まほろばblog

Archive for 9月 30th, 2014

醸すKAMOS 2号

火曜日, 9月 30th, 2014

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NPO法人「発酵文化推進機構」発行の「醸すKAMOS」2号が届いた。

今回は、小泉先生の『脅威の微生物』と題しての巻頭言が素晴らしい。

いかに地球上に、身近に、この体に、微生物が驚くべき数量で存在し生長を遂げているかが書かれている。

実に興味深い新事実が連ねられている。

 

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さらに、「発酵を効率よく助けるヒートポンプへの期待!」図解文章が面白い。

また今回、13日に開かれるまほろばイベントについて掲載をしてくださっている。

この機関誌、参加者にお配りする予定でおります。

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活けジメ鮭 「宗生そうき」

火曜日, 9月 30th, 2014

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近年、各漁協では、創意工夫を凝らして、魚のブランド化にしのぎを削っている。

先日お知らせした【羅皇】もそうだが、今朝も昨年に引き続いて、

稚内の「活け〆鮭」【宗生/そうき】が入荷、早速入手して、朝から販売している。

しかし価格は、羅皇に比して半値近い。(3切れ¥590、1切れ¥220)

これも選抜と血抜きにこだわっていて、生き残りに、

血抜きはするが、手抜きはしていない。

(以下、漁組の案内から)

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「ていねいに活けジメした1日数十本の希少鮭!」を見出しで

船上で厳選し、ストレスを与えないよう水槽へ入れて水揚げし、

短時間で血抜き、神経抜きなどをする活けジメ鮭は、

たった3隻の船で行なわれるため

1日数十尾しか出ず希少です。

臭みがなく美しいサーモンピンクが特徴です。

・・・これは本当に手が掛かる。

完全に血抜きをした鮭を食べてみたいと思いませんか?
魚が生臭くなったり鮮度が落ちが早いのは身に血液があるからです。

宗谷産「活けジメ鮭」は、日本最北端の宗谷岬沖で水揚げし、

船上で活きの良い鮭を厳選して水槽で保管し鮭の身体を休ませ、

筋肉疲労を取り除いた後に鮭にストレスを与えずに

短時間で放血及び神経抜き処理を行ないます。


短時間で処理することにより、肉質の緊張や萎縮を抑え、

その身は鮮やかなサーモンピンクとなり、魚独特の臭みもなく、

白子に至るまで血液がもたらす赤点が取り除かれます。

うろこ雲

火曜日, 9月 30th, 2014

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昨日、仕入れしている早朝、空半分の東側広くにわたって

うろこ(?)雲のような雲が現れました。

どなたか、この現象をご存知ですか。

不気味なような、幸いのような、何も無ければよい、

ただの雲だとよいと思いますが・・・・。

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凡日亭さん、さようなら

火曜日, 9月 30th, 2014

アパートでまほろばをスタートしたその頃。

厚田のとうふを卸して下さって、初めて商売のきっかけを与えて下さった

西野の「凡日亭」今野さんから下のような『閉店のお知らせ』の葉書が届きました。

驚いて、早速駆けつけたところ、店の片づけをされていて、

2,3,4日とお別れ開店をするそうです。

もし、ご縁のある方がいらっしゃいましたら、お顔を見せて上げて下さいませ。

きっとお喜びのことと思います。

https://www.mahoroba-jp.net/newblog/?s=%E5%87%A1%E6%97%A5%E4%BA%AD

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 36年営業続けて来ました凡日亭は、

 9月末日で閉店いたします。

 長い間、ご愛顧頂き、

本当にありがとうございました。

なお、閉店後は、趣味の皮工芸と、

今、北海道で爆発的に増え続けている

鹿の問題に取り組んで行きたいと思っていますので、

今後とも応援よろしくお願いいたします。

 

お客様のご健康とご長寿を心からお祈り申し上げます。

 

〒063-0034

札幌市西区西野4-6-12-15 自然食居酒屋「凡日亭」

               今野清美 房枝

スーザン・ミラクルマッサージ

火曜日, 9月 30th, 2014

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先日のスーザンさんのイキイキ「マッサージ・ケア」で、

近所のお茶の先生、今野さんが初めて受けられました。

お亡くなりになったご主人様から、

「あなたは、肌が美しいから、人に触らせないで、

その素のままでありなさい」といわれたそうです。

その為か、80歳過ぎた今もなお美肌を堅持されていましたが、

この日、生まれて初めて、人の手によるケアを受けたそうです。

「もう、天国にいるような心地で、まるで天使に包まれていた」

と言う感想で、大満足でした。

ますます輝いていらっしゃいました。

古い殻を破って、新しいご自分に目覚められました今野さんでした。

次回は、10月の18日(土)に開かれます。

スーザンマッサージ

鳴門骨

火曜日, 9月 30th, 2014

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先日、農園で熱心にお手伝いして下さっている桶谷さんが、

「見つけた、見つけた!!!」

念願の鯛の骨を見つけたと、おおはしゃぎだったとか。

何でも『鳴門骨』という、珍しい鯛の骨が、

まほろばで売っている熊本産の天然活締め鯛の粗で発見されたそうである。

何か善き縁が結ばれますことを。

まほろばには、男女合わせてまだ待ちぼうけが、ふんだんに居りますので、

お声をかけてくださいませ。

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Q :“鳴門骨”とは何か/鯛の中骨の棘にある骨の膨らみは何か

A :“鳴門骨(なるとほね)”はマダイの血管棘が肥厚したもの。④の位置の骨。

鳴門骨は生物学的には脊椎骨の血管棘が肥厚したもの(hyperostosis)で、マダイではまれに見られるものである。

オーストラリア・ニュージーランド海域に分布するゴウシュウマダイでも観察されている(赤崎, 1962)。

また、鳴門骨は「鯛の九つ道具」(坂本,1999参照)の1つで、江戸時代前期の文書にこの骨と思われる記述がみられる。

人見必大(1697)の「本朝食鑑」(島田勇雄訳註、平凡社)の鯛(マダイ)のところには

「一種に、形・色は普通で、肉の中の大骨の節の辺に瘤子(こぶ)をつけたものがある。

俗に、鯛が阿波の鳴戸の急灘を乗りきると骨が労(つか)れるので瘤が出来るといわれている。

はたしてそうなのか、未だわからない。」とある。