まほろばblog

Archive for 4月, 2016

浅草「捕鯨舩」の『鯨すじ煮込み』

月曜日, 4月 4th, 2016

鯨すじ煮込み 1

先日の三角山放送局の小泉武夫先生との対談で、

先生は、捕鯨問題に関して、かなり突っ込んだ発言をされていました。

表層的な捉え方ではなく、奥にある真相を知って頂きたいと思います。

長年培われた伝統食を後世に繋ぐ意味でも、

今大事な岐路に立たされています。

そんな中、今朝「鯨すじ煮込み缶詰」が入荷しました。

以下、共同船舶さんのコメントを見て頂きます。

 

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「浅草キッド」で愛された名店が監修「鯨すじ煮込み」  

4月1日、缶詰になって販売開始!

 

 

■家でも手軽に鯨料理を楽しめる「鯨すじ煮込み」
鯨といえば、鯨の刺身やベーコンをつまみに居酒屋で一杯が定番で、

ご自宅で楽しむ方は珍しいかと思います。

「鯨すじ煮込み」缶詰は常温で保存が可能なため、

ちょっとおつまみが欲しい時にも、

缶を開けるだけでお店のような一品が出来上がります。

昨今は家に帰ってゆっくりお酒を楽しむという

“家飲み派”の方も増えてきており、

ご家庭でも気軽に鯨を味わってほしいという、

開発者の想いから出来上がったのがこの「鯨すじ煮込み」です。

 

■ぷるぷるの鯨すじは“呑む系女子”にもおすすめ
鯨すじをトロトロになるまで煮込み、

醤油でさっぱりと味付けした「鯨すじ煮込み」は、

ニンニクの旨みやショウガ、唐辛子がぴりっと利いて、

日本酒やチューハイが進む味になっています。
また、鯨すじにはコラーゲンが含まれており、

お酒好きな男性だけでなく、

「美味しいお酒を呑みたいけれどキレイにもなりたい」

という“呑む系女子”にもおすすめの自信作です。

 

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■浅草の名店 捕鯨舩 監修
「鯨すじ煮込み」の味を監修したのは、浅草の捕鯨舩の河野舩長です。

捕鯨舩は、鯨(げい)を食って芸(げい)を磨く

浅草芸人がこよなく愛す有名店です。

「浅草キッド」(ビートたけしさん作詞作曲)の

一節にある“仲見世の煮込みしかないくじら屋”とはまさに捕鯨舩のこと。

店先にはくじらと書かれた提灯が下がり、硝子戸を開けると板張りの壁は

芸人や役者さんなどのサインで埋め尽くされています。

牛の煮込みや鯨料理を食べに日本全国からお客様が訪れる

捕鯨舩は、昭和の日本を感じさせてくれる名居酒屋です。

その捕鯨舩 舩長が、これまで40年の牛煮込みに関するあらゆるノウハウを

一缶に詰め込み完成したのが、この「鯨すじ煮込み」です。

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規格  :固形量65g、内容総量110g ¥398

賞味期限:製造から3年(未開封)

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あさきゆめみし・・・・・・

金曜日, 4月 1st, 2016

あさきゆめみし

 

30日の道新に漫画家・大和和紀さんが特集されていた。

「あさきゆめみし」や「ハイカラさんが・・・」などの題名は聞いたことがあるが、

読んだこともなく、お名前は失礼ながら知らなかった。

事務所の女性陣は、「懐かしい!」と叫んだ。

札幌出身で、50年の画業。

すごい人がいたもんだ、と感心。(無知ですみません)

その彼女の最初のころのエピソードが面白い。

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・・・・・・・・・・18歳で漫画家になった大和和紀は、その数年前、

高校の修学旅行で初めて京都を訪れた。

生まれ育った北海道にはない町家の格子戸や嵯峨野の竹林を目にして、

「日本ってすてき」と感激した。・・・・・・・・・・・・・

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私も、同じ歳、奈良に行って、懐かしいと感じた。

それが人生の転機でもあった。

彼女の描くものは、源氏物語とか額田王とか、日本の古典が多いらしい。

見ると典雅で、細部が描けていて、よく勉強されているなーと感心することしきり。

彼女の言う通り、北海道には無い伝統文化故に惹かれたのだろうが、

魂といえば大袈裟だが、元々、古典の記憶というものを持ち合わせていた、

としか考えられない。

北欧に似た北海道の大地に、そのような感性はなかなか育ちにくいだろう。

しかも、高校生の大の仲良しが、同級の

あの漫画家の山岸涼子さんだったというから驚きである。

だが、あのという私は山岸さんを知らないし、読んでもいない。

驚くべきは、「日出処の天子」という聖徳太子を題材に、「ヤマトタケル」など

多くは日本の古典を描いている点が、二人の共通している点である。

共に、北海道出身で活躍されて、女流漫画家では大御所とか。

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まほろばの近所に、これも日本の歴史ものを描かせたら右に出る者なしの

「ヤマタイカ」「宗像教授シリーズ」の星野之宣氏がおられる。

北の大地で、日本の歴史文化を語るのも場違いでないということに

勇気付けられた、今日この頃である。

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