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2008年11月21日

●全国初か、「無投薬えび」

天然えび 1.jpg

市販されているフライえびパックの裏表示をご覧下さい。
多くは亜硫酸Naと表記されている。
この亜硫酸ナトリウム塩は防腐剤であり、漂白剤でもある。
これは、解凍すると尾が黒く褐変するのを防ぐ薬剤。
これが添加されているので、天然えびでも仕入れられない。

フライえび 1.jpg

そこで、まほろばではこれを何とかしようと、無添加に挑戦。
先ず、板状になった天然えびを1尾づつ解凍するのに、
水に、木曽路物産の重曹とモンゴル湖塩とクエン酸を溶いて入れる。
そしてバラバラになった所で、水から上げて水分を切って再び急速冷凍。
水道水だと、肉身が崩れてプリプリ感が失われる。
ところが、この魔法の水は、それがなく歯応えがあって、
旨味が水に逃げていないのだ。

天然えび 2.jpg

そして、簡単に変色しない利点もある。
これは尾の変色防止とはいえ、身全体に薬害が及ぶ。
その害が無いだけ、安心して食べられる。
しかも、養殖の中の密殖でもない、安全な粗放方式でもない
天然物が天ぷら、フライなどで安価で味わえる。
こんな願ったり叶ったりの方法で販売したのは、
まほろばが国内外で初めてではなかろうか。

天然えび 3.jpg

この重曹+湖塩+クエン酸の解凍法は冷凍鮪などに応用されている。
肉の色目が全然違い、生と見紛うほどの鮮やかな発色をする。
しかも、ドリップが出ず、新鮮で旨味が残る。
この解凍方法が、一般に応用される事を望みたい。

このたび、まほろばで、この「無投薬/天然えび」を販売開始した。
           1P(約15尾) ¥780

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