まほろばblog

「ひめ(姫)ちらし」

3月 3rd, 2014

10Pガイド

 

今日(3月3日)は「桃の節句」ひな祭りです。

ひな祭りは古代中国から伝わったもので、
我が子のすこやかな成長と幸せを願い、
日本では平安時代から行われ、
今も伝わっている日本の伝統行事のひとつです。

ひな祭りの飾りにも、それぞれ意味があり、

桃の花は、
厄払いや魔除け、長寿をもたらす力も持っているといわれており、
そのパワーの強さから、生命力の象徴ともいえる桃を
ひな祭りに飾る習慣が続いているようです。

白酒は
古くは桃の花をとって酒に浸した桃花酒を飲む風習があり、
ももは百歳(ももとせ)に通じることから、
邪気を払い長寿をもたらす力が宿っており、
病を取り除いて顔色を潤すと考えられていたそうです。

そして料理は
ハマグリのお吸い物とちらし寿司が代表的ですが、
ハマグリは自分の片割れでないと合わないことから女の子の貞節をあらわし、
ちらし寿司の具である海老は長生きを、蓮根は見通しがきく、
豆は健康でまめに働けるなど、縁起のいい具が使われることが多く、
ひな祭りの定番メニューになっているようです。

 

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ひし餅の緑・白・桃の3色には、

緑は草萌える大地を、

白は雪の純白を

ピンクは桃の花を表わし、

春近い季節、雪の下には緑の草が息づき始め、

とけかかった雪の残る大地には、

桃の花が芽吹く風情を表わしている・・・・

日本人の感性の素晴らしさを感じます。 (致知より・・・)

明治の女の子

(明治時代の女の子)

 

山梨県小渕沢の水木鈴子先生より愛のメッセージを頂きました。

 

自然界の美しい花を通して

女性(母性)の恭育、そして

魂の救済が、

子供たち男性の皆様が

幸福になられる「道」かと存じます。

すべての女性の心に、

温かい愛の花

一輪を!

どうぞ・・・・・・

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小泉流「干物講座」

3月 1st, 2014

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(19日、記す)

菅原文太さんの記念講演会が、昨日午後からあった。

農協の建物で、農協の悪口をおもっきり言うなど、

さすが昭和の文太さん、言うなーと一しきり感心。

銀幕のスターから泥んこの農夫への転身。

今、山梨県北杜市に「(株)竜土おひさまの里農園」を設立して営農されている。

いろいろあったでしょうが、宮城の田舎育ちの根が動き出したのでしょう。

都知事選でも、おもっきり宣伝カーに乗って、

細川さんの反原発を支援していました。

元々、正義感の強い丈夫(ますらお)。

この講話、北海道有機農業研究会の主催で、

瀬川代表や菊池さんとは旧知の仲。

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その後、挨拶もそこそこに、北農会館から

次の会場「佐藤水産」さんへ。

そこで、小泉武夫先生の講話会。

東京IDP出版の和泉社長と待ち合わせて、

小泉先生の控え室で、その由を告げると、

突然「えぇ!!!」と絶叫!〈笑〉

「私とは文ちゃんとは義兄弟。

兄貴なんだ。今、一緒に山梨で農業してる!」

これを聞いてビックリ。

それではと、菊池さんに電話して文太さんに出て貰い、

二人の会話。

「早く、ここに来て、呑もう!」と文ちゃん。

しかし、これから発酵仮面の弟分は講演会。

体よく断っての長丁場。

眼と鼻の先で互いに講演とは驚き桃の木でした。

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今日の演題は「私の愛した七大干物」

そもそも、干すという字、今の吊り棹の形が原型なんですね。↑

「旅せざるもの食うべからず」や「冒険する舌」の著書などで、

世界中の干物を食べ尽くした先生の舌と腹は尋常じゃありません。

特にメコン川流域の魚の宝庫の干し物の巨大さはすさまじい。

話を、端折って、結論。

先生の極めつけの七大干物は次の通り。

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私の愛した七大干物

① くさや(新島)

② ひめ貝(大分)

③ 北海3種・・・きんき、しまほっけ、塩鮭

④ くじら干し(「くじらのタレ」千葉)

⑤ 青魚3種・・・いわし丸干し(大羽)、開きサンマ、サバ

⑥ 若狭がれい(福井)

⑦ カツオ生利節(西伊豆)

もう、語り尽くせないので、ここで終り。

ただ、今度の売り出しで、

⑦の「かつおの生利節」が特売で30%off!(但し限定販売)

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ほぐして、「お茶漬けに最高!」とのこと。

鰹節の生、旨いこと請け合いです。

 

 

 

まほろばオリジナル『松前漬』新発売!

3月 1st, 2014

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「松前漬」の極めか!

試験操業船によるニシンの原卵、これを「テスト・ロー」と言います。

詳しい説明は、下記の2006年度のブログをお読みください。

その数の子の入った松前漬、原料を選りすぐっています。

函館前浜のスルメ、日高の根昆布、沖縄の有機人参、五人娘の酒、

へうげ醤の醤油、三河有機本味醂、ひふみ糖、そして

「まほろば自然農園」の赤唐辛子です。

美味しくない訳はないです。

一度、ご賞味のほどを。

1袋 200g ¥1.260

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2006年12月15日

●テストロー TEST ROE

テストロー?

おそらく初めて耳にする方が 多いのではなかろうか。

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「テストロー」訳して、 試験卵。

実は、試験操業船で獲った鰊(にしん)の卵。

「数の子」と言う方が、 分かりが良い。 正月食材の王でもある。

でも、何が違うのか。

それは、 味が違う。 値が違う。 漁が違う。 加工が違う。

これほど、「コリッツ!!」とするものはない。

これほど、安くつくものもない。

これほど、新鮮なものはない。

これほど、安全のものもない。

つまる処、 数の子の 最高峰なのだ!!!!!!!!

どうしてか。

鰊船団に先駆けて 国の試験操業船が魚卵の成熟度を調べる。

完熟と判断するや、船団に一斉操業の指令を出す。

腹を割いて、卵を見て、それを船底の塩水槽に放る。

ノンフローズン(無冷凍)の生のまま。

くねくね曲がって、 はねて、活きているのだ。

しかも、海域はカナダ沖で最高品質。

次にアラスカ・ブリストル、 大西洋の大ぶり、

 

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と続いて 味が落ち、鮮度も落ちる。

一般数の子の薬漬けは知っておられるだろうか。

本来は山吹色。

しかし、漂白剤・重合リン酸塩を入れて、 血抜きの手間を省く。

だから、色が褪せて白っぽい。

手仕事では七回かかる。

きれいに整形された数の子の秘密は 鰊をIQ(バラ)凍結して積んだものを、

 

原卵 .jpg原卵

 

解凍して取り出すからまっすぐだ。

何回も手間をかけた数の子は、もう 本来の数の子ではなくなっている。

本当の数の子は、 テストローにある。

原卵の中の原卵だ。

当然、量は限られている。 流通するほど無いのだ。

これは、知る人ぞ、知るのみ。 魚屋さんとて、仕入れる人は少ない。

見た目が、不揃いだからだ。 何かと似てる。

まほろば自然農園の野菜は 不揃いだらけだ。

だけど、だけど、 味は天下一品、

う・ま・い!! テストローも 恐ろしく、うまいのだ!!

これを食わずして、 正月は明けない! 運も開けない。

幸運が数々、数々、数々 数の子の数のように、 訪れますよ。

さあ、一度は 召し上がれ!!

 

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「美しき日本、日本の美しさ」 2

3月 1st, 2014

自然医学 2014 3 表紙

「森下自然医学」3月号。

巻頭グラビアは「長寿郷調査団」広東・蕉嶺訪問。

周時代からの漢民族が南下して定住した『客家/はっか』。

その末裔が多いこの地方での調査。

中国全土からの長寿郷調査の依頼は絶えない。

ここに日中友好の絆がより強まらんことを願うや切なり。

 

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「倭詩」は『美しき日本、日本の美しさ』その弐。

明治維新以来、多くの外国人が日本を訪問して多くの紀行文を著した。

あのトロイアのシュリーマンもその一人。

世紀の大発見の前に日本に立ち寄り、日本の清廉な心を讃えている。

大森貝塚の発見者、モースも然り。

そして、その中でも、最大の功労者はアーネスト・フェノロサであった。

今日、日本美術の全散逸が免れたのは、彼の熱烈な日本への傾倒にあった。

「廃仏毀釈」というとんでもない愚策の為に、国宝級の美術品は外国に流れ、

10万の伽藍は、半分に取り壊された。

西洋化に狂奔する当時先鋭の日本人の侵した愚行。

その陰は、今もなお引き継がれて、日本を希望のない国としてしまった。

祖国を忘れた日本人、母国をさげすむ日本人。

今、日本は、浮沈の一線にあり。

 

法事のこと、時空のこと

2月 28th, 2014

先々週の日曜、法事で郷里恵庭の実家に向かった。

私事で甚だ恐縮なことで、あえて言うべきことではないだろうと思うものの、

でも、こういう年回りがあるのだろうか、という不思議を味わった。

それは、その日が、

母の50回忌、

祖母の27回忌、

父の13回忌で、

今年2月合同の法要を行った。

3つが重なることは甚だ珍しいということで、ことに50回忌は「弔い上げ」で、

これを以て、弔いを終えるらしく、亡き母とも最期のお別れでもあった。

それぞれに何十年の間が開いているのに関わらず、

皆、一瞬にして、その時に居り、その処に居るのだ。

時空を越えるとは、こういうことで、

よく臨死体験で、近親者がその当時の若いままで現れるというが、

きっと一切は時間空間を超越して、現在の一位に住するのだろう。

仏教の「大円鏡智」という悟りは、そこを伝えている。

時計の時間が、実は実体がなく、想像の時間は、実在であるということはなかろうか。

信長が謡う「敦盛」、人生夢幻の如くを実感する日も、

刻一刻と近付いている。

桃の節句の「お雛様ちらし」を

2月 28th, 2014

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今、お昼で、ソフテのメニュー「ちらし寿司」をワンコインで食べています。

これは3月3日の「おひなさまちらし」の試作メニューでもあります。

一言、掛け値なしで、「お・い・し・い!!」。

何と言っても「魚屋〈ととや〉まほろば」ですから、

新鮮な魚介類が入って、たまりません。

明日は、国内産のハマグリも入荷して、いよいよ月曜日を待つばかり・・・。

予約少し余裕があるとのこと、です。

 

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「限界突破ショウガ」!!!

2月 28th, 2014

ラッキー農園 1

 

一昨日の朝、市場のある仲買さんの店前で足を止めた。

いつもJAS有機栽培の果物やドライフルーツを出してくれている。

何やら、生姜の上に、カラーパンフがある。

この生姜、有機で、しかも名が面白い。

限界突破しょうが』。

そこに「限界集落の語源となった高知県大豊町産の有機栽培ショウガです」

と書かれている。954744_10201614302696400_1482560695_n[1]

 

あの森林再生の「真庭モデル」の大豊町ではないか!面白い!!

農園が『ラッキー農園

いい響き。ウキウキする予感がある。

しかも、味がことのほか良い。

瑞々しく、澄んで、しかも深い。

若い夫婦がこの断崖絶壁の絶望的な限界集落に乗り込んでの農業。

よっぽど何かあったのだろう。

だが、二人のその笑顔や畑の様子からワクワク・ドキドキの鼓動が伝わる。

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さらに、ネットで見ると、二人は札幌出身ではないか!

ビックリ!!

早速、電話をかけてみた。

奥様(ラッキー2号、笑子さん)の話では、二人とも澄川出身で、

看護師さんをされていたとか。

ご主人の自己紹介がまた面白い。

(HPごらんくださいhttp://lucky-noen.com

30過ぎての落ちこぼれが、とうとう話題の人になるまでの経緯がほほえましい。

これからは、エリートでなく落ちこぼれの時代だと宣言しているところが最高!

丁度、まほろばも自然農園もあり、これからは

『里山・里海』再興の時代と決意して、スタートを切ったばかりの出会いに、

天の祝福を感じた。

まさに、まほろばの社是『小国寡民』にバッチリ!なのだ。

 

ラッキー農園 2

早速、メールを頂きました。

お読みくださいね。

宮下社長様
 
昨日は嬉しいお電話をいただきましてありがとうございました。
札幌にいた頃は、まんぼうさん(西区の激安スーパー!!)の常連客な 
暮らしをしておりましたので 
まほろばさんの事は、知らない生き方をしていました。
ご無礼お許し下さい。
本物を少しだけ食べる幸せを 
今ごろようやく理解するようになりました(恥)
 
昨夜 早速貴社HPを拝見いたしました。
沢山のファンをもった信頼のおける会社なのですね。
昭和58年では、世間の安心な食材への関心度も
現在のようではなかったと思います。
社長の確固たる信念を感じます。
書籍も読んでみたいと思いました。
 
減農薬と無農薬は 
まるで 違う事等 
なかなか理解してもらえませんが 
まほろばさんには説明不要のようで 
嬉しいです。
ショウガに関しては 
有機JAS承認の農薬も一切使用していません。
慣行の栽培方法とは 
まったく違う方法で育てています。
ミミズがいて、モグラがいて、蛇がいて、狸がいて、猪がいて 
シカがいて・・・etc・・・ 大自然の畑で育てました。
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山頂からの湧水が畑と自宅の水源です。
私達はまだまだ 
技術不足の未熟ものですが 
環境だけは 自信を持っています。
 
機会がございましたら 
是非 遊びにいらしてください。 
冬季はお休みしていますが 
近隣の牧場が営んでいるログハウスや 
山頂には山荘がありますので宿泊手配いたします。
 
お電話をありがとうございました。
札幌にいきましたら 
お店はもちろん、農園にもおじゃまさせていただきたいと思っております。
どうぞ よろしくお願いいたします。
 
 
ラッキー農園  酒井寿緒・笑子
そこで、ソフテリアのベーカリーで早速、
『限界突破パン!』を焼きました。
これが、また、う・ま・い!!
生姜の味と匂いが効いて、きっとヒット商品になるヨー!
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「有機強力粉、星野天然酵母、ひふみ糖、モンゴル塩、「限界突破ショウガ」、オレンジ蜂蜜、有機豆乳、有機パーム油、有機薄力粉、わらべの米飴、自家製羽場さんの甘酒」1個 ¥210
お二人の益々のご活躍を楽しみに、北海道と高知の友好の輪を広げて行きます。
帰省されて、お会いできるのを楽しみにしています。
みなさん!お二人に熱いエールを!!!
 

きたの”き”文化祭

2月 27th, 2014

kitanoki

まほろばと薬師寺

2月 27th, 2014

お兄さんが読売新聞の前社長だった内山さんの弟さんが開く

蕎麦処で鯉料理の店「うちやま」さんから、切り抜きが送られて来た。

「まほろば」のことが書いてあると・・・・。

きっと潜在意識の中で、若き日々の薬師寺のまほろばが、店名に浮かび上がったのかも・・・・

これもお世話になった長老や奥様もお若く、思い出が尽きません。

ありがとうございます・・・・・・・。

 

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富士山と徐福

2月 27th, 2014

一日にして1m以上も雪が降り積もったという富士吉田。

そこで長く徐福研究をされていらっしゃる土橋寿さんの活動が新聞に掲載されました。

最近の日中韓の問題に、民間レベルで友好の輪を築こうとがんばっていらっしゃいます。

中国でも名が通っている土橋さんは、益々お元気で日中友好のために、ご活躍です。

富士 土橋さん