まほろばblog

書家の階級?!

11月 28th, 2013

ある編集者の方から、ある雑誌の切抜きが送られた。

それは、報道された日展書道の審査について敷衍するものだった。

長年書に携わっておられる書家の随筆であった。

書道界は、まさにお金で遣り取りされているという衝撃的な内容である。

あの00会員も、という。あとは、推して知るべし、ということであろうか。

他の技芸の世界も同じであろうか。

名誉を離れて、純粋にその道を進むことの難しさよ。

良寛も空海も、書道のコンクールのために字を書いたのでなく、

残っているのは、ほとんどが書簡で、人に書いた手紙だ。

一回きりの無心に書いたつれづれが歴史に残った。

つまり、人の評価を離れた欲得の無い所に、真実があるのでなかろうか。

書道の怪

小さな実践の積み重ねが

11月 26th, 2013

小さな実践の積み重ねが
やがて大きなうねりを起こす

鍵山秀三郎(イエローハット創業者)
手登根安則(フェンスクリーンプロジェクト代表)

※『致知』2013年12月号
特集「活路を見出す」より

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【鍵山】 自分が正しいと信じてやろうと
思ったことはやめないことですよ。
そこからしか物事は活路を見出せないと思います。

思うようにいかないことはたくさんあります。
むしろそちらのほうが多い。

いままでの人生を振り返ってみると、
相当な壁があった、困難があった、でもやめなかった。

ですから、すべて「やっておいてよかった」というのが私の人生です。

【手登根】 どんなことでも行動ありきだと私も思います。
心の中でどんなにいいことを考えて、
念仏のように唱えていても何も進まない。

まずは行動して、それを人が見る。
そして共感を呼んでどんどんその輪を広めて、
沖縄の人も、米軍の人たちもみんな笑顔にしていきたいです。

やっぱり笑顔とか「ありがとう」という言葉は
お金では買えません。
私は人生のバロメーターって、
目を閉じる最期の瞬間までに
何回「ありがとう」と言われたか、
その回数だと思っています。

そのためにも、
行動せずに未来の自分が後悔する姿は見たくない。
失敗しようが行動しないと活路は開けない。

小さな実践の積み重ねが、
やがて大きなうねりを起こすのだと信じています。

【鍵山】 私が何かやろうとした時、
「そんなことは不可能だ」と言われたことは
たくさんありました。

でも、いまになってみるとすべて可能になっています。
それは私がやろうとしたことが、
たまたまはるか遠くにある目標だったというだけです。

普通の人は遠いことを不可能と言ってしまう。
私はそうじゃないと思っています。
そして、一歩一歩近づいていけば必ず到達すると信じています。

* * *

マスコミが決して報道しない
沖縄の置かれている現状、
手登根氏の清掃活動に懸ける思いとは。

鍵山氏が80年の人生を通して
極められた実践哲学の神髄とはーー。

続きはぜひ『致知』12月号P20をご一読ください。

ヒット商品を生む秘訣

11月 25th, 2013

佐藤可士和(クリエイティブディレクター)

※『致知』2012年9月号
特集「本質を見抜く」より

 

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――ヒット商品を生む秘訣のようなものはありますか。

商品の本質を見抜くことが肝要です。
本質を見抜くとはある表層だけではなく、
いろいろな角度から物事を観察し、
立体的に理解するということです。

そのためのアプローチは様々ありますが、
中でも僕が最も重要だと思うのは、
「前提を疑う」ということです。

――前提を疑う、ですか。

これは僕のクリエイティブワークの原点ともいえる
フランスの美術家、マルセル・デュシャンから学んだことです。

20世紀初頭、皆が一所懸命絵を描いて、
次は何派だとか言って競っている時に、
デュシャンはその辺に売っている男性用の小便器にサインをして、
それに「泉」というタイトルをつけて、美術展に出したんです。

キャンバスの中にどんな絵を描くのか
ということが問われていた時代に、
いや、そもそも絵を描く必要があるのかと。

見る人にインパクトを与えるために、
敢えて便器という鑑賞するものとは程遠いものを提示して、
アートの本質とは何かをズバッと示した。
つまり、そういう行為自体が作品であると。

――まさに前提を覆したのですね。

そうです。
ただ、必ずしも前提を否定することが
目的ではありません。

一度疑ってみたけど、
やはり正しかったということも十分あり得るでしょう。

大事なのは、「そもそも、これでいいのか?」と、
その前提が正しいかどうかを一度検証してみることです。

過去の慣習や常識にばかり囚われていては、
絶対にそれ以上のアイデアは出てきませんから。

――前提を疑わなければ、よいアイデアは生まれないと。

はい。あと一つ挙げるとすれば、
「人の話を聞く」ことが本質を見抜く要諦だといえます。

相手の言わんとする本意をきちんと聞き出す。
僕はそれを問診と言っていますが、
プロジェクトを推進していく際は
この問診に多くの時間を割いています。

じっくり悩みを聞きながら、
相手の抱えている問題を洗い出し、
取り組むべき課題を見つけていくのです。

――問診するにあたって、何か心掛けていることはありますか。

自分が常にニュートラルでいること、それが重要です。
邪念が入るとダメですね。

人間なので好き、嫌いとか気性の合う、合わないは
当然あるじゃないですか。

ただ、合わない人の言っていることでも
正しければその意見に従うべきですし、
仲のいい人でも間違っていれば「違いますよね」と言うべきでしょう。

感情のままに行動するのではなく、
必要かどうかを判断の拠り所とする。

いつも本質だけを見ていようと思っていれば、
判断を間違えることはありません。

 

農園大根も急いで収穫中!

11月 20th, 2013

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今日はいよいよ越冬用の大根抜き。雪の予報がちらほら聞こえているので、早いとこ全部抜いて、越冬用に冬囲いしなければいけません。

 

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平地ではそれほど気温が下がらなくても、山はシバレて抜けない事も多々あります。

 

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朝方降っていた雨も上がり、土も緩んで絶好の(?)大根抜き日和。

 

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ここはやはり、福田君の馬力が光ります。大根が凍ってしまったらもうお仕舞いなので、とにかくどんどん抜いていきます。

 

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運悪く、前日の作業で運搬車が故障してしまい、急遽トラクターでストック場へ運ぶ事に。

 

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明日は福田君がいないためトラクターも動かせず、ピンチが続きます。

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とにかく、できるだけ抜いて雪囲いしなくては…。

 

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凍ばれないよう葉をつけたままストック場に立てて並べて行きます。

 

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土作りから丹精こめた今年の大根も、美味しく立派に育ってくれました。

 

最後に土を寄せて…。

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農園スタッフの皆様、ほんとうにお疲れ様です!

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遠く後ろに見えるのが収穫前の大根。まだまだ、たっぷり!!

 

※凍ったり解けたりして、上の部分にスが入って食味の落ちたものが混ざっている場合があります。その際は無償で交換させていただきますのでレジにてお申し付け下さい。

※葉付きの大根で輪黒のものも同様に交換させていただきます(最初から輪黒で販売しているものは除く)。

※尚、レシートや現品はお持ち頂かなくてけっこうです。

 

※2013年11月19・20日のレポートです。

(Poto/Text:編集部 島田浩)

農園はくさい、急ピッチで収穫中!

11月 19th, 2013

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本格的な雪を目前にして、貯蔵用の白菜を急ピッチで収穫中です。

 

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根雪になってしまったら、この大量の白菜たちとも、もうオサラバ…。春になって菜花をいただく位しかありません。

 

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農薬を使わず手間隙かけて丹精こめて育てた白菜が、なんとか皆様のお口に白菜として入るよう、農園スタッフが寒風吹きすさぶ中、汗を流して収穫しています。

 

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このままワゴン車につめこんで、第二農場に運び、越冬の準備をします。

 

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翌日には、まだ数千本ある大根も同様に収穫しなければなりません。

 

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やわらかくて、甘くて、とてもおいしい白菜たちです。

 

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さあ、もうひと頑張り!

 

 

※2013年11月18日のレポートです。

(Poto/Text:編集部 島田浩)

宮下洋子農園代表、拓殖大講座に

11月 18th, 2013

来る12月4日(水)に、深川市の拓殖大学にて、

第47回農業セミナーとして、6次産業化の可能性についての

3軒の農業者による講演会を行います。

報告者としてまほろば農園の宮下洋子代表が講演します。

参加自由なので、是非ご都合をつけて、ご参加ください。専務講演会

まほろばXmasケーキ

11月 18th, 2013

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大和さん、奇跡のクリスマス復帰!!

限定50台。

一人での仕込みなので、限りがあります。

残りわずかなので、お早目のご注文を!

 

「愛犬チロリが教えてくれた命の尊厳」

11月 18th, 2013

大木 トオル(国際セラピードッグ協会代表)

※『致知』2013年12月号
連載「致知随想」より

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高度な訓練を受け、医療や介護の現場で
病に苦しむ人々に寄り添い、
サポートする「セラピードッグ」。

その日本第一号となった愛犬チロリが、
私の胸の中で息を引き取ったのは
もう7年も前のことになります。

私はチロリをはじめとして、
日本の動物愛護のあり方を問い直す取り組みに
20数年携わってきました。
そのきっかけは、約30年前にまで遡ります。

私の本職は、アメリカを拠点に活動する
ブルースシンガーですが、
1977年、ニューヨークの高齢者施設で活動する
セラピードッグの姿に感銘を受け、
その育成に携わり始めたのでした。

しかし、その頃に参加したある動物愛護団体の会で
私はこう言われたのです。

「日本には“犬猫のアウシュビッツ”がある。
いくら経済大国と呼ばれようと、我われは日本人を認めない」

バブル景気の絶頂期にあった1980年代の日本、
そして隆盛を迎えるペット産業。

しかし、その裏では飼い主に捨てられた
年間100万匹もの動物たちが殺処分されていたのです。
その命を守る法律も未整備でした。
動物たちは、いわば廃棄物のように扱われていたのです。

「あなたは有名なブルースシンガーだろう。
なぜ祖国の不正を糺すために闘わないんだ」

一介の歌手に何ができるのだろうと思いましたが、
1979年から始まる日本公演の際、
私は意を決し、殺処分を行う動物愛護センターを訪ねました。

そこで見た光景はまさに地獄でした。
犬や猫たちが次々とガス室に送られ、
のたうち回っている彼らを
容赦なく焼却炉に放り込んでいく……。

その衝撃の中、脳裏に甦ってきたのは
幼年時代に私の命を救ってくれた愛犬の姿でした。

* * *

大木氏の命を救ってくれたという
愛犬とのエピソード。

その後、日本初となるセラピードッグ・チロリは
いかにして誕生したのか。

そして、チロリが教えてくれた命の尊厳とはーー。

続きはぜひ『致知』12月号P94をご一読ください。

「発酵のチカラ」ふりっぱーに

11月 15th, 2013

フリッパー 発酵 表紙

 

地域新聞「ふりっぱー」の15日号はズバリ『発酵』!

驚きました、内容が地方のフリーペーパーにして、深く取材しています。

先日おしらせした「発酵文化促進機構」のNPO法人が発足。

これからの混迷の世界を切り開くのは、『発酵革命』以外にありません。

フリッパー 発酵 1

 

まほろばも取材を受けて掲載されています。

「へうげ醤」「へうげ味噌」の誕生秘話が。

今年は、このへうげ2兄弟の誕生で、発酵の基礎が出来たように思います。

夢は、北海道が発酵王国にならんことを。

フィリッパー 記事

 

ワッハッハッハ!人生を吹き飛ばそー!

11月 14th, 2013

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人生は、実は「笑い」であった!!

という真理を、身を以て実現する。

そんな神妙な、それでいて軽妙な、

なんだか狐につままれたように簡単に宇宙をゲットする

楽しい楽しい講座の始まり始まり!!!!!

25日に待っていますね!!