まほろばblog

熊出没!?!!!

8月 13th, 2012

ここが、まほろば自然農園の入り口で、三角山の登山口でもあります。

数日前、突如熊出没の掲示板に市からの書き込みがありました。

親子熊らしく、盤渓のお墓近くで発見、その道伝えの先が、農園になります。

きっと、夜中にここいらを徘徊しているのでしょう。

家内は夕刻から夜にかけて、一人作業になるので、チョット怖いものがあります。

二匹の餌食になるかもしれませんね。

果たして美味しいかな・・・・・・?

そんな呑気なことを言ってられません。

こんな危険地帯で、まほろばは作物作りをしています。

追記:

先ほど、野良仕事に出かけると、隣のさくら農園に熊が出たとの知らせがありました。

すると、まほろば農園の前を通って、付近をウロウロしていたはず。

農作業も、勇気の要るイノチがけの仕事であります。

モンゴル塩の故郷、ジランタイから

8月 11th, 2012

 

昨日の10日、モンゴル塩の故郷、内モンゴルの吉蘭泰(ジランタイ)から、

『蘭泰実業』社長はじめ幹部の方々が、木曽路物産のトヤさんの案内で、

北海道見学、まほろば視察にいらっしゃった。

はるか遠くの日本の涯で、自分達の産出した塩が、このように使われているのか、

という感激の面持ちで、店内を見回られた。

食されたソフトクリームやパンにも使用され、一層日本が近しく思われたことでしょう。

創業60年、木曾路さんとは15年のお付き合い。

10万tのほとんどが国内需要で、残りが日本と外モンゴル向けという。

意外にも、世界には行き渡っていなかった貴重なものなのだ。

最後に、2階の講話室をお貸ししている橋本東峰先生主催の「詩吟教室」を見学。

歓迎の合吟で、みなさまをお出迎え。

何というベストチャンス。

漢詩が、異国の日本でこのようにして歌われていたのか、と驚きの面持ち。

終えた後、感激のメッセージ。心は届いた模様。

これからも、文化に物に、交流を深めて、友好を図ってゆきたい。

 

唐 王之渙
    「  登 鸛 雀 樓 」


白日依山盡,
黄河入海流。
欲窮千里目,
更上一層樓。

******

鸛雀樓に 登る

                       
白日  山に依りて 盡き,
黄河  海に入りて 流る。
千里の目を  窮めんと 欲して,
更に上
(のぼ)る  一層の樓。

「日本サッカー強さの秘訣に“言語技術”あり」

8月 11th, 2012

    
   田嶋 幸三 (日本サッカー協会副会長)

         『致知』2012年9月号
            特集「本質を見抜く」より

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もちろん身体能力とか技術の高さはベースに必要ですが、
そういったものはあるレベルに達すると
そう変わらなくなってきます。

その時、何が大切かというと、
いかに考えてプレーをするかということなんです。

サッカーは正解のないスポーツです。
好きに動いていいんです。
ボールを受けたらドリブルしてもいいしパスしてもいい。
どこにどう蹴るか、すべて自分で判断する。

そして、それはボールを持っている時だけの判断ではありません。
自分がボールを持っているのは90分の試合時間の中で
せいぜい2、3分です。

ボールを持っていない時のほうが圧倒的に長く、
そこでどう動くかということを、
1試合に何千回、何万回と判断しているんです。

状況を見て、自分の考えを組み立て、
判断してプレーすることが大切なのです。

私自身、選手時代も含めて40年以上サッカーに
携わってきました。
選手を引退してからはなんとか日本のサッカーを
世界レベルにしたいという思いでやってきたのですが、
ある時、その方法が見えてきたように感じました。

それを一言でいえば
「自分で判断してプレーする」ということであり、
その秘訣は言語技術にあるのではないかと思ったのです。

日々の言葉を論理的に使えるよう
訓練を積んでいけば、サッカーでも瞬時に状況を捉え、
論理的に判断してプレーができるようになるのではないかと。

また、たとえ失敗しても自分で考えながらやっている選手は、
次はこうしようとまた自分で次の方法を考えられます。
しかし何も考えずに、言われたことしかやってこなかった選手は
自分で改善することができないんですね。

私は1983年から2年半、指導者になるために
ドイツに留学しました。
サッカーでは練習中にゲームを途中で止め
「どうしてそこにパスを出したんだ」と
プレーの確認をすることがあります。

ドイツの子供たちは
「僕は足の速いペーターが走ってくると思って、
 あそこのスペースにパスを出したんだ」
とすぐに自分の考えを返してきます。

ところが、帰国後、日本の子供たちにゲームを止めて尋ねても、
ただ僕の顔を見ているだけなんです。

つまり僕の答えを待っている。

当時は言語技術といった言葉は知りませんでしたが、
この違いはなんだろうということがずっと頭にありました。

クーポン券で、ソフトに特典

8月 10th, 2012

西区の地域新聞「ふりっぱー」誌の最新No65号は、『甘え~じんぐ』AmazingSweets。

ヘルシー系スイーツ欄に、まほろばソフトが掲載され、この後ろのクーポン券で、

¥390 ⇒ ¥300 の大特典!!!(ちと、オーバーだな)

とにかく、安いことは良いことで、区外の方は西区の友達に頼んで、券を譲ってもらって下さいね。

雑草の海に浮かぶ南瓜の実

8月 9th, 2012

小別沢、高島さんの馬の放牧地。

2町もあるそこを借りて、第6圃場としたのは4年ほど前。

牧草と石との大格闘で、大変な目にあった荒地。

今年は、人手もなく手放すか、との声もあったが、勿体ない、しかしやりようがない。

そこで兎に角、自家採種の都や栗、冬至、マサカリ南瓜などを播いた。

マルチの手間もなく、天地返しの暇もない。

だが、いよいよ高い雑草の蔭に隠れて、カワイソウ!

そこで、家内や子供の少ない手を使って、除草と玉返し。

鬱蒼とした草むらから、ゴロゴロと出てくる南瓜の濃緑の玉。

ほっといても出来ているありがたさ。

申し訳ないので、南瓜をしっかり陽に当ててやり、日光浴させてやりました。

切れてしまった蔓から青白い南瓜一玉。

持ち帰って青臭い未熟の旨くないだろう南瓜を調理。

ところがドッコイ、旨いではないか、ホクホクしているではないか。

これには、驚き、桃の木、南瓜の実。

これは期待出来るゾ!!とばかり、風乾させて出荷出来るのは、今月中から末頃か。

美味しくて、美味しくて、どうしましょう、とばかり。

題名は「何もしなかった南瓜の嘆きの旨さ!」

なんだか、よく分からない名前になりました。

寺尾紗穂さんの札幌初ワンマン

8月 9th, 2012
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三角山放送局の杉澤社長よりメールが入り、ホットなお知らせ、お伝えしますね。

8.11 (土)
寺尾紗穂 6枚目のアルバム『青い夜のさよなら』完成記念ライヴツアー

シュガーベイブの2代目ベーシストで、現在はフランス語映画字幕翻訳家である、
寺尾次郎さんのご令嬢という寺尾紗穂さん。
自らも東京都立大から、東京大学大学院で学び
川島芳子の評伝を書いた修士論文は、
文春新書から刊行されています。
 
ピアノ弾き語りをベースにした、独特の音楽世界は、
数多くの音楽ファンの心をとらえ、
今までに6枚のオリジナルアルバムをリリース。

寺尾紗穂(vo, pf)
18:30開場 19:00開演
前売3500円(当日4000円)
別途飲物代500円必要
L-11738(6/8~)。

くう  COO
札幌市中央区南1西20(南大通沿い北向き)LOGビルB1 TEL.011-616-7713

てらおさほ・・・2007年ピアノ弾き語りによるメジャーデビューアルバム『御身』が話題となり、

坂本龍一や大貫妙子らからも賛辞が寄せられる。

大林宣彦監督作品『転校生 さよならあなた』の主題歌も担当した他、

CM、エッセイの分野でも活躍中のシンガーソングライター。

『青い夜のさよなら』は従来の弾き語り中心のスタイルから一新した6枚目のニューアルバム。

様々なジャンルのアーティスト・トラックメイカーと

1曲毎にコラボレーションした新しい形のオリジナルアルバム。

今までのアルバムにはなかった、どこに辿り着くかわからないわくわく感に満ちている。

七尾旅人との「時よ止まれ」、Crystalとの「老いぼれロバの歌」、

出光TVCMソング以来の共演となるキセルとの「バスの中で」、

寺尾紗穂のボーカルとレイヤーされたDARTHREIDERのラップが強烈な印象を残す「私は知らない」、

歌のストーリーとシンクしたSEをふんだんに配置した意欲溢れるイルリメによる「はねたハネタ」、

特定のジャンル枠に収まらない壮大な世界観が構築された

Kazumasa Hashimotoの手による「富士山」。

多種多様なアイデアに溢れた全10曲。

「強いチームと弱いチームの差」

8月 9th, 2012

   眞鍋政義 (全日本女子バレーボールチーム監督)

         『致知』2011年9月号
           特集「生気湧出」より
    

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いろいろなチームを渡り歩いてきた経験から思うのですが、
強いチームと弱いチームの差というものがやはりありましてね。

例えば、試合前のミーティングで
監督の思いが一方通行になっている。
 
「こうしろ、ああしろ」と言われて選手たちが
「はいはい」と言っているだけ。

こういうチームはやはり勝てません。

反対に選手が自分たちの問題点を自分たちで考えて分析し、
スタッフと思いを同じくして
試合をしているチームは強いですね。

私がコミュニケーションを重視し、
選手にいろいろな提案を求め、耳を傾けるのはそのためなんです。
 
私は監督で立場的には一番上です。
だけど一方通行にならないよう、
できるだけ選手と目線を同じくして、
選手がこの練習メニューで本当に満足しているか、
困っていることはないかなどを聞いて、
一番実力を発揮できる環境を整えてあげたいと思っています。

【記者:コミュニケーションの成果は
    どのような時に感じられますか?】

ゲームの後、スタッフたちがそれぞれの選手の
ゲーム中のスパイク、ブロック、サーブの数値を
パソコンで打ち出します。
   
一昨年まで、スタッフの部屋に自分のデータを
取りに行って勉強し、反省しようとする選手は
ほんの数人にすぎませんでした。
 
ところが、昨年から自分の成績に関心を持つ選手が増えて
頻繁にスタッフの部屋に行っては映像を見て、
自分で分析するようになったんですね。
私はこの差は大きいと思います。

自分たちで考えるようになったご褒美が
世界選手権の銅メダルだと思うくらいです。

コミュニケーションに関して申し上げれば、
選手やスタッフの中でチームみんなで
戦ったという意識がとても高まりました。

濱口華菜里という選手がいるんですね。
レシーブに天性の才能を持っている世界選手権のメンバーです。

明るい性格で、いつも大きな声で皆を
励ましてくれるし練習にも人一倍熱心。
人の嫌がる片づけも率先してやってくれます。
だけど、私はこの濱口を選手権に
出場させてあげられなかったんです。
 
世界選手権もW杯も14名登録で、出場できるのは12名。

濱口が務めるリベロの控えはなかなか出る機会がない。
本当に悔しかったと思います。
だけどそれでも濱口のファイトは最後まで変わりませんでした。
練習には早く来てムードを盛り上げて、雑用で走り回って……。
 
メダルを獲得できたのは、
この濱口の姿勢が周りに伝わったからだと私は思っています。
 
銅メダル獲得が決まった試合の直後、
セッターの竹下佳江はすぐに濱口に駆け寄り、抱き合ってました。

その後のインタビューでも竹下は毎回のように
「出られない選手がいるから、その選手の分まで頑張りました」
と語っていましたが、これには私自身
本当に勉強させられましたね。

  
控えの13番目、14番目にどんな選手を置くかで
チーム力は強くもなるし弱くもなる。
その難しさを昨年私は実感したんです。

おかげで全員が同じ方向を向いて目標を共有できており、
強いチームに変わってきたことを実感しています。

  
【記者:火の鳥NIPPONの活躍を通して感じるのは、
    日本が独自の力を発揮できれば、
    この国はもっと元気になるということです】

そう思うし、ぜひそうあってほしいですね。
精密力はやはり日本人の強みなわけですから。
強みを伸ばすことで弱みが克服でき、生気が湧くはずです。

精密力が高まれば全体力が
必ずアップすることを私は確信しています。

それを実証する上でも、
誰より私たち全日本女子が11月のW杯、
来年のロンドン五輪で栄冠を手にすることで
日本を元気づけなくてはならないと思っているんです。

昨年の世界選手権以降、
選手もスタッフも目の色が違います。
生気が漲ってきた。

必ずやってみせますよ。

期待していてください。

日本サッカー飛躍の陰の功労者

8月 7th, 2012

 日本サッカー飛躍の陰の功労者
         強さの秘訣は「言語技術」

     日本サッカー協会副会長・田嶋幸三氏の名言

                『致知』2012年9月号
                 特集「本質を見抜く」より

└─────────────────────────────────┘

 ◆ (サッカーには)身体能力とか技術の高さはベースに必要ですが、
   そういったものはあるレベルに達するとそう変わらなくなってきます。
   その時、何が大切かというと、
   いかに考えてプレーをするかということなんです。

 ◆ たとえ失敗しても自分で考えながらやっている選手は、
   次はこうしようとまた自分で次の方法を考えられます。
   しかし何も考えずに、
   言われたことしかやってこなかった選手は
   自分で改善することができない

 ◆  サッカーを教える前に、やらなければならないことがある。
   そう思ったものです。
   そして見えてきたのが「エリート教育」でした。
  

 ◆ 「エリート」という言葉は日本では敬遠されますが、
   ヨーロッパなどではいろいろな分野のリーダーであり、
   社会に奉仕する人のことをいいます。
   そういう自覚と能力を持った人のことです。
 
   サッカー選手たちは
   素晴らしい肉体を与えられた「エリート」なんです。
   それを多くの人に見てもらい、感動を与える、
   それはまさに社会貢献です。
   逆に言えばそういう義務があるのです。

 ◆  サッカーをとことん愛し、
   それを追求したいという気持ちを持っていれば、
   こうすればいいんじゃないか、
   ああすればいいんじゃないかと気づく。
   
   そうやって何度でも
   トライ&エラーを繰り返すうちに、
   本質に近づいていけるのではないかと思っています。

 

キッズ・シェフ報告

8月 7th, 2012
先日、8/1西区の「キッズシェフ」での
小別沢まほろば農園のご報告、
西区の地域振興課の西岡係長が
番組で報告しておりますので、
Ustreamでぜひ、ご視聴ください。

http://www.ustream.tv/recorded/24391753

「自家採種」も出来なくなる!TPPの先に「自殺する種子」!!

8月 6th, 2012
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