METAXA & PATRON
火曜日, 7月 30th, 2013
ココに登場する洋酒。
実は、6月の中国行きで見つけたものの一つです。
● この鮮やかな陶器入りの洋酒は、「METAXA/メタクサ」と呼ばれる
ギリシアのブランデーで昔から銘酒として世界中に愛飲されております。
そのお一人が、自然医学の森下敬一会長で、八王子の長寿研究所には、
この陶器がずらりと並んで眼にも鮮やかです。
会長の大好物で、40度もありますが、大変高貴な気品と香気があり、
体を養生するにハーブ類も多く入っております。
後に、その解説を致します。
● 次の黒色の手造りのガラス瓶はメキシコの「テキーラ」35度。
コーヒー入りの香雅で、甘く、洋酒が苦手な方も、
きっとアロマな美味しさに、驚かれるに違いありません。
空港の免税店で見つけ、その主原料が今注目のフラクトース(単糖類)、
竜舌蘭から抽出したアガペーシロップです。
後に、またその解説をいたします。









今回の言葉は、「温故知新」という四字熟語でもお馴染みで、
『論語』の数ある名言の中でも
最もポピュラーな部類に入ると思います。
(略)
「温故知新」という四字熟語は有名ですが、
その四文字にばかり光が当たるため、この後に続く
「以て師と為るべし」という言葉の重みが見過ごされがちです。
孔子はいつも弟子たちに、ただ学ぶだけでは不十分で、
身につけた知識を現実の場で生かさなければならないことを
説きました。
温故知新という教えに従い、過去に学び、
将来の見通しが立てば、
いま自分が何をなすべきかというアイデアが生まれます。
孔子は、そのよいアイデアをもとに
実際にアクションを起こせる人が師、
つまりよい先生であり、そういう素晴らしい人物を見つけたら、
側にいてよい影響をたくさん受けなさいと説いているのです。
ですからここで言う「師」とは、
ただ理屈を述べるだけの学者や先生ではなく、
古典を通じて優れた哲学を持ち、
それを実践している人のことをいいます。
孔子は別の場面でしばしば「仁に親しむ」とも述べ、
仁を身につけた「仁者」に学ぶことの大切さを
繰り返し説いています。
ここでいう「師」も「仁者」も、
『論語』でお馴染みの「君子」に近い存在で、
孔子が求めていた理想的な人間像と考えられます。