「新春」!ありがとうの日
1月 12th, 2012明日13日(金)から始まる2012年『新春特売日』!
縁起の良いスタートを切るためにも、是非起こしくださいね。
まほろばオリジナル商品「雪和ごみ」「雲南百薬茶」「唐獅子茶」の
試食・試飲会を下記で行います。
13日(金):本店
14日(土):厚別店
なお、お茶の販売はありますが、煎餅の販売はありません。
明日13日(金)から始まる2012年『新春特売日』!
縁起の良いスタートを切るためにも、是非起こしくださいね。
まほろばオリジナル商品「雪和ごみ」「雲南百薬茶」「唐獅子茶」の
試食・試飲会を下記で行います。
13日(金):本店
14日(土):厚別店
なお、お茶の販売はありますが、煎餅の販売はありません。
奥野 博 (オークスグループ会長)
『致知』1998年8月号
特集「命の呼応」より
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【記者:昭和四十二年、四十歳のときに経験された倒産が、
今日の奥野会長の土台になっているようですね】
倒産が土台とは、自分の至らなさを
さらけ出すようなものですが、
認めないわけにはいきません。
戦後軍隊から復員し、商社勤務などを経て、
兄弟親戚に金を出してもらい、
事業を興したのは三十歳のときでした。
室内設計の会社です。
仕事は順風満帆でした。
私は全国展開を考えて飛び回っていました。
だが、いつか有頂天になっていたのですね。
足元に忍び寄っている破綻に気づかずにいたのです。
それが一挙に口を開いて。
【記者:倒産の原因は?】
「滅びる者は、滅びるようにして滅びる」。
これは今度出した本の書き出しの一行です。
倒産の原因はいろいろありますが、
つまるところはこれに尽きるというのが実感です。
私が滅びるような生き方をしていたのです。
出資者、債権者、取引先、従業員と、
倒産が社会に及ぼす迷惑は大きい。
倒産は経営に携わる者の最大の悪です。
世間に顔向けができず、私は妻がやっている美容院の二階に
閉じこもり、なぜこういうことになったのか、考え続けました。
すると、浮かんでくるのは、
あいつがもう少し金を貸してくれたら、
あの取引先が手形の期日を延ばしてくれたら、
あの部長がヘマをやりやがって、
あの下請けが不渡りを出しやがって、
といった恨みつらみばかり。
つまり、私はすべてを他人のせいにして、
自分で引き受けようとしない生き方をしていたのです。
だが、人間の迷妄の深さは底知れませんね。
そこにこそ倒産の真因があるのに、気づこうとしない。
築き上げた社会的地位、評価、人格が倒産によって
全否定された悔しさがこみあげてくる。
すると、他人への恨みつらみで血管がはち切れそうになる。
その渦のなかで堂々めぐりを繰り返す毎日でした。
【記者:しかし、会長はその堂々めぐりの渦から抜け出されましたね】
いや、何かのきっかけで一気に目覚めたのなら、
悟りと言えるのでしょうが、凡夫の悲しさで、
徐々に這い出すしかありませんでした。
【記者:徐々にしろ、這い出すきっかけとなったものは何ですか】
やはり母親の言葉ですね。
父は私が幼いころに死んだのですが、
その三十三回忌法要の案内を受けたのは、
奈落の底に沈んでいるときでした。
倒産後、実家には顔を出さずにいたのですが、
法事では行かないわけにいかない。
行きました。
案の定、しらじらとした空気が寄せてきました。
無理もありません。
そこにいる兄弟や親族は、私の頼みに応じて金を用立て、
迷惑を被った人ばかりなのですから。
【記者:針の莚(むしろ)ですね】
視線に耐えて隅のほうで小さくなっていたのですが、
とうとう母のいる仏間に逃げ出してしまいました。
【記者:そのとき、お母さんはおいくつでした?】
八十四歳です。母が「いまどうしているのか」と聞くので、
「これから絶対失敗しないように、
なんで失敗したのか
徹底的に考えているところなんだ」
と答えました。
すると、母が言うのです。
「そんなこと、考えんでもわかる」
私は聞き返しました。
「何がわかるんだ」
「聞きたいか」
「聞きたい」
「なら、正座せっしゃい」
威厳に満ちた迫力のある声でした。
【記者:八十四歳のお母さんが】
「倒産したのは会社に愛情がなかったからだ」
と母は言います。心外でした。
自分のつくった会社です。
だれよりも愛情を持っていたつもりです。
母は言いました。
「あんたはみんなにお金を用立ててもらって、
やすやすと会社をつくった。
やすやすとできたものに愛情など持てるわけがない。
母親が子どもを産むには、死ぬほどの苦しみがある。
だから、子どもが可愛いのだ。
あんたは逆子で、私を一番苦しめた。
だから、あんたが一番可愛い」
母の目に涙が溢れていました。
「あんたは逆子で、私を一番苦しめた。
だから、あんたが一番可愛い」
母の言葉が胸に響きました。
母は私の失態を自分のことのように引き受けて、
私に身を寄せて悩み苦しんでくれる。
愛情とはどういうものかが、痛いようにしみてきました。
このような愛情を私は会社に抱いていただろうか。
いやなこと、苦しいことはすべて人のせいにしていた
自分の姿が浮き彫りになってくるようでした。
「わかった。お袋、俺が悪かった」
私は両手をつきました。
ついた両手の間に涙がぽとぽととこぼれ落ちました。
涙を流すなんて、何年ぶりだったでしょうか。
あの涙は自分というものに気づかせてくれるきっかけでした。
まほろば、宮下社長、スタッフのみなさまへ
この間のもちつき会、楽しくできました。ありがとうございました。
写真いくつかお送りします。
もう少し、まほろばスタッフの方の初仕事の様子やもちつきの写真あればよかったなと。
子どもたちが喜んでたのがうれしかったです。
また、楽しいこと考えていきましょう。
今年もよろしくお願いします。
ブログにこの間のもちつき会アップしましたー。
http://mouth-mountain.greenwebs.net/archives/3669
災害救援ネットワーク北海道
やんじー アグネス
ある知人から紹介された「ツキを呼ぶ『ざしきわらし金運袋』」。
座敷ワラシといえば、あの五日市さんを思いだすが、まぁとにかくそのざしきわらしなのだ。
何でも、この座敷ワラシと交信出きる子が居て、その因縁でこの袋が出来たという。
新春の寿ぎの縁起物グッズに、少し笑えるので、おみくじ代わりに、
ご愛嬌で仕入れて、みんなでワイワイ話しのネタにしようということになった。
初売り、ふたを開けてみると、これがドッコイ、売れ行き絶好調!
こんなはずではなかたハズ、ではなかったハズではなかったハズではないか(????)・・・・・
ということで、今ブームなんです。
「みなさま、わらにも縋る思いなんでしょうか?」(穂積店長コメント)【笑】
困った、困った、・・・・まじめなまほろばとしては、困った事です!?
何でも、あるところでは500個も一遍に出てしまったということ。
みんな同じなんですね、何処も同じなんですね、分かる、わかる、、とばかり、
また、仕入れざるを得なくなりました(トホホ・・・・)
要するに、金運なんですね。
人生、お金も大事ですから、
金運袋、ひょっとして、ひょっとですよ!!!
人生、遊び心が大事ですから、
そこに福が舞い込む、と言いますから。
何が飛び出すやら、今年の龍運にあやかって「ツキを呼ぶざしきワラシ金運袋」を。
やっぱり、宣伝していたのかな????
(1袋 ¥1.050)
中西 勝則 (静岡銀行頭取)
『致知』2012年2月号
連載「私の座右銘」より
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二〇〇八年九月十五日、リーマンブラザーズが倒産。
折しもこの直後に米国から帰国した私は、
ことの重大さを察知し、矢継ぎ早に営業の現場に指示を出すとともに、
お取引先の資金繰りに不安が生じないよう、
都心部に潮が引くように資金が流れ込んでいくのに逆らって
資金集めに奔走しました。
この時、私の脳裏にバブル時代に頭取を務められた
酒井次吉郎氏のことがよぎりました。
異常な熱気を帯びた日本経済の先行きに疑問を感じた酒井頭取は、
地方銀行本来の役割を思い起こされ、
都心の大企業やノンバンクから貸出金を回収。
後のバブル崩壊の影響を最小限度に止める決断を下されました。
二年ほど前、お亡くなりになる三週間前に
お見舞いに訪れた際のことです。
優れない体調を押して、諭すように静岡銀行の歴史を
順を追ってお話しくださいました。
話が一時間に及ぶと、最後は心配する奥さんに
促されるように席を立ちましたが、
何かを伝えようと懇々と話してくださった姿が
懐かしく思い出されます。
先の東日本大震災においてもあらゆる手を講じてきましたが、
地域経済、特に観光産業が受けるダメージを軽減しようと、
行員が自発的に宿泊施設の利用に動いてくれたことは、
利他の心が具体的な行動となって表れた嬉しい出来事でした。
利他の心も消極的な姿勢では、
目の前の困難に立ち向かうことはできません。
積極性をもって臨めば打つ手は無限に存在するのです。
そのことを私に指し示してくれた詩を最後にご紹介します。
実業家である故・滝口長太郎氏が遺された詩で、
題は「打つ手は無限」 。
すばらしい名画よりも
とてもすてきな宝石よりも
もっともっと大切なものを
私は持っている
どんな時でも
どんな苦しい場合でも
愚痴は言わない
参ったと泣き言を言わない
何か方法はないだろうか
何か方法はあるはずだ
周囲を見回してみよう
いろんな角度から眺めてみよう
人の知恵も借りてみよう
必ず何とかなるものである
なぜなら打つ手は常に
無限であるからだ
まほろば自然農園のチーフ福田君は、芸術家である。
今年もやってくれました。
龍が看板に乗っています。
疲れて、一休みでしょうか。
山から枯れ木を探しては集め、正月休み返上で作ります。
彼のこのエネルギーは、まさに山を自分の遊び場として遊んだ子供の記憶。
その彼が、今年、農園でどんな改革を起すか!楽しみにしています。
龍のエネルギー、今年もダイナミックに虚空を駆け巡るでしょう。
以前、ソフテリアに務めていた堀内洋子さん、
その後、栄養学の大学を卒業し、学校給食関係で働いておられる。
最近、余技に焼き物を始められた。
その第一作が贈られて来た。
それが何と、無限ハートを象った、線香立て皿だった。
初心者にしては、上出来で、さすが美大出身の事だけはある。
酸化や還元焼き、青磁や焼き締め、磁器などなどバラエティに富んでいる。
大したものである。
それで、それを趣味ではなしに、売り物としては、と提案させてもらった。
早速、相談に来られ、近々には発表されることになるでしょう。
どんな完成度になるか、楽しみですね。
福地 茂雄 (アサヒビール相談役)
『致知』2012年2月号
特集「一途一心」より
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「惚れられるより惚れよ」という営業哲学も、
そういう中で叩き込まれました。
私が入社した頃は恵まれていて、
特に大阪ではビール会社といえば
アサヒビールというくらい浸透していたんです。
けれどもその勲章を持って回ったらダメだと。
アサヒビールという看板を抜きにしてもお客様から信頼され、
求められるような人間になれ。
そのためにはお客様から好かれようと思ったらダメだ。
こっちから好きになることだと。
そういう大切なことを叩き込んでくれたのがブラザーでした。
ですから新人の頃にマンツーマンで仕事の基本から、
技術的なことからものの考え方から
キッチリと教える体制をつくることは非常に大切だと思います。
それから、人間は着るものに応じて太くなるものですね。
立場が人をつくるんです。
だから課長になれば課長らしくなってくるし、
支店長になれば支店長らしくなるし、
社長になれば社長らしくなってくる。
小さい服を着ていたらいつまでも大きくなりません。
一度大きめの服を着せてみたら、
結構服に合わせた人間ができてくるものです。
自分の息子やよく知っている人間に対する時ほど、
あいつはまだ若いと躊躇しがちですが、
チャンスを与えることが大事です。
初めて課長になった時に支店長から、
「君はどういう考え方で部下指導をするんだ」
と聞かれたので、
「自分のできないことは部下に求めません。
できることは徹底して求めます」
と答えたら、
「君は落第だ。
上に立つ者は自分ができないことでも
部下に求めなければならないものだ」
と言われました。
雄武町の村上智子さんがひょこりやって来られた。
昨年暮、「銀鮭のいずし」を送って来た。
それがとても美味で、今年の暮にご紹介しようと思っている。
事務所でも試食してもらったが、大好評。
皆さん、年末には食べて下さいな。
改めまして、
新年明けましておめでとうございます。
今年も、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
昨朝、9時から地下洞「無限心庵」で、
星野良先生(竜笛)、西野圭織さん(笙)、鈴木英子さん(篳篥)の三管演奏を拝する中、
『新年の祝い』を従業員一同つつがなく執り行ないました。
10時より、エリクサー給水場前にて、お客様に
『越天楽』『蘭陵王』などを披瀝して戴き、遠き古の日本に想いを馳せました。
シンクに水を張って乗せた蝋燭から龍が浮かび上がったのには、一同ビックリ!
辰年に相応しい吉兆として、ありがたく受け取らせて頂きました。
外では、「東日本大震災復興支援」に対しての感謝の標として、
お礼餅つき大会を、ヤンジーチームが執り行って下さいました。
初めて見る杵臼に、子ども達は大喜び!
大人たちも、懐かしい子供時代に帰って、ペッタンペッタン代わる代わる杵を搗きました。
朝から晩まで、何臼も仕上がって、餡子、黄粉、大根、納豆など、
選り取り見取りの搗き立て餅を、口一杯に頬張って喜色満面、
しばし冬の風物詩から去り難かった。
「ありがとう!ヤンジーチーム!!そして支援のみなさま!!!」
午後から、地下洞では、光輝さんのクリスタルホボールの演奏会が行われた。
彼は、タイで学んだ、道内で数少ないプロの演奏家。
まだ若く、今後の進化発展を望みたい。
夕刻に、華道家の森直子さんが新年のご挨拶に。
珍しい「雲龍梅」を生けて下さった。
故大西良慶師の絶筆『一』を前に、風格ある佇まい。
今年一年、皆様にとりまして良き年となりますように。