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2010年11月03日

●母の鼓動「安心音」

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20年来の畏友である「北の企画室」の倉増充啓さん。
北国ならではの発想と実践で様々な物事を生み出して来られた。
あのC・W・ニコルさんとも旧知の仲で、
その結縁で、私が世界の鯨問題に関心を持つきっかけともなった。
ニコルさんは「勇魚(いさな)」を書くほどの捕鯨派で、真の意味での自然人だ。

倉増さんの思考は、いつも常識的でなく、「それでお金になるの?」というような、
途方もないことに奔走する夢追い人で、永遠の少年のようだ。
そんな倉増さんが、またまた面白い企画を持ち込んで来られた。
それは「安心音」という母親の心臓音を赤ん坊に聴かせると言うものだ。

以前、幼児は母親の胸に抱かれて安心するのは、鼓動にあることは聞いてはいた。
それを商品化するとは!まったく恐れ入った次第!!
これに共鳴した彼は、早速現地に乗り込み、
彼が製作した音源をかぶせて北国バージョンをも作り出した。

その心境の一端を、案内文から読み取って頂きたい。
そして、身近なところで生まれている新しき母子に贈っては如何ですか。
必ずや、一生の宝になること受け合いです。
「まほろば」でも受付いたしますので、どうぞご興味のある方はお申し込み下さい。

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「安心音」と「自然音」

胎内で聴いた母の心音を究極の安心に。
安心音はこのような願いから生まれました。
赤ちゃんがお母さんのお腹の中で十月十日の間ずっと聴き続けていた音だから、
お母さんの心音には赤ちゃんにとっての穏やかな環境を作り出す力がある。

このようなことを知り大変興味を持つと同時に、
北海道に住むお母さんたちにも知っていただきたいと思い、
宮崎県の延岡市まで出かけていきました。
延岡は天孫降臨の地といわれる高千穂の入口になり、
このことも心が動いた一因でした。

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私は社会に出てから10年間東京で過ごしましたが、
その間に懐かしく思い出す故郷の山なみがありました。
これがきっかけとなり、北海道に戻ってから
山ふところの野鳥のさえずりや雪解け水のせせらぎを収録して
音楽を乗せたCDを制作しました。
このCDは長い間に多くの方々がリラクゼーションや癒しの音として
聴いていただいております。

私は自然豊かな北海道が大好きで各地で
地域の自然を活かしたものづくりや地域づくりをお手伝いしてきました。
その中で北海道の子どもたちには
是非とも北海道の自然を身体で感じて育って欲しい
との思いが芽生えてきました。

心のふるさとである母の心音と生まれ育った地の自然音。
この2つの音の融合を思い描く中で
安心音を制作している方々との出会いがあり、
このたび「安心音」を北海道で皆さんにお伝えすること、
そして安心音に北海道の自然音を合わせたCDを
お届けすることが可能になりました。

北海道で生まれ育つ子どもたちの健やかな成長を願いつつ、
皆様に「安心音」をお届けしたいと思っております。

                          北の企画室 倉増充啓


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CD「北の森から」

今では「丘のまち」として全国的に有名になり、夏には多くの観光客が訪れる美瑛町。
この音楽は丘の奥にそびえる十勝岳連峰の山ふところで誕生しました。
新緑の頃、やっと白々とした光が差し込みはじめた早朝、
深い森では鳥たちのさえずりが少しずつ増していきます。

前日、収録地を探しに訪れた森では「ホー、ホー」とか「ケキョ、ケキョ」と、
つたない鳴き声だった鶯も練習の成果があったようで、
翌朝には「ホーホケキョ」と立派に鳴いているのが微笑ましく感じる朝でした。

一方、足元には心地よい水の流れがあり、
鳥たちの声を伴奏しているように軽快なリズムを刻んでいます。
この流れは十勝岳連峰の雪どけ水で、山を真っ白に覆っていた多くの雪が
初夏の日差しを受けて流れ出していく様子に心が洗われる思いがしました。

このように自然音の収録が進んでいくなかで、
同行してくれたギターリストの曽山さんから、
自然の音を聴いているうちに曲が生まれましたとの話があり、
それではその曲を自然音に乗せようということになりました。

こうしてCD「北の森から」が誕生し全国の多くの方々から
ご支持をいただきながら現在に至っています。
飛騨のおそばやさんでは10年以上に亘りお店のBGMとして毎日流れているそうです。
ご主人が新婚旅行で北海道を訪れた際に買っていただき、
子どもたちはこの音楽で育ったんですよと言ってくれました。

関東のあるまちではリラクゼーション教室で、
また道東のあるまちの公立病院では患者さんの癒しの音楽として使われているそうです。
北海道の豊かな自然が奏でる心地よい音楽をお届けしたいとの思いから制作したCDが、
リラクゼーションや癒しの音楽として長い期間に亘り支持していただけることに感謝の念が絶えません。

      北の企画室 倉増充啓

064-0822 札幌市中央区北2条西28丁目1-18-410 
TEL011-642-8611 FAX011-642-9010
email:kura@kita-kikaku.com

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