« インド自然蜜「野生黒蜂蜜」 | メイン | 広瀬 隆氏:緊急講演集会 3月26日 »

2011年04月05日

●ヤンジー第三陣、出立!

米内会長 長いも.jpg

有機野菜卸専門の米内功会長が自ら運んで、
由仁町・早坂之男さんのJAS有機の長芋を20箱届けて戴きました。
東北にその旨を連絡すると、「長芋のすりおろし、きっと歓ぶだろうな!」
とのワクワクした声に、遠慮なく頂戴することにしました。

高価な有機農産物に恐縮しましたが、
皆さんの歓ぶ顔に、何もかも分別心が無くなってしまいました。
またかぼちゃ5箱を下さった方もおり、
甘くてホクホクした美味しさに、喉を詰まらせないで下さい。

田川社長.jpg

そんな中、果物専門の田川社長が自ら車に運んで、
サンふじ10箱、清見柑10箱、バナナ5箱も届けて下さいました。
これまで野菜が主だったので、果物は初めてでした。
被災者の方々、甘い新鮮なフルーツにどんなにか癒されるでしょうか。

心労・身労の極みに、みなさんいらっしゃるでしょうから、
豊富なビタミン類で、疲れが取れればと願うばかりです。
多くの方々の善意で、こんなに沢山の青果物を戴き、感謝にたえません。
一杯のトロロ飯、一個のみかんが、明日のイノチを継いで行くでしょう。

そして、エリクサー水を18Lポリタンクに詰めて、次々とバンに積み込みました。
ところが、余りの重さに、タイヤがへこみ、パンクしては大変と、
已む無く水は先回と同じ、35箱だけとなりました。
またポリを発注したので、今度はトラックで大量に持って行ってもらいます。

sakai  yannji-.jpg

今回は、大滝村でアウトドアガイドをされている酒井史明さんが運んでくださいます。
二十歳代から15年もアメリカ・サンフランシスコに居住してスポーツマッサージや気功を指導。
4年前に帰国して道内を回り、やはりアウトドア関係に落ち着いた根っからの野生児。
家族で村に住み、数年前に「市民活動センター」でヤンジーと逢って生き方に共感、
今回の呼びかけに即、応じられました。

今日、まほろばに初めて来られて、「遂に見つけた!」と言われる。
「何を?」と聞くと、
「サンフランシスコのナチュラルショップ『レインボーフーズ(グローサリー)』とそっくり!
日本に帰って来てから、ずーと捜していたが、無いんだなー、と思っていた。

でも、店に入るなり、同じ匂い、同じ雰囲気。
パンや家庭雑貨などの匂いがそっくり、もうビックリした」
と言われて、こちらもビックリ。
レインボーもホールフーズも知らないけど、同じなんだな、と嬉しくなりました。

rainbow-grocery[1].jpg

サンフランシスコやバークレーは、ボランティアが盛んで、
市民参加型のNPOを積極的に展開しているという。
店には、そんな書き込みやイベント情報、また自分の広告など掲示板に満載しているらしい。
まほろばのこれからは、この方向性も開いて行かねばならないのだろう。

今回の大震災が、余りにも大き過ぎて、一人ひとりでは悲しみを抱え切れません。
しかし、多くのお客様や業者の方々、そして従業員が一体となって、
一つの大きな目標、救援に向かって進む姿に、次の世が開かれる思いです。
市民レベルの小さな意見や行動こそ、世を動かす原動力になるでしょう。

この日々の小さな積み重ねを、大切にして行きたいと思います。

コメントする