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2010年07月28日

●花との対話

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店前のつくばいに今年も一輪の睡蓮の花が咲いた。
それを報せに経理の斉藤さんが走って来た。
彼女は今、店のお花係で、毎朝世話するのを楽しみとし、癒しとしている。
何でも枯れかかっている植木鉢を彼女のそばにみな持って来る。

すると何日かして、たちどころに生き返らす。
人は「魔女の手わざ」と呼ぶ。
藤原さんのご主人も、その類の人で熱帯魚や蘭の世界では北海道一。
生物と心が通じる人に、嘘はないと本当に思うのだ。

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