10月 10th, 2012
山中 伸弥 (ノーベル医学生理学賞受賞者・
京都大学iPS細胞研究所所長)
『致知』2012年11月号
特集「一念、道を拓く」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201211_pickup.html
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僕も科学研究には極端に分けて2つあると思うのですが、
1つはいま川口先生が言われた、
すでに分かっているようなこと。
誰かが「警視庁の調査みたいだ」と言いましたが、
犯人は絶対にいることが分かっていて、
問題はいかに早くその犯人を見つけ出せるか、
しらみ潰しで探していく研究の仕方ですね。
これはこれで大切です。
片や昔、大航海に乗り出されたように、
そこに何があるか分からないけれども、
行かないわけにはいかんでしょうと。
行ってみたらきっと何かがある。
それが役に立つか立たないかなんて分からないけれども、
行くこと自体に価値があると。
僕はその両極端、両方ともが非常に大切だと思うんです。
【川口 山中先生の場合は、その発見が
利用にも繋がっていくところが素晴らしいですね】
確かに、僕たちも最初は大航海型で、
ともかく乗り出そうという感じで行ったのですが、
たまたま宝の山のようなものが見えてしまって。
すると今度はそれをいかに完成させるか、
いかに早くゴールへ辿り着くかが問題になっていて、
iPS細胞ができる前後ではまるで別の仕事のようになっています。
いまはもう完全に「開発」の段階ですね。
(略)
特にいまは震災の影響もあって、
国民への理解をと言われると明確なゴールを示さないといけない。
事業仕分けもあって科学技術予算はますます圧迫されていますし。
iPS細胞は図らずも開発の段階へと入っていきましたが、
でも、それだけをやっていたのでは次がついてこない。
新たな発見のためには未来への投資が不可欠です。
【川口:おっしゃるとおりです。出口の見える研究、なんてよく言われますが、
あんまり近い出口ばかりを見過ぎていますよね】
はい、その両方が絶対に大切です。
10年ほど前にはiPSのアの字もなかったですし、
僕らも出口なんか全然見えていなかった。
でも科学研究の場合、どこから芽が出てくるか分かりませんから、
水はちゃんとやっていかないといけない。
したがっていまの2つのことを同等に議論したり、
同じ天秤にはかけられないと思うんです。
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10月 10th, 2012
川口 淳一郎 氏の名言
『致知』2012年11月号
特集「一念、道を拓く」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201211_index.html
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◆ 本当に好きなものを見つけるまでは、
三日坊主で大いに結構だと思うんです。
もちろん一日でやめちゃダメですが、
三日坊主は「二日頑張った」というところが大事なんですね。
それで三日目に展望が開けなければ、別の道へ行けばいい。
◆ 自分が本当にやりたいことが何かに気づくには、
ある瞬間が来なければダメなのだと思います。
◆ 何よりも大事なのは、
「自分がこれをやり遂げよう」という気持ちが
プロジェクトの中に埋め込まれているかどうかです。
◆ 誰も足を踏み入れていない所へ
乗り出そうとする気持ちそのものが、
すでに独創なんですよね。
◆ 何か新しい成果を出してこよう、発見しようと思ったら、
漫然と覗き込んでいちゃダメなんですよ。
『致知』11月号特集テーマ「一念、道を拓く」
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▼はやぶさ×iPS細胞 世紀の偉業を成し得たもの
川口淳一郎(宇宙航空研究開発機構シニアフェロー)&
山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長)
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10月 10th, 2012
おめでとうございます!!!
山中 伸弥 (ノーベル医学生理学賞受賞者・
京都大学iPS細胞研究所所長)
『致知』2012年11月号
特集「一念、道を拓く」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201211_pickup.html
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臨床だったら予想外のことが起こると、
こりゃもういかんとなりますが、
研究ではそうやって予想外の結果を楽しめることが
大事だと考えています。
それにしても、僕の場合は研究テーマが
ころころころころ変わって……(笑)。
【川口:私はいいと思いますけどね。
研究テーマは変えるべきじゃないかと思うんです。
そうやってどんどん違う世界を、
違うページを次々に開いていくようでないと、
逆にダメなんじゃないかなと】
なるほど。いや、そのとおり、
僕もいま結果としてそう思うのですが、
30代の半ば頃は自分のポストもまだない段階で、
これから教授職などにトライしていかなければと考えていた時期でした。
そんな時、周りの先生方の話を聞いていると、
「日本では研究の継続性が評価される」ということが
よく言われるものですから、これは大変だと。
僕は整形外科医に始まって、
僅か数年で2回も3回も研究テーマを変えている。
かえてないのは嫁さんだけやなぁ(笑)、
なんて思いながら、これでいいのかなと少し不安になりました。
そんな時に偶然、ノーベル賞を受賞された
利根川進先生の講演を聴く機会があったんです。
【川口:もともと免疫の研究をされていて、
その後、脳科学の研究に移られた先生ですよね】
はい。まさに途中でテーマをころっと変えられたわけです。
それで講演後の質問タイムに勇気を出して手を挙げました。
「日本では研究の継続性が大切だと言われますが、
先生はどうお考えですか?」。
すると先生は「一体誰がそんなことを言ったんだ」と(笑)。
「重要で、面白い研究であれば何でもいいじゃないか」と言ってくださって、
凄く勇気づけられたことを覚えています。
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10月 5th, 2012

厚別店の穂積店長から、今回の催し名を、
「おおきに市」「ど根性市」と強制的に関西風に書かされました(?!)
さらに「タイガーズ市」にされそうだったのですが・・・・・・・。
そこは良識ある店長、踏みとどまって、
「日ハムまつり」にしてください、との素直な提言。
何せ、厚別店は札幌ドームが近い。
周りのお客様はファイターズファンの巣窟(失礼!)。
ようやく、その空気が判って来たのか、内心タイガーズ隠れファンでありながら、
表向きは、ファイターズファンに収まりつつある。
中には、未だ根強いジャイアンツファンもいらっしゃるであろうに。
何とも複雑な心境であるが、地元を大事にする「小国主義」であるからに、
ここは、全店上げての「NF市/日本ファイターズ市」と名打った。
それにしても、未経験で一年生監督の栗山さんの優勝は、凄いとしか言い様がない。
何かがあったと思うが、先日の原監督の奇跡の挽回と同じことが起こった。
何か、時代が変わった。何かが、始まったような印象だ。
何世代も超えて、若い世代にこそ、自然で回帰的な生き方が起こっているのではなかろうか。

(厚別の壁に『倭詩』の表紙、富士山の特大パネルが今朝、貼られた)
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10月 5th, 2012

ギャ二オンさん率いるメープル軍団が、16日から1週間、三越で、
「秋のメープルスウィーツフェア」が開催されます。
メープルシロップを使ったケーキ屋さんが多数集結。
お時間がありましたら、どうぞお顔を見せてくださいませ。

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in イベント, 食
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10月 4th, 2012

礼文島船泊の「しまホッケちゃんちゃん焼き」¥580を、
明日から、半額の¥290で、ご提供いたします。
限定150pです。
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10月 4th, 2012

北海道の海産物の名産といえば、帆立。
その中でも、貝柱は中国・東南アジアでも中華料理に欠かせない大人気。
その中でも、数少ない天然物はごく一部で、道東、オホーツク・野付に限られます。
その中でも、1000粒に1粒という割合でしかない赤玉の貝柱。
これは、通常見ることが稀な貴重品なのです。
それを、まほろばはこれから取り扱います。

その赤みは、実はあの鮭やエビ・かにの赤の色素と同じ成分なのです。
つまり、その栄養素は、今をときめくアンチエイジングの旗手、
「アスタキサンチン」!!!なのです。
それは、超抗酸化物質、つまり抗老化作用のあるものです。
サプリメントで摂るより、ずっと自然に摂取することが出来ます。
どうせ、ホタテを召し上がるなら、この赤玉貝柱を、ご指定ください。
今回の売り出しで、20%引きでご提供します!
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in 商品, 漁業
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10月 4th, 2012

「ハーブ&ミネラル研究所」の竹原代表のご実家は、
函館尾札部の昆布漁師であった。
昭和11年、天皇陛下が来道の折、竹原さんの前浜で採れた昆布が、
献上品として認定されたのでした。(上の写真がそれ)

道内の昆布の相場を決定する元値がここの白口浜産「真昆布」。
これが真昆布中、最高級品とされる南茅部白口浜(尾札部)産のもの。
(あの「美味しんぼ」第6巻にも紹介されました)
それが、本家本元の竹原家の昆布として、入荷しています。
2日~4日まで、店頭説明販売をしております。
また、11月は両店舗で売り出します。
100g当たり・・・・・・・・¥95
ひと袋・・・・¥950~1500ほどです。
成形していない、採ったまま、干したままの荷姿です。

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10月 4th, 2012

無添加かまぼこの「高坂」さんで、まほろばオリジナルかまぼこを作ってもらいました。
まほろば自然農園のピーマン+佐藤農園の有機玉葱と
まほろば農園のカボチャの2種類のボール揚げです。
今だけの季節限定です。
農園野菜の旨み、甘味がすべて詰め込まれ,
一二三糖も入っており、我ながらお・い・し・いデスヨ!
● 農園南瓜ボール揚げ 150g・・・・・¥178
● 農園ピーマンと玉葱のボール揚げ 150g・・・・・¥194
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