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2011年04月14日

●「浜岡原発を停止させよう!!」講演会 

地震予知は「不可能」、
         国民は想定外の準備を=東大教授

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[香港 14日 ロイター] 東京大学のロバート・ゲラー教授(地震学)は14日、現代の科学技術では地震の予知は不可能であるとし、日本政府は国民に対し予測不可能な事態に備えるよう呼び掛けるべきだと強調した。英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された論文について、ロイターが電話取材を行った。

 ゲラー教授は、地震学者が現在使用している予知器などは、差し迫った地震を予知するには不十分だと指摘。「理論的には一両日中に地震が起きると予知しようとしているが、私の考えではこのシステムは科学的に完全ではなく、中止されるべきだ」とし、「(地震の予知は)無益な努力だ。不可能なことを可能であると見せかける必要はない」と切り捨てた。

 同教授は論文で、東海地域で今後想定される地震に対する日本政府の防災計画についても触れ、3月11日に発生した東日本大地震が予測できなかったように、東海地震も予測できないとした。東海地域では1498年、1605年、1707年、1854年に大地震が発生している。同地域で新たな大地震が起きた場合、死者数は数千人、数百万棟単位での建物倒壊が予想されており、中部電力浜岡原発への懸念も高まっている。

 同教授は「予知できる地震はない。これは鉛筆を曲げ続ければいつかは折れるのと同じことだ。それがいつ起きるのか分からない」と指摘。地震は予知不可能であることを率直に国民に告げる時期が来たとし、日本全土が地震の危険にさらされており、地震科学では特定地域でのリスクの度合いを測ることはできないと述べた。「われわれは(地震を予知するのではなく)想定外の事態に備えるよう国民と政府に伝え、知っていることと知らないことを明らかにすべきだ」と提言した。

 またゲラー教授は論文で、東日本大震災で津波の被害を受けた東北地域では過去にも巨大津波が2度発生していたと指摘し、沿岸部の原子力発電所はそうした津波にも耐えうる構造に設計すべきだったと批判。1896年の明治三陸地震で起きた津波は最大38メートルに達したほか、869年の貞観地震の発生時でも東日本大震災と同等の津波が観測され、明治三陸津波では2万2000人が犠牲になったとしている。

 1カ月以上にわたって放射線物質の流出が続く東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)福島第1原子力発電所は、最大6メートルの津波を想定して設計されており、3月11日に観測された14メートルだけでなく、過去に発生した大津波の高さを下回っている。

 同教授は電話取材で、「この地域ではこれまでに発生した大規模な津波の記録が多数残っている」とし、すべては東日本大震災で福島原発を襲った津波を防ぐには十分な大きさだったと強調した。「(高い津波が)以前にも発生していたことはよく知られており、記録もある。原発設計時には想定する津波の高さを過去と同レベルに設定すべきだった」との見解を示した。

 また、日本で運転中の原発は大半が沿岸部に建設されており、大規模な津波に対応できるよう「これらの原発はすべて津波対策を見直すべきだ。冷却には大量の水が必要になる」と指摘した。

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「小出&広瀬 大講演会」

4/29 「終焉に向かう原子力」チェルノブイリ原発事故25周年
    東海地震の前に浜岡原発を停止させよう 福島原発震災をくりかえすな

日時: 2011年4月29日(金)
         13:00〜17:00(開場12:30)

浜岡原発現地報告 (13:00〜)

■伊藤実氏 (「浜岡原発を考える会」代表)
■生方卓氏 (明治大学教員)
■内藤新吾氏 (日本福音ルーテル掛川・菊川教会牧師)

講演 (14:20〜)

■小出裕章氏 (京都大学原子炉実験所)
                 「悲惨を極める原子力発電所事故」               
■広瀬隆氏 (作家、ジャーナリスト)
          「原子炉時限爆弾――年々迫る東海大地震と、浜岡原発の危機」

場所【次の会場に変更になりました】: 
        明治大学アカデミーコモン アカデミーホール (JR御茶ノ水駅徒歩6分)
参加費:1000円 (予約不要)

主催: 「終焉に向かう原子力」実行委員会、浜岡アクション(東海地震の前に浜岡原発を停止させよう首都圏アクション)  現代史研究会
問合せ先:TEL/FAX 03-3739-1368  携帯 090-9137-2437
静岡❤とくら さんの作成

http://stophamaokanuclearpp.com/blog/?p=598
(直接、このHPに入り、賛同署名をお願いいたします!!)

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今朝、岩内の泊原発で33年間、海水温度を測り続けて来た斉藤武一さんの
紙芝居講演を聴いて、感動しました。こんな地道な活動を続けていた人が、
身近に居たとは!!まほろばでも、近日中にお招きして、お話し会を開きます。
その中でも、今すぐにでも「浜岡原発」を止めねば、日本は破局すると語っておりました。

今、アクションを起さねば、何時に出来るか、のちのち後悔せぬように。
それには、一人ひとりが実名でハガキを菅総理に送って、
国民の声をダイレクトに届けることだ!と。

そして、同じように、
NHKや新聞社などの報道関係にも送って、
国民の総意を報せることが大切だとも。

下記に、住所を載せましたので、是非とも送りましょう。

〒100-0014  東京都千代田区永田町2-3-1 総理官邸
                        菅 直人 首相
                                                   TEL 03-3581-0101

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