まほろばblog

Archive for the ‘自然医学’ Category

「富士古文書」開陳

金曜日, 9月 6th, 2013

 

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先週25日に、富士吉田市大明見の宮下本家にて、

先代当主逝去以来、初の開陳の天縁に預かった。

森下敬一自然医学会会長と増川いづみ博士と共に間近に

見る古文書の圧倒的な量感に息を呑んだ。

 

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翌日の鼎談は、増川博士の小淵沢の旧邸にて。

また528Hzによる精妙にして深遠なるヒーリングを受けた。

詳しくは、国際自然医学誌の後号を。

 

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「無我の画、無私の詩」自然医学9月号

木曜日, 8月 22nd, 2013

自然医学 2013-9 表紙

 

「森下自然医学」誌、9月号が届きました。

先回までの徐福シリーズに代わって、今月から『マハトマ・ガンジー』。

「塩の行進」では、「減塩は民衆の無力化」を示して、命綱なることを教唆。

不戦・非戦の戦いは、ついには勝利を得る。まさに無為にして化す。

ちなみに、七五三塩も、ガンジー塩田に関与している。

自然医学 2013-9 巻頭

 

小池さんの中国長寿調査報告。

日本人の故郷でもある江蘇省。

その長寿調査の報告1が掲載。

いつも感じることだが、家族近所の仲の良いことが印象的だ。

今回、機器を代えて水質調査を行った。

都市と田舎では、酸化還元電位が2倍の差がある。

だが、みな湯冷ましを飲料用にしており、酸化の害を逃れているのだろう。

 

自然医学 2013-9 長寿 1

自然医学 2013-9 長寿 2 自然医学 2013-9 長寿 3

つぎに、森下自然医学ではんばいするFSヨーグルト「アレルノン」 。

あの小泉先生が、いつもおっしゃる滋賀県の「ふなずし」。

そのフナ寿司の乳酸菌を元に作られた米ヨーグルト。

直接のお申し込みを。

自然医学 2013-9 アレルノン1

「燦々会」での講師・石原結実医学博士による講演会の内容。

一般的に、通常の医師会から森下理論の理解は至難の壁。

それを易々と超えて、喧伝される石原氏の検証の深さに驚く。

しかも、言葉やさしく分かり易い内容に共感。

自然医学 2013-9 石原

増川さんの「感じるちから」は、短歌について。

以前から、歌を嗜まれているのを知っていたが、

理性と感性が調和された人は、古来稀なり。

26日に、会長と共に鼎談の予定。

自然医学 2013-9 感じる力

補遺の「徐福伝説」。

会長の津久井の故郷は富士高天原に連なる。

これも、浅からぬ天縁の業か。

古があって今日があったのだ。

自然医学 2013-9 徐福

田中愛子先生の「食養を極める」は、合気道とのかかわり。

会長と植芝吉祥丸先生との関係はもとより、

父・甚吉様の「皇武館」へのご尽力も深く、その交友関係の広さに驚嘆する。

開祖、盛平翁の最期の看護を愛子先生がされたというからビックリ!

毎回、何が飛び出すやら、楽しみです。

自然医学 2013-9 田中

「倭詩」は『無我の画、無私の詩』と題しての一文。

今、札幌に来ている「シャガール展」での、画伯への想いを綴る。

幻想画でなく現実画であるというシャガールの言。

故・上杉克也さんの絵を交えてのつれづれ。

芸術の本懐とは、全てに通じる・・・・・。

自然医学 2013-9 倭詩

『祖の地、祖の心』、「森下自然医学」8月号から

木曜日, 7月 18th, 2013

表紙

届いた「森下自然医学」8月号。

巻頭随想は会長の『徐福伝説』(補遺)。

文化遺産に指定された富士山を取り巻く「高天原」伝説から、

会長の生誕地・津久井、さらに徐福の飛翔した都留。

人は、何らかの巡り回る地の因縁で現在の生がある。

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早速、先月末に行った江蘇省・南通市の長寿調査と徐福の故郷・連雲港視察一行の

写真トピックスが掲載されました。

会長は、4,50年に亘って世界の長寿郷を回った旅人です。

人生は百代の過客・・・と言いますから、人生そのものが旅なんですね。

 

カラー版

 

田中あいこ先生講演会

 

田中愛子先生の燦々会の講演録「生かされて」が、掲載されています。

90年も人生を歩まれると、一言一言に心に伝わる調べがありますね。

年輪を重ねることは、素晴らしいことですね。

 

増川さん記事

 

新連載「感じるちから」は、新登場の増川いづみさん。

増川さんの話される言葉に、いつも勿体無いなー、記録すべきなのに・・・

と思わず、言ってしまうほど、珠玉の知識と経験がちりばめられています。

今回、連載で、ようやくそれが活字になり、人の目に触れられて素晴らしいな、と思いました。

 

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今回の徐福伝説の解説。

会長の講演にもありました、秦の始皇帝は徐福の日本永住を知って送り出した、

という新事実の裏には、始皇帝亡き後の高官たちの暗躍を予期してのことだった事を、

明記しています。これは、驚くべき内容で、必読のメッセージでもあります。

 

祖の地、心

 

今回の「倭詩」は『祖の地、祖の心』と題しての連雲港に行った感想です。

奇しくも、同じ日に同地で、孔子と徐福の子孫に会い友人になることが出来ました。

その顛末を描きましたが、何か強い祖先の糸に引き寄せられたように思えました。

これから長いお付き合いになると思いますが、日中友好の絆として、

民間レベルで、交流の場を拡げて行きたい、と強く感じました。

とても有り難い、今回の視察旅行でした。

未来に繋がればと望むところ切なるものがあります。

 

大内さん

 

今回同行しました、鍼灸マッサージ学校の先生をされている大内晃一さんと親しくお話をする機会を得ました。

若くして深く身体や人生を思考実践されていることに、大いに感心しました。

示唆を受けることも多く、これからも色々学ぼうと楽しみにしております。

彼の連載「医(旧字)をめざして」は、読み応えのある為になる内容です。

(まほろば扱い ¥472)

森下自然医学「ユク河ノナカレ ゆく人のはるか」

水曜日, 5月 22nd, 2013

自然医学 表紙 2013.

「森下自然医学」6月号が届く。

その巻頭随想は『徐福伝説』11段目。

いよいよ、その核心に入る。

秦の始皇帝の出自に及び、そもそも両親ともペルシア人と断言。

アッシリアに制圧された祖国を追われた「失われたイスラエルの十支族」であったと。

えっ!と驚く内容であるが、来月森下会長と徐福出身の村を訪ねる予定。

さて、その後どうなるでありましょうか。

自然医学 巻頭言 2013.6.

 

「不食時の生体機能・・・・・後編」は佳境に。

森美智代さんの「地球を愛で満たしたい」という願いが、

きっとこのような奇跡的体質に変貌させたのだと思われます。

このことにより、医学・医療革命が起こるきっかけとなればいいですね。

自然医学 不食 2013.

 

田中愛子先生の連載『食養を極める』は、

「死の同心円」を書かれた秋月辰一郎先生との出会い。

その長崎原爆のすさまじい体験を超えられた師と共鳴する田中先生は、

桜澤先生の命ぜられるまま、単身欧米に乗り込んで食養生の普及に挺身する。

命がけの場で、共振する二つの魂。

 

自然医学 田中 2013 6

船瀬俊介師の「身近に潜むアブナイもの」は、

増川博士の『音叉療法』を取り上げて、

『未来医療になる?「波動医学」の神秘』と題しての論。

一切は周波数からなる故に、全ての病も周波数によって治る・・・。

かの日比谷公会堂の講演以来、毎日大変な数の問い合わせが殺到しているという増川女史。

今後、注目ですね。

 

自然医学 醤油 2013.6.

丁度「へうげ醤」を販売開始したばかり。

編集人の山司さんが、時を得て「醤油について」を執筆。

小泉博士も語っていた糖尿病改善や抗がん効果のあるメラノイジンを

多く含む味噌・醤油は、世界に向けて益々注目されるでしょう。

 

自然医学 倭詩 2013 6

 

今月の「倭詩」は「ユク河ノナカレ、行く人のはるか」と題しての一文。

みなさんのよくご存知の「方丈記」。

しかし、未だよく知られていなかった鴨長明。

浅学な私が不遜にも、先人の足跡思想と思いの果てを綴ってみました。

何時もぎりぎりで筆を起こし、2日ほどでまとめるしかない即席に冷汗三斗。

古人に失礼とは思いながら・・・・・・・

出来れば、ゆったりとした思索の日々が欲しいですね。

 

(『森下自然医学』6月号、両店で扱っております。¥472)

「祈り」の監督も祈りで克服

月曜日, 5月 13th, 2013

祈り 健康

 

先日上映された村上和雄先生をモデルにした映画『祈り』。

実は、監督の白鳥哲さんも祈りで脳腫瘍を消された体験の持ち主。

その逸話を是非お読みください。(健康情報新聞)

「催眠療法基礎セミナー」のご案内

水曜日, 3月 6th, 2013

doc06138220130306100721_001横浜の「イーハートブ クリニック」の萩原優院長は、

30年にわたり、消化器外科医として聖マリアンヌ医科大に勤め、

准教授を経て外科部長に就任後、クリニックを開業。

アメリカにおけるABHマスターインストラクターなどの多くの資格を取得して、

メンタルケアの総合医療を行い、心理療法の母胎でもある

「催眠療法」では、日本における権威でもあります。

まだ先ですが、6月22,23日に、まほろばにおいてセミナーを開きます。

なかなか奥の深い内容です。ご興味のおありの方は是非参加されてくださいませ。

http://ihatovo-clinic.com/

「国菌と国造り」自然医学誌から

水曜日, 2月 20th, 2013

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「森下自然医学」3月号が届きました。

今月も盛り沢山の話題提供です。

先ず、巻頭随想は『徐福伝説その八』で、徐福定住の巻です。

祖父の富士吉田の浅間神社のことも記述されています。

先日、その地で『徐福祭』もあり、これからも知れるようになるかもしれません。

日中友好も、この物語を端緒に進めて、仲良くして行きたいものですね。

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 話題のIPS細胞。その「問題点と生命の本質」と題して、

あの船瀬俊介先生と寺島文理書院社長と会長との鼎談。

ノーベル賞の裏に隠された謎と目的。

それを知れば、あながち喜んでばかりいられないものがあり、それ以上に、

生命の本質、死生の意味を考えると、深刻にならざるを得ません。

必読の特集だと思います。

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 今、新聞紙上をにぎわせている若杉友子おばあちゃんと田中愛子先生の対談は興味が尽きません。

ともに「60年前の食生活にもどろう!」と提言されています。

お二人とも、本当にお元気で、老後の理想の姿がそこにあります。

これも、読みたい一篇ですね。

 

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連載「食養を極める」田中愛子先生の健筆が光ります。

先生のお若い時の壮絶な体験が、強く惹きつけます。

「・・・肺ガンの方の痰も舐めました・・・・・・

このとき、張りつめていた全存在が私のはらわたの中まで達し身震いしたのです。・・・・・」

こちらが、身震いするような凄い体験を綴られておられます。

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「倭詩」は『国菌と国造り』と題して、寺田さんと麹菌を中心に書きました。

日本的、日本らしさ・・・・・・・などなど日本を形容しますが、

物質的には、それは『糀/こうじ』ではないか、という論です。

我々の外も、体の中も、実はこの麹菌によって培養されて生き長らえているという

日本人の本質に迫るものです。

今の、麹ブーム、発酵ブーム、一過性に終わらせず、末永く盛んにさせたいものです。

「森下自然医学」2月号 『庭と天の刻印』

木曜日, 1月 17th, 2013

 2013.2. 表紙

 「森下自然医学」2月号が今朝届きました。

雪積む寒椿、北国では見られない庭先。

その庭の話が、倭詩のテーマでした。

それは後ほど。

 

2013.2. 巻頭言

「巻頭随想」は、 『徐福伝説』其の七 「出国を決意させたる原風景」

いよいよ話は、佳境に入ります。

秦の始皇帝との遣り取り、奇しくも庭の話の中でも始皇帝の極廟のいわれが出ます。

2200年前の動向が、肉薄して昨日のことのように語られます。

実に、面白いです。 

ちなみに、2月9日(土)に、富士吉田・明日見で『徐福祭』が開かれます。

(ご興味のある方は、ご連絡ください)

 2013.2. ips

会談は、先回に引き続いて「ips細胞」に関して。

ips細胞の是非と21世紀の慢性病対策(後編)』です。

森下会長の『血球の起源』が、いよいよ以て評価される時機到来といえます。

半世紀近く埋もれていた腸造血理論が、注目される日が来た感が致します。

是非、ご一読のほどを。

2013.2. ips

 連載「食養を極める」、田中愛子先生のお筆。

その冒頭『念ずれば花ひらく』の坂村真民さんの詩がある。

『からっぽ』

頭を

からっぽにする

胃を

からっぽにする

心を

からっぽにする

そうするとはいってくる

すべてのものが

新鮮で

生き生きしている

桜澤先生に師事された田中先生。

初断食を始めて、まったく未経験にも拘らず、200人もの病人を指導せよ、との命令。

しばらくして、周りも驚くべき超常能力を得られ、様々なことが直感的に認識できた。

周りが輝き出し、ついには、この地上は天国である、と悟られるまでに至ったのだ。

全ては、宇宙の秩序と一体であることを知るのである。

お姉さまが、田中先生を見て、

「透き通っていて、まるで妖精のよう」と語られたとか。

とにかく、必読の記事であります。素晴らしい!

2013.2. 田中愛子

 

 龍安寺 長

 「倭詩/やまとうた」は『庭と天の刻印』と題して、龍安寺の秘密を探ります。

誰しもが石庭の前に佇むと、不思議な魅力と安定感を得られます。

未だ定かでない作庭家が、古今東西の技術と英知と、

そして禅的悟り、ひらめきを得て、この白砂の方丈に大宇宙を投影します。

そのさまざまな切り口から、この手法を解き明かします。

あたかも謎解きにも似た経緯から、ある一つの真理に達します。

紙面が許されるなら、図解を入れながら相当数の頁を費やして解説したいところ。

だが、短い中に言い尽くすのも、また石庭の精神でもあろうと思うのです。 

2013.2. 龍安寺

「京都三題」と禅

土曜日, 12月 22nd, 2012

自然医学の原稿「京都三題」を書き上げて、今校正中。

8月、「うさと」のフェステバルに参加した際の2日間、

大忙しで取材を兼ねて市内を周り、思いを書き綴った最終が、2月号に載る。

「うさと」のこと、「上村松園女史」のこと、そして「龍安寺」のこと。

何度か訪れた石庭だが、今回は短い枠の中に、言いたいことを詰め込んだ。

図式がないと、なかなか理解し難いが、兎に角、

この作庭家は、当時のあらゆる知識と技法の粋を集めて、

それを禅のセンスで纏め上げた。

それが、どのような展開でなったか、お楽しみである。

ところで、先日、小泉武夫先生を囲んで、北海道の仲間が忘年会を開いた。

その席上、先生のお家の宗旨が、臨済宗妙心寺派で、

亡きお父さんは県の総代をされていたという。

それで、お亡くなりになった時は、京都から偉いお坊さんが何人も読経にいらしたとか。

龍安寺は、その妙心寺派であったので、脱稿した日の共時性が面白いと感じた。

すると、そのお寺が原発で発言されている福島三春町の芥川賞作家住職・

玄侑宗久氏の禅寺で、小泉家がその檀家さんであったというから、さらに面白いと感じた。

http://www.genyu-sokyu.com/

その宗久氏の幼い時から、よく知っているよ、という話に不思議な感を抱いた。

氏の禅味深いエッセイやお話には、福島県被災地としての切実な声が、心に迫ってくる。

「森下自然医学」『ある閨秀画家と仏画』

月曜日, 12月 17th, 2012

今朝、『森下自然医学』来年正月号が届いた。

主幹の巻頭随想は「徐福伝説」その6。

私が恵贈した「富士古文書」によって、更なる徐福解明が進まれたということ。

そこには、未だ知らざる驚異的な記述が書かれてあったという。

その微に入る解説は、あたかも取材したるが如き感があり。

日本古代の様相が、次第に雲晴れるが如く解明される。

さらに後号が楽しみ。

「食養を極めるーひとすじの道70年ー」田中愛子先生の健筆が光ります。

お若い頃の美しいお姿も、素敵です!

その修行の様子が生き生きと描かれた文章も、心に響きます。

今にも死にそうな体が、次第に生気を帯びてゆく様子、目が覚めるようです。

俳壇主宰の秋山素子さんの「句集 白妙」が発刊された。

ことにご主人を見送る壮絶なる苦吟が、心に突き刺さる。

淡々と描かれている如く、実は胸中深い慟哭の嘆きに打たれる。

生涯、幾たびもないこの吟詠は、長く人々の心に残ることでしょう。

山中氏のiPS細胞のノーベル賞受賞、慶賀極まりないものがあります。

しかしながら、自然医学の立場からは、諸手を挙げて歓んでいられることでもないらしいのです。

その興味深い記事が、「iPS細胞の是非と21世紀の慢性病対策」の対談と酒向博士の

「山中教授のノーベル賞受賞によせて」についてです。

全編興味深い内容なのですが、一部ご紹介しますと、

・・・・iPS細胞作成時に導入する遺伝子のうちのc-Mycは有名なガン遺伝子である点と、

遺伝子導入の際に使用するレトロウイルスは遺伝子を導入する部位が不安定であり、

細胞内に潜んでいるガン原遺伝子を活性化する恐れがある、という二つの点から、

人体に使用した後に発ガンする可能性も指摘されている・・・・・・・・

何事も、良いこと尽くめではないようです。

1月の「倭詩」は『ある閨秀画家と仏画』と題して、上村松園女史を取り上げてみました。

絵画に関しては、初めての取り組みですが、私としては生来画も大好きで、

いろんな画家のことを書いて見たいな、と思っています。

松園女史を仏画師と断定したのは、今まで誰も言ってはいませんが、

おそらく初めての評論ではないかと思いますが、そこが核心ではないかと察するのです。

その辺りの消息を是非、お読み戴ければと思います。

さすが、一月号は読み応えのある連載が続いております。

まほろばでも、取り扱っております。(1部¥472)