まほろばblog

「反原発」若者の叫び!!

12月 1st, 2011

 

今朝、今まほろばで働いているワコちゃんからmixiのメッセージを受け取った。

彼女の知り合いの子ということ、心に訴えるものがあります。

そのまま掲載します。

威勢のいい若者に、明日の日本を託したい。

ワコちゃんの日記より

友だちが唄ってるの。本当の事ばかりで「そうだ。そうだ。」って聞いてるの。
という知人の言葉に、さっきYouTubeを探して聴いた。

胸が潰れそうだった。
うるるときた。

大好きな熊たちの姿と言葉が浮かんだ。

HumanERROR by Frying dutchman
「ヒューマン・エラー」by フライングダッチマン

人類ははるか昔、本当の時を奪われたせいで五感が低下し
テレパシーだとか想念の力とか今とは想像を遥かに超えた
別の次元のクリエイティブなテクノロジーを失ってしまったんだよ

いつの時代も毒を持った悪い奴らがいてその能力を独占するために偽物の時間を作り出し
物質に頼る文明を発達させるために破壊という科学を生み出して
戸惑う人たちに自分たちの身勝手な屁理屈を定義つけるために宗教を操り
その裏でエネルギーを牛耳って経済というお金のシステムを構築してきた代わりに
偉大な能力を失ってしまった

何千年もかけて遺伝子的に記憶障害が起こり何度も何度も生まれ変わって完全にその
能力を忘れてしまった俺たちは記憶喪失なのだ

四次元の科学や哲学の話でファンタジーに興味のない人には面倒臭がられるけど
まー要するにお金を儲けるためにメディアを駆使し、人々をコントロールし 
騙して 自然を破壊し、無責任に危ないものをいっぱい作ってきた奴らが

自然を愛し 自然を育んで 自然と共に生活してきた人たちに
長年に渡ってものすごい苦痛を与えてきた
事実が明らかになってくると
犠牲になってきた人たちの上に
電気っていう暮らしがあるんだよ

そして パンドラの箱の底を覗くと
太陽光発電だとか 無限エネルギーだとか

自然を壊さなくても自然を利用した技術が発達してて
今は原発がなくても十分電気が賄える時代なんだよ
しかも低コストで

今ある原発をすべて止めても
水力火力をフル稼働するだけでも賄えるんだよ

それを隠して騙す理由は
ものすごい利権が絡んでいるのさ

金だよ 金

末期的に気が狂ってるよコイツらは

原発一基作るのに1兆円ほどの援助金が
国から電力会社におりて

電力会社はターゲットを決めて
その土地の人たちに近づいて

金をばら撒くんだよ

おっさんをキャバクラに連れてって
お年寄りを温泉旅行
接待 接待 接待

街が復興するよなんて子供だましな嘘ついて
反対派推進派に人々の心を
お金で引き裂いていくマニュアルがあって

海を売った漁師に莫大な漁業権を支払って
安全対策やら 危ない秘密の実験やら
プロパガンダの広告費で莫大にかかってる

そのお金はみんなの税金だよ

そうやって59基ある
日本の原発が作られてきたんだよ

体に50個以上の時限爆弾を
つけて生活してるのと同じで

1個でも爆発したら
もうそこには人が住めなくなるし

なんにも栓塞できなくなって
じわじわと汚染が広がっていく恐ろしいものが
59個あるんだよ

嫌なイメージだけど
核の平和利用の名の下に

日本は核兵器を持ちたいがために
これだけ強行して作ってきたんだよ

中国電力は山口県上関町の田ノ浦の
美しい海岸を埋め立てて

これから日本最大級の原発を
2基作ろうとしてて

その対岸に住む祝島の人たちは
30年も反対してやめてくれって言って
生活をほっぽり出して
必死に食い止めてきてるんだよ

豊かな自然と共に
みんなそこにずっと住んで生活してるんだぜ

歴史もあって
広大な自然が残っている素晴らしいとこなんだぜ

そんなの全部無視して強行しようとしてるんだぜ

この期に及んで
「福島原発とうちは関係ありません」って
毎日工事してるよ

愚かだよね

この前地震があった静岡の浜岡原発も
大丈夫っていまだに止めてないし

何が大丈夫
はぁ?

お前の頭が大丈夫なのかよ

末期的に気が狂ってるし
宗教よりもきつい洗脳されてるっていうか

自分たちで安全安全ってほざいてきた
その呪縛にかかってるよね

ほんとに馬鹿

でもそんな馬鹿野郎に騙されてきた
俺達も馬鹿野郎だし

完全に罠にはまってるよね

ツイッターやネットで原発を反対している人の
揚げ足を取るようなレス多いけど

そんなやつほど薄っぺらく
なんにも実態がわかってないし

情けなくなるぜ

そんな君達も原発を推進するなら
応援するなら

広島・長崎の原爆
第五福竜丸の被曝

1953年国連で
核の平和利用のキャンペーンが始まり

その裏でソビエトとアメリカが冷戦下で
核開発を競い合って

読売新聞 読売テレビの正力松太郎を介して
アメリカから日本に原発計画が進められ
ウランが渡ってきたところから日本に原発が誕生し

今にいたるまで知ってから話してくれよ

気持ちは変わると思うぜ

原発によって社会全体に影響している
負の連鎖なんて見えてきたら

吐き気がしちゃうよ

まともな心を持っていればね

テレビや新聞は騙すために使われているよ
特に日本はひどいよ

今もテレビの報道機関はひど過ぎるね

プルトニウムのプの字がやっと出てきたね
この世で一番危険な物質だよ

福島の3号機は
関西電力の星野監督が出てるCMでもお馴染みの
プルサーマルだよ

プルトニウムで発電してるやつさ

星野さんも反省してるかな
あれが爆発してるんだぜ

なのに次の日の新聞の一面は

計画停電

プロパガンダだぜ

自分たちの悪事を隠すために
いったいどれだけの人を犠牲にするんだよ

ふざけんなバカヤロー

プルトニウムは放射線とは比べちゃいけないよ

この物質を少しでも吸い込んだら
すべての細胞やられちゃって
遺伝子もぶっ壊されて
再生もできなくなるんだぜ

それが漏れてるにもかかわらず
長い間プの字に触れないやつらの口癖は

ただちに人体に影響はない
ただちに人体に影響はない
ただちに人体に影響はない

今年の流行語大賞だぜまったく

一大殺人集団 組織犯罪だよ

原発に関してだけじゃなくても
しっかり情報が公開されていれば
救えた命はもっとあったはずだよ

テレビ局イコール原発

このシステムがいかれてるぜ

人の命をなんや思ってるねん
あほんだらボケカス!

まぁそうやって嘘つきまくって
人々騙してきたやつらが
今何やってるかっていうと

国民のことよりも責任を逃れるために
頭フル回転させて必死で言い訳を考えてるよ

それが奴らの仕事さ
おかしいよね

ヒューマン・エラーだぜ

もうバレバレだよ

全世界が見てるよ

今世界中がこの日本に襲ってきた痛みを
日本人がどう乗り越えるか注目してるよ

日本の若者がどう行動するか

アーティストやミュージシャンが
この痛みをどうアートにして訴えて
思いを込めて乗り越えるのか

世界中のみんなが見てるぜ

日本は一大事なんだよ

揚げ足を取り合いしてる場合じゃねーんだよ
もう寝てる場合じゃねーんだよ

原発なんてもう時代遅れ

スウェーデンなんて原発は破滅に向かってるから
原発をやめますかって
やめたら始めのうちは苦労しますけどって
国民に真実を話したら

国民はやめようっていって
すでに原発なしでやっていこうとしてるぜ

日本もとっくに自然エネルギーの技術だけで
やっていける技術は持ってるんだよ

それを騙して 脅して 隠してるだけ

お金のために

早く気づいておくれよ!

どうしてそんなに無関心でいていられるのさベイビー

青森県六ケ所村の核の再処理工場には
核の廃棄物用の3千トンのプールがあって
そこに核の廃棄物があふれてて

埋め切れないから廃液を海に捨てているんだぜ
信じられないだろ

それをみんなに黙ってるんだぜ
隠してるんだぜ

その工場が爆発したら日本どころじゃなくて
地球がつぶれるほどの核がそこにはあるんだよ

原発に関してだけでも隠してることは
たっぷりあるんだよ

まだ騙そうとしてる現実がこの前の計画停電さ

あれは国民に
原発がなかったら不便だとか困るとかって植えつけて
原発をこれからも維持するために
わざとやってるんだよ

そんなことやったせいで
死人まで出たんだぜ

そんなことしなくても
オール電化が流行ってるくらい
日本の電力はあり余ってるんだよ

みんな、普通に考えてくれ

日本は温泉大国で温泉がそこら中にあるだろ
温泉掘って地熱発電もできるんだよ

フィンランドの人たちは
なんで日本は地熱発電しないんだって
首をかしげてるよ

日本は島国だから
潮の満ち引きを利用した無限エネルギーも有効で
開発は進んでいるんだよ

送電線一つにしても
今使ってる電線は発電所から
それぞれの家庭や施設やビルに届くまでに
ものすごい電気を垂れ流してるんだぜ

君の家に届くまでにものすごいロスがあるんだよ

今は電気が殆どもれない送電線が
すでに日本にはあるんだよ
日本人の技術はすごいんだぜ

一兆円あったら太陽光どんだけ作れるんだよ

なぜそうしないかって?

核兵器と金だよ
薄汚い金!

ものすごい利権が絡んでるのさ
それにみんなたかってるの

日本の電気は独占企業で
それ自体が法律違反してるよ

みんな、何のために税金払ってるんだよ

カネ・カネ・カネ・カネ・カネ

お金も大事だけど
もっと大事なものもあるよね

そこを忘れちゃいけないよ

お金があっても家は買えるけどホームは買えない
時計を変えても時間は買えないし
本は買えても知識は買えない
ベッドを買えても眠りは買えない

医者に診てもらうことはできても病は治らない

電気を買ったら自然が壊れちまったよ

なんかしてあげたくてもお金しか出せなくて
モヤモヤしてる人いっぱいると思う

お金を出すことは善意でいいことだけど

自分が出したお金がその出したところに
どういう風に使われて
どう人の役に立つのかってまで考えて
義援金を出してる人は少ないよね

ただモヤモヤした気持ちを
お金を出すことですっきりさせているだけで
無関心な人 多いね

その会社が儲かってるだけかもしれないよ

だからたとえばライバル電力会社とか作って
京都でいうと京都中の屋根を太陽光にして

京都なんて100メートルも掘れば
どこでも温泉出てくるし
一家に一風呂なんて粋じゃない

それで地熱発電にして
地熱は弊害もあるしそこはみんなで考えて
バランスとって

京都はダムもあるし
曇ったって大丈夫

雨なら今ある水力で
これ以上自然を壊さなくても
電力供給できると思わない?

もちろんそれをするには資本がいるし
支援金を募集してそのお金を具体的に
どう使って具現化していくか

プロセスもしっかり公開して
みんなでやっていけたらいいよね

使い道がしっかり公表されて
有意義ならお金を出す価値があると思うよ

義援金詐欺があるくらいだし
大企業だからといって信用しちゃいけないよ

大企業だからこそうまくごまかせるんだよ

こんなこと言いたくないけど

今の日本じゃ情けないけど
信用できないね

原発は今まで俺たちの生活を支えてくれました
今まで実態を知らずにそれを許してきました

本気で原発を設計してきたその危険性を
一番わかってる技術者の人も

俺たちが遊んでいる間も

高い給料もらって必死に設計してくれたんじゃないかな

百歩譲って原発に感謝しようって気持ちはあるんだけど
騙されてきたんだし
やっぱり感謝できないよね

そして後の何世代にも渡って核を残す
汚れたものをこの国に無責任に作ってきた

電力会社
原子力安全保安院
官僚
政府
財界のお偉いさん
大企業
マスメディア
御用学者

そして
それらに関係する奴らのおかげという名の戯劇を
これ以上見るのは悲し過ぎますが

この確信犯たちに目を背けずに
真実の目でしっかり追求し
これからどこへ向かっていくべきなのか

真実を知ろうとする気持ちがあれば
クリエイティブなイメージが生まれ
具体的な提案を示すことができるし

何千年かけて失ったものを
また何千年かけて取り戻せる
きっかけにもなるはずだよ

とにかくもう 原発は必要ない

これ以上無関心で騙され続けたら破滅するぞ!

電気が足りる足りないの問題じゃねーんだよ!

電気がなくても生きていけるけど
自然がなかったら生きてけないだろ

取り返しのつかないことが
もうすでに起こってるんだぜ

人間のエゴに巻き込まれた動物や植物たちにも
迷惑どころの話じゃねーし

何が一番可哀想かって?

子どもが一番可哀想だろ!

俺たちの未来なんだぞ
守ってやれなくてどうすんだよ!

50年100年200年後の世代に
今の俺達のこの時代を
ヒットラーと呼ばれてもおかしくないんだぜ

みんなが事実の裏に隠された真実を見れば
武器なんて物騒なものを持たなくても
一撃で世の中ひっくり返るんだよ!

どんなに遠回りしたって
何度生まれ変わったって
目指すところはひとつさ

愛だろ 愛だろ 愛

綺麗事でもないし
照れてる場合じゃないんだよ

ラブなんだよ!

愛なんだよ

ラブって言ってみろよ
愛って言ってみろよ

愛って言ってみろバカヤロー!

だからバカヤローって叫ぶんだ

バカヤロー!
バカヤロー!
バカヤロー!
バカヤロー!
バカヤロー!

さぁ立ち上がれ!
声上げろ!

原発絶対反対!
原発絶対反対!
原発絶対反対!
原発絶対反対!

ただちに撤廃せよ

「“神の手”を持つ脳神経外科医の流儀」

12月 1st, 2011

       
       
  佐野 公俊
 (明徳会総合新川橋病院副院長・脳神経外科顧問、
   藤田保健衛生大学名誉教授)

 『致知』2010年6月号
              
─────────────────────────────────

【記者:手術に臨まれる時は、どんなことを心掛けておられますか?】

まずは手術前(ぜん)の下準備ですね。
事に当たる前に、手術がどんなふうに進んで、
どのあたりで難しくなるかといったことを考える。

だから易しい症例でもちゃんと絵を描いて、
チェックポイントを頭の中に置いた上で臨んでいます。

昔はなんとなく頭の中で考えて、
という人が多かったけれども、
私が「絵を描かなければダメだ」と常々言ってますから、
いまではほとんどの人が描いてくれるようになりました。

それと、絵に描くことのもう一つの利点は
「いや、実はこんなふうに思っていたんだよ」と、
後で言い訳ができなくなることです。

合っていれば合っている、間違っていれば間違っている。
そうすると、自分の反省にもなるでしょう。

あぁ、これだけずれていた。ここはこうしたほうがいいんだな、
というのが分かるから、次回に修正することができる。
どんな症例でも絵を描いてから臨まなければ、
手術はなかなかうまくなりません。

それから術後に自分のビデオを「他人の目」で見ることも大切です。
ほとんどの外科医は、自分はもの凄く腕がいいと
思い込んでいるんですよ。

だけど自分のビデオを早送りせず、通常の速度で観ると、
何をもたもたやっているんだとほとんどの人が感じると思う。

だからまず、己を知らなければ。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」ですよ。

【記者:手術中の心得はいかがですか?】

それはもう、術前に描いたとおりにやることですね。
手術が始まれば、後は平常心です。
予想外のことが起こった時に、
どれだけ平静さを失わずに対処できるか。
それこそが医師の経験のなせる業なんですね。

ただ、その瞬間はやっぱり修羅場ですよ。
でもそこで慌てて、ガシャガシャッ、とやったら
大変なことになる。

だからぐっと気を落ち着けて、
いまやるべきことは何かをきちっと見極め、
それを実行に移す。

その辺がやっぱり、エキスパートと生半可との違いに
なってくるんじゃないでしょうか。

JWティーのお店にまほろばが・・・

11月 30th, 2011

ジョンソン・ウインターズ・ティーの冊子「Herbit !」の

JWT取扱店特集の地元店に、まほろばが紹介されました。

ありがたいことです。

明後日からの師走の大売出しには、つくば市から田頭さんがいらして、

試飲会を開きます、お試しくださいね。

2,4日が本店、3日が厚別店です。

アシリ・レラさんの語り部

11月 30th, 2011

 

平取町在住のアシリレラ(山道)さんの語り部が

19日、昼夜2部に分かれて開かれた。

帆海さんのクリスタルボールの伴奏がより一層お話に深みが増した。

 http://www.youtube.com/watch?v=poZyolTP-D8&feature=player_embedded

これも、大井わこちゃんの企画で、レラさんをおっかさんのように慕う。

彼女は不思議な子で、不定期にまほろばのバイトをしながら、

世界の先住民族の秘境を回り、ヒョイヒョイと現地の人々と仲良くなってしまう、

という得意技というか、先天的に古い魂の持ち主なのだろう。

通訳も見事なもので、スルスルと流れるように言葉がついて出るのも、

すぐ一体化してしまう精神性のためなのだろう。

当日のレラさんなのだが、うわさではすごく有名なアイヌの女傑で

「沙流川を守る会」と「山道アイヌ語学校」「山道職業訓練校」を主催されている。

まほろばに出入りしている人達はみな知っている。

だが、私は面識が無く、今日が初対面ということになる。

会うや、まさに「おっかさん」と言う感じで、それも「大地のおっかさん」で、

そういえば、昔の田舎のかあさん達の雰囲気が漂って、懐かしい気がした。

ああいう何というか、開けっぴろげの母性の中で、僕達は育ったものだ。

アイヌの儀式をしてもらって、いよいよ語り・・・・日本語なのがありがたい。

何篇かお話ししてもらったが、内容は思い出せない。

http://www.youtube.com/watch?v=H4jjLh6ulCk&feature=player_embedded

だが、心の中に、火球がクルクル回って、炉辺のチロチロした火に炙られながら、

ばあさん、じいさんの昔話を聞いているようで、なんとも心地よかった。

みな、きっとそんな風に聞いていたに違いない。

これは、後代に遺すべく尊いアイヌ文化を、録音して伝承せねばならないだろう。

情にもろく、泪が熱い。

太っ腹かあさん、次の会を楽しみにしていますよ。

ソンノ・オリパク・イヤイ・ラィケレ(ありがとうございます)!

http://www.youtube.com/watch?v=UafCdmwtst4&feature=player_embedded

(感激して、参加した長老の澤井アクさんが唱する『ヤイサマ』。即興歌と言われるヤイサマは語源としては「ヤイ=自分、サマ=側」で、自己紹介や現在の自分の気持ちなどを即興で歌にした。かつては若い男たちは愛の告白として女性に対してヤイサマを歌った。即興で自分のことを歌うところが、ラップにおけるフリースタイルに通ずるものがある。)

 

「成功さえも“試練”である」

11月 30th, 2011

       
       
  稲盛 和夫 (京セラ名誉会長)
        
   『致知』2003年4月号
    連載「巻頭の言葉」より

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私は、「試練」とは、一般的にいわれる
苦難のことだけを指すのではないと考えています。

人間にとって、成功さえも試練なのです。

例えば、仕事で大成功を収め、
地位や名声、財産を獲得したとします。

人はそれを見て、
「なんと素晴らしい人生だろう」とうらやむことでしょう。

ところが実は、それさえも天が与えた厳しい「試練」なのです。

成功した結果、地位に驕り、名声に酔い、
財に溺れ、努力を怠るようになっていくのか、
それとも成功を糧に、さらに気高い目標を掲げ、
謙虚に努力を重ねていくのか によって、
その後の人生は、天と地ほどに変わってしまうのです。

つまり、天は成功という「試練」を人に与えることによって、
その人を試しているのです。
 

いわば人生は、大小様々な苦難や成功の連続であり、
そのいずれもが「試練」なのです。

そして、私たちの人生は、その人生で織りなす「試練」を、
どのように受け止めるかによって大きく変貌していくのです。

私たちは、苦難あるいは僥倖、そのいずれの「試練」に遭遇しても、
決して自らを見失わないようにしなければなりません。

つまり、苦難に対しては真正面から立ち向かい、
さらに精進を積む。

また成功に対しては謙虚にして驕らず、
さらに真摯に努力を重ねる。
そのように日々たゆまぬ研鑽に励むことによってのみ、
人間は大きく成長していくことができるのです。
 
私は、現代の混迷した社会を思うとき、
私たち一人ひとりが、どのような環境に置かれようとも、
自らを磨き、人格を高めようとひたむきに努力し続けることが、
一見迂遠に思えても、結局は社会を
よりよいものにしていくと信じています。

……………………………………………………………………………………
■稲盛和夫氏から『致知』へのメッセージ
……………………………………………………………………………………

 昨今、日本企業の行動が世界に及ぼす影響というものが、
 従来とちがって格段に大きくなってきました。

 日本の経営者の責任が、今日では
 地球大に大きくなっているのです。

 このような環境のなかで正しい判断をしていくには、
 経営者自身の心を磨き、精神を高めるよう
 努力する以外に道はありません。

 人生の成功不成功のみならず、
 経営の成功不成功を決めるものも人の心です。
 
 私は、京セラ創業直後から人の心が経営を決める ことに気づき、
 それ以来、心をベースとした経営を実行してきました。

 経営者の日々の判断が企業の性格を決定していきますし、
 経営者の判断が社員の心の動きを方向づけ、
 社員の心の集合が会社の雰囲気、社風を決めていきます。

 このように過去の経営判断が積み重なって、
 現在の会社の状態ができあがっていくのです。
 
 そして、経営判断の最後のより所になるのは
 経営者自身の心である ことは、
 経営者なら皆痛切に感じていることです。

 我が国に有力な経営誌は数々ありますが、
 その中でも、人の心に焦点をあてた
 編集方針を貫いておられる『致知』は際だっています。
 
 日本経済の発展、時代の変化と共に、
 『致知』の存在はますます重要になるでしょう。

石孫さんを訪ねて

11月 28th, 2011

(石川耿一、裕子さんご夫婦)

23日(水)から3日間、秋田県湯沢の「石孫本店」さんに、取材で伺った。

まほろばオリジナル醤油『へうげ醤油』(仮称)の

仕込み初めを見届けたいためであった。

さまざまな試みをして、おそらく世界初のひょうげた物になるだろう。

詳しくは、別稿に譲りたい。

(新日の丸醸造さん)

(「羽場こうじ店」さん)

(山形県鶴岡の「イル・ケッチャーノ」と茶間さん)

 

湯沢町の隣りが、増田町で、へうげ味噌の「羽場こうじ店」、

和魂(にぎみたま)の「新日の丸醸造」さんが連なって不思議なご縁だ。

石孫さんでは、3・11で蔵が倒壊して、醤油の仕込みが半年以上遅れ、

秋仕込みになったが、これにも奇跡的なことがあっての福運だった。

朝からの小麦の焙煎、挽き割り、豆の蒸し、麹菌を入れてのモロミ作り、

室入れの醗酵、そして杉樽へ投入して塩水を注入。

すべてみな手作り手仕込み、感動の連続だった。

周りは、機械化に走る中、独り古式伝統を守る石孫さんには感動しかない。

そして、ここまで守って下さった事に感謝するしかない。

それは、どうしてか・・・・・、後日その秘話について述べてみたい。

そして、その完成は再来年の春になるでしょう・・・・・。

ジェイソン・ティー情報誌に

11月 28th, 2011

 

ジェイソンティーのハーバルラインの別冊誌に、

まほろばが掲載されました。

16人の愛飲者をインタビューしたものを一冊に纏めたものです。

助産師の岡野さん、奈良裕之さん、うさぶろうさん、山川さん等々

おなじみの方々も載っております。

店に置いておりますので、ご覧になってください。

「うさと」が「安心」に

11月 28th, 2011

「うさと」さんが、健康雑誌『安心』に掲載された。

「手つむぎ」「手織り」「草木染め」で、着るだけで癒される!

幸せが連鎖する!初公開ですね。

12月には、うさぶろうさんの本も出版されます。

その声は天から降りて来た!

11月 28th, 2011
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 編集部 工藤元子 
 
 

 

久々の・・・感動CDに出会いました。

数あるヒーリング系CDの中でも、これは秀でるCDです。

11月4日、道内コンサートの帰りにまほろばにお立寄りくださったピアニスト:ウォ ン・ウィンツァンさんご夫妻と同伴してみえた

小柄な「もの静かな男性」・・・??

お帰りの際に置いて行かれたCDを、何気なく店内用にとかけたら、びっくり!

あまりに美しく、やさしいのに力強い、そして、なになにっ?このいきなグ~ンと持って行かれる「深いイメージ」は?

事務所内の女性陣から「うわ~~っ、うまぁ~~い!、美し~い!」の絶賛の声。

崇高という言葉・・・きっとこれは、ヨーロッパの歴史ある古い教会に行くと(まだ行ったことはありません)、そういう気持ちになると思います。

例えば日本のアニメ「フランダースの犬」に出てくるアントワープのノートルダム大聖堂、

そこであの「ルーベンスの絵」を見たら、きっとそう思うと思います。

このCDは、何回聞いても雲の中から光が差し込みその向こうは天上界の調べのよう・・・そういうイメージが浮かびます。

この感想は、私だけでなくうちのスタッッフの感想でもあるのです。

まさに崇高。

その澄んだ、とても人の声とは思えない美しい歌声は、まるで天から注ぐ淡い光によう、そして力強い癒し感があります。

この素晴らしいハイトーン・ヴォイスも持ち主が「ウォン・ウィンツァンさんご夫妻と同伴して見えたもの静かな男性」でした。

世界的に活躍するピアニスト、ウォン・ウィンツァンさんが見いだしたと言われる吉野大地さんは

北海道に在住のミュージシャンでシンガーソング・ライターです。

あの「地球交響曲・第七番』のエンディングテーマ「光をあびて」も歌っています。

<その歌声は天から降りてきた…>のキャッチフレーズとか。

北海道にこんな素晴しいミュージシャンがいるんですね。

今、こういう時代だからこそ、現れた人!そう思えます。

日本は今年、散々でしたからね。人の心を癒してくれる歌声、ぜひお聴きください。

「Sacred Space~聖なる空間」:アメージンググレース、アメージンググレース、アヴェマリア、シュリクリシュナ、即興など、珠玉の全10曲収録。、

吉野大地 (Yoshino Daichi) プロフィール

1971年函館市生まれ。1995年にインドの賛美歌(バジャン)に出会い、自らの音楽、精神面などに深い影響を受ける。後にインドの古典音楽の歌を中心に、タブラやハルモニウム等を学びオリジナリティーを築き、自主レーベルにてアルバムをリリースするなど精力的な活動を行う。ピアニスト、ウォ ン・ウィンツァンとの出会いで天性のハイトーン・ヴォイスを生かしたオリジナル音楽へと開花する。

http://www.turiya-music.com/ 

 

 

 

 

 

 

 

 

《 まほろば扱い ¥2.950(税込み)》

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「人生、すべて当たりくじ」

11月 28th, 2011

    
       
   塙 昭彦
   (セブン&アイ・フードシステムズ社長・
    前イトーヨーカ堂中国総代表)
             『致知』2009年7月号
              特集「道をひらく」より
               ※肩書きは掲載当時

─────────────────────────────────

私どもの会社はセブン&アイホールディングスの
フード事業会社として一昨年(2007年)設立されました。

デニーズジャパン、ファミール、ヨーク物産の三つを吸収合併し、
レストラン、ファストフード、それに社員食堂などの
コントラクトフード事業の店舗展開
(2009年2月末現在、計959店舗)を図っています。

いま、「生活で何を節約しますか」と聞かれて
約七割の方が「外食」と答えるような時代です。

このように外食産業が大きな曲がり角にある厳しい時だけに、
やはり事業を集約して仕入れ先などを統合し、
食という一つのテーマを追求していくべきではないかと。

ただ、業績は大変厳しくて、初年度は赤字でした。
何とかこれを黒字にしたいと思いまして
目下奮闘している最中なんです。

もう一つ、私にはイトーヨーカ堂取締役中国総代表という
仕事があります(取材当時)。
月に約一週間は店舗がある中国の北京や成都に行って
現地のイトーヨーカ堂の責任者たちと会議をして、
今後の事業展開などを話し合うんです。

売り上げは一千億円弱といったところでしょうか。
おかげさまでこちらのほうは大変順調に利益が伸び続けております。

セブン&アイ・フードシステムズが設立された後、
中国から呼び戻され、二つの重責を担うようになりました。

中国室長の辞令をいただいたのは十三年前の平成八年、
メンバーは私一人でした。

それまで営業本部長だった私には
二万五千人の部下がいたんです。
それが突然ゼロ、しかも中国は初めての土地です。

周囲からは左遷と見られ、
これから一体どうなるのかという思いでしたね。

しかし、一緒に行きたいと名乗り出る仲間が現れて、
彼らが必死にやってくれたおかげで
今日があると思っています。

中国という大地に播いた種は、
花を咲かせて、実を結ぶようになりました。

やはり大事なのは、どのような厳しい環境でも、
そこに踏みとどまって頑張ることだと思いますね。
逆境や不遇の時、「いやだ、いやだ」と逃げ回ったり
自己逃避したり、じっとしてるだけでは
何の解決にもなりませんから。

そんな時は、自分の心を強くして、闘い、
克つ以外にないんです。

人事異動でも何でも世間の誰もが
「外れくじ」と思う出来事ってありますね。
でも、世間や周囲の人がどうあれ、自分だけは

「このくじは当たりだ」

と思うことが大事なんです。

そのように考えたら、何事があろうと

「人生すべて当たりくじ」

じゃないですか。

私は子供の頃から、随分と劣悪な環境の中で生きてきましたが、
その時、常に自分に言い聞かせてきたのが、
この「人生、すべて当たりくじ」という言葉でした。