「ひでぼー天使の詩」再び
水曜日, 2月 27th, 2013

業者の方から戴いた銘菓が、
何とも床しいので、そのしおり書きを添えますね。
京都の鶴屋さんのその名も「つばらつばら」。
しみじみと・・・・・・という意味合いだそうですが、いいですね。
大伴旅人の歌ということ、そのふるさとを思う
「ふりにしさと」という語感、
「思(も)へば」と「思ほゆるかも」の畳みかけ、
そして「つばらつばら」の聞きなれなくも、聞いたことのあるような、
そんな懐かしさがいっそう、この歌を遠くにはこびます・・・。

浅茅原(あさぢはら)つぶらつぶらにもの思(も)へば
故(ふ)りにし郷(さと)し思ほゆるかも
大伴旅人 (万葉集 巻三)
万葉歌人大伴旅人が、大宰府長官として九州に
赴任したとき、「つぶらつぶら」すなわち、しみじみと
物思いをしていると、故郷の都のことがあれこれと
心に浮かんでくると詠んだ歌です。
「つぶらつぶら」は、しみじみと、心ゆくままに、
あれこれと、という意味の万葉の言葉。
銘菓「つぶらつぶら」は、その心を汲みまして材料を
吟味し、丹精をこめて謹製いたしました。
鶴屋吉信
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まほろば厚別店2階
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天野 篤(順天堂大学医学部教授) 『致知』2013年3月号 特集「生き方」より └─────────────────────────────────┘ 【天野】 私も34歳の時、先生と同じように 「明日から来なくていい」と言われ、 全くゼロの状態になりました。 新東京病院も須磨先生という後ろ盾があるにせよ、 新興で、大病院などにどう立ち向かっていくか 思案しましたが、そこはやっぱり若さで 乗り切れたと思うんです。 そしてその1年くらいの中で確信したのが 「プロ野球優勝の法則」というものでした。 【南淵】 ほぉ、なんですか、それは。 【天野】 野球のペナントレースでは 勝率5割5分で優勝するチームもあれば、 4割5分で最下位に沈むチームもある。 要するにプラスマイナス十%の差で、 全部掴むか、全部失うかが決まるんです。 外科手術も、この10%、 場合によっては5%をどう出し入れし、 自分のほうへ引き寄せられるか、 それによって明暗が決まるのだと。 【南淵】 なるほど。その5%をいかに引き寄せるかですね。 【天野】 そのために大切なのは、相手をよく観察することです。 アンテナを張って情報をとにかく収集し、 これまでの経験と知識を総動員して3秒で判断する。 3秒で次の一手を考える。 【南淵】 判断は数秒でも、大事なのはその前に 必ず「観察」があるということでしょうね。 新東京病院で一緒に仕事をさせていただいた時も、 お互いやり方が細かいところで違っていたのですが、 先生はそれに対して何も言わずにずっと観ているんですよ。 へえ、そうやるのか、そうなるのかと、 常に観察をされていた。 【天野】 私は俯瞰と表現していますが、手術中でも、 もう一人の自分が鳥のように ビューッと上に上がっていって、 「こうしろ」と体に指令を出すんです。