まほろばblog

Archive for 5月 22nd, 2013

森下自然医学「ユク河ノナカレ ゆく人のはるか」

水曜日, 5月 22nd, 2013

自然医学 表紙 2013.

「森下自然医学」6月号が届く。

その巻頭随想は『徐福伝説』11段目。

いよいよ、その核心に入る。

秦の始皇帝の出自に及び、そもそも両親ともペルシア人と断言。

アッシリアに制圧された祖国を追われた「失われたイスラエルの十支族」であったと。

えっ!と驚く内容であるが、来月森下会長と徐福出身の村を訪ねる予定。

さて、その後どうなるでありましょうか。

自然医学 巻頭言 2013.6.

 

「不食時の生体機能・・・・・後編」は佳境に。

森美智代さんの「地球を愛で満たしたい」という願いが、

きっとこのような奇跡的体質に変貌させたのだと思われます。

このことにより、医学・医療革命が起こるきっかけとなればいいですね。

自然医学 不食 2013.

 

田中愛子先生の連載『食養を極める』は、

「死の同心円」を書かれた秋月辰一郎先生との出会い。

その長崎原爆のすさまじい体験を超えられた師と共鳴する田中先生は、

桜澤先生の命ぜられるまま、単身欧米に乗り込んで食養生の普及に挺身する。

命がけの場で、共振する二つの魂。

 

自然医学 田中 2013 6

船瀬俊介師の「身近に潜むアブナイもの」は、

増川博士の『音叉療法』を取り上げて、

『未来医療になる?「波動医学」の神秘』と題しての論。

一切は周波数からなる故に、全ての病も周波数によって治る・・・。

かの日比谷公会堂の講演以来、毎日大変な数の問い合わせが殺到しているという増川女史。

今後、注目ですね。

 

自然医学 醤油 2013.6.

丁度「へうげ醤」を販売開始したばかり。

編集人の山司さんが、時を得て「醤油について」を執筆。

小泉博士も語っていた糖尿病改善や抗がん効果のあるメラノイジンを

多く含む味噌・醤油は、世界に向けて益々注目されるでしょう。

 

自然医学 倭詩 2013 6

 

今月の「倭詩」は「ユク河ノナカレ、行く人のはるか」と題しての一文。

みなさんのよくご存知の「方丈記」。

しかし、未だよく知られていなかった鴨長明。

浅学な私が不遜にも、先人の足跡思想と思いの果てを綴ってみました。

何時もぎりぎりで筆を起こし、2日ほどでまとめるしかない即席に冷汗三斗。

古人に失礼とは思いながら・・・・・・・

出来れば、ゆったりとした思索の日々が欲しいですね。

 

(『森下自然医学』6月号、両店で扱っております。¥472)

お弁当セミナー!びっくりダチョウ君!!

水曜日, 5月 22nd, 2013

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25日(土)、二度目の「お弁当セミナー」。

先回は、大好評でした。

ことに川端さんは、エリクサーの発表当時からエリクサーを使って頂き、

その当時、羅漢果を使ったレストランを経営していて、料理はプロの腕。

シクラメンの成長比較実験をやって下さって、その写真をご覧の方も多かろうと思います。

そこで、今回腕によりをかけて弁当を作り、「ダチョウ君のお話」を盛り立てて下さいます。

みんなで試食しましたが、本当においしかった。

みなさん、ダチョウの話、何のことか分からないでしょう。

でも、いいんですよ、まずはお弁当を食べにお越しくださいな。

美味しさにビックリ、そしてダチョウ君の偉大さに二度ビックリすることでしょう。

 

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「奪い合えば足りず、分かち合えば余る」

水曜日, 5月 22nd, 2013
  浅利 妙峰(糀屋本店)
              『致知』2013年6月号
               特集「一灯照隅」より

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【記者:塩糀を現代の料理にアレンジされたところも、
    広く受け入れられた要因の一つでしょうね】
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私は「温故知新」という言葉が好きなのですが、
真理というものは何千年も何万年も前から
変わらず未来永劫に存している。

それをどう磨き出すかは
現代に生きる私たちに委ねられています。

糀は日本の食文化の根幹にありますが、
味噌や醤油をもう一度各家庭で手づくりしましょう、
というのは無理があります。

味噌や醤油は一年かかりますからね。
でも、塩糀は一週間あればつくれます。
簡単で、しかも料理はおいしい。
そういう点も、塩糀が現代社会のニーズに
合っているところだと思います。

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【記者:塩糀を蘇らせた立役者ですが、
    浅利さんは商標権を一切取らなかったそうですね】
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熱心に勧めてくれる人もあったのですが、
何もエジソンが電球をつくったような大発明ではなく、
たまたま文献の中から見つけ使い方をアレンジしただけ、
「塩糀」はもともと日本の食文化の中にあったものです。

また、糀菌が育つのは自然の作用です。
私たちも作り手として懸命に関わっています。
糀は人智を超えた力でつくられるもので、
それを一人の人間が勝手に取り扱うべきではないと。

現実的に考えても、うち一軒だけでは
ここまで広がらなかったでしょう。
大手の食品メーカーさんが参入されたから日本中に浸透し、
定着したと思います。

「奪い合えば足りず、分かち合えば余る」

といいますが、一人勝ちしようとすると、
絶対に長続きしません。

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【記者:いま全国の糀屋さんを訪ねて料理教室を開催し、
    応援しているのも、そういうお考えからですか】
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そうです。また、長い歴史の中で、
うちの先祖が助けられたこともあるでしょうし、
まだ見ぬ未来の子孫がどなたかに助けられるかもしれない。
お互い助け合う中で生きている。

情けは人のためならずの言葉のとおり、
善の種を蒔けば、どこかで
善の花が咲くことを信じていますし、実践しています。