まほろばblog

Archive for the ‘震災 原発’ Category

自作の紙芝居で脱原発や平和な未来を訴えながら全国を自転車で周る「AKOちゃん」が、まほろばに立ち寄って下さりました。

土曜日, 7月 15th, 2017

AKOちゃん(まほろばにて)

(編集部 島田 浩)

以前、地球村の高木さんとのインタビュー記事を見ていて、こんな方もいるんだと思っていました。

つい1週間前に店に置いてあったチラシをみて、北海道に来ているらしいと知ったのですが、なんと偶然エリクサー水を汲んでいただいているところで遭遇。少しだけお話をお聞きしました。

そもそもきっかけは25年ほど前のバブル崩壊の頃。
新入社員だったアコちゃんは、会社の整理に伴い、退職して世界1周の旅に出たそうです。

そこで出会った紛争や環境問題にショックを受け、帰国後「誰かに伝えなきゃ・・・」という思いに駆られ、全国を旅するようになったとのこと。

以前はお金がたまったら旅に出るというスタイルだったそうですが、今は基本的にお金がなくても旅に出るように。

「なかなか勇気のいることだよね」
と尋ねると、

「六ケ所村で地元の方とお話しした際に、90%までは、原発怖いし反対!という線で共感するのに、最後、お金の問題ですべてチャラになる現実に、これではいかん」と。

「少なくとも自分は誰かに喜んでいただいた先に、お金がついてくればいいかな」
というスタイルで行こうと決心されたそうです。

 

そんなAKOちゃんの北海道ツアーが始まっています。
私はまだお話を聞いたことがないのですが、世界を回って自分の目で見、体で感じたことを発信してくださっているようです。

ご興味のある方は最寄りの会場で、AKOちゃんに会いに行ってみてください。

 

 

 

ヤンジー基金、ありがとうございます。

木曜日, 12月 29th, 2016

今朝5時の店前。

竹ランプに、ろうそくの火が灯った。

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先日、清水のやんじー夫妻がお越しになり、

熊本のお礼にと、熊本産の竹細工の「竹ランプ」を本店前に設置してくれました。

ありがとうございます。

雪道で、ソロバン道路をよく来ていただきました。

やんじーはすっかり体も丈夫になって、一安心です。

却って、熊本行きが、良かったみたいで、嬉しい限りです。

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素敵でしょう、竹細工。

熊本の皆さんも、ありがとう!!

またまた、まほろばのお客様、支援金ありがとうございます。

本店:  ¥48.779

厚別店: ¥31.031

計:   ¥79.810 の寄付金を頂きました。

早速、やんじー基金として、送らせて頂きました。

これからも、続けて参りますので、よろしくお願い申し上げます・

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「やんじー基金」に、ご協力ありがとうございました!!!

火曜日, 9月 27th, 2016

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あの東日本大震災は5年も経ち、風化しつつあります。

熊本震災は、先日熊本の星子文さんが来店されましたが、

未だに被災地の多くは、なんの復旧もされていなく手つかずのままです、

と報告されています。

今夏の台風による北海道来襲の爪痕は、今もなお傷付いたまま

復興の目途が立っていない処が多いのです。

そこに、自ら清水町在住で周囲が水で流される中、

被害の多い十勝各所に赴いて支援活動を続けているやんじー&アグネス隊。

同じ北海道でも、被害に遭わなかった私たち。

今できることは、「やんじー支援金」に協力することしかありません。

昨日、店内でのお客様による温かいお志、義捐金を送らせて頂きました。

 

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本店:  100.164円

厚別店:  33.842円

合計  134.006円

を、9月26日に送金させて頂きましたことをご報告いたします。

ありがとうございました。厚くお礼申し上げます。

引き続き、エリクサー給水場にある

「やんじー基金」のご協力よろしくお願いいたします。

熊本震災支援金ありがとうございました!!

水曜日, 6月 8th, 2016

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今なお、熊本災害地で支援活動を続けているやんじー一行。

病身にも関わらず、現地に張りついて頑張っています。

真夏に向かって、日毎暑くなる九州。

大丈夫でしょうか。

こちらでも、遅々としてですが、支援金がまとまりましたので、

2回(既送)3回分を送らせて頂きます。

本店:  ¥50.620

厚別店: ¥8.198

会社: ¥300.000

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

計 : ¥358.818

 

「災害救援ネットワーク北海道
チームやんじー災害支援プロジェクト 」

に、お送りいたしました。

皆様のご協力、ありがとうございました。

今後も、引き続いて、ご協力のほど、お願い申し上げます。

 

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やんじー、「行ってらっしゃい!!!」

土曜日, 4月 30th, 2016

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やんじーが熊本に向けて、出立しました。

「行く!」と報告を受けた時、まほろば挙げて大反対しました。

病床の身で、最近まで入院していました。

心臓が、半分壊死しているという、大変危険な状況。

しかも、何かにぶつかって出血しようものなら、血が流れて止まらない。

そんな明日をも知れぬ身を押して、行くとは無謀過ぎます。

車中泊もあるでしょう。

エコノミー症候群で、倒れている方々も多くおられます。

熊本の知人から、さきほど地震を1.100回数えた、との報告を頂きました。

着いて、向こうで二次災害に遭ったらどうしよう。

多くのサポートもいるでしょうが、陣頭指揮するのは、

それなりの責任と精神集中と、何よりも体力が要ります。

しかも、3か月も滞在するというから、

熊本で、何があってもおかしくない状況です。

その時、どうなるのだろうと思うと、

尋常な思いで、送り出すことはできません。

やんじーから要請があった時、

一途な気持ちは分かるけど、今回は行かない方がよい、と判断したのです。

5年前、やんじー、アグネスは、本当に献身的に身を投げ捨てて活動しました。

短くも長いこの5年で、すべてが様変わりしました。

やんじーも昔のやんじーではありません。

でも、気持ちは、優しい気持ちは、まったく変わらいどころか、

ますます優しくなって来ています。

だから、居ても立っても居られず、我が身を捨てて行くのです。

行きたいのです。

TVでも、言っていました。

「『おいしい、おいしい!』と、言ってくれる

その顔が見たくて、行くんだ!」と。

今日30日になって、とうとうやんじーは出立しました。

私の負けです。諦めました。

だったら快く見送ろうと、何にもできなかったけど、積めなかったけど、

お客さま皆さんのお心を送り届けようと、気持ちを切り替えました。

「ごめんね、やんじー、アグネス。

必ず、帰って来てね」298600_206977169364490_6739020_n

皆様の浄財、ありがとうございました。

本店  ¥85.992

厚別店 ¥44.571

それと会社が足して、¥200.000

送らせて頂きました。

先は長いです。

引き続き、皆様のお志をお願い申し上げます。

まほろばも頑張って応援します。

「熊本地震」にご支援を!!

月曜日, 4月 18th, 2016

熊本支援 2

 

3・11から5年。

遂に、次なるものが来てしまいました。

さらに、次々に、と連鎖を想うといたたまれません。

まさか、阿蘇が!と思うと同時に、やはり、阿蘇か!と思います。

貞観年間、東北大震災を皮切りに、太平洋岸を桜島まで、

列島を総なめにした大惨事を想えば、悲劇は再びと起こるかもしれません。

日本各地に、知人や生産者が広がる中、ことに熊本県は、

菊池を中心に有機農業運動が初陣を切ってはじまりました。

ですから、農業者も消費者も多く、有機のメッカとして

大変重要な県で、有為の人材も揃っています。

そういう中に、天の非情な業が下されることに、甚だ痛みを覚えます。

大方は、連絡がつき、安否を確認したのですが、

未だに音信不通の処があり、阿蘇地方は大変な状況です。

県外の私たちは、ただ腕をこまねいているばかりで、何もできません。

今の処、支援金を送って、陰ながらの応援をするよりありません。

エリクサー基金を15日から、「熊本地震支援基金」として、

エリクサー給水場前にて受けております。

どうぞ、お志を水に代えて頂ければ、幸いに存じます。

 

被災者の方々の身の安全とお亡くなりになられた方々のご冥福、そして

これからも、大災が続かぬよう祈るばかりです。

皆様のご協力御寄進、よろしく、お願い申し上げます。

 

熊本支援 1

台湾震災支援、ありがとうございました。

土曜日, 3月 19th, 2016

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今年2月6日午前4時頃に起きました台湾高雄市・台南市を中心とした大震災。

この台湾台南市震災義捐の呼びかけに対して、

皆様方の多大なるご協力を頂きましてありがとうございました。

お陰様で、復興支援金として2月11日から3月18日まで、

エリクサー水基金から

¥88.585

を、台南市政府社会局(台南市輔具資源中心)様へ

送金させて戴きました。

ご芳志が僅かでもお役に立てられれば、と一日も早い復興を願うものです。

有難うございました。
台湾地震

 

台湾復興金

映画「風のたより」完成

土曜日, 10月 31st, 2015

 共働学舎でチーズ作りをし、宮嶋代表とともに、

あのグランプリ「さくら」を作った男・山田くん一家が、

七飯に移り住んで幾年経ったであろうか。

自給の生活をつつましくする中で、3.11に遭い、

それに悩み、それを考え、そして生き抜いてゆく姿が、

この新作映画「風のたより」に描かれている。

いつか、上映紹介する日も近いものと思う。

 

風のたより 1

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三家族と共に過ごした

2年間の日々の物語。

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2011年3月11日

私は帯広の自宅に居た。

衝撃的だった。世界は変わったと思った。

 

今をどう生きているのか・・・・・・・・・・・

北海道、青森、群馬、滋賀、福井、大阪、福島、茨城、東京、神奈川・・・・・

 

縁ある人たちを訪ね歩き、120人の方々の話を聞いた。

その中の6家族を2年にわたって撮影させて貰った。

それぞれのフィールドで共有した時間が、私の源動力だった。

気がついたら、400時間もキャメラを回していた。

 

私たち一人ひとりの考え方、暮らし方が、

この世界をつくっていること。

一人ひとりは小さな粒かもしれないけれど、

この世界を構成する存在であることも確かなこと。

その小さな粒粒が世界をつくり、生き生き暮らしていくことで、

共鳴するものと巡り会い、それぞれの輪が重なり合っていく。そして、

 

今より少しいい世界になっていくのではないか・・・・

被写体の人たちと共に過ごした日々から、そう強く感じた。

「世界はかわったのではなく、変わり続けるものなんだ」そう思うようになった。

 

生きていくということは、変わり続けること。

始まりと終りを繰り返しながら・・・・

『空想の森』から7年。

次のステージは『風のたより』を、みなさんに届けに歩いていきます。

 

 

                    2015年10月  監督 田代 陽子

 

風のたより 2

福島からの報告と映画

木曜日, 7月 16th, 2015

双葉町 2

先日、福島原発付近の視察と有機農業実践者の交流会に出席しました。

何とも、この遣る瀬無い気持ちは言い様もなく、後日報告させて戴きます。

それに先立って、「フタバから遠く離れて」の上映会と、

元双葉町町長・井出川さんのお話を聞く会が開かれます。

詳細は、上下のお知らせをご覧下さい。

是非、時間のある方は、出席されてくださいませ。

まほろばに、チケットをご用意させて戴いております。

 

双葉町1

 

「自然エネルギー推進会議」小泉元首相講演

火曜日, 3月 31st, 2015

小泉講演会

http://janfre.com/library/%e4%bc%9a%e6%b4%a5%e9%9b%bb%e5%8a%9b%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%81%ab%e3%81%8a%e6%8b%9b%e3%81%8d%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%a0%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/

 

3月11日、福島県喜多方市の会津電力株式会社にて、

「自然エネルギー推進会議」小泉元首相の講演会がありました。

「過ちては改むるに憚ること勿れ」(論語)

原発推進派が、真実を知って、潔く反対派に回った元首相。

ドイツも、福島原発を見て、即断で原発を停止したメルケル首相。

大局大観して、物事の軽重真偽を見ることこそ、国民を導く宰相たる任ではないか。

3.11の悲劇は、まだ終わっていない。

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