まほろばblog

Archive for the ‘文化’ Category

続々続々続々・・・・・・句集『東の光』

土曜日, 6月 14th, 2014

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2001年に「東の光」を発行された竹縄律子さん。

その後、年々続編とも言うべき断片の句を添付し続けて来られた。

今日も、「有馬朗人さんが、俳句を世界文化遺産の登録に向けて発言されている」と伝えられた。

学者であり、教育者であり、俳人でもある有馬氏。

和食に続いて、世界至高の詩形「俳句」が遺産となる日も近いかもしれない。

日々、句作精進されている竹縄さん、益々お元気で励まれてください。

今回は、国政に対する女性の怒りを表現したそうです。たけなわさん句

岡潔先生の「情緒」とは

金曜日, 4月 11th, 2014
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ロッキー田中展in丸井

金曜日, 4月 4th, 2014

ロッキー 丸井案内 1

あの「現代の北斎」こと、ロッキー田中さんの「ときめきの富士」展が、

札幌丸井一条館8階で開かれている。

昨日、初の札幌での再会を果たした。

冴え切った実景には、底知れぬ富士の霊気と、

ロッキーさんの境地心境の深まりを見せている。

中でも、倭武の御歌「倭は国のまほろば・・・・・・」から引用した

「富士のまほろば」の最新作に感銘、早速買わせて頂いた。

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ロッキーさんの立ち姿の右横の写真がそれ。

荘厳で神秘的で「黎明の富士」いいですね。

ロッキー 丸井案内

 

ロッキーさんとは、実家の富士吉田の親戚と、

それこそ私以上に親戚付き合いをして下さっている。

叔父と叔母の葬式にも来て下さったり、

「吉田の火祭り」では従兄弟の家で、一緒に酒盛りします。

5年ほど前、グラハム・ハンコックさんとの富士ツアーでは、

河口湖で一緒に、講演をしたりしました。

何か、富士山繋がりで、前世からのご縁があるのでしょう。

「富嶽百枚」を終えたら、さらに千枚、万枚を撮って下さい。

150歳まで生きる、とおっしゃっているので、きっと成し遂げられるでしょう。

益々のご活躍を祈ります。

 

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松本虚山(光司)先生ご逝去

金曜日, 3月 14th, 2014

松本先生 オーサワ(マクロビオテック3月号)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リマ・クッキングスクール校長の松本光司先生がこの1月にお亡くなりになりました。

享年78歳でした。

謹しみてご冥福をお祈り申し上げます。

「日本の至宝」と言うべき先生を喪い、残念でなりません。

先生とは、約20年ほど前、ご縁を戴き、以後ご尊敬申し上げ、ご指導を仰いで参りました。

その経緯は、下の「まほろばたより」1996年10月号をお読みくださいませ。

先生のみ教えが、多くの方々の活きる糧となりますようお祈りいたします。

松本先生 1松本先生 2松本先生 4松本先生 3

「ひめ(姫)ちらし」

月曜日, 3月 3rd, 2014

10Pガイド

 

今日(3月3日)は「桃の節句」ひな祭りです。

ひな祭りは古代中国から伝わったもので、
我が子のすこやかな成長と幸せを願い、
日本では平安時代から行われ、
今も伝わっている日本の伝統行事のひとつです。

ひな祭りの飾りにも、それぞれ意味があり、

桃の花は、
厄払いや魔除け、長寿をもたらす力も持っているといわれており、
そのパワーの強さから、生命力の象徴ともいえる桃を
ひな祭りに飾る習慣が続いているようです。

白酒は
古くは桃の花をとって酒に浸した桃花酒を飲む風習があり、
ももは百歳(ももとせ)に通じることから、
邪気を払い長寿をもたらす力が宿っており、
病を取り除いて顔色を潤すと考えられていたそうです。

そして料理は
ハマグリのお吸い物とちらし寿司が代表的ですが、
ハマグリは自分の片割れでないと合わないことから女の子の貞節をあらわし、
ちらし寿司の具である海老は長生きを、蓮根は見通しがきく、
豆は健康でまめに働けるなど、縁起のいい具が使われることが多く、
ひな祭りの定番メニューになっているようです。

 

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ひし餅の緑・白・桃の3色には、

緑は草萌える大地を、

白は雪の純白を

ピンクは桃の花を表わし、

春近い季節、雪の下には緑の草が息づき始め、

とけかかった雪の残る大地には、

桃の花が芽吹く風情を表わしている・・・・

日本人の感性の素晴らしさを感じます。 (致知より・・・)

明治の女の子

(明治時代の女の子)

 

山梨県小渕沢の水木鈴子先生より愛のメッセージを頂きました。

 

自然界の美しい花を通して

女性(母性)の恭育、そして

魂の救済が、

子供たち男性の皆様が

幸福になられる「道」かと存じます。

すべての女性の心に、

温かい愛の花

一輪を!

どうぞ・・・・・・

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「売茶翁」と菓子

火曜日, 2月 25th, 2014

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昨夜、帯広の大竹さんが、ひょこり来店された。

ありがたくも、お土産に和菓子を戴いた。

細い箱に「みち乃くせん遍以」と書かれたお茶請けであった。

和三盆の甘み、薄焼きの品のいい煎餅で、このあと抹茶で、

互いに引き立てる存在なき存在に感心した次第。

聞くところによると、この『売茶翁・ばいさおう』なる店、

仙台で「知る人ぞ、知る」銘菓の老舗とかや。

今朝いらした李朝高麗好みの千田さんに、

これをお出しすると大感激で、まことに数寄人であった。

 

 

さらに、驚かされたこと一つ。

それは、電話がないこと!!!

注文も出来ず、ましてやインターネットなど・・・・・、

店に出向かい、そこで要るだけ買わねばならない。

茶会用菓子の事前予約も出来ない、という徹底振り。

このご時世、眼の覚めるような話に、

ある爽快感を感じたのも確か。

客に媚びず、自分の本分を尽くして商いを貫く。

それがこのIT時代に通用している、と言うことが、

わが身を省みて、恥ずかしい。

A_portrait_of_Baisaoh_by_Ito_Jakuchu_売茶翁_若冲筆[1](伊藤若冲 画)

 

店名「売茶翁」。

あの京都万福寺で修行し、俗を去って、俗に入り、

煎茶を売って、世俗を清めること、中国の済公禅師に似る。

「喫茶店」のはしりである。

『仏弟子の世に居るや、その命の正邪は心に在り。

事跡には在らず。

そも、袈裟の仏徳を誇って、

世人の喜捨を煩わせるのは、

私の持する志とは異なっているのだ!』

何事も、形式を嫌い、

仏典や僧衣をかなぐり捨てての直説法。

抹茶の形式さえ厭い、日常茶を喫する着眼。

そんな市中の活きた説法こそ大事とする。

「売茶翁」こそ、活きた道のような気がする。

 

動画!「歌初式」&「餅つき大会」inまほろば

金曜日, 1月 24th, 2014

 

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この1月6日の初売りの日。

松本愛子先生指導の「まほろば合唱団」の歌初式と、

ヤンジー夫妻とまほろばによる「感謝!東日本支援『振る舞い餅』餅つき大会」

の様子を、動画に収めました。

1年間かけて学んだ「528Hz愛の調べ」の成果が、

こんなに豊かに明るく楽しいものとなったのです。素晴らしい!!!

また、昨年一年間、東北支援にご協力戴きまして、ありがとうございました。

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ちなみに、私の指揮の見苦しいところを、お見せして申し訳ありませんでした。

指揮したのは、生まれて初めて、夢のような一時でした。

今日、松本先生がお越しになり、アンコールで打ち合わせなしで突然振り出した、

ということですが、三拍子のアフトタクトを外さず、

また松本先生とみなさんの表情が輝いて素晴らしい初売りの今年のスタートでした。

ありがとうございました。

秋の発表会が楽しみです。

大貫さんトリビュート・アルバム、読売記事に

土曜日, 1月 18th, 2014

 

41F2rPKn8pL[1]大貫さんきじ

 

 

 

THD社長ご夫妻、「千家十職」 4

月曜日, 12月 2nd, 2013

 

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最後の締めがすごい!

近藤社長のご主人の生家は、何をやっていらっしゃるか想像できますか。

生まれは、京都です。

京都と言えば、お茶ですね。

茶道です。茶道といえば、いろいろなお道具がありますね。

 

お父さんは、京都で四代続く羽箒師・杉本鳳堂さんです。

羽箒師とは茶室の炉を掃く羽ぼうきを造られる伝統芸師です。

そのお父さんは、後は誰も継がないと諦めていらっしゃるそうです。

次男の英行さんは、THDに勤めてしまいましたし。

ご本人は、全く興味がないどころか、お茶にも関心なし。

 

杉本さんと今野さん

 

ところが、今回その話を伺い、早速ご近所のお茶のお師匠、

今野すみ子さんにお話した所、その羽を見せて下さり、

お二人をお招きして、先生自ら、その羽箒を以って

そのお手前、その所作を見せて戴きました。

勿論杉本さんは、そのさまを見るのも初めて、

やるのも初めて、ご本人が一番吃驚されたのでは。

まさか、本場京都でなく、この北のはずれ札幌で、この縁に合うとは。

人生分からないものですね。

俄然、この時から杉本さんの魂に伝統の灯火がついたかもしれませんね。

私としては、きっとTHDさんで伝統工芸部門が設立されて、

日本の古き良き文化の継承が、行われるように思えてなりません。

きっと羽の新製品が登場するかもしれませんよ。

めでたし!めでたし!!!

 

書家の階級?!

木曜日, 11月 28th, 2013

ある編集者の方から、ある雑誌の切抜きが送られた。

それは、報道された日展書道の審査について敷衍するものだった。

長年書に携わっておられる書家の随筆であった。

書道界は、まさにお金で遣り取りされているという衝撃的な内容である。

あの00会員も、という。あとは、推して知るべし、ということであろうか。

他の技芸の世界も同じであろうか。

名誉を離れて、純粋にその道を進むことの難しさよ。

良寛も空海も、書道のコンクールのために字を書いたのでなく、

残っているのは、ほとんどが書簡で、人に書いた手紙だ。

一回きりの無心に書いたつれづれが歴史に残った。

つまり、人の評価を離れた欲得の無い所に、真実があるのでなかろうか。

書道の怪