まほろばblog

Archive for 4月, 2013

愛の音叉

木曜日, 4月 25th, 2013

人間の身体の全細胞60〜70%は水でできていますが、

音を響かせるということは、小さな石が大きな池に細かい波紋を広げていくように、

全細胞は、音に非常に敏感に共鳴し、音が細胞内液を細やかに震わせることが、

新陳代謝や精神状態に大きく影響を及ぼすと言われています。

歌うことは、体そのものを楽器とすることでもあります。

愛の波動を高め、洗脳からの開放や、DNAの修復力を高める528Hz音叉や、

宇宙の深奥の音、オームの音叉などを響かせながら、

コロコロ棒を使って無理のない本当の声をスムーズに出せる画期的な発声法で、

ご自分の真の声で歌っていくワークを、どうぞお楽しみください。

☆愛と感謝を込めて☆松本愛子☆

音叉

左から
・ アース、ゾリアック、ムーン、ロゥのカラーの4本セット、オームユニゾン2本セット
(スペースシップのテクノロジーで作られている。FBAの基準を突破している)
・ オーム(ヘビータイプ)
・ 528Hzの音叉と531Hzの音叉の2本(両方、合わせて使う)
・ New!! ローオーム(ヘビーフォークタイプ)

「笑顔は最高の教養」

月曜日, 4月 22nd, 2013
   小菅 美惠子(笑顔塾社長)

              『致知』2013年5月号
               致知随想より

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小さい頃、手相を見てもらった時、
「あなたは長生きをしますよ」と言われました。
しかし、どうやらこの見立ては当たらないようです。
いま、私は末期がんに侵されています。

一昨年、大腸がんの摘出手術を行った際、
お医者様には「余命三か月から六か月」と宣告を受けました。
それから今年五月で丸二年。

科学的な見地から言えば、いま私は
「余命ゼロ時間」を生きていることになるでしょう。

もちろん最初は驚き、なんでこんなことにと嘆きました。
しかし、これまでの人生を振り返ると、
二度の結婚と離婚、五十歳でのリストラと起業、
そしてがん……。

人よりちょっと波瀾万丈ですが、様々な人と出会い、
ご縁をいただき支えられ、きょうまで本当に楽しく生きてきました。

その代償ではないですが、病も含めてそれが自分の人生ならば、
すべてを受け入れよう。いま、私はそんな心境なのです。

四十代後半、某研修会社の札幌支店に営業職で採用されました。
子供も中学に入ったばかり。

これから最低六年間は女手一つで育てていかなければならない
という意気込みでの入社でした。

ところが、五十歳でまさかのリストラ……。
ショックで涙も出ませんでした。

しかし、生活がかかっています。
事態を知り、声をかけてくださった企業で
半年ほど営業の仕事をしましたが、
支社長との考え方が合わず退社。

かくなる上は自分でやるしかないと覚悟を決めました。

幸い営業時代に多くの企業様を訪問させていただいたご縁で、
「うちの社員を教育してくれないだろうか」との
ご依頼をいただきました。

札幌市内の小さなお店で、対象は二人の若い女子社員。
始業前の八時から九時までの一時間を週三日、
挨拶や言葉遣い、歩き方など、基本的な態度教育を行いました。

しばらくすると、二人から少しずつ変化が見え始め、
感想文を書いてもらうとその意識の変わりようは明らかでした。
私は単純に彼女たちの成長が嬉しかったのです。

感想文を鞄に入れて持ち歩き、
たまたま知人とお茶を飲んでいた時、
「いま、研修をやっているんだけれどね」と、
彼女たちの感想文を渡しました。

目を通した知人は、それならうちも研修を頼みたい、
というのです。

その方は事務機の販売会社の社長の奥様で、
専務のお立場でした。

電話応対などは外部の一日研修などに参加させても、
数日後には元に戻ってしまう。
身につくまで研修をしてくれないかと言うのです。

研修は朝七時から八時まで、
週一回の一時間。基本態度の研修と並行して、
日常業務では電話機の前に鏡を置き、
受話器を取る前に笑顔をつくってから
応対するよう指導しました。

確かに電話の向こう側に笑顔は見えません。
しかし、必ずその雰囲気は伝わると思ったのです。

するとどうでしょう。お客様と電話でやり取りするうちに
「そういえばこの商品も必要だった」と
プラスアルファの商品の受注が増え、
売り上げが増大したといいます。

大変感謝され、お取り引き先企業を紹介していただくなどして、
次第に仕事は軌道に乗っていきました。

そして会社を起こす時、私の中にあったキーワードは、
やはり「笑顔」でした。

北海道は長く不況が続いています。
いま日本で一番笑顔が必要なのは道産子。
つらい時こそ笑顔で行動しましょうという思いを込め、
社名を「笑顔塾」としました。

ちょうどその頃だったと思います。
解剖学者の養老孟司先生の講演を聞く機会がありましたが、
先生は「教養とは相手の心が分かる心」とおっしゃいました。
あんなに頭のいい方が教養とは知識ではなく、
慮りの心だと言います。

そして私は、ならば笑顔こそが最高の教養だと思ったのです。

「能力の限界は、イマジネーションの限界」

土曜日, 4月 20th, 2013
  久瑠 あさ美(メンタルトレーナー)

                『致知』2013年4月号
                 連載「読者の集い講演録」より

└─────────────────────────────────┘

過去、現在、未来という時間の流れがあります。
この捉え方をきょうここで塗り替えていただければと思います。

大抵の人は、自分は現在に生きていると思い込んでいますけど、
ほぼ過去に生きているんですね。

というのは、いまこうしている瞬間は、
一秒経てば過去になります。
時間はどんどん流れていて、
それも前から後ろにしか流れないんです。

にもかかわらず、普段私たちが認識するのは
これまでどうだったかということ。
一年前がこうだったからこんな計画を立てましょうと。
それは悪いことではありません。

でも、そこに安心していると
痛い目に遭う時代がやってきたわけですね。

「一時間先の未来っていうのは、
 一時間経ったらいまになるんだ」

このイメージをずっと持っていけば、
なぜ自分はいままで過去にこだわっていたのだろう、
というマインドになります。

頭の回転が速い人や機転の利く人は
たいてい未来をイメージできている人です。

野球で言えば、ボールが飛んでくる瞬間に
ファインプレーを目指している選手です。
そうでないと人は感動しない。
これは野球だけに限らず、あらゆる仕事に当てはまると思います。

「へうげ味噌」「へうげ醤」由来記

水曜日, 4月 17th, 2013

 

自然医学 表紙 2013

「森下自然医学」5月号が届きました。

「求道貫徹(徐福)・眷属安住(始皇帝)」と題しての連載『徐福伝説(其10)』。

河北省塩山県千童鎮には、今もなお『信子節』なるお祭りが伝承されているとか。

それは2200年前に、吾が子や同僚を東方の島に送り、帰郷を待ち侘びる催し物である。

自然医学 巻頭言 2013

河北省滄州市千童鎮のシンポジウムに参加したのは平成9年5月でした。千童鎮は北京から約200キロ。車で4時間のところにあり、天津市の南にあります。滄州市は、古来「武術の郷」として有名で、太極拳はじめ武術の達人が多く、武術学校が数百もあります。

 千童鎮については、こう伝えられています。紀元前209年、徐福は秦始皇帝の命を受け饟安邑に城を築きました。「童男童女」、技術者を募って城に置き、衣服、食料、船舶などを準備。訓練を行った後、無隷川を経て、黄河河口から日本へ向け出港しました。このときから人々は饟安邑を、千童城とか童子城と呼び始め、今の千童鎮の地名の由来となったといいます。
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 シンポジウムに合わせて「千童祠城」の落成記念として信子節(しんしせつ)がありました。信子節とは、幼い子どもが東渡したものの帰国することはなく、故郷の人々は、遠くに去ったこの子どもたちを懐かしむため毎年旧暦3月28日、山に登り、戻ってくるのを祈りました。この風習は、次第に先祖をまつる行事として民間に広まりました。

 本来の信子節は、60年に1回(申子年)開かれ、12台の山車が出ます。地方史によると漢時代からずっと行われてきたといわれています。このとき私が目にしたのは、4台の山車でした。それぞれ「饟安で徴募」「波をせめて東渡」「扶桑に芸を授ける」「東を望んで帰りを待つ」と書かれていました。

 山車のスピーカーからは信子節の解説と音楽が流れ、その音色は、祭りによくある華やいだムードとは無縁で何とも物悲しいものでした。金立神社の50年に1度の大祭と何か共通点を感じさせたのは、私だけの思いでしょうか。(県徐福の会会員)

【写真】記念シンポジウムに合わせて特別に4台の山車が繰り出し、信子節の雰囲気を味わった=北省滄州市千童鎮、平成9年5月撮影

 

自然医学 不食 2013

 

前回に引き続いて、一日青汁一杯の不食の人、森美智代さんとの鼎談。

今回も興味深い内容で引き込まれます。

脳波がθ波であると食欲をあまり感じなくなり、

しかも普通人には出ない尿中に「ケトン体」が出ているということです。

糖質がない時、代用として脂肪やアミノ酸が代謝して出る物質で、

飢餓中や糖尿病のときに増加するそうです。

人類は何万年も飢餓状態で居た訳ですから、先祖帰りした体質なのでしょう。

睡眠時間は3時間だそうです。

自然医学 田中 2013.

田中愛子先生の連載『食養を極める』7回目。

お父様の田中甚吉氏は、マッカーサー元帥と懇意の仲だったそうです。

当時、中国人を軽蔑していた日本人の中にあって、

お父さんは、ある日毅然として歩む中国人を見て、

「あれが本当の人間だ」と決して差別しなかった姿が心に焼きついたということです。

また、男爵芋の由来となった函館の川田男爵との関係もあったとか。

また古賀政男さんとの交友もあり、その幅広い人脈には驚くばかりです。

 

自然医学 増川 2013

あのテクノAOの増川いづみさんが甲府に移り住んで、本格的なセミナーを開催されています。

水や電磁波などなど生命エネルギーに関しての見識は当代随一。

その中でも、最近は音に対しての啓蒙活動を盛んにされておられ、

癒しの528Hzの周波数による振動治療を行っており、注目されております。

編集部の山司氏や上記の田中先生も感銘を受けられたとか。

今後が楽しみですね。

自然医学 倭詩 2013

今月号は、来月新発売になる「へうげ醤/ひょうげびしお」に関する記事。

5年前の「へうげみそ」に続き、同じ材料による醤油版が完成しました。

昨日、ラベルを送り、これから瓶詰めとラベル貼り、そして発送となります。

販売は、来月の「感謝デー」になると思います。

その詳しい由来記をこれから書きます。

大変な難関と幸運に恵まれた「へうげ醤」の船出です。

今後とも、ご愛顧のほどよろしくお願い致します。

 

「学級崩壊したクラスには、こう手を打つ」

水曜日, 4月 17th, 2013
  菊池 省三(北九州市立小倉中央小学校教諭)

              『致知』2013年5月号
               特集「知好楽」より

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プラスの面を大きく価値づける
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そうした状況(学級崩壊したクラス)を変えるためには、
正しい考え方と行動の基準を教え、
それに基づく体験の機会を増やしていく以外にない。

私が望むのは、子供たちに言葉遣いや
立ち居振る舞いなどの一般性を身につけさせ、
公に通用するように育てることだが、実はそうした一面が、
彼らの無意識の行動の中に表れることがある。

例えば配布されたプリントを片づける時、
上下の角と角を几帳面に合わせて鞄にしまう子がいる。
この行為に見られる丁寧さは、
人が育つ上での重要なポイントなので

「君はその力をちゃんと身につけている。
 大変素晴らしいことだ」

と言葉を掛けてあげる。

さらに

「今後君は大きく成長していくだろうし、
 そういう力を持った君と出会えたことを大変嬉しく思う。
 期待しているよ」

と大きく価値づけし、プラスの面を
さらに伸ばしていくよう働き掛けるのである。

もちろんダメなところはダメと注意するが、
端から叱りつけては衝突するだけなので、
まずほめて不要な警戒心を取り除くのである。

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「価値のある言葉」を与える
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私は年度初めから子供たちに
いろいろなものを書かせるようにしているが、
四月の時点ではまだ自分の非を認めず、
文章で私を攻撃してこようとする。

それが徐々に変化してきて、一か月が経つと

「校長先生に暴言を吐いたことがある」
「先生に物をぶつけてわざと叱られたことがある」

といったように、過去の過ちを省みるようになる。

さらに半年ほど経つと、自分の思いどおりにならない時に
よく見せていた不貞腐れた態度がなくなる。

これは自問自答ができるようになったことの表れで、
その子の中にプラスの考え方や行動に繋がる
「価値のある言葉」が入ってきたからといえるだろう。

では価値ある言葉とはどんなものだろうか。

アシリ・レラさんから

火曜日, 4月 16th, 2013

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平取町で山道『職業訓練校』を主催されているアシリ・レラさんから

日ごろの学習訓練の賜物をお披露目する『展示会』のお知らせがありました。

今月22日から25日までです。会場は、苫小牧駒澤大学内です。

アイヌ文化の振興と学びの良き機会です。

是非ご参加ください。

 

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無濾過・杜氏直詰「まんさくの花」

月曜日, 4月 15th, 2013

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上の写真は、1月全国発酵サミットの見学会において、

地元蔵元での仕込み樽から掬い出した生酒の試飲会。

その生き生きした生純米酒の美味しさに、

下戸の私はいくら飲んでも飲んでしまうほどの旨さと飲み易さに感動してしまいました。

酒がみんなこんなだったなら、誰もが上戸になるだろうと思ったほど。

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そんなところに、入荷したのが秋田は横手の新日の丸さんの「まんさくのはな」。

『無濾過で、仕込み大樽から杜氏が直詰め』した純米大吟醸。

試し飲みして、忽然とあの日を思い出しました。

まさにあの生原酒の蔵内瓶囲酒、そのものでした!!

酒の功罪を越えて、一度は口にして、日本食文化の精粋に触れて見てください。

今は途絶えた『和魂/にぎみたま』の片鱗を垣間見られます。

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25.4杜氏直詰め案内

発酵仮面、大獅子吼!!

月曜日, 4月 15th, 2013

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先日の佐藤水産主催の小泉塾。

昨日の道新に内容の一部掲載されました。

天然鮭と養殖鮭の違いの実態を、もっと日本人は知るべきです。

また迫ったTPP交渉に対して、先生も大反対、

これは第一次産業の崩壊になると絶句されておられました。

「よいデザインは人を変える力を持つ」

月曜日, 4月 15th, 2013
    水戸岡 鋭治(工業デザイナー)

               『致知』2013年5月号
                  特集「知好楽」より

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私自身はデザインというものを、
「整理整頓」の作業をすることだと考えているんです。

一般的な枠ではなかなか思い切ったことはできませんが、
どうしてここはこんなにすっきりしたんだろうと感じる時、
そこには必ず整理整頓をした人がいる。

それが設計者であったり、デザイナーであったり、
政治家であったりと立場の違いはありますが、
デザインの力によって空間は変化していく。

さらに、そこにいる人たちの意識までが変わっていきます。

だから私たちは現場に行くと、赤・黄・青の三つの紙を用意し、
これはダメという部分には赤、注意には黄、
OKには青を貼っていくんです。

そうやって皆さんに一目で分かるようにし、
色のバランスや形の統一、使い勝手などを調整していく。

要は整理・整頓・清掃・清潔・躾という5S、
つまり日本の会社を立て直す時に用いられてきた五つを、
デザインの中に持ち込んで実践していくんです。

私がJR九州の仕事に携わった二十五年前には、
日豊本線にせよ鹿児島本線にせよ、
夜乗るとビールの空き缶が床をゴロゴロ転がったり、
つまみが散乱したりしていて、酔っ払いがいっぱいいたんです。

だから子供たちや女性もなおさら嫌がっていたんですね。

でもその混乱した状態を整理すると、
そういう振る舞いができなくなってくる。
躾けられていくといいますか。

やっぱり環境によって人は育つもので、
そこでマナーやモラルを身につけたり、
ホスピタリティが生まれるところまでいくのでしょう。

デザイナーや設計者はそういった心地よい環境をつくることで
豊かな時間と場所を提供し、それによって
人の行いが変わる可能性を追求しているのだと思うんです。

       (略)

だからデザインというのは、
本当は物凄く広範囲に及ぶ仕事ですよね。

人はいかに生きるべきかという部分にまで
関わってくるものではないでしょうか。

いかに生きるかとは、いかにデザインするかということ。
だから最も素晴らしいデザイナーはお母さんだと私は思うんです。
つまり子供をデザインする。

最も上位でデザインする人は総理大臣。
国家をどうデザインするか。

その中で私は職人として家や電車の設計を担当したり、
各人が美しい国や地球を守るための役割を
果たしているのだと思います。

日本一楽しい会社のつくり方

土曜日, 4月 13th, 2013
  中里 良一(中里スプリング製作所社長) 

               『致知』2013年5月号
                  特集「知好楽」より

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【記者:こちらの部屋に入って驚きました。
    ロボットや動物など素敵なオブジェが溢れていますね】

これを見た人から「何やってる会社なの?」って
よく言われます(笑)。

うちは家庭用品や自動車、パソコン、医療機器など、
様々な分野で使われるばねの製造が主な事業ですが、
大事にしているのは「遊・機・質」なんです。

ここにあるのは「遊」、遊び心に基づくもので、
すべてうちの社員がご褒美制度でつくった製品です。

一年間で一番頑張った社員に与えるご褒美があるんですよ。
一つは、作業時間内に会社にある設備を好きなだけ使って、
好きなものをつくっていいという権利を与える。
それがこういうワイヤーアートとかモニュメント。

もう一つは、うちは取引先をすべて社員の希望制で担当するんですが、
どうしても好きになれない人っているでしょう?
そのお客様との取引を切っていいという権利を与えるんです。

驚かれるかもしれませんが、うちとよそ様の一番の違い、
それは判断基準です。多くの人は判断基準が損得なんです。
だけど日本語はすべて言葉の最初に戻るというのが私の持論で、
損得勘定でやったことは必ず損をするようにできている。

うちはすべての判断基準が好き嫌いです。
これって一番曖昧なようで本能的なセンサーだから狂わない。

よく、好き嫌いなんかで仕事はできないって
言う人がいるんですけど、私はこう言うんです。

「皆さんは好きな学校へ行ったでしょう?
  好きなクラブ活動をして、好きな会社に入って、
  好きな人と結婚するはずなのに、
  なんで仕事だけ損得で考えるの」

って。学生の時に成績優秀だった人は勉強が
好きだったから頭がいいって言われたんですね。

簡単です。

社会に出たら自分の仕事を好きになればいい。
うちにはそのための工夫がたくさんありますが、
ご褒美制度はその一つ。

だから目指しているのは
日本一楽しい会社をつくることなんです。

町工場や中小企業では、社長と社員が使ってやっている、
働いてやっているという関係だったらダメになってしまう。
うちはお互いがファンクラブ。

私は社員のことが大好きだし、社員も私を好いてくれている。
だから相手のために頑張れるんです。

働くという字は、人が動くと書きますよね。
でも、人ってなかなか動かない。

なぜなら動くには重い力が加わるから。
働くっていうのは傍を楽にさせることですよ。
自分がしてほしいと思ったことを先に相手にする。
そうするとツキも手元にやってくるんです。