2011年04月30日

●中嶋先生講演会、遂に実現!!

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●「災害救援ネットワーク」へご支援を!!

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今朝の道新に、やんじーが出ました!!
どんどん支援の輪が拡がりますことを祈ります。
上に頼らず、下からの熱意と愛情で復興に尽くしましょう。
やんじーは、十勝に復興村を立ち上げる構想もあります。

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下記に、ご協力のほどをお願いいたします。

災害救援ネットワーク北海道
代表 山口幸雄

ゆうちょ銀行
記号 19030 番号 18065031
サイガイキュウエンネットワークホッカイドウ

他金融機関からの振込
【店名】九〇八(読み キュウゼロハチ)
【店番】908 (預金種目)普通預金
【口座番号】1806503

2011年04月29日

●「 櫻  景 」

今日からGW。
でも、ちっとも心浮き立たない自分が居る。
おそらく、皆さんも同じに違いない。
あと2日で、5月。
五月(さつき)晴れというが、いささかも晴れようもない。

そんな処に、先月のお便りに「祈り」を書かれた土井女史。
今月は、その後を「帯」と題して、文を綴ってくださいました。
知性溢れ、情感豊かに書かれるその達文に驚くばかりです。
次号「帯」を楽しみに、その中の挿入歌「桜景」の前後を、
歌と共に、味わいたいと思います。

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土井 茂子

   「 帯 」


 
  嗚呼 海よ 
  人はいったい何れほどを
  彼方に許容してくださいと謂うのでしょう


数年来のことです。
日本列島に桜の季節が近づく頃になると決まって、
ひと月もふた月もの間、繰り返し聞く曲があります。

それは2002年のNHK連続テレビ小説の挿入歌で母より譲られたものでした。
この曲を、昨春は感謝の思いを込めて、
そして今年は ーこの国のかたちー を憶い、聴いています。


   桜 景   
          歌:森公美子

  春の兆し スピカ 胸に 突き刺さる
  いつから やさしさを 忘れたのでしょう
  花 さくら やまと 夢のまほろば
  清く たおやかに けがれ知らず
  それが あなたの故郷 わたしの国

  夏の名残 デネブ 空に わすれもの
  恥じらい つつましさ 人のゆかしさ
  花 さくら やまと 夢のあとさき
  豊かになるほど なぜ むなしい
  まだ間に合う 今なら 我が古里(ふるさと)

  秋のゆらぎ 北斗 変わらないものは
  迷わぬ慈しみ 肌理(きめ)こまやかさ
  花 さくら やまと もののあはれよ
  はかなき命を 惜しむ 情け
  忘れかけた あの日に さあ帰ろう

  冬の和み リゲル 心あたためる 
  歴史を超えてゆく 折り目正しさ
  花 さくら やまと 永遠(とわ)のまなざし
  愛しあう限り 滅びは しない
  それが あなたの故郷 わたしの国

●原発七不思議  3億ベクレルと60京ベクレル・・・見事な変身

                           by 武田邦彦

1年1ミリシーベルトが「適切か」という議論は要らない。
それが40年来、専門家が協議して決めてきた放射線量だから。
それがなぜ覆され、子供にすら20ミリ
(外部だけ、それも室内を2.5分の1にしてあるが)の被ばくをさせているのか?
・・・・・・・・・
新潟の柏崎刈葉原発が中越沖地震で壊れたとき、
大気や海水に3億ベクレルの放射性物質が流れたとされている。

昔から原発に批判的だったある大手の新聞は、
事故の後の7月17日朝刊一面の見出しで、
「放射能を含む水、外へ 柏崎刈羽原発揺れ 国内最大」
と書いた。

ところが、福島原発では、3億ベクレルの20億倍、60京ベクレル以上
放射性物質が大気と海に流れたのに、
「健康に影響がない。もともとガンになる人は全人口の33%なのに対して、
100ミリシーベルトをあびても0.5%にしか過ぎない。
だから今回の放射線はたいした事はない。」
という記事を出した(2011年4月24日日曜日朝刊)。

3億ベクレルなら大変だが、
その20億倍の6京ベクレルになると安全になるというのが
この新聞の考え方だが、このような突拍子もない考え方はどこからでてくるのだろうか?
・・・・・・
時々、大新聞の取材を受けるが、記者はとても優れていて、常識的だ。
そしてやや政府にも批判的で、記者としての精神も失っていない。

それが、原発と放射線のことで大転換を行った理由はなんだろうか? 
普通に考えると「福島原発では、政府の圧力に負けた」となるが、
本当に大新聞ともあろうものが、そんなに簡単に政府の圧力に負けて、
「20億倍のジャンプ」をするのだろうか?

それも4月25日というとすでに福島原発はかなり安定していて、
「パニック」になる可能性などはない。
だから、なおさらその「見事な変身」に驚くばかりである。
・・・・・・・・・
今回の福島原発では、大新聞ばかりではなく、
これまで「放射線は怖い」と言い続けて来た人たちが大きくその発言を変えた。
そのうち、「専門家」と言われる人たち(放射線の専門医とアイソトープ関係者)の
変身ぶりもかなり見事である。

・・・・・・「放射線の専門医」・・・・・・

あるお医者さんから「放射線の専門医の国家試験」の問題集を送っていただいた。
それを読むと、「低線量率の障害は確率的」であると毎年、出題されている。
ということは、「放射線の専門医」は「低線量率で致死ガンと遺伝性障害」がでるということを
「専門医の国家試験」では「正しい」と回答していた。

しかし、その専門医の一部の先生が福島原発については、
「低線量率では何も起こらない」と繰り返し発言している。
これも普通に考えると、
「確かに、医師の国家試験の時には合格しなければならないから、
1ミリでも致死ガンになるというのに○をつけたが、普段から低線量率ではガンにならない」
と個人的に思っていたが、言い出せなかった。
だから、実際に福島原発で大量の放射性物質が漏れたので、
自分の本心を言おうと思った。」
と言われるだろう.

・・・・・・「アイソトープの専門家」・・・・・・

普段は、「放射線を業としている(規制値以上のものが多くなれば儲かる仕事)」
彼は次のように言うかも知れない。
「普段は規制値が低い方が商売の対象となるものが増えるので、
それだけ儲かるから、1ミリと言っていた。
しかし、事故のあとは、私のところは政府の補助金が入っているので、
政府が100ミリと言えば、それに従うしかない。
それで子供がガンになっても、自分の生活が大切だから仕方が無い」
・・・・・・・・・

でも、本当のところは、いずれも違うと思う。
すでに、日本社会は事故から1ヶ月半になり、パニックになる雰囲気でもないし、
大人は少しの儲けぐらいで、子供の被曝量を増やすのも良くないことは知っている。

私は「新聞記者も医師も、専門家も急に変節した」という原因は、次のことと思っている。

1. 3億ベクレル(健康に影響が無い範囲)なら判断できるが、
    6京ベクレル(健康に影響がある範囲)になると、怖くてどうしようもなくなり、
    頭が真っ白になって判断力を失った。

2. 6京ベクレルの結果を見るのが怖かったので、とりあえず影響がないということで
    ごまかしたかった。

3. 科学的事実を直視する勇気が無く、自分で判断しなくてすむ社会の空気を重んじた、
    ということのように思う。

大人の勇気と判断力が、
子供の運命を決めるのは今に始まったことではないが、
日本人として残念だ。
                 (平成23年4月27日 午後8時 執筆)
http://takedanet.com/

●福島原発事故の医学的科学的真実: 稲 恭宏博士 緊急特別講演 3

福島原発の被爆に対しての見解は、人によって異なります。
今回の件は、全く心配ない、と断言する稲医学博士。
見解はそれぞれあって、多面的に検討する必要があるのでしょう。
もし、これが真実なら、被災地や人々の救いになります。
でも、原発是非の論議はないので、批判もあると思います。
先ずは、ご一覧下さい。

●浜岡原発を止めよう!!

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浜岡原発 1.jpg

『原発震災』を防ぐ全国署名
http://www.geocities.co.jp/genpatusinsai/SCAN3929_002.jpg

浜岡原発阻止を!!
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泊原発阻止を!
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2011年04月28日

●「支援水」送ります!!

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「チームやんじー」は、トラックやバンに積んだエリクサー水を、
南三陸町の山間僻地で孤立している家々に運んで、
大変歓ばれたそうです。
運ぶ坂の一帯は、津波で家が倒壊して無残な様子です。

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大きな避難所や施設には、救援物資が充足されているのですが、
町村に点在されている家々には、中々その恵みが届かないそうです。
「チームやんじー」はそういう箇所を探し出して拠点として、
炊き出しをして、水を運んでいます。

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外に出れない、歩けないおばあちゃんやおじいちゃんの宅に、
水を届けると、幾日も水が飲めなかったので、とっても喜んでくれたそうです。
断食で何週間も生きられますが、水なしでは生き延びることが出来ません。
第二次救援隊出発の時にも、一杯積んでいってもらいます。

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「エリクサー基金」の給水支援として、現在被災地に水を送っています。
現在、福島原発災害で避難されている方々を対象に、
福島県内を限定して、「エリクサー水」18Lを贈らせてもらいます。
知人友人の当県に在住されている方の送り先を、
明記の上、ご遠慮なく「まほろば」にお申し込みください。
info@mahoroba-jp.net


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