まほろばblog

Archive for 8月, 2015

平和のいのち

月曜日, 8月 31st, 2015

平和のいのち

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111歳、106歳画家、大活躍!!!

月曜日, 8月 31st, 2015

ビックリ!

何と111歳の後藤はつのさん、106歳の豊田三郎さん、

今なお、意気軒昂に「わが道を行く」!!!!!

その画業が、すばらしい!!!

私たちも、負けられません。

60歳還暦、折り返し地点に過ぎない。

 

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明治5年生まれ、昭和54年に没して107歳まで健在だった、

あの彫刻家、平櫛田中(ひらくしでんちゅう)翁、曰く

 

 

六十、七十、洟垂(はなた)れ小僧、

男盛りは百から百から、

わしもこれからこれから。

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いいぞ!

みんな、老けていられないヨ!!!

 

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http://www.akakura.gr.jp/wakui/mama/

後藤はつのさん(111歳)

73歳の手習いで始めた絵に夢中、

80歳代から99歳まで、100号の油絵を描き続ける。

100歳を超えてからは、アメリカ旅行、個展、新たに始めた百人一首…。

いつも笑顔の111歳! その素晴らしい絵と生き方エピソードを紹介。

 

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http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/pickup_photo/70651.html

豊田 三郎さん(106歳)

ふるさとの杉や足羽川などを描いた風景画が世界的に評価されている豊田三郎画伯は、

1908年(明治41年)美山町に生まれ、

5歳のときに見た古い墨絵に影響され画家を志すようになったといいます。

帝国美術学校(現 武蔵野美術大学)卒業後、中学校美術教員になり、

70歳を過ぎて画業に専念し、1989年(平成元年)「ふるさとの山河」が

サロン・ド・パリ展大賞を受賞。

以後、数々の世界的な賞を受賞しています。

 

 

 

今野華都子のラジオ『今日もくもりのち晴れ』から

土曜日, 8月 29th, 2015

 


岐阜県飛騨高山地方 HitsFMにて毎週水曜日12:12~12:27放送中

翌木曜日にはインターネットにて全国からお聴きいただけます。

 

<放送予定一覧>

8月 5日 脳科学研究者 柳本広二様

8月12日 ゆとりの空間 HugRuu様

8月19日 伊達市議会議員 こくぼ重孝様

8月26日 株式会社まほろば 代表取締役社長 宮下周平様1

9月 2日 株式会社まほろば 代表取締役社長 宮下周平様2

9月 9日 株式会社まほろば 代表取締役社長 宮下周平様3

9月16日 東京元気アップショップ 所長 後藤吉弘様

※スケジュールは変更になることもございます。

 

放送は下記リンクよりお聴きくださいませ

 

飛騨高山HitsFM

HitsFM76.5MHz

 


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余情残心・・・・・

土曜日, 8月 29th, 2015

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今季の紅葉の写真に「余情残心」と書き添えた。

本来、余は「餘」と書くべきも、四字混み合って抜きがない故に、簡略とした。

この余情残心、ことに残心は、日本精神の美学を指すように思う。

さらに、茶道において、ことづけが際立つ。

 何にても 置き付けかへる 手離れは

            恋しき人に わかるると知れ

(茶道具から手を離す時は、恋しい人と別れる時のような余韻を持たせよ)

 

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この千利休の道歌にあるように、所作の後にも連続しているかの如く心を遺せよ、と。

見える動きのみが所作ではなく、見えざる静の時間も含めて、所作とする。

いわば、静動一如の思想実践体系が躍如として言い尽くされている。

それを、裏打ちするように、かの井伊直弼が「茶湯一会集」において、その消息を伝えている。

「客が退出した途端に大声で話し始めたり、扉をばたばたと閉めたり、

急いで中に戻ってさっさと片付け始めたりすべきではない。

主客は帰っていく客が見えなくなるまで、

その客が見えない場合でも、ずっと見送る。

その後、主客は一人静かに茶室に戻って茶をたて、

今日と同じ出会いは二度と起こらない(一期一会)ことを噛みしめる。

この作法が主客の名残惜しさの表現、余情残心である」と述べている。

 

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日本舞踊における残心は、何と言ってもあの地唄舞・武原はんさんの「ゆき」を見れば了解される。

残心は、主に踊りの終わりに用いられ、それが欠けると「仕舞いが出来ていない」ともいわれる。

最後まで気を抜かず、手先足先まで神経を行渡らせ区切りの「お仕舞い」まで踊る事を指す。

だが、それは単に、終りのみならず、終始、心を遺す余香が漂うように、踊ることであろう。

 

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  折りえても 心ゆるすな 山桜

           さそう嵐の 吹きもこそすれ

(桜を手に入れたと油断するな。嵐が吹いてしまったらどうするのだ)

 

武道において、技を決めた後も心身ともに油断をしないことをいう。

たとえ相手が戦闘力を失ったかのように見えてもそれは擬態かもしれず、

隙を突いて反撃が来ることが有り得るからだ。

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空手・弓道・居合道などは、「かた」で身構えて、相手との間合い、反撃を考慮する。

技の前、行う最中、終えた後、一貫して持続される精神状態を、残心と呼ぶ。

 

弓道では、矢を射った後も心身ともに姿勢を保ち、目は矢が当たった場所を見据えること。

剣道では、相手の攻撃や反撃を瞬時に返すことができるよう身構えていること。

残心がなければ技が正確に決まっても有効打突にならず、無効とされる。

流派によっては、前心通心残心を説いている

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要諦は、一貫して精神をゆるがせにせず、時空に満ちさせるをいうのであろう。

天地一杯の我をもって、ことに当たる。

そこに、少しでも自我の念が入ると、一切のことごとが崩れてしまう。

これは、何も武芸に限ったことではなく、日常茶飯事にもある。

「余情残心」、なかなか手ごわい言葉である。

 

 

「降りてゆく生き方」in石狩

土曜日, 8月 29th, 2015

みなさんへ

石狩市の有志が武田鉄矢主演「降りてゆく生き方」の上映を準備しています。

当日は、向谷地生良さんが講演し、べてるからも応援に出かけます。

ぜひ、ご来場ください。」

詳細はホームページをご覧ください。
http://oriteyuku-ishikarijouei.jimdo.com/

 

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「今野 華都子の今日もくもりのち晴れ」に

金曜日, 8月 28th, 2015

 心の美容家・今野華都子さんとお会いしたのは、10年前であった。

ある親しい知人が、彼女をお連れした時、不思議なオーラーに包まれていた。

エステッシャンとして世界一になられたお話や

菊理姫や大和姫の魂との交流などこの世のものではなかった。

それから、鳥羽の有名ホテルを再建させるなど、

あれよあれよという間に、日本でも名を馳せられた。

その今野さんが、ラジオ番組を持たれ、先日収録に起しになった。

何とも釈迦に説法の感で恐縮、どうなるものかと思った次第。

今月26、来月2、9日の3回にわたり、放送されるそうです。

既に放送済みのものも、聞けるとのことです。

今野先生

ラジオ放送「今野 華都子の今日もくもりのち晴れ」

http://www.hidanet.ne.jp/~hits…/kumori-hare/…/kh20150826.mp3

今日のゲストは知る人ぞ知る北海道にこの人有り!

自然食品店「株式会社まほろば」宮下周平社長社長です。

宮下さんは高校生の時、

数学者岡潔と小林秀雄の対談本「人間の建設」を読んで心の扉を開きました。

その中でも「人生で最も大切なものは情緒であること、昔を懐かしむことが大切です」

という言葉に感銘を受けます。

それ以来奈良の地をスタートに選び、自分の生き方を求め放浪の旅が始まります。

そして「無」「空」を大地の中で実現していく自然農法を始められます。

その中継地点として30年前 古事記にも出てくる「まほろば」

という名前の自然食品を扱うお店をつくることになります。

宮下周平さんのお話の中には、求め続け 妥協しないで、

そのように生き続けた人だけが持つメッセージが声に言葉にこもっています。

どうぞお聴きください!

ー2015年8月26日放送ー

http://www.hidanet.ne.jp/~hits…/kumori-hare/…/kh20150826.mp3

株式会社まほろば

http://mahoroba-jp.net/index.html

 今野 華都子さんの写真 

 

 

明治維新という過ち

金曜日, 8月 28th, 2015

明治維新という誤り

 

今朝、市場で見た日経新聞。

その書籍紹介欄に「明治維新という過ち」という過激な表題が目に飛び込んだ。

実は、先月、会津若松に祖先の足跡を尋ねた際、書店で購入した一冊であった。

地方の一歴史家の会津寄りの史観に過ぎぬだろうと思っていたものが、

何とamazonランキング第一位、12刷に及んでいるというから、驚いた。

実は、この中にただならぬことが書かれている。

これは他人事ではなく、今の安倍政権が為そうとしている強権の根源が、

何であるかが、遠き歴史を遡って書かれている。

まさに、目から鱗なのだ。

私も、片親の地を会津に持ち、人事ではない身に詰まされた内容に、

近代歴史の歴史観が、ガラリと根底から覆ってしまったのだ。

すべては、一本の線で貫かれている。

納得せざるを得ない何か。

いずれ、その明治を、この日本を動かした背景が、

白日の下に晒される日も近い。

 

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有機野菜専門ショップ「耕世」さんopen!

金曜日, 8月 28th, 2015

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札幌中央卸売市場前の札中センター内に、

この度自然栽培をはじめとしたこだわり有機野菜の専門ショップ

「耕世 株式会社」さんがオープン!!

社長の中明さんは、長年勤め上げた野菜のエキスパート。

サポートのしづかさんは、米内青果で働いて有機に馴染みあり。

みなさま、ぜひともお立ち寄りくださいませ。

札幌市中央区北12西23-1-2

℡ 011-215-9250

 

劇団わらび座ミュージカル「ジュリアおたあ」上演に向けた協力のお願い

金曜日, 8月 28th, 2015
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                                                              呼びかけ人 早坂  潔(浦河べてるの家)

                      向谷地生良(北海道医療大学)

皆さまへ

「劇団わらび座」は、戦後の混乱期に、飢えと孤独の中に生きる戦災孤児や市民を歌と踊りで励ます活動としてはじまった市民活動にルーツを持つ歴史ある劇団で、べてるも作品の上演への協力も含めて長年交流を続けてきました。被災地、東北に拠点(秋田)を置き、震災後、さまざまな困難に直面しながらも、埋もれた郷土の人々の歴史を掘り起し、それを新しい作品として世に送り出し、人々を励まし、地域に希望を与え続けています。このたびの新作が「ジュリアおたあ」です。

この作品は、秀吉の朝鮮出兵によって親や故郷を失い日本に連れてこられた少女おたあが、九州肥後国宇土のキリシタン大名・小西行長のもとで、行長とその妻ジュスタの慈愛を受けて成長していく物語です。故郷を失い、戦火の記憶に苦しみながらおたあは、行長が設立した施薬院(貧しい人々を無料で手当てする施設)を手伝い、苦しくても懸命に生きようとする人々や、おたあと同じ様に朝鮮からつれて来られた人達との出会いから、弱い人達のために献身をします。

1592年、豊臣秀吉による朝鮮出兵(文禄の役)の際、小西行長に助けられ日本で養育された朝鮮の少女おたあは1600年、関が原の戦いで小西行長が刑死した後、その美貌と才気を認められて徳川家康の侍女となり、更に家康の側室になるよう要求されるも拒否し、キリスト教信仰を守り通し、文禄・慶長の役からはじまる激動の時代を凛と生き抜いた女性です。

おたあの生涯を描いたミュージカルは、日韓の埋もれた歴史を掘り起し、その関係を考えるばかりではなく、今を生きる意味を考える機会ともなると思います。

私たちは、上演への協力は、東北の被災地支援の一環としても、是非とも成功させたいと思っています。上演に向けて、多くの皆さんの関心とご協力を得るための交流イベントを下記のように予定しています。

当日は、わらび座の若手の劇団員の皆さんを交えて、楽しく交流会を催し、上演の成功に向けて力を合わせる時としたいと思いますので、万障繰り合わせの上、ご参加いただければと思います。

 

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<交流イベント>

 と き:8月27日(木)午後6時 

ところ:聖園こどもの家 札幌市中央区北1条東6丁目10-41

 

<ミュージカル上演日程>

 と き 2015年10月9日(金) 開場/18:00 開演/18:30

 ところ わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)

 入場料 一般 五千円 高校生以下 2500円

 後援:北海道・北海道教育委員会・札幌市・札幌市教育委員会・駐札幌大韓民国総領事館

 協力:社会福祉法人浦河べてるの家

皮下脂肪・・・・・・

金曜日, 8月 28th, 2015

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昨日の朝のミーテイングで、「職場の教養」を読む。

「サラリーマン川柳」がテーマ。

今年第一位。

皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞」ウフフ、もう一つ

増えてゆく 暗証番号 減る記憶」もっとももっとも、さらに、

オレオレと アレアレ増える 高齢化」笑うに笑えない、身につまされる・・・・

しみじみと哀歓漂う内容は、ことに夫婦間のありようが題材になる。

笑い転げて、未だに頭に焼き付いているのが、もう20年以上前の

まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる」の一句。

家族との断絶をアイロニーこめて詠っているが、実際はほほえましい家庭なのだろう。

まだある。

いい夫婦 今じゃどうでも いい夫婦」笑えます。まだあります。

いい家内 10年経てば おっ家内」わっつ、はっは!

プロポーズ あの日に帰って 断りたい」これは有名。

昼食は 妻はセレブで 俺セルフ」道理で、熟女は元気なのだ。

夕暮れ時の何とも切ない悲哀を感じますが、詠えることは、

心に余裕があってのこと、これらのご夫婦、きっと仲が良いのでしょう。

悩みも、川柳で吹き飛ばして周りを笑わせれば、また新たなエネルギーを貰えます。

人生を川柳で、乗り切るのも一興ではありませんか。