の「お雛様ちらし」を

金曜日, 2月 28th, 2014

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今、お昼で、ソフテのメニュー「ちらし寿司」をワンコインで食べています。

これは3月3日の「おひなさまちらし」の試作メニューでもあります。

一言、掛け値なしで、「お・い・し・い!!」。

何と言っても「魚屋〈ととや〉まほろば」ですから、

新鮮な魚介類が入って、たまりません。

明日は、国内産のハマグリも入荷して、いよいよ月曜日を待つばかり・・・。

予約少し余裕があるとのこと、です。

 

hinamaturi

 

「限界突破ショウガ」!!!

金曜日, 2月 28th, 2014

ラッキー農園 1

 

一昨日の朝、市場のある仲買さんの店前で足を止めた。

いつもJAS有機栽培の果物やドライフルーツを出してくれている。

何やら、生姜の上に、カラーパンフがある。

この生姜、有機で、しかも名が面白い。

限界突破しょうが』。

そこに「限界集落の語源となった高知県大豊町産の有機栽培ショウガです」

と書かれている。954744_10201614302696400_1482560695_n[1]

 

あの森林再生の「真庭モデル」の大豊町ではないか!面白い!!

農園が『ラッキー農園

いい響き。ウキウキする予感がある。

しかも、味がことのほか良い。

瑞々しく、澄んで、しかも深い。

若い夫婦がこの断崖絶壁の絶望的な限界集落に乗り込んでの農業。

よっぽど何かあったのだろう。

だが、二人のその笑顔や畑の様子からワクワク・ドキドキの鼓動が伝わる。

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さらに、ネットで見ると、二人は札幌出身ではないか!

ビックリ!!

早速、電話をかけてみた。

奥様(ラッキー2号、笑子さん)の話では、二人とも澄川出身で、

看護師さんをされていたとか。

ご主人の自己紹介がまた面白い。

(HPごらんくださいhttp://lucky-noen.com

30過ぎての落ちこぼれが、とうとう話題の人になるまでの経緯がほほえましい。

これからは、エリートでなく落ちこぼれの時代だと宣言しているところが最高!

丁度、まほろばも自然農園もあり、これからは

『里山・里海』再興の時代と決意して、スタートを切ったばかりの出会いに、

天の祝福を感じた。

まさに、まほろばの社是『小国寡民』にバッチリ!なのだ。

 

ラッキー農園 2

早速、メールを頂きました。

お読みくださいね。

宮下社長様
 
昨日は嬉しいお電話をいただきましてありがとうございました。
札幌にいた頃は、まんぼうさん(西区の激安スーパー!!)の常連客な 
暮らしをしておりましたので 
まほろばさんの事は、知らない生き方をしていました。
ご無礼お許し下さい。
本物を少しだけ食べる幸せを 
今ごろようやく理解するようになりました(恥)
 
昨夜 早速貴社HPを拝見いたしました。
沢山のファンをもった信頼のおける会社なのですね。
昭和58年では、世間の安心な食材への関心度も
現在のようではなかったと思います。
社長の確固たる信念を感じます。
書籍も読んでみたいと思いました。
 
減農薬と無農薬は 
まるで 違う事等 
なかなか理解してもらえませんが 
まほろばさんには説明不要のようで 
嬉しいです。
ショウガに関しては 
有機JAS承認の農薬も一切使用していません。
慣行の栽培方法とは 
まったく違う方法で育てています。
ミミズがいて、モグラがいて、蛇がいて、狸がいて、猪がいて 
シカがいて・・・etc・・・ 大自然の畑で育てました。
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山頂からの湧水が畑と自宅の水源です。
私達はまだまだ 
技術不足の未熟ものですが 
環境だけは 自信を持っています。
 
機会がございましたら 
是非 遊びにいらしてください。 
冬季はお休みしていますが 
近隣の牧場が営んでいるログハウスや 
山頂には山荘がありますので宿泊手配いたします。
 
お電話をありがとうございました。
札幌にいきましたら 
お店はもちろん、農園にもおじゃまさせていただきたいと思っております。
どうぞ よろしくお願いいたします。
 
 
ラッキー農園  酒井寿緒・笑子
そこで、ソフテリアのベーカリーで早速、
『限界突破パン!』を焼きました。
これが、また、う・ま・い!!
生姜の味と匂いが効いて、きっとヒット商品になるヨー!
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「有機強力粉、星野天然酵母、ひふみ糖、モンゴル塩、「限界突破ショウガ」、オレンジ蜂蜜、有機豆乳、有機パーム油、有機薄力粉、わらべの米飴、自家製羽場さんの甘酒」1個 ¥210
お二人の益々のご活躍を楽しみに、北海道と高知の友好の輪を広げて行きます。
帰省されて、お会いできるのを楽しみにしています。
みなさん!お二人に熱いエールを!!!
 

きたの”き”文化祭

木曜日, 2月 27th, 2014

kitanoki

まほろばと薬師寺

木曜日, 2月 27th, 2014

お兄さんが読売新聞の前社長だった内山さんの弟さんが開く

蕎麦処で鯉料理の店「うちやま」さんから、切り抜きが送られて来た。

「まほろば」のことが書いてあると・・・・。

きっと潜在意識の中で、若き日々の薬師寺のまほろばが、店名に浮かび上がったのかも・・・・

これもお世話になった長老や奥様もお若く、思い出が尽きません。

ありがとうございます・・・・・・・。

 

yakusiji

富士山と徐福

木曜日, 2月 27th, 2014

一日にして1m以上も雪が降り積もったという富士吉田。

そこで長く徐福研究をされていらっしゃる土橋寿さんの活動が新聞に掲載されました。

最近の日中韓の問題に、民間レベルで友好の輪を築こうとがんばっていらっしゃいます。

中国でも名が通っている土橋さんは、益々お元気で日中友好のために、ご活躍です。

富士 土橋さん

初/う・ぶ

水曜日, 2月 26th, 2014

さむ~い北海道も、あっという間に春爛漫気分のここ数日。

店内も衣替えと言う事で、今年の春は「ふきのとう」。

発寒川でお弁当を食べながら春の日差しに照らされた愛らしいヤツを見つけパチリと一枚。(ちなみに一昨年の4月頃の写真です。今はまだ雪の中…)

社長がかわいらしい書を添えてくれました。なんだかニッコリしちゃう一筆です。

明日から店内模様替えとなります。

(by 編集長 島田)

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麻の癒し

火曜日, 2月 25th, 2014

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「香遊生活」の舟山さんからのお知らせです。

 

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「売茶翁」と菓子

火曜日, 2月 25th, 2014

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昨夜、帯広の大竹さんが、ひょこり来店された。

ありがたくも、お土産に和菓子を戴いた。

細い箱に「みち乃くせん遍以」と書かれたお茶請けであった。

和三盆の甘み、薄焼きの品のいい煎餅で、このあと抹茶で、

互いに引き立てる存在なき存在に感心した次第。

聞くところによると、この『売茶翁・ばいさおう』なる店、

仙台で「知る人ぞ、知る」銘菓の老舗とかや。

今朝いらした李朝高麗好みの千田さんに、

これをお出しすると大感激で、まことに数寄人であった。

 

 

さらに、驚かされたこと一つ。

それは、電話がないこと!!!

注文も出来ず、ましてやインターネットなど・・・・・、

店に出向かい、そこで要るだけ買わねばならない。

茶会用菓子の事前予約も出来ない、という徹底振り。

このご時世、眼の覚めるような話に、

ある爽快感を感じたのも確か。

客に媚びず、自分の本分を尽くして商いを貫く。

それがこのIT時代に通用している、と言うことが、

わが身を省みて、恥ずかしい。

A_portrait_of_Baisaoh_by_Ito_Jakuchu_売茶翁_若冲筆[1](伊藤若冲 画)

 

店名「売茶翁」。

あの京都万福寺で修行し、俗を去って、俗に入り、

煎茶を売って、世俗を清めること、中国の済公禅師に似る。

「喫茶店」のはしりである。

『仏弟子の世に居るや、その命の正邪は心に在り。

事跡には在らず。

そも、袈裟の仏徳を誇って、

世人の喜捨を煩わせるのは、

私の持する志とは異なっているのだ!』

何事も、形式を嫌い、

仏典や僧衣をかなぐり捨てての直説法。

抹茶の形式さえ厭い、日常茶を喫する着眼。

そんな市中の活きた説法こそ大事とする。

「売茶翁」こそ、活きた道のような気がする。

 

「ローフード」の『あんどーなつ』さん

水曜日, 2月 19th, 2014

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まんがに「アンドーナツ」ちゃんこと、安藤奈津という

女性主人公の江戸和菓子職人奮闘記がある。

まほろばのお客様で卸し先に「nats-planning」を主催している

安藤夏代さんがいる。

初対面の時、その漫画を思い出して、お会いすると、

「あんどーなつ」さんと、呼ぶことにしている。

菜食料理やローフード、つまり生食料理を指導されていて、

時折、教室でイベントも催しておられる。

その素味の豊かさ、美味しさは、驚くほどで、

彼女の作られるローチョコレートは、絶品である。

一度、連絡されて、訊ねてみてください。

 

http://www.nats-planning.com/

https://www.facebook.com/natsuyo.ando.3