まほろばblog

Archive for the ‘インテグレートマクロビオティック’ Category

インテグレートマクロビオティック講座 その5

火曜日, 1月 17th, 2012

TAKAKO NAKAMURAさんの

ホールフードスクールWholeFoodSchoolで、まほろば専務の

「インテグレートマクロビオティック 基礎コース」が開催されます!!

日時   1月28日(土)
各回とも13:00-16:00
場所   タカコ・ナカムラホールフードスクール キッチンスタジオ
 東京都大田区上池台2-31-11モダンフォルム上池台2F
 (東急池上線 洗足池駅から徒歩1分)
内容   座学講義
1回目:2012年1月28日(土)『進化する糖の話』
2回目:2012年2月25日(土)『進化する油の話』
3回目:2012年3月24日(土)『インテグレート・マクロビオティックの生命観―その基礎と本質』
講師   まほろば 宮下洋子
参加費   コース受講料(全3回)¥25,200-(消費税込)
募集定員   30名
持ち物   筆記用具

詳しくは、こちらで・・・http://wholefoodschool.com/

インテグレートマクロビオティック

  ある受講者の感想・・・・・


ナスのベジチーズがけ。

母がお米や野菜をたくさんを送ってくれました。
その中に米ナスが入っていたので、電話したときにどうやって食べようかなって話したら
チーズかけて焼くと美味しいという話が出たので、ベジチーズでやってみました。
冷凍しておいたあな吉さんレシピの「ベジチーズ」を使いました。
ナスは一度火を通し(グリルで焼きました)
チーズとパン粉をかけてもう一度焼きました。
久しぶりのナス。美味でした。

* * * * * * * * * *

マクロビオティックを知っている方なら知っている「桜沢如一」氏。
氏の弟子だった宮下さんという女性が
Integrate(統合的)マクロビオティック講座を開講されるということを知りました。

この方は、30年以上前に札幌で自然食品店を開業していて、
その自然食品店「まほろば」は、
札幌でナチュラルライフを意識している方には、有名かと思います。

おおまかに言えば、
“現代に則したマクロビオティック”についての講座。
持ち物が筆記用具となっているので、お料理教室ではなくて講習かと思います。

桜沢氏が生きていた時代のライフスタイルからは、現代は様変わりしている。
玄米、穀菜食をずっと続けることはホントにカラダにいいの?
動物性食品は摂らない方がいいの?砂糖は?
陰陽の考え方、全体食は正しいのか。
健康法は一人ひとり違うもの。
何かを摂れば改善される、何かを辞めれば健康になるものではないはず。
(チラシより略して抜粋)
などなど、
自然食品店「まほろば」でもらったチラシには、興味ある言葉がたくさん書いてありました。

この講座は東京で毎月1回合計3回行われるので、
参加は難しいのですが、いつか、ぜひ学んでみたいと思うとっても興味深い内容です!

マクロは奥が深いので、私が知っているのはほんのさわりかと思いますが、
マクロビオティックと出会って数年経ち、
共感できることの一つは“バランス”が大事ということ。

陰陽の考え方はすごく共感できるのです。

何かを摂ればいいというものではなく、バランスが大事。

それは、食事だけでなく、食事を作るところから食べるところから、生活スタイルから…
本当に広い意味で生活そのものが関わってくる。

合う食事は人それぞれということを感じられる食事法。
それは、食事だけではなく、人の違いを認められるという心の持ち方にも繋がってきたように思います。

他の考え方を否定することでも、非難することでもなく、
いろんな方法があって、それぞれ自分に合うものを選ぶことが大事だと思うのです。
その選択肢の一つとして、マクロがあったらいいなと思うから
マクロをいろんな人に知ってほしいと思う。
思いつつ…
マクロビオティックって何?と聞かれれば、きっと、わかる範囲で喜んで話すけれど、
家族以外に、自分から話したりお勧めしようとは思いません。
今の食事や生活で、充実していて健康な人に、
食事法を押し付けても逆効果だし、話したところで興味ない人には意味がなく…。
体は人によって違うから、
私に合った食事法がその人に合うとは限らないと思うのです。

美味しいと感じることが大事で
それは体が欲しているということだと思います。
その感じ方は人によって違う。
だからお肉大好きな主人も尊重できる(以前に比べれば、お肉の量は減りましたが(^_^;))
マクロビオティックを知っているからそう思うのです。

あらら、なんかだんだん話がそれてしまったけれど、
インテグレートマクロビオティック…

そう、もうひとつ興味深いと思うことが。

それは、基本は“自然”でも、栄養学に反してないということ。
6月にインテグレートマクロビオティックの説明会があったそうで、
それに参加した、専門学校で栄養学を学んだことがある方のコメントで、
宮下先生の講義は、大学の講義と同レベルかそれ以上、と感想を述べているのです。

私も「まほろば」に置いてあった、油や糖の冊子を読んだことがあるのですが
化学式などが出てきて、専門的でビックリしたのを覚えています。

だから根拠がないものではなく専門的なものだということ。

その方は
自然の摂理に沿って生きていくことが大切、難しいながらも頭にも心にも入ってくるとおっしゃっていて、
本当に現代のマクロビオティックなのだと感じます。

私は栄養学というものに興味がなく…。
食事は、身土不二と一物全体、美味しいと感じるものとバランスが大事だし
一つ一つの栄養を知ったところで、食べ合わせでその効果も変わるだろうし
栄養は、新鮮かどうかによっても、変わってくるものだと思うので
栄養学に魅力を感じなかったのです。
あまり複雑で難しいこととなると、眠くなってしまう(!)のも大きな理由ですが(^_^;)

そんな私ですが、マクロを知っている方がお話する栄養のお話には
とても興味がわきます。

6月に参加した別な方のコメントには
病気の時の食事法についても触れいていて
10日間で体調は変わる
“病気から回復するまでの過程では体内にいれて良い物の順番がきちんとあること、
 白い野菜特に白菜には白血球活性化する働きがあり・・・”
などと書かれて本当に難しそうだけれど興味深い!

長々と書いてしまいました。
このままだとチラシの言葉を全部抜粋しそうなのでこのへんで…
書いていたら益々参加したくなりました。

インテグレートマクロビオティック講座 その4

月曜日, 1月 16th, 2012

TAKAKO NAKAMURAさんの

ホールフードスクールWholeFoodSchoolで、まほろば専務の

「インテグレートマクロビオティック 基礎コース」が開催されます!!

日時   1月28日(土)
各回とも13:00-16:00
場所   タカコ・ナカムラホールフードスクール キッチンスタジオ
 東京都大田区上池台2-31-11モダンフォルム上池台2F
 (東急池上線 洗足池駅から徒歩1分)
内容   座学講義
1回目:2012年1月28日(土)『進化する糖の話』
2回目:2012年2月25日(土)『進化する油の話』
3回目:2012年3月24日(土)『インテグレート・マクロビオティックの生命観―その基礎と本質』
講師   まほろば 宮下洋子
参加費   コース受講料(全3回)¥25,200-(消費税込)
募集定員   30名
持ち物   筆記用具

詳しくは、こちらで・・・http://wholefoodschool.com/

インテグレートマクロビオティック

ある受講者の感想から・・・・・

 日本で一番人気の自然食品店”まほろば”(北海道)を経営する宮下洋子さんのセミナー、

3回シリーズの1回目に参加してきました。

 宮下洋子さんは、マクロビオティックの創始者、桜沢如一さんから直接指導をうけた、

今となっては貴重な方なのです。

しかし、厳密なマクロビオティックで、お子さんを栄養失調で亡くされたり、色々な体験を乗り越え、

今では、宮下さん独自のものを確立され、病気相談が後をたたないそうです。

 宮下さんは肉も魚も卵も食べられます。

動物性食品からでしか摂れない栄養があるからと。

ただし、品質には、とことんこだわっていらっしゃいます。

やっぱり一番の問題は、今の世の中には、安全安心な食べ物が手に入りにくいこと。

何も考えないで食べていると、自然な食べ物はほとんど口に入らない時代ですからね。

マクロビオティックを実践していて癌になられた方に、宮下さんは豚肉を勧めたりもします。

一般的な食生活をしていて、病気になったときは、マクロビオティックで劇的に改善しますが、

それは、そのときの体に合っているからで、必ずしも、いつもそれでいいというわけではないのです。

大切なのは、自分の体に必要なものを自分で感じられるようになることだと私も常に思っています。

そのためにも、人工的なものは避け、自然なものを食べる、触れるということが重要になります。

今回のセミナーは”糖”についてのお勉強。「白砂糖は避けて、黒砂糖や元気糖にしましょう」と、

うちでもアドバイスしていますが、実は、からだにいい白砂糖も過去にあったそうです。

しかし、手間隙をかけた安全な作り方をしていたので、採算が取れず、やめてしまったそうです。

やはり、作る過程が大切ですよね。逆に、粗悪な黒砂糖もあるとか。

結局のところ、まずは信頼できる自然食品店や自然食の宅配を利用するしかないのかもしれません。

そうやって本物を食べ続けていると、だんだんと自分でも本物とそうでないものが、

見極められるようになっていきますからね。

今の日本人はブドウ糖過多になっている人が多いので、

果糖や果物で体質改善するといい、というお話しも出ていました。

また、乳糖も少しは必要ならしく、トマトやすいかにも含まれているそうです。知らなかった~♪

前号でもちょっと、ご紹介した上瀬英彦さんの「フル・和食」

(私も基本的にこれを実践しています!!)。

やっぱり、こんな感じがいいんですね~!

インテグレートマクロビオティック講座 その3

日曜日, 1月 15th, 2012

 

TAKAKO NAKAMURAさんの

ホールフードスクールWholeFoodSchoolで、まほろば専務の

「インテグレートマクロビオティック 基礎コース」が開催されます!!

日時   1月28日(土)
各回とも13:00-16:00
場所   タカコ・ナカムラホールフードスクール キッチンスタジオ
 東京都大田区上池台2-31-11モダンフォルム上池台2F
 (東急池上線 洗足池駅から徒歩1分)
内容   座学講義
1回目:2012年1月28日(土)『進化する糖の話』
2回目:2012年2月25日(土)『進化する油の話』
3回目:2012年3月24日(土)『インテグレート・マクロビオティックの生命観―その基礎と本質』
講師   まほろば 宮下洋子
参加費   コース受講料(全3回)¥25,200-(消費税込)
募集定員   30名
持ち物   筆記用具

詳しくは、こちらで・・・http://wholefoodschool.com/

インテグレートマクロビオティック講座

「進化する油のお話」

インテグレートマクロビオティックとは?

ジョージ・オーサワのマクロビオティックをベースとし、最新の分子栄養学、食品栄養学、油脂栄養学などを

盛り込んだ、21世紀に発信する進化系マクロビオティックを表現する言葉です。
基礎コース第2回目「進化する油」をテーマに講座が行われました。

講師は、北海道札幌より宮下洋子さん。冬を前に農作業繁忙期のなか、日帰りでの上京なのです汗
「油」のイメージはダイエットの敵、肥満のもとなど悪いイメージですが、「油断大敵」というように油がキレると

カラダに大きなダメージがあります。ネズミに油を与えないと、成長が止まり、子供が生まれません。性ホルモンが作りにくくなります。

油の使い方は、健康と美容に大きな影響を与えるという認識をもつことから講座はスタートしました。
本日のキーワードのひとつ「エンコサノイド」・・・すでに難解シラー
エイコサノイド (eicosanoid) はエイコサン酸(アラキドン酸 )を骨格に持つ化合物ないしその誘導体の総称。

自律神経、免疫、ホルモン系をコントロールし、環境適応力、自然治癒力がまっとうに機能するためには

エイコサノイドが不可欠なのであります。

そのエイコサノイドを作りだすには、必須脂肪酸であるリノール酸系n-6とアルファリノレン酸系n-3の取り方

が最大のポイントになる・・・・らしい。
さらに、これまで成人病も敵とされていた「コレステロール」も、最新データでは、

細胞膜や脳細胞を作るだけではなく、脂肪を分解させる「胆汁酸」の原料となり、さらには、ビタミンDを作る素となり、ステロイドホルモンをカラダのなかで生み出す働きがあることが科学的に解明されたそうです。
「油」の見分け方、取り方については、非常に難解なイメージがあります。

実際、科学名、分子構造、覚えられない~~~!

今回の講座でわかったことは、

よい油かどうか、どういう油を選んだらよいかの指針は、はては、動物性食品と植物性油脂の選び方まで

「アミノ酸&脂肪酸組成表」をみたら、一目瞭然!であるということがわかりました。
配布された組成表には、宮下先生のメモやマークの後がしっかりと残っていましたね。

その痕跡をたどると・・・まほろばの歩んだ苦労の跡を感じることができました。こうやって、油の組成から

商品を選ばれてきたんだ・・・・

20年以上も前から自然食の世界で、胡麻油や菜種油を売らず、バターやオリーブ油を扱ってきたことは、

どれほど大変だったことか。
これまで健康によいといわれてきたモノに、意外にも、不健康な要素が隠れていたことがこの組成表から

わかります。

つまり、植物性のみの食事スタイルでは、補えないこと、負荷が高いことがわかります。

胡麻油、なたね油、紅花油などのリノール酸系にかたよる菜食では、よい野菜、食品をとっても、

カラダの中での燃焼率がすこぶる悪いのですね。

電気自動車にフェラーリ専用ガソリンをいれてるようなもん、違うか?!
はじめて、宮下洋子さんの講座をきいたとき、正直、それまで食べてきた油の概念がガラガラと

崩れました。

「じゃあ、今のやりかたではだ、だめってことですか???」と頭を撃たれました。

ど、どーしようと悩みました。
しかし、私は、油の使い方を変えてみようと決めたのです。

その宮下メソッドには、0-1テストプラス、科学的裏付けが積み上げられています。

陰陽、うんぬんでかたずけないサイエンスがあるのです。
インテグレードマクロビオティック講座は、従来の健康法に大きな疑問を投げかけ、かつその理由と対策の指針があります。

こんなにむづかしいお話、久しぶりにまじめに集中して聴かせていただきました。

「脳味噌を使った~~!」という心地よい脳疲労を感じることができましたよね??
宮下先生より、「脳を使うことも、エンコサノイドを作りだすことになる!」とのこと。

脳を使うとどうやら健康になれるようです。
たかが油、されど油・・・やっぱり油。グリーンナッツ油でしたね。
次回は基礎コース最終講座、いよいよ、新しいインテグレートマクロビオティックの秘密の扉が開きますよ~~。
レポート担当 タカコ・ナカムラ

インテグレートマクロビオティック講座 その2

土曜日, 1月 14th, 2012

TAKAKO NAKAMURAさんの

ホールフードスクールWholeFoodSchoolで、まほろば専務の

「インテグレートマクロビオティック 基礎コース」が開催されます!!

日時   1月28日(土)
各回とも13:00-16:00
場所   タカコ・ナカムラホールフードスクール キッチンスタジオ
 東京都大田区上池台2-31-11モダンフォルム上池台2F
 (東急池上線 洗足池駅から徒歩1分)
内容   座学講義
1回目:2012年1月28日(土)『進化する糖の話』
2回目:2012年2月25日(土)『進化する油の話』
3回目:2012年3月24日(土)『インテグレート・マクロビオティックの生命観―その基礎と本質』
講師   まほろば 宮下洋子
参加費   コース受講料(全3回)¥25,200-(消費税込)
募集定員   30名
持ち物   筆記用具

詳しくは、こちらで・・・http://wholefoodschool.com/

タカコのひとりごと     「唇のハレ」

2週間前に、突然、唇キスマークが「たらこ」のように腫れ、口角がキレキレになった。
実は、この症状は2年前にもなった。2ケ月も何やっても治らず。
どうも、過労やストレスがピークなると発症するみたい。
昨年はならなかった。 つまり、お暇だったのでしょう。
今年はひどい・・・食いしん坊の私にとって、口が痛い!は最も痛いキスマーク
そこで、とうとう、札幌のまほろば の宮下洋子さんに相談してしまいました。
そうです!かのインテグレートマクロビオティック講座の講師をされている宮下さん。
私の恩師でもあります。そして、数少ない何でも相談できる女友達でもあります。
その処方は、カリウムとマグネシウムが足りない・・・ 
そんなバカな~~~~ 私、よく食べてますのよ
三つ葉、小松菜、春菊を食べるように
そして、 ヘンプオイルという食事のアドバイスをいただいた。
3日位すると、あれほど、何を塗ってもどうころがっても治らなかった唇がキレイ~~にキスマーク
つまり、どれだけ葉物を食べても、本人の代謝が悪いと栄養にはなっていないのですよ。
菜食をしている人は、秋、冬に体調をくずしやすのだそうです。
私はただ、肉魚の味が嫌いでの菜食なので、たちが悪い。肉を、食べたくないのだから。
しかし、その栄養補給をしてくれるのがヘンプオイルとは、恐れ入谷です。
グリーンナッツオイルに続く、救世主、ヘンプオイル。麻です。
こうして、私は、以前の口裂け女唇キスマークに戻ったのでした。
腫れているときは、ちょっとぷっくり、セクシーだったんだがね・・・
私は、身をもって「偏食の弊害」を体験しています。
だから、声を大きくいうのです!
若いときは、代謝もよく、デトックス機能もあるから
野菜だけですこぶる元気だった。それがいいことだとも思っていた。

それが加齢とともに、病気も怪我も治りが鈍くなるのが顕著。
真の健康は、なんでもおいしく頂けることですね。
なんといっても、毎日の食事のバランスが健康管理には最も大切。
そして、最も安上がりの美容術であります。
その道しるべを教えてくださるのがインテグレートマクロビオティック講座なのです。
桜沢如一先生の築かれた日本の叡智マクロビオティックを21世紀、今のライフスタイルに
沿った新しいマクロビオティックではないでしょうか。
2012年1月より、第4期生が開講します。
この時期、私と同じように唇がめくれている人いませんか?
何枚靴下はいても、冷えてしょうがない人いませんか?
肌や髪の毛パサパサ、カラッカラの人いませんか?
あれこれ、健康法をやっても体調すぐれない人いませんか?
毎日の食事、何をどう食べるべきか?の道しるべを自分自身で見つけましょう。

インテグレートマクロビオティック講座 その1

金曜日, 1月 13th, 2012

TAKAKO NAKAMURAさんの

ホールフードスクールWholeFoodSchoolで、まほろば専務の

「インテグレートマクロビオティック 基礎コース」が開催されます!!

日時   1月28日(土)
各回とも13:00-16:00
場所   タカコ・ナカムラホールフードスクール キッチンスタジオ
 東京都大田区上池台2-31-11モダンフォルム上池台2F
 (東急池上線 洗足池駅から徒歩1分)
内容   座学講義
1回目:2012年1月28日(土)『進化する糖の話』
2回目:2012年2月25日(土)『進化する油の話』
3回目:2012年3月24日(土)『インテグレート・マクロビオティックの生命観―その基礎と本質』
講師   まほろば 宮下洋子
参加費   コース受講料(全3回)¥25,200-(消費税込)
募集定員   30名
持ち物   筆記用具

詳しくは、こちらで・・・http://wholefoodschool.com/

受講者の感想文から・・・・・

インテグレートマクロビオティック
 

雨の広尾にて、第一回目の「インテグレートマクロビオティック講座」が開かれました。
6月に行われた体験セミナーに参加して、絶対にこの方の講義を受けたい!
お話を聞きたい!と楽しみにしていた講座です。
(この出会いを導いてくださった、タカコ先生に感謝!)
講師は、北海道でまほろばという自然食品店を経営しながら、
ご自身も農業をやっておられる宮下先生。
健康に様々な問題を抱える患者さん達を見てこられた実体験からの、貴重なお話です。

第一回目は、『糖』のお話。
私は完全なるマクロビ生活をしているわけではないので、
日々の生活で一切砂糖は摂取していません!ということはありません。
でもマクロの少しの知識と、その他色々な情報から砂糖はどうもよくない気がして、
家での調理にはほとんど使っていませんでした。
マクロをやってらっしゃる周りの友人は、砂糖=悪の帝王のような扱いをしているし、
糖ってどんな風によくないのかという話なのかと思っていました。

でも私の考えは、だいぶ薄っぺらなものだったんだなぁ・・・。
宮下先生のお話が進めば進むほど、そのことに気づかされました。
糖って砂糖だけのことではないんですよね。
当たり前のことですが、すっかり忘れていました。
炭水化物から摂る「ブドウ糖」も糖。果物からとる「果糖」も糖。
いろんな糖があって、それぞれに体への吸収のされかたも、影響もまったく違うのでした。

先生の言葉で、いいなぁって何度も感じたものがあります。
それは、
「糖とかその食べ物が“悪”なのではないの。それをどうとるかによっていいものにも悪いものにもなるのよ」
この言葉を講義中、何度もおっしゃってました。
その通りですよね。
自然界にあるものは、どれも悪いものない。
それをいいとか悪いとか決めているのは、人それぞれの主観や偏見や我侭だけ。
忘れてしまいがちなその大切なことを、宮下先生が気づかせてくれました。

日本人は「ブドウ糖」過多になりやすいのだそうです。
主食がお米で、その上お肉もお魚も甘いデザートも食べるのですから当たり前のこと。
糖尿病の方が多いのも納得できました。
毎日大量の「ブドウ糖」を分解して吸収しようと、肝臓はインシュリンの分泌に必死で働いているのですから。
何十年もそんな生活をしていたら、人間と同じようにある日突然疲れが爆発してしまいますよね。
それが病気。
何十年もかけてなった病気ですから、すぐに治るはずもありません。
日々の生活を見直して、少しずつ中庸の体質に戻すしかないのですね。

やっぱり基本は毎日の当たり前の生活。
毎日の食事。
毎日の運動。
これに尽きるんだなぁ・・・。

「何でも食べられることが、一番健康なの。何でも食べられるような体にすることが、大切。」

私達は毎日TVや雑誌からの情報に振り回されて、
あれがお肌にいい!といわれればそれを食べ、
これがダイエットにいい!といわれればそれをまた食べ、
いいものを「摂取する」という方向に行きがちです。
でも本当にいい方向へ行きたいならば、まず必要なのは『リセット』じゃないかな。
いいものをとるより、悪いものをやめる。
一度体をデトックスしてから、バランスよくいいものを入れていく。
そんな風に宮下先生もおっしゃっていました。

3時間の講義、本当に充実した素晴らしい時間でした。
目から鱗がポロポロどころか、ドバドバ流れっぱなしでしたから。

第二回目は、『油』のお話。
今から待ち遠しいです。