まほろばblog

Archive for the ‘醸造醗酵’ Category

「へうげ味噌」人気勢い止まらない!

金曜日, 3月 6th, 2015
 あの大貫さんが、知人に配りまくっているという「へうげ味噌」。
大の甘い物嫌いの彼女が、麹の甘さは別格と言われるほど、
全国的にジワジワ人気が出て来ている。
大貫米やツタンカーメン豆が入ったせいか、
売れ行きが2倍の速度で、あと1樽、350kgしか無くなりました。
大変です!
予定の仕込を、前倒しにして2倍で、今仕込んでいます。
しかし、今年の後半、秋の出荷。
その間、欠品しそうな勢いです。
heuge susi

今日は、久しぶりに地下鉄に乗りました
普段は車での移動が多いわたくし、地下鉄やバスに乗ると、周りの人が怪しがる位キョロキョロの人に早変わりです(⌒▽⌒)
広告からのMessageも刺激的。
今日は、「ご飯は祝福」という、ポスターが目に飛び込んできて、
このところ、朝の目覚めのコーヒー変わりに「へうげ味噌」にて目覚めの一杯のお味噌汁を頂いているわたくしの今と重なり、思わずパチリ!!…
「お味噌汁も祝福」を付け足したくなりました

https://www.facebook.com/mahorobashujin#!/noriko.ogata.75

以下、FBをご覧下さいませ。

長久手市長は素晴らしい!!

金曜日, 3月 6th, 2015
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昨年6月の「降りてゆく生き方」5周年で、お会いした長久手市長の吉田一平さん。
今や、エリクサーも使って下さっている「発酵市長」。
長久手を、発酵の市にしようと八面六臂のご活躍。
共産党からも支持されている政策は、党派を超えて共感されている。
その一面をご紹介したい。
長久手
2015年03月03日(火) 23時57分53秒

一般質問2日目☆市長の方針を問う一般質問からイオンの進捗状況を問う一般質問まで

テーマ:さとうゆみの活動

 今期4年間最後の一般質問2日目の今日は5人の議員が 登壇しました。
3月は来年度予算を審議する予算議会なので一般質問でも 来年度予算から市長の方針を問う質問が多くあります。 予算の執行権を持つのは市長ですから、市長の方針は 長久手市民の暮らしを大きく左右します。
この3年間長久手の議会では市長の方針であった 「たつせがある」(←立つ瀬が無いの対義語)や「日本一の福祉のまち」 が流行語でしたが、来年度は「発酵」が 流行語だな、たぶん…。

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イオン出店の進捗状況を問う質問もありました。 イオンの出店は市民の大きな関心ごとですね。 長久手市とイオンは「長久手市美しいまちづくり条例」に基づいて 事前協議を30回ほど行って、現在も審議中とのこと。 イオンはまだ「大規模小売店舗立地法」の届け出を出していないが、 出して許可されると2カ月以内に住民説明会が開かれ 出店時期が発表されるそうです。 長久手市はイオン周辺を長久手市の新たな都市核(シンボル・コア)と 位置づけリニモテラスなどを整備していくので、イオンの出店と 長久手のまちづくりは連動していきます。
さて、明日は一般質問3日目。 今期4年間最後の一般質問は、私の質問で閉めさせていただきます。

http://www.city.nagakute.lg.jp/zaisei/zaisei_zaisan/yosan/documents/houdoushiryou.pdf

【15.02.15】長久手市2015年度予算案について-4

マスコミ発表資料に「発酵」から学ぶまちづくりに???

2/13日午前に開催された議会運営委員会に3月議会提案の議案書が配布されました。午後に、マスコミに予算案のポイントが説明されましたが、その説明資料の表題は「幸せが実感できるまちづくり」で、中心に「つながり」「あんしん」「みどり」があり、その外側に6項目ありますが、その一つに『「発酵」から学ぶまちづくり』とあります。

 

 

「炎のキムチ」大好評!

土曜日, 12月 20th, 2014

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新篠津・佐藤勇さんの本格派キムチが売れに売れています!

彼の発酵学者、別名『キムチ本家』こと小泉武夫先生も絶賛の

本当の本当の本当のキムチ!

何故、こんなに本当を強調するの??

それは、日本のキムチのほとんどが、贋物だからです!!!!

な・な・なんと!

キムチは、発酵食品なのに、これ当たり前!

でも、日本のは発酵させたら、違反!!!!!

何、何、何のこと?

発酵させたらキムチじゃない!?

全く、理解不可能です。

発酵には時間がかかる。

しかし、日本製は時間をかけてはいけないノダ。

インスタントに作らなければならない、オカシナ規定があるんです。

本場・韓国のキムチは酸っぱいのが当たり前、「日本のは、ありゃキムチじゃない!」と言われる。

白菜なんかを切って、塩素で殺菌して、キムチ液に漬けて、すぐ流通、即販売。

発酵しないし、発酵させて、酸っぱくさせたら、失敗、返品、ルール違反、業界では。

おかしな業界なんです、漬物業界も。

 

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あの30周年記念講演で、「キムチ本家」小泉先生が、そのことで、えらく怒っておられました。

覚えていらっしゃいますか。

その時、登場したのが、新篠津で、本ものキムチを探求していた佐藤御夫妻。

ついに、日の目を観ました。

良かったですね。

炎のキムチ 小泉先生と

 

先生に、「よくやりましたね」と褒められました。

それもそのはず、一口食べたら、飛び上がるほど旨い!

そんなんで、お客さまの輪がどんどん広がるばかり、スゴイ勢いです。

食べられていない方は、ぜひどうぞ。

もうトリコになってしまいます。

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(ただし、これは12月売り出しのポスターです。量り売り・プレゼントはやっていません)

『造り家』さんの無添加キムチ 一覧

①「白菜 キムチ 炎の華」 510g ¥972

②     〃       310g ¥675

③   〃 『極味』    310g ¥780

④「白菜 糀漬け 雪の華」 310g ¥581

⑤「七福の華(福神漬け)」 210g ¥540

宮嶋さん、朝日に

月曜日, 12月 1st, 2014

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11月29日(土)の朝日新聞be「フロントランナー」に、

世界が認める「和のチーズ」というタイトルで、

共働学舎の宮嶋代表が掲載されました。

その先日には、TVにも出演されて、

最早日本では押しも押されもしないチーズ界の権威として

認められています。

まほろばも30年前からの交遊で、大変うれしく思います。

10月の創業祭にも、出席して頂きました。

東京の朝日新聞社からも、まほろばに取材にこられ、

最後のコメントになっているようですが、

益々の影響力を発揮して、日本チーズの牽引者として

活躍在らんことを祈ります。

生醤油が素晴らしい

金曜日, 11月 14th, 2014

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「へうげ生醤」が、実にうまいです!

我田引水で申し訳ないんですけど、それでも言いたくなるほど旨いんです。

前の「へうげ醤」とは、もう別格なんです。

火入れしていない証拠の、色が薄く赤っぽいのが特長です。

やっぱり、味が生きているんですね。

酵母が生きていると、やはり醤油全体が違う。

何て言うか、醤油自身が歓んでいる!!

そんな歓びの歌が聞こえるんですね。

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昔の味は、みなこうだったと思いますが、

でも、室町時代から火入れの技術が発見されて、

酒や醤油が腐蔵しなくて済むようになったというメリットもある。

内地は、夏が暑いから、どうしても沸いてしまう。

通年、流通し使用するには火入れしなければもたない。

しかし、最近大企業、「生しょうゆ」というのを出している。

先を越された感があるが、実はこれはマイクロフィルター技術で、

酵母やオリを全部越して、発酵を止めている。

そして、工場自体が、完全滅菌室状態になっていて、衛生管理が徹底している。

だから、味が浅い、単純で美味しいとは言えないものになっている。

今、二重膜の剥離ボトルで、生で通年流通できるかの実験を行っている。

この瓶は、酸化を防ぐ優れもので、使うほど中の膜が凹んで来る仕組み。

空気に触れる面を極力狭くするというもので、最新技術の成果でもある。

何とかして、この生の味わいを伝えたいと願い、ライフテストを続けている次第です。

しばらくの間、見守りくださいませ。

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泡盛大甕

木曜日, 11月 13th, 2014

 

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沖縄の有機野菜卸の「ぱるす」さんから、30周年のお祝いを頂きました。

大甕に入った「泡盛」です。

もう、ビックリです。

沖縄では、甕を1番、2番、3番と三個以上据え、

それぞれに新酒、準古酒、古酒が詰められていたそうです。

そして古酒を1合汲めば、準古酒から補充し、一つの甕を購入し、

年に一度開封し味・目減り具合を確認し仕次ぎするそうです。

面白いですね。

そんな「泡盛」お祝いの時、計らずも、

「第二回 発酵文化促進機構」で、『焼酎・泡盛 試飲会』が行われます。

小泉先生の講座と試飲会があります。是非ご参加のほどを。

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発酵文化促進機構 第2-1発酵文化促進機構 第2-2

 

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まほろばでも沖縄の久米仙酒造の『響天』44度の泡盛があります。

2005年度謹製ですから、9年は経っていますから立派な古酒(クース)です。

実は、これは内モンゴルで有機のジャポニカ米を栽培して、

向こうで仕込んだものを、沖縄に運んでそこで熟成させたものです。

その時、全量をまほろばで引き取りました。

1本720ml ¥3.066

一度、この大陸の空気と古き麹菌で醸された古酒をご堪能ください。

 

 

 

 

 

 

 

醸すKAMOS 2号

火曜日, 9月 30th, 2014

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NPO法人「発酵文化推進機構」発行の「醸すKAMOS」2号が届いた。

今回は、小泉先生の『脅威の微生物』と題しての巻頭言が素晴らしい。

いかに地球上に、身近に、この体に、微生物が驚くべき数量で存在し生長を遂げているかが書かれている。

実に興味深い新事実が連ねられている。

 

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さらに、「発酵を効率よく助けるヒートポンプへの期待!」図解文章が面白い。

また今回、13日に開かれるまほろばイベントについて掲載をしてくださっている。

この機関誌、参加者にお配りする予定でおります。

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Parentesi(パーレンテッシ)とELIXIR(エリクサー)

水曜日, 9月 3rd, 2014

東京・池尻大橋にイタリアンの名店「Parentesi/パーレンテッシ」がある。

そこのオーナー中野シェフは、「降りてゆく生き方」でご一緒した。

その後、すぐまほろばにもいらして、ついに念願のELIXIR/エリクサーを店に取り付けられたのだ。

 

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そして、即刻牛乳にエリクサー水を入れて『ti-tie/チッチ』を作ったのは言うまでもない。

今では、前菜にみな振舞っているのだ。

しかも、原乳があの斉藤牧場のもの。

酸味と旨味とパンチの効いた生チーズは、活き活きした生命力が満ちている。

自信と希望に満ちた彼の説明には、不思議な説得力がある。

 

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彼が言うには、森田さんと同様、今エリクサー風呂にはまっていると言う。

① 今まで追い炊きして3日もすればヌルヌルして取り替えていた。

ところが、エリクサーだと、朝昼2回入っても1週間持つ。

しかも、入る前石鹸を使わず、体をお湯で流すだけ。

髪もしっとりして、歯磨き粉は使わずエリクサー水だけで磨くという。

湯船のお湯を流し、水をかけるだけで、キュッキュツとして垢がつかない。

② シルクロード蜂蜜で酵母を起しているが、

● 水道水だと、10日から2週間かかる。

● 000の浄水器だと、1週間かかる。

● エリクサー水だと、3,4日で出来るという。

東京・上田家のcoboも、同様なことを言っておられ、

天然水よりもエリクサー水の方が発酵が早く、いい状態だと。

早速、蜂蜜酵母のエリクサーピザを戴いて昇天した。

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③ 今、依頼されてエリクサー水で果物を漬けていて、凄いことになりそうだと。

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④ チッチのホエーでリゾットを作った。

松山の佐伯さんの酒米と宮城のお母さんが作った不断草とパルミジャーノで。

これも極上の至福の時を味わった。

⑤ 自家製アンティークチョークのお茶。

これが、以前だったら、苦くてまずかった。

それがエリクサー水にしてから、スッキリと飲み易く旨くなったということ。

パーレンテッシでは、これからエリクサーで、食がどんなものに進化発展するか目が離せられない。

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北の発酵、この指止まれ!!

木曜日, 8月 7th, 2014

「水産新聞」に「発酵文化促進機構」北海道支部として、

全道の発酵食品を製造される方々に、是非参画して戴きたく

会員募集の広告を掲載しました。

酒、味噌醤油、魚介加工、乳製品、製造販売等々の方々にお知らせいたします。

 

集まれ発酵

理事長は小泉武夫先生です。

http://hakkou-bunka.jp/

先年、まほろばでチッチを召し上がった時のワンショットです。

最新作『猟師の肉は腐らない』は、先ほどいらした大貫さんが絶賛していました。

 

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小泉武夫/著

猟師の知恵に思わず脱帽! こんな豊かな暮らしが山ン中にあるなんて。 世界を巡った末に、故郷・阿武隈の山奥に戻った猟師の義っしゃん。愛犬をお供に猪を狩り、岩魚を釣り、灰や煙を使って保存食を作り、冬に備え、危険から身を守る。蜂も蝮もなんだってご馳走になる。自然と生きる猟師の暮らしは、先達から受け継がれた様々な知恵と工夫がてんこ盛り。命の連鎖も身をもって学んだ、驚きの体験記。 新潮社 1,512円(定価)

発酵文化促進機構総会から

日曜日, 6月 29th, 2014

昨日、東京日本橋の「豊年萬福」で「発酵文化促進機構」の定期総会があり出席した。

朝3時まで原稿、仮眠をとって仕入れに、帰るや飛行機に飛び乗って一路、日本橋室町へ。

終わって、9時過ぎの飛行機があいにく遅れ、帰ったのは夜中の1時過ぎ。

いささか60過ぎた老体には酷な一日であった。

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この総会報告に、26年度の事業計画報告が注目された。

一に、発酵技術事業で、肉・鶏・野菜・イカ・オキアミの醤油の開発の着手予定が面白い。

それと、寺田本家の神埼町に「仮称:発酵食品・道の駅」が開設されて、全国の発酵食品を紹介するという。

地元や首都圏中心に車を利用されることを見越して、インターチェンジのそばに建設中とか。

いよいよ、発酵道開通ですね。

また、10月3日に、日本橋YUITOで、テーマ「味噌力」の講演会があります。

お近くの方は、ご参加ください。

 

その後、小泉武夫理事長のお話。

例のオランダハーグにおける捕鯨問題の裁判は、報道されているような決議や一方的なものではなく、

余り知らされていないその前文に、日本の正当性が詳しく述べられている、という。

為に、すでに北大西洋捕鯨は再開され、いずれ南氷洋も再開されるもようです。

世界から、捕鯨国日本が悪者にされているようですが、

そもそもIWCが日本に委託して調査捕鯨を任されている事が知らされていない。

すでに、シーシェパードは世界的テロ集団として国際指定されている。

今、食べている鯨肉の多くは、ノルウエー・アイスランドの商業捕鯨で漁獲されたものである。

現在、世界の海は大変なことになっている。生態系が狂い、加えて異常気象が続く。

ミンク鯨が78万8千頭、シロナガス鯨が100万等、人間が魚介を食する4.7倍も食べており、

海の生態系が崩れ、大衆魚が全く取れなくなって来ている。

今、BSE、鳥インフル、1000万頭の豚感染で、動物性蛋白が食べられないような時代を迎えている。

牛肉1kg造るのに、穀類7kg必要だ、つまりCo2を後押しする。

だが、牛70億頭の糞尿が土と海に染みて、硝酸化している。

加えて牛のゲップがメタンを放出することCo2の17倍と言う。

捕鯨反対のアメリカには、プロパガンダと人種差別が根底にあると指摘。

だが、飼料も要らず、環境も汚さずして、鯨1頭で、8000人が養われる。

まさに「クジラは、人類世界を救う」とは、真実である。

 

そして、先生はさらにアゴに本枯れでカビ付けしたダシを発表。

さらに、今沖縄の泡盛などの黒麹文化と石川県のフグの麹漬けの

2つを世界無形遺産に指定されるよう働きかけているとか。

またNHK総合TVの「小泉武夫の発酵漫遊記」で、

「なまぐさこうこ」「「ひっぱりうどん」「たから漬け」「いさじゃ」などの

余り知られていないスゴイ発酵食を紹介された。

発酵は未知ですね。

 

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そこに、「降りてゆく生き方」の森田さんがいらして、

10月13日(月・祝)のまほろば創業30周年イベントで、

小泉先生の記念講演を1時から、ついで「降りてゆく生き方」の上映、

そしてパネルトークという骨子が確認された。

前日の12日は、前夜祭のお祭り騒ぎで、色々企画案が持ち出されている。

多くの方々を呼んでのトークショーやコンサート。

そして、多くの関係者に出展して頂いてみんなで盛り上げましょう、

と言うことになりつつあります。

グッドアイデイアがありましたら受け付けておりますので、

どしどしご提案くださいませ。

昨日の1日で、難題の10月イベントに光が射し、出版にも目途がつき、

出向いてよかったなということになりました。

ご期待ください。