まほろばblog

Archive for 1月, 2016

抗酸化力あり!「赤玉天然貝柱」入荷!!

火曜日, 1月 19th, 2016

赤貝柱

 

貝柱と言えば、乳白色。

それが、一般的である。

だが、1000個に1,2個の割合で、突然変異による稀少な赤色貝柱が混ざる。

白い帆立に比べて、味が濃厚で、クリーミー。

これは食して良いものか、どうかでよく質問がある。

この赤色は、まほろばオリジナルサプリメント「アスタジー」の主成分、アスタキサンチン。

活性酸素を取り除くカロチノイド色素です。

これは、プランクトンや蟹やえびなどの甲殻類に含まれる

赤色が鮭等に移行して、紅色を呈します。

同じように、赤色の貝柱も同じ原理による。

このアスタキサンチンの他に、β-カロチンそしてペクテノロンという

抗酸化物質が二重にも三重にも重なって含有しているわけです。

ことに、抗ガン作用があるとして発表されている。

以下、そのことを簡略に解説している文章がありますのでお読みください。

主に道総研の網走水産試験場が論文をまとめたものです。

 

赤白貝柱

 

ところで、ホタテ漁業関係の皆さんはよくご存じのことですが、ホ
タテの貝柱の中に、希に赤橙色をした「赤玉」と呼ばれるものがあり
ます。どのくらいの頻度で見られるのか、オホーツク沿岸の3 地区が
冷凍貝柱製品について、延べ21 年間調査した結果を加工利用部がと
りまとめたところ、平均で0.15 %の発生率でした。つまり貝柱千個
に1、2 個しか見られない大変希少なものということになります。
この「赤玉」は、干し貝柱に加工すると褐色を呈するためあまり歓迎されません。
また生鮮や冷凍貝柱でも、鮮やかな赤色が目立つせいか、加工利用部にも毎年2~3
件「なぜ赤いのか?」、「食べても大丈夫か?」という問合せが来るそうです。
そんな嫌われがちな「赤玉」ですが、加工A:赤玉B:通常
利用部と(財)生産開発科学研究所が共同で行った研究結果から、

その色素の主成分はペクテノロンというカロチノ
イド(ニンジンやサケの身の赤色もカロチノイドの一種)で、ホタテ
の雌の卵巣に含まれる赤色と同じ成分であることや、色素以外の栄養
成分は、普通の白い貝柱と違いがないことが分かりました。さらに素
晴らしいことに、このペクテノロンには、生活習慣病や老化の防止に
役立つ「抗酸化活性」や、がん化細胞の増殖を抑制する「抗発癌プロ
モーション活性」があることも明らかになりました。
このように、「赤玉」ホタテは非常に優れた「善玉」であることが
判りました。赤い色を好む中国では「インパクトが強いため、今後増
殖したい」との記述のある文献もあります。日本でもこの研究結果が
広く知られるようになり、主婦の皆さんが、スーパーで赤玉ホタテの
入っている刺身用パックをさりげなく選んで買い物かごに入れるよう
になって欲しいものだと思います。
なお、HP で調べたところ、紋別の水産加工会社で赤玉だけを使っ
たホタテの飯寿司を製造しているとのこと。慧眼というべきでしょう。

以上の研究論文が、

「オホーツク海のホタテガイ赤橙色貝柱における

一般成分および赤色色素の同定と抗酸化作用について」と題して、

https://www.jstage.jst.go.jp/article/suisan/79/1/79_12-00055/_pdf

に掲載されております。

卵巣ですね。...

「赤玉天然貝柱」

オホーツク産

1kg ¥5.500 (限定50袋) 

100g ¥600

いよいよ二時間後に「トーク・バトル」!!

土曜日, 1月 16th, 2016

トークバトル 1

今晩、7時からの「トーク・バトル」開催、あと2時間と迫りました。

ついに大貫妙子さん、出演決定!!

これで、阿部一理先生、三枝龍生先生、安藤豪敏先生、そして大貫妙子さんによる

想像を絶するトークショーが始まります。

無理に無理を重ねて無理矢理に席を増やしました。

40席のところを60席、みなさん息切れ、窒息するでしょう。

では、お楽しみに!!!!!

 

トークバトル 2

 

 

厄払市?福寿市!開催

金曜日, 1月 15th, 2016

kanshaday201601

 

「お得だ値」うまいこと言うね!

正月あっという間に、一月中日の今日から売り出し。

おかげさまで朝から押すな押すなの盛況で、有り難し!!

今年一年の厄除けは、まほろば「買っ徳」でお払いお払い。

その名も『厄払市』で、縁起がいいぞ!!

明日、明後日、めでた、めでたで福寿授かる『福寿市』。

さあさあさあ、千客万来、

よってらっしゃい!みてらっしゃい!!いらっしゃいのしゃい!!!

 

厄払市

 

 

「樺太シシャモ」の凄み!

木曜日, 1月 14th, 2016

カペリン 赤皿

 

国内のシシャモの9割方、「カペリン」という別名「樺太シシャモ」と言われている。

現実感では、当の北海道では、それはないのではないかと思う。

シシャモはシシャモ、カペリンはカペリンで、見て判断できる位違うし、

また、店頭では「樺太シシャモ」などと明示して、販売する表示義務がある。

Mallotus_villosus[1]

その為か、すっかり「ぺカリン」自体が、悪者扱いを受けているが、

当の本人(?)からすれば、「それはお門違い、飛んだ濡れ衣」と言うであろう。

実は、それほどペリカン自体が美味しく、シシャモ以上に美味しいのだ。

というより、同じキュウリウオ科に属しているが、シシャモはそのキュウリウオ科だが、、

カペリンは、樺太シシャモ科で中身が異なっているのだ。

 

509px-Capelin-iceland.svg[1]

 

シシャモは、世界でも北海道の太平洋側しか生息しない。

一方、カペリンは、北極海沿岸を回遊しているためか、脂の乗りが格段に違う。

これは北海道に帰川する白鮭と

北洋ベーリング海辺りを周遊する紅鮭の旨味の違いではなかろうか。

しかも、1尾の卵は5.000から12.000個という途方もない卵数で、

今回、特別入荷したカペリンは代替用のシシャモではなく、

正真正銘の「樺太シシャモ」で、明らかに外観が違い、

食して、その脂の異常な美味しさ、卵の豊富さに、驚愕する。

 

カペリンの卵

 

実際、水産関係50年の方が、わが社に持ち込んで来たのだが、

彼も、6Lというこれほどのものに出会ったことがないという代物。

これは、カペリンという蔑視にも似た呼称を、

根底から改めねばならないのではと感じ入った次第。

この厳寒の荒海を超えてくるこの小さな魚たちの真の姿を観た思いだ。

 

カペリン 大写し

 

シシャモは、卵の美味しさでメスを求める方が多いが、実は身はオスが旨い。

それは卵に栄養素を取られないからだ。

その点、カペリンはメスでもその身の旨さは驚くほどで、

さらに卵の豊かな口に拡がる感動が、別格である。

 

カペリン

( 子持ちカペリン『樺太シシャモ』6L 3串(×5尾)¥780

 

何でも突き詰めれば、別な世界が開かれる。

この小さな一匹の魚に教えられる所は、大きい。

 

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(年々減少するカペリンの漁獲高)

 

 

 

「農民オーケストラ」と「ぶどうジュース」

木曜日, 1月 14th, 2016

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朝日に照らされて輝く「天然ぶどうジュース」

見た目も濃厚で、グッと生唾が出てきそうな100%ストレート果汁。

無論、無農薬・無添加のキャンベル・ジュース。

 

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(1000ml ¥1.399)

その作り手は、余市町登の牧野時夫さんだ。

牧野さんと聞けば、あのオーケストラ、

「北海道農民管弦楽団」を率いている指揮者で著名でもある。

その定期演奏会が今月31日に名寄で開かれる。

都合のつく方は、是非とも応援でご参加ください。

牧野 チラシa

牧野 チラシb

中学生チャンピオン、札幌から

火曜日, 1月 12th, 2016

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昨晩の「NHKのど自慢チャンピョン大会」で見事、全国優勝を果たした少年。

実は、近所の宮の沢中学校の一年生、小山田祐輝君だった。

ビックリと言うか、すごいの一言。

 

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実は、まほろば自然農園の畑をお借りしている江戸さん。

そこの奥様が主宰している民謡教室に通っている子供さんだった。

昨年より中学生枠が設けられ、その初年度のグランドチャンピョンだから、

全国的にも話題騒然!

 

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兎に角、小学校に上がる前から、各地の民謡大会で優勝に次ぐ優勝。

一昨年は、「江差追分日本一」、

昨年は、NHKホールで「小学生民謡日本一」にも輝いて歌っている。

徹底的に基礎を仕込まれ、尺八・三味線もこなし、舞台の場数を踏んでの度胸。

他者と比較して、その安定性と旨さは、単なる素人の枠を超えている。

いわば、小学校生活は、プロへの修養期間で、毎日音楽漬け。

その辺の鍛え方が、趣味人とはまるで異なるのだと思う。

氷川キヨシに憧れて、将来プロ歌手を目指している。

いや、早々に少年演歌歌手でデビューするかもしれない。

レコード会社も放って置かないだろうから。

ともあれ、この札幌の地元からプロ歌手が出るならば、めでたいことである。

千家「骨董市」2016-Ⅲ

月曜日, 1月 11th, 2016

青磁

① 青磁各種 非売品

李朝前期、李朝後期、日本、中国清 (右から)

 

香炉

② 唐銅獅子香炉 ¥30.000

 

ポルシェ

③ フォルクスワーゲン おもちゃ 各¥500

 

グラス

④ グラス フランス ルーマニア ¥10.000 ¥28.000

 

スプーン

⑤ フォーク&ナイフ フランス 19世紀 1本1束 ¥1.500~¥5.000

 

山茶碗

⑥ 山茶碗 室町 ¥5.000~¥8.000

 

籠 江戸

⑦ 籠 江戸  ¥5.000

 

辻清明の茶碗

⑧ 陶芸家・辻清明氏のぐい飲み  ¥3.000

 

ろうそく台

⑨ 蝋燭立 フランス ¥10.000

千家「骨董市」2016-Ⅱ

日曜日, 1月 10th, 2016

千田さん

明日の成人式一日を残した千田さんの「骨董市」。

今回は身近な小間物や洋物やおもちゃなど、

多種多様な品々を格安に値付けして、より親しみをもって提供されている。

お訊ねになれば、どんなことも応えて下さるので、気楽にご覧下さい。

また、社長が蒐集した李朝の抹茶茶碗や中国物なども展示。

値切れば、相当安くしてくれるとかの噂あり。

 

白岩焼き

① 白岩焼 大鉢 秋田角館町   ¥25.000

 

アンナン焼き

② ベトナム安南焼  ¥7.000

 

ポシャギ

③ ポシャギ 風呂敷  李朝  ¥10.000

 

デフォルテ

④ デルフト オランダ 17世紀  非売品

フェルメールの「真珠の耳飾の少女」の映画に出てくる食器と同じ物。

YouTube Preview Image

 

フランス皿

⑤ クレイユ&モントローの白皿 フランス ピカソの写真集に載っていた同じ皿。非売品。

1830年代製 -Creil Octagonal Plate-

2011年、新年初めの新商品のご紹介は人気のオクトゴナルプレート。
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1830年代製造のクレイユ(Creil)単独刻印が印された一品です。

パリの北、オワーズ(Oise)に位置したクレイユ(Creil)窯。
設立は1797年頃とされ、非常に古い歴史を持ったフランスを代表する窯元の一つです。
共に長い歴史を持つモントロー(Montereau)窯と1840年に合併。その名をCreil et Montereauと
改め、多数の良質な陶器を世に残しました。
本品はモントローと合併前(1840年以前)に作製された歴史ある一品となります。

クレイユオクトゴナルブログ用4

白い陶肌が特徴的。

年代物の為、カトラリーの傷・汚れ等が御座いますが、割れ欠けは無く良い状態です。

木の鉢

⑥ 木の鉢(緑色) オランダ   非売品

 

織部 蕨手

⑥ 織部焼き茶碗 蕨手  ¥60.000

「へうげ味噌」「へうげ醤」で御馴染みの古田織部の創始した焼き。

蕨の画を施した古趣あふれる小ぶりな茶碗。

 

 

千家「骨董市」2016

金曜日, 1月 8th, 2016

千家 骨董市 2

昨日から千田さんの「骨董市」が始まった。

高校生の時分から始めたというから、45年もの年季が入っている。

そんな蒐集歴をもつ彼女、いい意味で魂が古いというか深いのである。

骨董とは、

己が内に潜む古き魂を打ち出す修行であり、道具であり、

第二の自分との出会いでもあるのだ。

老人の懐古趣味ではない。

その物に対峙して、何かが語りかける時、その古き中より、

新しき自分が発見されるチャンスである。

 

砥石壷

① 砥石入れ(腰ベルト)フランス 18世紀 ¥20.000

 

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② カルティエ 珈琲カップ フランス 1986年 ¥5.000×2

 

まげわっぱ

③ 曲げわっぱ オランダ 19世紀 ¥30.000

 

シトロエン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④ シトロエン フランス 1956年 ¥12.000

 

漆桶

⑤ 漆桶 東北地方 江戸時代 ¥30.000

 

鯨のさえずり!?

金曜日, 1月 8th, 2016

鯨さえずり 2

鯨の「尾の身」といえば、最も高級な部位。

それにも匹敵するほど、なかなか口に出来ないのが舌の「さえずり」。

それを先日、口にしたのだが、濃厚で何とも言えない旨味は、また格別である。

早速仕入れてみた。

高価で濃厚なので、冷凍のうち、薄切りにて販売している。

一度、お試しあれ。

 

illust01[1]

■ くじらの部位の名称

鯨は約300年前の江戸時代からすでに食用されていました。
部位によりそれぞれ特有の名前があります。

尾の付け根あたりの肉を「尾の身」、

鯨の皮を皮下脂肪ごと切り分け乾燥させたものを「コロ」、

舌の部分を「さえずり」、

尾っぽの部分は”尾羽毛“と書き「オバケ」と呼びます。
腹の部分は筋が畑の畝に似ているところから「うね」と呼ばれています。

 

鯨 さえずり 1

 

北西太平洋の調査捕鯨で捕獲される、イワシ鯨の舌、さえずりは
バランスの良い脂乗りと濃厚さです。
もちろん脂乗りや品質は上質です。

鼻に香り高く風味がぬけるのも確かに感じられ、それらが癖になるという方が多いです。
イワシ鯨はミンク鯨より大型の鯨で、供給量は現在ミンク鯨よりも安定はしていますが、

希少な部位には変わりはございません。

 

518qD4+Zo4L._SX345_BO1,204,203,200_[1]

「鯨は国を助く」小泉武夫著(まほろば扱い)