まほろばblog

Archive for 2月 25th, 2012

三友さんのチーズ

土曜日, 2月 25th, 2012

以前から、小泉先生に、中標津の三友さんのチーズの素晴らしさを聞かされていた。

縁というものは、なかなかつかないもので、先日来店の際、

再びおっしゃったので、ようやく取り寄せてみた。

→毎日新聞・味覚人飛行物体「美味巡礼の旅」より抜粋

『・・・アルプスの山岳チーズをモデルにした 硬質タイプの「山のチーズ」は、本場の香味をも 凌ぐものとして今や伝説的なチーズになっている。
この硬質チーズの色は神秘的で、白みがかった 琥珀色の中に薄く鶯色を帯びてそれを切って 口の中に入れて噛むと、チーズからとても濃厚な うま味がトロリと溶け出してきて、上品なコク味とマイルド感があり、絶妙なのである・・・』

一片、口に運ぶと、珠玉の味わいが拡がり、事務所のみんなで唸った。

山のチーズは中々のもので、18ヶ月は絶品。

ことにダブルクリームチーズには参った。

夏の青草のみを食べた乳を使うので、製造は夏のみで、あるとか。

そして一人奥様の手による、純一な透明感に、清冽な志を感じる。

大きくせず、一人身の丈を全うするその気概に打たれた。

だから、卸は出来ない、と断られた言に、気持ちよく肯いた。

是非、皆さんも、お一人でお取り寄せ下さい。

期待を裏切る事はないでしょう。

http://www.goto-chi.com/seisansya/mitomo.htm

http://mitomo-cheese.com/

まほろば無添加「いくら」

土曜日, 2月 25th, 2012

ある会社からの依頼で、「まほろばオリジナルいくら」を完成させた。

「桃の節句」のちらしの上に載せるいくらを是非作って欲しいということだった。

時期的には、生はなく生冷凍しかない。

冷凍物は一旦細胞が壊れているので、タレの吸い込みが悪い。

理想的には、漁獲の時期に仕込むべきものなのだが。

しかし、挑戦するのも良いだろう。

ヤマヒサさんの「薄口醤油」と「三河白だし」、そしてまんさくの花の「百年前」。

毎年何十t とイクラを漬け込む、懇意にしている社長に頼んで、何とか完成。

恐る恐る、今朝入荷したばかりのまほろばイクラのお味はいかが?

これが、不安をよそに、ベリー・グーでした。

久し振りに美味しいイクラにありつけました。

お値段のほうは、昨年は鮭の不漁で原価が響いています。

でも、残したくないので、安くさせてもらいました。

1p 100g ¥980