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2010年11月06日

●漬物あれこれ

朝晩、寒さが身に染みる今日この頃。
馬肥ゆる秋、食卓に並ぶ漬物の数々。
北国では、今日のような豊富な食べ物がなかった頃、
お客様へのお茶請けは、どんぶり一杯の大根とキャベツの切り漬けだった。

納屋や室(むろ)の樽から取り出した漬物にはバリバリの薄氷が張っていた。
その上に醤油をかけ、氷と一緒に口の中に頬張った昔が懐かしい。
そんな子供時代を過ごしたせいか、根っからの漬物食い。
黙っていたら、目の前の漬物がアッという間に消えてしまう。

最近では、家内からは「それ以上はダメよ!」と、皿ごと取り上げられてしまう。
冬の終り頃には、塩分過多で、どうも怒りっぽくなるらしい。
しかし、幸い今秋は漬物野菜が3倍もして、何処の家も例年並みには作れないだろう。
でも矢張り、香の物は、名の如く脳内モルヒネを、ひどく刺激するらしい。

せめて、漬物レシピのチラシでも眺めて、溜飲を下げるとしよう。

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