まほろばblog

青は藍より出でて藍より青し

11月 28th, 2020

11月25日に、八雲町で新規就農している「八雲山水自然農園」の大林君(まほろば自然農園の元研修生)が、有機肥料を取りに来ました。(研修生には、原価で分けて上げています)

仁木JAに製造加工を依頼していたトマトジュースを取りに来たついでもあります。

それは、とっても美味しく、深い味わい。

今年7年目になる営農自立は、すこぶる順調そうで、何よりです。

https://www.facebook.com/8clouds3waters/

何時だったかTVニュースで、道南でワイナリー研修会の様子が映し出されていたが、真っ先に熱心に受講されている大林君が目立っていたので、次にはワインを手掛けるつもりらしい。

今年は、古代小麦「スペルト」系を初めて撒いて、自給用に栽培を続けたいという。

 

夫婦二人で、仲良く力を合わせて、広い畑を切り盛りしている。

その様子を、写真で見せてもらったが、それは見事な畑で、感心すること頻りなのだ。

有機認証を取得して、漢方の当帰や、まほろばにも卸している軟白葱を栽培し、様々な挑戦、新しい取り組みにも意欲的で、着々と歩固めしている。

 

彼からは、新しい播種の仕方、シートで雑草を抑える方法やニンジンの除草法で画期的な道具を考案して大成功を収めた話など、自分たちにとっても役に立つ興味の尽きないことを聞いて頼もしく思うばかりだ。

正に「青は藍より出でて藍より青し」

 

「有機農業には、まだまだ可能性がある」という彼の一言は、成長一直線途上で、我々の励みにもなって来る。

沖縄の知人に頼まれて援農に明日立つという。

奥さんの生まれ故郷台湾も近く、冬また暖かく、体の保養にもなろう。

また彼の地で学んで、帰って来て教えてもらいたいと、楽しみは続く。

異見異聞

11月 17th, 2020

今、米国大統領選挙後の動向が、混乱を極めている。

世界には、日本国内のメディア報道とは、甚だ異なる情報が多数あるようです。

一度、これらのyoutubeを、ご覧になってみてはいかがですか。

…………………………………

既にお知りの方も多いと思うが、その一人、「陳薇羽」という若い台湾女性を紹介する。

今回の考えられぬ不正の数々。あからさまな不正を何故やってまで勝ちに行くかは、ある計画にあるという卓見は鋭い。

【第179期】大統領選に現れた怪現象は綿密に練られた……

https://www.youtube.com/watch?v=Y1-2gaatEq0

最後に、情報満載の前後の『薇羽看世間』シリーズも見られたい。

 

更に、同じく【大紀元】の「唐靖遠」氏の卓見も凄まじい。

『ポンぺオ氏の衝撃的な発言、大局は……?』https://www.youtube.com/watch?v=NtoF568AkKk

同じく、シリーズ『遠見快評』を見られたい。いずれも、国内報道では、見聞しない詳細を極めた内容は驚嘆に値する。

 

 

帰化人・張陽さんの「張陽チャンネル」も驚くべき事実に満ちている。

大陸生まれ、当然中共教育を受けて来たが、来日留学して日本人の優しさに触れ、殊に、『武士道』の思想哲学に感銘して、帰化を決めたという。

そこには、人として本来生きるべき道義、正道があると直感したのだ。

お顔を拝見して、何か「張良」や「諸葛亮」を彷彿とさせるものがあり、話の論点の的確さ、筋立ての運び、物事の本質を見抜く眼力、そして話術には舌を巻く。

あの「天安門事件」などを経験した背景に、平和ボケ、ぬるま湯に浸かった日本人にはない生き抜く厳しさ、大陸ならではのスケールを兼ね備えた器量と澄んだ境地を感じさせられる。

何よりも、彼は天の道というものがあり、その応報という古今不変の真理を根底としていることに信頼がおける

「張陽チャンネル」第52回 「民主党の更なる驚くべき……不正事実」

https://www.youtube.com/watch?v=BbMYmElaxX0

「張陽チャンネル」第59回大勝?圧勝?

https://www.youtube.com/watch?v=NEW44rLwUDU&list=UUMeULnWVsuBMo2MpEZs7AHw

 

加えて、医師で評論家、日本在住の林建良氏の良識と叡智に敬服する。

台湾で生まれ育って、古き良き日本人の精神を、寧ろ日本人以上に体得しておられる。

『TAIWAN VOICE』【中国外交】「中国が米国大統領選で沈黙するワケ…祝電を送らない……の狙い」

https://www.youtube.com/watch?v=hrbdTrNekfs

 

本日は、中国の方に特化して最近のものをお伝えしました。

次回をおたのしみに。

まほろばだより11月号アップしました。

11月 13th, 2020

お待たせしました。まほろばだより11月号をアップいたしました。
こちらからどうぞ。

今月号は、会長の新規就農5年生日記をはじめ、顧問宮下洋子より「0-1テストと、まほろば食養理論の歩み」を掲載させていただきました。
特に顧問の文章は、これまで発表してきた内容と重複する面も多少ございますが、初めて目にする方も、これまで共に歩んでこられたお客様も、一緒にまほろばの歴史を振り返る良い機会になればと思います。

また、今月は歳末準備号として、年末商品各種の他、お客様から寄せられた「倭史」への感想、そして社長から卵についての情報等々アップしております。

深まる秋にゆっくりご覧頂けましたら幸いです。

(まほろば編集部)

 

 

「切り干し大根」に生まれ変わり

11月 13th, 2020

思い余って、大橋社長が、石狩に切り干し大根の工場を探してくれた。

そこでは、空洞大根でもカットしないままのそのままの方が、加工しやすいとのコメント。

これは、実にありがたい!!

 

スタッフの高田さんと、空洞をスッパスッパとカットする度に、

その周りを、惜しげもなく畑に捨てるのを忍びなく思って捨てる。

「勿体ないなー」

昔気質(かたぎ)の81歳だから尚更である。

その切り残しを齧(かじ)っては、

「こんなに旨いのにナー」

と嘆く。同じ気持ちなのだ。

しかし、前を見ると途方もない大根の海に、捨てて捨てて進まねば進まないのだ。

 

そんな中、今日、切り干し大根の見本が届いた。

早速口にして、その甘いことあまいこと。

ビックリ!

まるで、砂糖菓子を食べているよう!!

ホロリと口の中で解(ほど)け、ホロホロと舌の上で溶ける。

 

 

咄嗟に、利休翁の閃(ひらめ)きを覚えた。

翁なら、これをお手前のお干菓子(ひがし)に使うだろうな。

和菓子の見立てとして、充分使える滋味あり、景色あり、喉越し後の余韻あり。

武将なら、「これは、でかした!」。好事家(こうずか)なら、「これは、お見事!」。左党でさえ、「これは、絶品!」

と翁の無作の作に唸(うな)っただろう。

匠の極み、贅の極みより、名も無き一農夫の大根干しの素朴を、翁ならより好むだろう。

大名物の支那の天目茶碗より、朝鮮の飯(めし)茶碗や変哲なき黒楽茶碗を好んだように。

 

確かに、これを口にしての一服は、何と言ってか、何とも味わい深い。

今までにない茶との取り合わせに、新境地が開けた思いだ。

そんな茶聖の斬新な発想と思い切りの良さが次代を切り拓く切っ掛けだったのだろう。

ミサの儀式を濃茶に映した大胆さの素材は、何時の世、何処の場でもそこいらに転がっているのだから。

 

この土曜日に、援農の方々と店のスタッフと一気呵成に畑の大根を総攫(そうざら)える。

今年もまたもや、抜かぬまま畑に捨て置くのか、と半ば落胆していたから、

本当に物のイノチを、根こそぎ救えて、これほど嬉しいことはない。

切り干し大根に生まれ変わって、皆さんのイノチの芯を支えて欲しい。

そんな折、郷土史家の大橋しのぶさんから大根のことで、

お電話がかかって来て、メールを戴いた。

 

 

 

「今日は母娘共にお電話にてお話しできて嬉しかったです。

仁木農場から届いた大根と鶏肉と人参で煮物を作ってみました。

大根おろしもつくりました。

どちらもとても甘く瑞々しく美味しかったです!

宮下ご夫妻のご努力の賜物ですね。

切り干し大根も楽しみにしています♪

大橋しのぶ

※写真は近所の遊行寺と大根料理です。」

 

 

遠い神奈川でもかように喜んで頂き、穴大根も果報者です。

あれほど落胆したことが、何であったか。

落ち込みが深いほど、皆さんに助けられ、天に拾われた思いで感謝するばかり。

ありがとうございました。

 

今朝は、昨日降り積もった雪が、朝日に照らされて溶け、畑がキラキラ光っていた。

時間に余裕がなかった最後に、我が家の大根を抜き、洗い、干すこと50本ばかり。

峻烈で勢い有る井戸水で洗う。

ひげの無い、息を飲むほど真っ白な肌えが現れ、京美人を彷彿とさせた。

「なるほど!大原の京野菜、『鞍馬(くらま)』か」

 

大の漬物好きの私は、食卓に出れば出るだけ、あればあるだけバリバリと食べ尽くしてしまう。

それは昔、菓子など充分無かった頃、お客様のお茶請けに、氷に浸かった丼一杯の漬物を出す年代に育ったからだろう。

兎に角、眼がない。

だが、塩分過多が心配だ、すぐ怒りっぽくなるから(笑)。

無施肥の畑の中ごろが、比較的干し大根用に大きさが揃い、しかも案外空洞がないのには、驚いた。

こんなのを皆様にご提供したかったが。

来年、また頑張ろうかなとも、思った。

 

 

今年は、大根騒動の学びの後先(あとさき)でした。

11月の感謝デーを開催いたします!!

10月 30th, 2020

11/6(金)~8(日)の三日間、11月の感謝デーを開催いたします!

期間中は、閉店時間が19時となります。

 

ムソーのクリスマス商品や、おせち料理もご予約を開始します。

※今年は、試食販売はございません。

 

早期注文割引もあり、

11/6(金)~18(水)の間のご注文が対象で、10%OFFとなります!

※シュガーレティのおせちは対象外です。

 

 

デモ販売には、チャスキオイルやインカインチオイルでおなじみの

「アルコイリス」さんがいらっしゃいます。

アルコイリスさんの商品は、今回20%OFFとなります。

 

まほろば自然農園の「カット大根」も大ご奉仕価格に!!

品種は、伝統京野菜の「鞍馬(くらま)大根」。

大根の中でも一、二を争うほどの品質。

トロリとした舌触りは絶品。繊維質が少なく、懐石料理に合う繊細な肉質が特徴です!!

新型コロナウイルスにもできる限りの対策をとって、お待ちしております。

 

感謝デーのチラシは、店頭にて配布中!

今回も、お買い得品盛りだくさんで、皆さまのすこやかな暮らしに貢献してできるよう、

従業員一同、元気にお待ちしております!!

 

ありえへん「じゃが芋」

10月 30th, 2020

大根に続くじゃが芋ですね。

何か、言い訳が続きます。

でも、なぜか何事にも意味があることをいつも知らされます。

 

あの穴大根、切干大根に化けそうなんですよ。

カット大根にならなければ、こんな切羽詰まった発想は起こらなかった。

探し探して、何と石狩に工場見つけたんです。

そうそう、昨日食べた高いさんま(笑)…≪今凄く高いんですヨ≫

大根おろしにして食べた。

我ながら、生まれて初めてこれぞ!という大根おろしに遇えた!!

ふろふき大根なんか最高でしょうね。

あれが、懐石料理を支えて来た京野菜の伝統の味わいなんでしょう。

 

あぁ!ここは大根でなくて、じゃが芋のはなし。

まほろばのじゃが芋売り場。

仁木農園のじゃが芋が入荷。

でも、中々みなさん手を出さない。

隣のきれいな有機のじゃが芋が売れる。

 

何故だろう。

やっぱし、見た目が第一良くない。

いかにも、汚いし見てくれが悪い。

 

実は、このじゃが芋大変な思いで作っています。

見た目は、同じじゃが芋ですが、「いのちの記憶」って上手い事、

POPに書かれていますが、

毎年、自家採種の更新芋なんです。

(隣で、どんなじゃが芋だって、「いのちの記憶(遺伝子)」は、持っているのに……と妻が言いました。)

 

しかし、見ての通り、見てくれが悪い、肌が汚い、凸凹が多い、穴が開く、大小が混ざる。

まるで良いことなしです。

そして、裏作業の中身は、ほとんど廃棄やCの外品、S、SSの小芋ばかリ。

(昨年は逆で、植物の最終物質フミン酸のせいか巨大芋が続々、見事でした)

その中から、正品を選ぶので、その作業が大変で、時間が取られます。

家庭菜園だってもっと上手に作れるのに、情けない限りです。

 

それから、今問題になっている種子法。

それには、全く抵触しないんですよ、更新してもOK。

ほとんどの芋が大丈夫で、特許もすでに外れている。(農水省確認済み)

 

それで、決めては種芋。

みな種芋を買うんです。

昔みたいに、自分の芋を使うと、収量は減る、見た目がダメになるからです。

そのために種芋団地という種芋だけを栽培する隔離地区があります。

ここでは、栗山なんかです。

ただ、殺虫剤・殺菌剤などの徹底した処理が凄い。

他者を介して入らないように、圃場の出入禁止なんです。(コロナのロックダウン封鎖のようです)

アブラムシを介したシストセンチュウやウイルス感染させないためです。

芋は、すぐバイラス、つまり今流行りのウイルスに侵されてしまい易い。

それで、肌は汚くなる。

形は悪くなる、小さくなる。

量は穫れない、少なくなる。

手間はかかる、お金は取れない。

良い事なしなんです。

まあ、お先真っ暗と言ったところですか。

これを、何十年とやって来たんで、だから、バカみたいなんです。

しかし、今年は特に悪い。

 

よく私と家内が衝突する原因はこれで、

見るに見かねて私が、

「いい加減に、種芋を買おうよ」

「いや、絶対ダメ!!」

この繰り返しで、30年近く来たんですから、ある意味大したものです、家内の根性は。

もう信念ですね。イノチへの信念。

 

いつかキット良くなる。

それは、土や管理で戻せると、言った思いなんですね。

今年は、一番土壌の条件が悪い所に植えてしまったからだ、と、確かに最後、そこしかなかった。

「困難な場所で生き延びれば延びるほど、見た目の外見とは、逆に生命力は強くなるんだ」と。

 

そんな意志力でまほろばや農園を引っ張って来たんだと思います。

考えられないことが、現実になる。

ある意味、凄いことです。

しかし、なんだかなー。

 

でも、きっと何時か、何かに化けますよ。

 

【まほろば自然農園 芋掘りの動画】

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穴大根物語

10月 28th, 2020

1、今年の対策

今年の漬物大根です。

大失敗でした。

空洞化です。

 

去年もそれで失敗して懲(こ)りたものですから、原因を解明し避けるために、次の対策をしました。

 

  • 種を代える。「耐病総太り」から「くらま」に。また、同時に両方撒いてみました。
  • 撒く時期をずらしてみました。ずらすことで、成長期の違いで結果が異なるか。
  • 土地を分散しました、5か所です。土地の条件により、穴が開くかどうかです。
  • 肥料の有無。堆肥ヌカを投与する所と全く無肥料で生育を観る。
  • 播種後、散水する所としないところ。高温障害を避け発芽を早めるためです。

このように、ほぼ条件の違う所で、結果を見てみました。

結果は、みな一様に空洞化がありました。酷(ひど)い所とそうでないところがありますが。

これは、病害や虫害など生物的要素でない、温度、光、土壌の化学性、物理性などさまざまな環境要因によって、正常な生長・発育が行なわれない生理障害である訳です。

 

、その原因

そこで、考えられるのは、今夏の異常気象、高温です。

空洞化の主な原因が、この高温障害と通説化されているからです。

今夏は、熱中症で家内がやられるくらいですから、野菜にとって相当のストレスとダメージがあったと思います。

しかも、導入した「くらま」が生育中期後期に高温に弱く、生理障害、病害虫に弱くなるらしいのですが。

しかし、うまく行っている所もあるはずです。

 

ただ、仁木余市は果樹農家、施設園芸農家が大多数です。

気候と言えば、毎日バイトの高田さんが札幌を出る時、土砂降りの雨なのに、余市に入ると不思議と止んでいる、と何時も言われていました。

おそらく小樽以東と以西では隣同士でも全く違うのでしょう。

雨が少なく、高温傾向にあるのがこの周辺、果樹栽培が自然と盛んになった自然条件なのだと思われます。

 

基本的に、蔬菜より果樹が最適なのでしょう。

ですから北海道の名産地として昔か

ら、引き継がれて来たのだと思います。

それと粗収入が、野菜と果物では、反当りの差が当然つく訳です。

仁木で野菜を作っているのは、勿体ないでしょう、とよく言われます。

 

3、原因さらに

話を戻します。原因はそれだけでしょうか。

最近、ハウスを建てました。

その時、暗渠を掘るため1mほど掘削しました。

それを見て、いかに重粘土層かを思い知らされたのです。

それと、相当の石が畑に紛れ込んで、いくら毎年石を除いても耕すごとに、土中から石が飛び出します。

それでは大根が変形してしまいます。

大根に輪っ子の線が、下からほぼ中間層まで続いています。

そのような大根は、間違いなく空洞化しています。

「大根十耕」と言われるように、それを防ぐ為には、

相当深くロータリーをかけて深堀せねばなりませんが、

それをすると下層から石がまた上に浮き出てきます。

ロータリーの爪がすぐ摩耗して、すぐ取り替えないといけなくなります。

 

その証拠に、大根の首が相当上に出ていて、下から押されているようにも見えます。

刺さって行かない、降りていけない訳です。

輪っ子一筋一筋が、大根の悲鳴なんです。

大根の肌は普通、スーとしてきれいなものですが、この筋入りが致命的です。

土寄せ培土が十分すべき時間が押しやられたのも一原因です。

そして、粘土層で水はけが悪いと、どうしても水分が溜まりやすく、高温で膨張して細胞破壊が起こり、溜水現象で空洞化が起こるのかな、とも推測します。

 

4、根物は不向き!?

結論から言うと、この地域には、根物は不向きであるという学びです。

ゴボウは伸びずに塊になり、山芋は掘るのに一苦労どころか三苦労ぐらいします。

適地適作と言いますが、少し無理かな、との思いに至りました。

ぶどう、リンゴ、サクランボなどの樹木は、堅くて丈夫なので、土の間隙を縫って根を張りますが、軟弱な根菜はそうはいきません。

以上の、考えを総合して、今後の方針が立てられそうになりました。

 

穫るたびに、ガッカリしながら、収穫しているのですが。

日々、だんだん大根が太り出すと一昨年の「太大根物語」が蘇ってきました。

http://www.mahoroba-jp.net/about_mahoroba/tayori/topix/topix2018/topix2018_12/2_daikon_story.pdf

 

 

あの根太い大根。

大人気で、未だに「あの大根は旨かった、もう一度食べたい!」との語り草になっています。

今年は「穴大根物語」。

笑えません。何万本ですから。

絶望の中で、少しは希望もないでしょうか。

 

5、「くらま大根」は、京野菜!!

そして最後、食べてみて、びっくり!!

「こんな大根、今まで食べたことがない!!」と言うほど、旨かったんです。

恐らく、この地で誰もが食べている大根は「耐病総太り青首」系に限られていますね。

由来

「くらま」は、今ではほとんど作られなくなった京都左京区の京野菜の地大根「鞍馬大根」で、富士山麓の朝霧高原で復活させた古い在来種でもあるんです。

大根の中でも一二を争うほど品質が良く、トロリとした舌触りは絶品。

繊維質が少なく、葉っぱには毛がなくツルツル、非常に女性的な肉質。そして、萎黄病(イオウビョウ)などの病気に強い男性的な性格も持ち合わせ。

作りにくい(確かに難しかった)が、これほど品質極上な大根もないという事です。

 作り方

今更ながらですが、反省。

【太りがとても早いのであわてて蒔く必要はない】ということで、道理で太大根が多い。早蒔きは割れやすいという事です。今までのお盆過ぎより、チョット遅らせては。

【肥料は少なめ。他品種の1/2~1/3の元肥で十分。肥料が多いと割れやすい】確かに、無肥料の畑は、正品率が高かった。でも、17年物もの耕作放棄地だったので、長年堆積した雑草で窒素過多になり易いので、空洞化になったのでは。成程、そうなるのか、合点!

後半適期に0-1テストして、ミネラルをやれば、バランスとれたかも。でも全然時間の余裕がなかった。

【雨の日や、朝や、水分の多いときに乱暴に収穫すると割れやすい】確かに「パリン!!」と弾けるように、元気に割れるんです。漬物大根時期は、特に長雨が続くから扱いに気を付けねば。

 

6、意外にも、好評

確かに、甘くて、蕩(とろ)けるような旨味は、格別で言い様がないです。

「これは、やった!!」とばかり、少し気を取り直しましたが。

折れた心を、何とか立て直そうとしています。

 

 

聞く所、店では大好評で、「柿や梨のような味わいで絶品!」

との専らの評判で飛ぶように売れているらしい。

日報に、こんな報告がありました。

「配達発送の電話注文で『まほろば大根は、やっぱり美味しいね』と、再度ご注文頂くことがあり、とても嬉しく思います。我が家でも、例年通り、サラダ、煮物、切干大根と美味しく戴きます。ありがとうございます」(永畑・記)と。

 

これを聞いて、こちらがビックリ!!

何とも、《尻尾をカットして見栄えがしないから敬遠されるだろうな》、《苦情や廃棄が多いだろうな》、《バックヤードでスタッフも苦労しているだろうな》と思っていた矢先。

却って、今は一本の大根では多過ぎるらしい。

手頃で丁度、とてもイイらしい。特に独身者には。

物事は、どっちに転ぶか、解らないものですね。

 

7、店から助っ人

これから、三面あるこの海原のような大根畑をどう処理するか。

悩みながら、次の手を考えている所に、今朝、店から福田副店長はじめ4名の助っ人。(一面一町歩を収穫しないで放置のまま捨てようか)と思っていたので、元気をもらいました。ありがたかった!

遅く撒いたところは、わずかながら正品率もあり、漬物大根として出せそうです。

少しは胸を撫で下ろしました。

 

 

8、店頭では

今、このように販売してます。

① 下の先をカットして空洞を調べるので、「カット大根」として出します。

② 葉付きは大丈夫な正品なのですが、下先を少しカットしていますのでご了承ください。

③ もし、それでも空洞化があったら、お申し出ください。ご面倒でも、ご希望に沿って、代替品を出すか、返金させて戴きます。

 

 

以上、大変ご迷惑をお掛けし、申し訳なく思いますが、お付き合いいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

来年、再挑戦するかどうか、悩むところですが、お客様のお声に添いたいと存じます。

 

 

土の力

10月 27th, 2020

また、突然に、「発酵仮面」はやって来られた。

発酵学博士の小泉武夫先生です。

 

 

東京にまで持ち帰って食べられたあのトマトが余りにも美味しかったので、また来てみた、とおっしゃられる。

興奮気味に、

「本当に美味しかった。ミネラルの力。スゴイ!!」と。

そこで、出荷してない援農の方のために一列だけ作った中玉トマトのハウスにご案内した。

「どうぞ、赤いのすべて取ってください」

 

「ウふぉー、恍惚、恍惚……!!」

と、子供のようにはしゃぎ、嬉しさを隠しきれずに無我夢中に、トマトをお取りになる姿を垣間見て、

無邪気な無心が先生の原動力なんだなー、と逆に感銘して、こちらが嬉しくなった。

 

「今日は、収穫祭だね。

これは土の力。醤油粕などの、有機ミネラルの働きで、これほど力のある美味しいものが出来る。

カルシウムやマグネシウムなど、投与しても吸収されないんだ。

そこには有機酸が必要で有機ミネラルでなければ吸収できない。

微生物により、有機物が有機酸に変化し、初めて無機のミネラルが結合して有機ミネラルになり、植物がこれで初めて吸収出来るんだ。

あの水俣病も、単なる水銀だけだったら飲んでも体外に排出されるが、

それが有機物と結合されて吸収されたから、あのような事故になった。

醤油粕のように、大豆や麦のタンパク質が、塩のミネラルと結合して、人間に吸収され易くなる。

それを肥料に使っているから美味しくなるんだヨ。」

(なるほど、合点!!)

 

丁度、採り立ての白菜、大根などもあって、お持ちいただきました。

先生の満面の笑顔を見て、こちらも幸せになりました。

 

ところが、夜になって、先生から電話がかかってきました。

「白菜をゆがいて、ポン酢で食べたら、その旨いこと、うまいこと……。

仁木には、季節にサクランボやブドウやリンゴ狩りに、観光バスで沢山来られる。どこでもやっている。

まほろば農園にも、みんなで美味しい野菜を食べに来られるように、報せなきゃならないヨ。

いやーこれは、これまで全国のものを食べて来て、日本一美味しい野菜だよ、ほんとに…。

土の力、味が凄い。これを報せなきゃ」

と、本当に我がことのように、農園や私たちのことを思って下さる先生の熱き想いとお心に、

家内と共に感激して、ありがたくその意を頂戴しました。

長年の努力が、こう評価して頂き、報われたように思いました。

みなさまが、お気軽に来られますよう工夫し、これを糧に、また野菜作りに頑張ろうと思いました。

ありがとうございました。

大失敗のチラシ

10月 20th, 2020

 

月2回、まほろば2Fで「まほろばビューティー」としてヘアカットをしていただいている伊勢祥延(いせよしのぶ)さん。

今年春先に著書『仏陀バンクの挑戦』を出版されたものの、コロナが直撃。予定していた出版記念イベントが悉く叶いませんでした。

少し落ち着いた5月末よりボチボチとイベントを再開され、札幌市内でこの秋までに3度開催。コロナの様子を見つつ、このたび満を持してまほろば2Fでも開催の運びとなりました。

 

伊勢さんは、いつも見る美容師の顔とは別に、写真家、そしてブッダバンクのプロジェクトリーダーも務める多彩な方。また、ここ数年はミュージシャンとして目覚め、いつもカットの仕事が終わった後に、事務所仕事のBGMとして素敵な歌声を聞かせてくれています。

 

今回のイベントは、これまで撮りためた写真をスライドショーに構成して、そのBGMにご本人の歌声とギター演奏を聞かせてくれる運びとなっているとのこと。ちょうど2Fでヘアカットされているお客様に、さっそくまほろばでの開催決定をお知らせするため、なんとなくのイメージでサクッと作ったチラシを用意させていただきました。(本文最初に掲載のチラシです)

まほろばだよりにもそのままそのチラシを使わせていただいたのですが、配布後ふたを開けると予約がさっぱり‼
伊勢さんにお詫びしつつ、あらためてイベントへの想いをじっくり聞かせていただきました。

 

伊勢さんがお伝えしたいことは色々あるようすが、まずは、「どうしてブッダバンクに関わっているのか」を皆さんにお話しされているということでした。その思いの核心にあるのは、3.11の震災ボランティアで東北へ行った時の経験。それは「無条件の愛」といえるような体験だったと伊勢さんはおっしゃいます。

実は、震災以前からブッダバンクに関わっていたものの、心のどこかに「自分は良いことをしているんだ」というエゴのようなものが正直あったと言います。ところが震災の現場では、被災された方がヘアカットに行列を作り、皆さん口々に「ありがとう」と感謝の言葉を伝えてくれたのだそうです。

 

 

その時伊勢さんは「自分は倒れても良いからこの方々に奉仕しよう」という気持ちに包まれ、実際に朝から夜遅くまで、倒れるまでカットし続けます。この経験を、はじめて「無償の愛」を感じた瞬間だったと一言。

「今自分がこうして仏陀バンクに関わっているのは、その時の経験をもう一度味わいたいからだ、そしてそこに関わることが、あの経験に一番近い思いを抱けるからだ」、とおっしゃいます。

 

 

今回のイベントも、実はそんなことを皆さんにお伝えしながら、ブッダバンクに関わる中での苦労話を、皆さんに楽しく面白く、映像と音楽とトークのコラボレーションでお伝えしたいんだ、ということでした。

実際に、9月に開催された南区のイベントでは、そんな伊勢さんの想いが見ている方々に伝わった様子で、皆さん感動を共有していただいたそうです。

私が最初に作ったチラシには、そこのところがすっぽり抜けていました。伊勢さん、ごめんなさい…。

 

ということで、反省の弁を長々とお伝えしながら、来週末10月31日(土曜日)の伊勢さんのイベントへのお誘いを申し上げます。

コロナ禍でふたたび感染者が増えつつある中ではございますが、皆様感染対策・予防にご留意の上、ぜひ足をお運びいただければと思います。

心が温まるひと時をいっしょに過ごせたら幸いです。

(まほろば編集部 島田 浩)

 

 

冬も農作業します!!

10月 19th, 2020

冬季用ハウスを建てました!

骨組みが太いパイプでの組み立てで、今度は農家のプロに依頼しました。

50mの二重被覆ハウスです。

 

「その歳で、更に冬まで働くの?」って思われますが、

3か月休んだだけで、3月4月の立ち上がりが、かえって老体にはキツイんです。

それで、体が鈍(なま)らない程度に動くのに、菜っ葉なんか育てながら、と思った次第です。

暖房を使わなければいけない1月2月は休みます。

 

先日、援農隊の力を借りて、三つ葉、レタスの移植をやってもらいました。

瞬く間に、イノチが吹き込まれた感じです。

でも、植え付けが遅れたため、年末に間に合うかどうか心配です。

下手するとズレてお正月返上になったらどうしよう(笑)

 

ここでは、育苗も2,3月からすぐに取り組めます。

毎年2月、雪かきしてビニールをかけ、育苗資材を設置するのに大変な思いをします。

でも、ハウスが建っているともなれば、スタートが早められ、気が楽で、大助かりです。

本音は、ゆっくり休んで、旅でもして、イノチの洗濯をしたいな、と言う所ですが……。

このまま、あの世まで、働き詰めで逝くしかないですね(笑)。

 

 

 

「今の一日は、後に一週間の違いになる」と、言われています。

今日遅まきながら、ホーレン草と小松菜を撒きました。