まほろばblog

「人の三倍働くには?」

1月 21st, 2012

      
       
  西堀 榮三郎 (理学博士)
        
    『致知』1981年9月号
      連載「わが人生の師」より

───────────────

私は“十年一節(ひとふし)説”という考え方を持っている。
人間の一生で、脂が乗って仕事のできる期間を三十年とすると、
まず十年間でその道の一流というか第一人者にならねばいけない。

十年経ったら次のフィールド(分野)に移る。

自分の一生で、三十年かけて一流になる人はけっこういる。
それを十年間で仕上げるわけだ。

そのためには、人の三倍は努力しなくてはならない。
しかし、一つ成しとげていると、
そこで身につけたものは次の十年間でも大いに役立つ。
いっそう能率を上げることができる。

人の三倍も時間を有効に使う、
自分の持てるエネルギーを人の三倍に活用するには、
どう心掛ければよいか。

それは、物事をイヤイヤしないことである。

楽しい、楽しいと思ってやれば、
三倍やっても精神的には疲れない。

肉体的に疲れないようにするためには、
自分をリズムに乗せればいいのであって、
ダンスでもするつもりでやることである。

これが、人の三倍やるコツである。

特に気をつかわねばならないことは、
取りこし苦労をしないこと
なかでも疑心暗鬼は一番ソンなことだ。
いちじるしく能率を下げる。

これをやめるならば、まず心身ともに三倍の力が出てくる。

新年を迎ふ儀式 結城さん

1月 20th, 2012
YouTube Preview Image YouTube Preview Image

2012年を明ける儀式を結城幸司さんにアイヌ式で挙げて頂いた。

自ら創られる真新しいイナウを挿げ替えに毎年お越しになる。

今年で3年目、これで23日【月】の旧正月を迎える準備が整う。

鎮魂と迎神を恭しく執り行い、丁寧な祝詞を唱えて下さったこと、勿体無い限りです。

 Wakka us Kamuy (ワッカ ウシ カムイ)

水の神さま

結城さんが、イナウを作りながら、

まほろばのことを考えていたら、

作り終えたころ、何処ともなく

『Wakka us Kamuy 水の神さま』という閃きが下った。

それですぐまた、備えて祈りを捧げるために

もう一本のイナウを作って増された。

夢とも、現実ともつかない暗示だった。

ボブサムさんも無限心庵を、「ここは、すごい場所」と言ったらしく、

何か、よほど皆様とご縁があるのだと感謝しました。

この1年、世界が無事でありますようお祈りしたいと思います。

「鯨カレー」復興支援を!

1月 20th, 2012

今朝入荷した「鯨カレー」。

市場の丸水さんで、卸してもらったものだ。

一見して、そのデザイン性と言い、素材の内容と言い、キャッチコピーと言い、

中々のものだな、と感心した。

試食したら、お国自慢のローカル色とは違うなと感じた。

帰って調べてみると、何と震災復興のための大プロジェクトとも言える

人と物と智恵とあらゆるものが詰め込まれた想いの結晶だった。

なるほど、さすが、と思える内容だった。

東北支援と鯨文化再興の二つながら日本人の思いの丈を、

このカレーで一つひとつ実現して行こうではありませんか。

http://www.netprice.co.jp/netprice/library/goods/540707/

一人前200g ¥630

インテグレートマクロビオティック講座 その7

1月 19th, 2012

TAKAKO NAKAMURAさんの

ホールフードスクールWholeFoodSchoolで、まほろば専務の

「インテグレートマクロビオティック 基礎コース」が開催されます!!

日時   1月28日(土)
各回とも13:00-16:00
場所   タカコ・ナカムラホールフードスクール キッチンスタジオ
 東京都大田区上池台2-31-11モダンフォルム上池台2F
 (東急池上線 洗足池駅から徒歩1分)
内容   座学講義
1回目:2012年1月28日(土)『進化する糖の話』
2回目:2012年2月25日(土)『進化する油の話』
3回目:2012年3月24日(土)『インテグレート・マクロビオティックの生命観―その基礎と本質』
講師   まほろば 宮下洋子
参加費   コース受講料(全3回)¥25,200-(消費税込)
募集定員   30名
持ち物   筆記用具

詳しくは、こちらで・・・http://wholefoodschool.com/

真の健康を追求している治療師みかさんのブログからです。

「インテグレートマクロビオティック説明会」

テーマ:食事療法 2011-05-22 14:37:26

目指すは…里の仙人!?-SN3K0156.jpg     目指すは…里の仙人!?-SN3K0155.jpg
昨日は、洗足池にあるタカコ・ナカムラWhole Foodスクール主催の


「インテグレートマクロビオティック説明会」に参加してきました音譜




6月から開催される「インテグレートマクロビオティック基礎コース」が、


どんなものか?主催者のタカコ・ナカムラさんからの説明がありました。




本当は、このコースの講師、宮下洋子さんからの説明の予定だったのですが、


急遽来れなくなり、かわって、タカコ・ナカムラさんからになりました。




宮下洋子さんにお会いできなかったのは残念ですが、楽しみはとっておくことにして、


逆に、タカコ・ナカムラさんが、なぜ宮下洋子さんのセミナーを企画したか、


じっくり聴けてよかったかも。




宮下洋子さんは、日本で一番人気の自然食品店「まほろば」を


ご主人と一緒に北海道で営んでいらっしゃいます。




去年、行ったんですよ~、まほろば!!


いや~、とっても素敵なお店で、ランチも美味しかったなぁ。



このまほろばの宮下さんが講師のセミナーとあらば、「これは行かねば!」と参加したわけです。




宮下さんはマクロビオティックの創始者、桜沢如一先生に高校生の時に出会ったそうです。


そして、紆余曲折?ありながら、60歳すぎた今、それなりのものを築き上げてこられたようです。




一方、タカコ・ナカムラさんも、1984年にリマクッキングスクールで桜沢里真先生に学んだそうです。


(ちなみに私は、1999年にリマクッキングスクール卒業していました。)



タカコ・ナカムラさんは、福岡の料理教室の生徒さんを2人乳がんで亡くされているそうです。


出会った時は、マクロビオティックを厳密にやっていて、再発を繰り返していたとか。


そして、東京のアシスタントの方もがんに…。



そこでタカコ・ナカムラさんは、まほろばの宮下さんに、指導をお願いしたら、


治療食として、豚バラ肉を勧められ、実践したら、治ったそうです。


マクロビオティック実践者からすると、えっ~って感じですよね。



人それぞれ、必要とする食事は違います。

マクロビオティックの陰陽理論はすばらしいけれど、それにとらわれ過ぎないことも大切。


私も、タカコ・ナカムラさんの意見に大賛成です。



もちろん、6月からの基礎コースに申し込みました。楽しみです

 「人には三種類の師がある」

1月 19th, 2012

       
   西堀 榮三郎 (理学博士)
        
     『致知』1981年9月号
     連載「わが人生の師」より

────────────────────────────────────

先生とか師というものは如何様にも解釈することができるので、
たくさんの先生や師といわれる人たちを持ってきた。

それは時代、時代によってみな違う。
けれども、私は特定の先生とか師というものは、
むしろ、それほど重要に思っていない。

師には、解釈によっていろいろな種類があるが、
私は三通りに分けている。

・自分に知識をさずけてくださる人

次に

・人生の指針を与えてくれる人

三番目に

・自分の考えていることを
 実行するのにおいて援助してくれる人

の三通りが師と呼ばれうる人々である。

“知識を与えてくれる師”には、学校の先生がいるが、
私は自分で勉強して知識を獲得するということに重点をおいている。
文献を読むことで知識は得られる。
しかし、もっと大切な対象は、現実の現象そのものである。

いいかえれば、自分の探求心によって求めさえずれば、
だれからも、あらゆる現象のどんな事柄からも
知識は得られる。

従って、自分に知識を与えてくれる師は、
森羅万象すべてである。

第二番目の“自分に人生の指針を与えてくれる”師には、
身近な人々たちや過去のいろいろな先人の経験談がある。
自分が悩んでいるようなときに心の琴線にふれる、

そんなときに強く師を感じる。
これまた、いたるところに師あり、といってよい。

第三番目の“自分のやろうということに援助してくれる人々”は、
もしその人を師と呼びうるならば、非常に大切な師である。

特に、自分がだれもやっていないような新しい事柄、
考えを持っているときには、いっそう得難い。

インテグレートマクロビオティック講座 その6

1月 18th, 2012

TAKAKO NAKAMURAさんの

ホールフードスクールWholeFoodSchoolで、まほろば専務の

「インテグレートマクロビオティック 基礎コース」が開催されます!!

日時   1月28日(土)
各回とも13:00-16:00
場所   タカコ・ナカムラホールフードスクール キッチンスタジオ
 東京都大田区上池台2-31-11モダンフォルム上池台2F
 (東急池上線 洗足池駅から徒歩1分)
内容   座学講義
1回目:2012年1月28日(土)『進化する糖の話』
2回目:2012年2月25日(土)『進化する油の話』
3回目:2012年3月24日(土)『インテグレート・マクロビオティックの生命観―その基礎と本質』
講師   まほろば 宮下洋子
参加費   コース受講料(全3回)¥25,200-(消費税込)
募集定員   30名
持ち物   筆記用具

詳しくは、こちらで・・・http://wholefoodschool.com/

インテグレートマクロビオティック

 

水野葉子さんのブログから

http://yoko-leaf.blog.so-net.ne.jp/ )

インテグレートマクロビオティック [食] [編集]朝早くから起きて梅醤油番茶を飲むとやはりホッとします。

梅醤油番茶はマクロビオティックのことを勉強して以来、ことあるごとにいただいています。

ホールフーズスクールを立ち上げられていらっしゃるタカコ・ナカムラさんとは

不思議なくらいいろいろな共通点(友達、知り合い含む)があるのですが、

彼女が今度スタートするのが、インテグレートマクロビオティック クラス。

http://wholefoodschool.com/course/1006/integrate-s.html

北海道の自然食品店「まほろば」のオーナーである宮下夫妻がスタートした

「宮下メソッド」をインテグレートマクロビオティッククラスで学べるというもの。

インテグレートマクロビオティックの説明書きを読むと、

マクロビオティックを基本的に長年実践した経験がある者にはとても納得がいきます。

タカコさん、またまた素敵なクラスのプランニングなさりましたね!

「鳴かぬならそれもまたよしほととぎす」

1月 18th, 2012

      
        
    『致知』2001年5月号
   特集「流れをつくる」より

────────────────────────────────────

「鳴かぬなら」の第一句に、天下取りを果たした
戦国時代の三人の武将が三様の第二句をつけた
有名な「ほととぎす」の句がある。

信長は「殺してしまえ」といった。
秀吉は「鳴かせてみよう」といった。
家康は「鳴くまで待とう」といった。

もちろん史実ではない。
だが、三者三様の個性、やり方、歴史的役割などを
あますところなく表現して見事である。

以前、ある人が八百人ほどの経営者にこの
「ほととぎす」の句を示し、
「あなたはどのタイプか」と質問した。

ほとんどの経営者がそれぞれ信長、秀吉、家康になぞらえて、
「自分は何々型である」と回答した。
その中でたった二人だけ、自分はどのタイプでもない、
と答えた経営者がいた。

「では、あなたならどう詠むか」

とさらに質問すると、一人はこう答えた。

「鳴かぬならそれもまたよしほととぎす」

もう一人はこう答えた。

「私は俳人ではないのでうまく詠むことはできないが、
 その三つのタイプには入らない」

前者が松下幸之助氏であり、後者が本田宗一郎氏である。

人間は選択肢を与えられると、
その枠の中に閉じこもってものごとを考えてしまいがちである。
与えられた枠、既成概念を踏み越えて
発想を飛翔させることが難しい。

松下氏も本田氏もそれができたからこそ、
新しい流れをつくり得たのだろう。

さて、時代はいま、いよいよ混迷の度を加え、閉塞感が色濃い。
これを突き抜け、新しい流れをつくるには何が必要か。

歴史の中に、企業経営の中に、
新しい流れをつくってきた人たちがいる。
そこから流れをつくり出す条件を探り、学ばなければならない。

流れをつくる。
そのためにわれわれ日本人がどのような発想に立ち、
何をなすかを見定めるのは、焦眉の急なのである。

インテグレートマクロビオティック講座 その5

1月 17th, 2012

TAKAKO NAKAMURAさんの

ホールフードスクールWholeFoodSchoolで、まほろば専務の

「インテグレートマクロビオティック 基礎コース」が開催されます!!

日時   1月28日(土)
各回とも13:00-16:00
場所   タカコ・ナカムラホールフードスクール キッチンスタジオ
 東京都大田区上池台2-31-11モダンフォルム上池台2F
 (東急池上線 洗足池駅から徒歩1分)
内容   座学講義
1回目:2012年1月28日(土)『進化する糖の話』
2回目:2012年2月25日(土)『進化する油の話』
3回目:2012年3月24日(土)『インテグレート・マクロビオティックの生命観―その基礎と本質』
講師   まほろば 宮下洋子
参加費   コース受講料(全3回)¥25,200-(消費税込)
募集定員   30名
持ち物   筆記用具

詳しくは、こちらで・・・http://wholefoodschool.com/

インテグレートマクロビオティック

  ある受講者の感想・・・・・


ナスのベジチーズがけ。

母がお米や野菜をたくさんを送ってくれました。
その中に米ナスが入っていたので、電話したときにどうやって食べようかなって話したら
チーズかけて焼くと美味しいという話が出たので、ベジチーズでやってみました。
冷凍しておいたあな吉さんレシピの「ベジチーズ」を使いました。
ナスは一度火を通し(グリルで焼きました)
チーズとパン粉をかけてもう一度焼きました。
久しぶりのナス。美味でした。

* * * * * * * * * *

マクロビオティックを知っている方なら知っている「桜沢如一」氏。
氏の弟子だった宮下さんという女性が
Integrate(統合的)マクロビオティック講座を開講されるということを知りました。

この方は、30年以上前に札幌で自然食品店を開業していて、
その自然食品店「まほろば」は、
札幌でナチュラルライフを意識している方には、有名かと思います。

おおまかに言えば、
“現代に則したマクロビオティック”についての講座。
持ち物が筆記用具となっているので、お料理教室ではなくて講習かと思います。

桜沢氏が生きていた時代のライフスタイルからは、現代は様変わりしている。
玄米、穀菜食をずっと続けることはホントにカラダにいいの?
動物性食品は摂らない方がいいの?砂糖は?
陰陽の考え方、全体食は正しいのか。
健康法は一人ひとり違うもの。
何かを摂れば改善される、何かを辞めれば健康になるものではないはず。
(チラシより略して抜粋)
などなど、
自然食品店「まほろば」でもらったチラシには、興味ある言葉がたくさん書いてありました。

この講座は東京で毎月1回合計3回行われるので、
参加は難しいのですが、いつか、ぜひ学んでみたいと思うとっても興味深い内容です!

マクロは奥が深いので、私が知っているのはほんのさわりかと思いますが、
マクロビオティックと出会って数年経ち、
共感できることの一つは“バランス”が大事ということ。

陰陽の考え方はすごく共感できるのです。

何かを摂ればいいというものではなく、バランスが大事。

それは、食事だけでなく、食事を作るところから食べるところから、生活スタイルから…
本当に広い意味で生活そのものが関わってくる。

合う食事は人それぞれということを感じられる食事法。
それは、食事だけではなく、人の違いを認められるという心の持ち方にも繋がってきたように思います。

他の考え方を否定することでも、非難することでもなく、
いろんな方法があって、それぞれ自分に合うものを選ぶことが大事だと思うのです。
その選択肢の一つとして、マクロがあったらいいなと思うから
マクロをいろんな人に知ってほしいと思う。
思いつつ…
マクロビオティックって何?と聞かれれば、きっと、わかる範囲で喜んで話すけれど、
家族以外に、自分から話したりお勧めしようとは思いません。
今の食事や生活で、充実していて健康な人に、
食事法を押し付けても逆効果だし、話したところで興味ない人には意味がなく…。
体は人によって違うから、
私に合った食事法がその人に合うとは限らないと思うのです。

美味しいと感じることが大事で
それは体が欲しているということだと思います。
その感じ方は人によって違う。
だからお肉大好きな主人も尊重できる(以前に比べれば、お肉の量は減りましたが(^_^;))
マクロビオティックを知っているからそう思うのです。

あらら、なんかだんだん話がそれてしまったけれど、
インテグレートマクロビオティック…

そう、もうひとつ興味深いと思うことが。

それは、基本は“自然”でも、栄養学に反してないということ。
6月にインテグレートマクロビオティックの説明会があったそうで、
それに参加した、専門学校で栄養学を学んだことがある方のコメントで、
宮下先生の講義は、大学の講義と同レベルかそれ以上、と感想を述べているのです。

私も「まほろば」に置いてあった、油や糖の冊子を読んだことがあるのですが
化学式などが出てきて、専門的でビックリしたのを覚えています。

だから根拠がないものではなく専門的なものだということ。

その方は
自然の摂理に沿って生きていくことが大切、難しいながらも頭にも心にも入ってくるとおっしゃっていて、
本当に現代のマクロビオティックなのだと感じます。

私は栄養学というものに興味がなく…。
食事は、身土不二と一物全体、美味しいと感じるものとバランスが大事だし
一つ一つの栄養を知ったところで、食べ合わせでその効果も変わるだろうし
栄養は、新鮮かどうかによっても、変わってくるものだと思うので
栄養学に魅力を感じなかったのです。
あまり複雑で難しいこととなると、眠くなってしまう(!)のも大きな理由ですが(^_^;)

そんな私ですが、マクロを知っている方がお話する栄養のお話には
とても興味がわきます。

6月に参加した別な方のコメントには
病気の時の食事法についても触れいていて
10日間で体調は変わる
“病気から回復するまでの過程では体内にいれて良い物の順番がきちんとあること、
 白い野菜特に白菜には白血球活性化する働きがあり・・・”
などと書かれて本当に難しそうだけれど興味深い!

長々と書いてしまいました。
このままだとチラシの言葉を全部抜粋しそうなのでこのへんで…
書いていたら益々参加したくなりました。

「コゾコゾ、コゾコゾ」・・・ゆる体操

1月 17th, 2012

「コゾコゾ、コゾコゾ」「モゾモゾ、モゾモゾ」「プラプラ、プラプラ」

                           報告 工藤元子

…まるで呪文のような言葉、なんのことだかさっぱりわからないと思います。

だけど、今、「ゆる体操」講習会を体験された方は、

きっと頭の中でこの言葉が繰り返し残っているとハズです。

今日、1月16日(月)、第一回まほろば「ゆる体操教室」の日。

まほろば本店の2Fは、体操するには10名様で一杯なんですが、

今日、体験された10名の感想は非常に好評でした!!

「頭が軽くなったぁ」「気持ち良かったぁ」

「背筋がピントしてきた」

「足が軽くなった」など等、口々に感想が飛び出し明るい表情でお帰りになりました。
参加のほとんどの方が、次回の予約までされたほどです。

 講師は、「日本ゆる協会公認・ゆる体操中級指導員」、ベテランの柏崎由紀子先生です。
この先生との出会いがまた偶然と言おうか、必然と言おうか・・・

ある商品の売込みに当社にやって来た方なのですが、そのセールスは残念ながらアウト!・・・

しかし、うちの社長、この方のなにかを見抜いた(さすが!)とみて、

あれこれ話しを伺っているうちに実は東京から北海道に月一回、

「ゆる体操」の指導で函館、札幌、苫小牧、千歳等を回っている講師でもあることが判明。
社長はすぐに「ゆる体操」をデスクのパソコンで検索、

「おお、これはイイ!是非まほろばでも教室をやっていただこう!」、話は即効で決まり、月一回の教室となりました。

縁がある人とは「切れない」ものなんですね。

今日は第一回目。2Fの窓からの温かい日差しを受けて

様々な年齢層10名ほどが気持ちよさそうに体を動かしました。

先生の掛け声に従い、皆で「ゆるゆる」と言いながら頭を揺らし、

「コゾコゾ」と言いながら足のふくらはぎをこすり、「プラプラ」言いながら足首を揺らす・・・。

簡単なことだけど、なかなか日々の生活で出来なかったり、

一日中、体を緊張させ続けているものなんですね。

1時間の教室で体の緊張を解き、緩めると体温も上がり、気の流れもよくなる。

「コゾコゾ、コゾコゾ」「モゾモゾ、モゾモゾ」「プラプラ、プラプラ」は

お家でも簡単に出来る「黄金の3点セット」の言葉なのです。

顔の「ゆる体操」まであるんです。そしてエンディングは体の気を整える。

柏崎先生によると、まほろばの「ここの(2F)気の流れは素晴らしいゎ!!」とのこと。

それは、最後の仕上げの段階で、
「みんなでイメージしてぇ!『流れるきれいな水』で脳みそをジャブジャブ洗ってみましょう」

(脳みそを洗う!)。

ここは流れるきれいな水のイメージがとてもクリアに頭に入り、脳みそがスッキリする・・・

の場所だそうです。

場所のエネルギーと先生のエネルギー(この柏崎先生もかなりの高いエネルギー!)

の「相乗効果」、

イメージもクリアに現れるのでしょうか。

機会があったら、たくさんの方にもぜひぜひ体験していただきたいと思います。

(脳みそも洗いたい方は・・・ぜひ!)

「バレー界の名将・松平康隆氏の飴と鞭論」

1月 17th, 2012

      

   『致知』1981年7月号より
      
      
 ────────────────────────────────────

現代の人の中では、亡くなりましたが、
愛知揆一さんという政治家に一番影響を受けています。

愛知さんが教えてくれたことに、
立体史観というのがあります。

どういうことかというと、視野の狭い人は点でしか判断できない、
ちょっと視野を広くすると線になり課長クラスの仕事ができる、
さらに広くすると面になり、大会社の部長クラスだ。

面を上下へ延ばすと円筒形になる。
そうなると樋口清之さんではないが、
梅を見ただけで「梅ぼしと日本刀」という本が書けるようになる。

バレーボールで世界一になろうというなら
最大の円筒形になれというのです。

とくに立体的に過去を勉強しろ
エジソンもキュリーも学びなさい、
バレーと関係ないと思ってはいけないというのです。

それ以来私は円筒形を続けるためにも、
努力して交友関係を広げています。
スポーツ界で私はいちばん交友は多いと思います。

円筒形がなぜバレーに関係があるかというと、
それがアメになるのです。

バレーの選手が、例えば図書館へ行って勉強したいという、
あるいはなぜポーランドにワレサという新しい指導者が
出てきたかなどといいだすと、
そんな暇があったら練習しろというのが、
バレー馬鹿のいうせりふです。

私はそうはいわない。

お前がポーランド問題に関心があるのなら、
きょうの練習三時間やるよりも、新聞社の編集委員に会って来い、
俺が紹介してやろう、といいます。
そうして話を聞いてやる。

そしてポーランドはそういうことになっているのかというと、
コートの上では私にしごかれている選手が、この問題については
監督より上なのだという気持ちになれますよ。

これはおだてです。
ほめる材料を与えるわけです。
しかも監督が馬鹿にされることにはなりません。

むしろそういう示唆を与えてくれたことに対する尊敬というか、
情を感ずる、そういうプラスがあるのです。
アメというものを、私はそこまで広く受けとめています」

企業の中で英語教育をやらせるのもアメだし、
専門外のセミナーに行かせるのも、
アメを心得た指導者のやることです。

そんな時間はもったいない、
自動車の一台も売ってこいというのは、点か線の発想です。