まほろばblog

Archive for the ‘食’ Category

無濾過・杜氏直詰「まんさくの花」

月曜日, 4月 15th, 2013

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上の写真は、1月全国発酵サミットの見学会において、

地元蔵元での仕込み樽から掬い出した生酒の試飲会。

その生き生きした生純米酒の美味しさに、

下戸の私はいくら飲んでも飲んでしまうほどの旨さと飲み易さに感動してしまいました。

酒がみんなこんなだったなら、誰もが上戸になるだろうと思ったほど。

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そんなところに、入荷したのが秋田は横手の新日の丸さんの「まんさくのはな」。

『無濾過で、仕込み大樽から杜氏が直詰め』した純米大吟醸。

試し飲みして、忽然とあの日を思い出しました。

まさにあの生原酒の蔵内瓶囲酒、そのものでした!!

酒の功罪を越えて、一度は口にして、日本食文化の精粋に触れて見てください。

今は途絶えた『和魂/にぎみたま』の片鱗を垣間見られます。

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25.4杜氏直詰め案内

発酵仮面、大獅子吼!!

月曜日, 4月 15th, 2013

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先日の佐藤水産主催の小泉塾。

昨日の道新に内容の一部掲載されました。

天然鮭と養殖鮭の違いの実態を、もっと日本人は知るべきです。

また迫ったTPP交渉に対して、先生も大反対、

これは第一次産業の崩壊になると絶句されておられました。

タカコ・ナカムラさん4冊同時出版!!!!

木曜日, 4月 11th, 2013

たかこ本 ホール

ホールフードのタカコ・ナカムラさんが何と、

4冊の新書を同時発刊されました。

① 「ホールフードでいこう」(自然食通信社)¥1.500

② 「50歳になると、35歳に見える人と65歳に見える人がいるらしい!?」(主婦の友社)¥1.300

③ 「都市型保存食のすすめ」(実業の日本社)¥¥1.400

④ 「「ベジブロスをはじめよう。」(レタスクラブmook)¥1.200

たかこなかむら 本 洋子

①には、専務が頼もしいスクール応援団として紹介されていました。

下の②は、今絶好調のイラストレーターの上大岡トメさんとの共著対談。

イラストつきで読みやすく、解りやすい。たかこ本 50歳

 

③の簡単おいしい保存食は昔ながらの知恵とレシピ満載!。

まほろばの「ひふみ糖」も載っていますよ。たかこ本 都市型

 

④のベジブロスつまり「野菜のだし」は目からうろこ。

野菜の切れ端をすてることなく100%使い切って戴く、エコ料理。

杉田かおるさんもタカコさんのスクールに通ってすっきりやせました。

アンジエイジングの権威・白澤教授との対談も面白く、

野菜のファイトケミカル時代の到来ですね。

以上、まもなく、まほろばの店頭に並びますのでお楽しみに!!

たかこほんベジプロス

 

 

専務の講座に目から鱗

月曜日, 4月 1st, 2013

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                       by 厚別店 穂積店長

今日は、専務の「油について」の講演会でした。

たよりに予告しなかったので、何時もより参加者が少なかったですが、すごく熱心に学ばれていました。

そして、みなさんの高度な質問や答えのそのインテリジェンスの高さにびっくりしました。

油の話でしたが、今日は「アミノ酸&脂肪酸組成表」を配り、一々の油や野菜果物、肉魚の

脂肪酸組成、たとえば飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸、n-3かn-6か、など検証しながら、

今まで、漠然としか解らなかった食品の内容が、立体的に理解出来て目の覚める思いでした。

特に、日本人はリノール酸過多ということで、

人体にとって最もバランスの良いとされている母乳さえ、リノール酸が多くなっていて、

赤ちゃんのアレルギーの原因になっているという話には、考えさせられました。

リノール酸を減らした粉ミルクの方がいい場合があるなんて、驚きました。

 

みなさん、聞いていて本当にもったいないと思いました。

こんな情報は、他でめったに聴けるものではありません。

本当に、目からうろこで、目の前が開ける思いになります。

是非、来月はお越しください。

まほろば醤油、搾り終了

月曜日, 4月 1st, 2013

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秋田湯沢の「石孫本店」に行って参りました。
最終工程、諸味の「搾り」見学と取材、そして味のチェックです。
販売して戴く京都のTHDの青木社長もご同行。
隣町益田で製造している「へうげみそ」と同じ材料で作る醤油。
果たしてどうなりますやら、今月号の「森下自然医学」に由来記を掲載します。
また、販売に際して、詳しい経緯を綴りたいと思います。
完成まで、あと一歩。
ラベル作りも最終チェック、販売開始は来月売り出しの予定。
乞うご期待!!!

 

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福島「横川さんJAS米」放射性物質さらに低く!

月曜日, 3月 25th, 2013

 

福島の横川さんのお米が、放射性物質が2年前に比較し、さらに低くなりました。
土の浄化力は、すばらしいですね。
セシウム(131.137)
玄米  8.4Bq/kg  →  0.95Bq/kg
白米  2.9Bq/kg  →  0.8Bq/kg
下は、森下自然医学誌に連載している『倭詩』の第一回に「福島の奇跡、奇跡の福島」と題して、
福島の野菜等を、50歳以上の大人は食べるべきを説き、横川さんの米の事にも言及しています。
確実に土壌が回復して来て、嬉しい限りです。
みなさん、応援してください!!!

横川さん記事A

横川さん記事B

 

 

 

 

 

 

 

昆布の起源とTPP

木曜日, 3月 21st, 2013

TPP gurafuTPP konnbu

TPP参加は、第一次産業を直撃する。

特に、北海道は1.6兆円の損失、雇用は11万人減の予測。

なかなか実感は今から持ちにくいが、漁業を見ても、

輸入規制が外れた冷凍魚介類などの雪崩のような解禁は、

一層の漁業の衰退や漁民の離職を生むのは、時を待たないだろう。

上の記事にある昆布なども良い例で、例えば、オーストラリア・ニュージーランドなど、

海藻類を食さない国の海浜は最上級の質、無尽蔵の量の昆布などで溢れており、

それを輸出されたら、北海道のそれは、ひとたまりもないだろう。

老子の『小国寡民』の思想哲学からしても、必ず将来悔いを残す。

下の「水産新聞」の北海道の昆布の起源を見ても、実に2千万年前のロシア極東という。

長い年月をかけて、ロシアから時計回りに羅臼、日高、茅部、利尻・・・・・

と環境変化の要因によって形態的な特性種が分化した。

地域地方によって異なる味わいの豊かさ、深さ。

それが、外国種によって駆逐されれば、固有の食文化は、

日本のあらゆる文化へ影響を与えるであろう。

浅はかな経済優先のそれは、計り知れない禍根を生む。 

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「サラダマスター講習会」とカタログ完成!

月曜日, 3月 18th, 2013

サラダマスター セミナー

あの世界最高級のステンレス調理器具『サラダマスター』と『指ヨガ』セミナーを、

石川県の「クックウェアー・ソリューション」代表・堀名穂子さんをお迎えして開きます。

今月23日(土)に厚別店、24日(日)・25日(月)に本店、

1部・10:30からと2部・15:00の二回行います。

是非、この機会にご参加ください。

パッと台所に花が咲き、体がゆるゆると緩んでくるのが実感できると思います。

サラダマスター カタログ h

このセミナー記念にと、息子さんの鼓太呂君が、PC初心というのに、

上の「Saladmaster」のカタログを、一人で作り上げちゃいました。

すごいですね!!

本当にびっくりしました。

お母さんのためならば、こんな潜在能力が開花するものなのですね。

とにかくその完成度やセンスは抜群で、とても初めての素人が

作ったカタログとは思えない出来栄えで、才能豊かで将来が有望です。

お母さんとお二人して、素晴らしい会社に成長させてくださいね。

サラダマスター カタログ1

当日、お越しの方には、もれなくこの出来立てホヤホヤのカタログを差し上げます。

316ステンレス+チタンの最高品質の素材で、医療用にも使われているんですよ。

高くとも、鍋は一生物で、孫子に伝えたいものです。

それほどの耐久性と使い勝手の良さで、一度スゴサさを知ったら、

もう手放せなくなります。

素材の栄養素を逃がさす、料理時間の短縮でecoで省エネ、もう言うことがありません。

当日参加されましたら、じっくり時間をかけてその使い方をお聞きし、

徹底的にその真価の何たるかを追求されて下さい。

きっと素晴らしい答えが返ってくることと信じます。

サラダマスター 2

最高級!江差産「黒打のり」

土曜日, 3月 16th, 2013

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日本一の江差追分、それは青坂満・大師匠であります。

その江差町のかもめ島に先生の家が一軒だけ瓶子岩の海岸前にポツンとあります。

まさに孤高の存在に相応しく、住まわれる所も孤高でありました。

そこの石灰岩層は、昔から天然岩海苔の名産地で知られ、他の追従を許しません。

今回、この「幻の岩海苔」と言われている「江差の黒のり」がまほろばに入荷しました。

生産量が極めて少なく、味わいがことのほか深い、江差追分のようなこの海苔を

ご賞味くださいませ。

 

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 ・・・・・・・「檜山漁業協同組合」さんからのお知らせです・・・・・・・・・

 

当店では、今まで食べたことのない漁師の手作り本物の『天然のり』江差の黒のりを 

全国の皆様に食べていただきたく、今回ご紹介させていただきます。

価格を見てびっくりされた方も多いと思いますが、

召し上がっていただければ必ずナットク!!の一品でございます。

黒のり(岩のり)は、1月から2月の寒い時期でなければ取ることが出来ません。

1月から2月の一番海水温の低い時期に少しずつ成長しているのです。

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 寒い時期に取り、寒い所での下作業、寒い風での乾燥させるため、

地元では寒のり(かんのり)とも呼ばれています。

一般的に販売されているのりは味付けや特殊加工がされておりますが、

江差の岩のりは、味付けは一切してない「無添加」商品です。

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 のりは海の野菜とも言われ、美容にも良く、ビタミン類、鉄分、カルシウム、

ミネラル、食物繊維等が豊富に含まれています。

低カロリーなのでカロリーが気になさっている方も、気にせずご賞味いただけるでしょう。

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 さて、今回なぜ江差の黒のりかと言いますと「江差町」の観光名所でもある「かもめ島」、

この裏側周辺にたくさんの「岩礁」がありその「岩礁」に隙間なく付いている「のり」

この昔からある自然の千畳敷(せんじょうじき)が採取場所になります。

のり採取場所に着きますと岩礁の匂いいわゆる磯独得の香りがいたします。

さらにこの香りがのりに極上の風味を出しているのです。

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 これに昔ながらの「漁師」の「技術」

この二つの要素が合わさって初めておいしい極上「のり」が出来上がります。

天然の香りと味は、ほかではなかなか賞味できません。

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 「漁師」の「技術」とは、出来上がるまではすべて手作業!

取る作業も削り取るのではなく、「摘み取る」写真をみてもらえばわかると思いますが、

特殊な道具を使い丁寧に手で取り上げます。

この時も辛い姿勢の中、色とツヤが良い品質の物を選びます。

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 取り上げられたのりは不純物をきれいに取り除き、洗いをします。

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  そして食べやすいように「打ち方」をはじめます。

この時も天候や気温をとても気にします。

ものすごくしばれのキツイ日を選ぶのです。

出来が左右される大事なポイントだからです。

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 この「打ち方」も決して機械などは使いません。

機械を使うと味が落ちてしまうので江差の漁師さんはみんな手で打ち作業をします。

のりを刃物などで細かくみじん切りにするのですが、

あまり打ちすぎると味がおちてしまうので丁度良い打ち方も

漁師さんの長年の勘がものをいいます。

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 打ち上がったのりをすだれに乗せ型枠をあわせて敷き詰め水を使い均等にします。

さながら紙すきのようです。

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 型枠をはずし、すだれのまま寒風で干し上げます。

この時、外の氷点下でのりは一度凍結し、

これがちぢみを防ぎ綺麗に仕上げるコツなんだそうです。

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 乾燥してすだれから慎重に剥がしてからも一枚一枚自分の目でチェックします。

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 10枚ずつ袋に入れ、ようやく出荷出来るのです。

袋と言えばこの袋、紙製なんですけどナント!

50年以上変わらない袋のデザインなんだそうです!

なんとも言えない質感で人気があり、

この袋を目印に店舗でお買い求めいただく方も多数いらっしゃいます。

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 とにかく寒い中でのひとつひとつ丁寧な手作業、

でも寒いからと言ってストーブなどは一切着けません。

この苦労があるからこそ極上品が出来上がるのです。

作り手の手間がこれほど感じられる美味しいのりは味といい、

香りといい、どこを探しても味わえません。

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本当の本物をお求めの方、あなたの舌で江差の海を感じてください。

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『江差の黒打海苔』

1袋 (大判10枚) ¥3.980 2枚(大判) ¥890

モンサントの「不自然な食べもの」上映会

土曜日, 3月 16th, 2013

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以前にも、お知らせいたしました環境問題を大きく取り上げたドキュメント映画、

『モンサントの不自然な食べもの』が、4月10日にエルプラザで上映されます。

TPP参加が、近い将来とんでもない禍根を遺すことになるであろう予告が、

この映画の中で示されています。

自然農法や有機農法も、巧妙な罠の中で、ついには営農出来なくなる

可能性も含んでいるのです。それは、なぜか?

「食」と「いのち」が危うい!!

未来を託す子供たちに、明るいその未来はあるのか・・・・・・

私たち大人にとって、必見のドキュメンタリーであります。