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2011年08月10日

●アーマラキー!!

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今回の売り出しの記事を、編集スタッフでヘナ専属の
工藤さんが仕上げた文を見て、ビックリ!!
I・P・Mの山本代表が以前から推奨していた
スパイス「アーマラキー」の謂れを読んだからだ。

このアーマラキーが、何とあの「アルラ」「訶子(かし)」ではないか。
5年ほど前、青海省のアルラ医学センターを訪ねた時、
博物館の中央に、チベット医学の中興の祖「ユトク」の坐像。
その両手にアルラの実と枝を持ち、周りがそれで散りばめられていた。

何か良き素材はないものか、と捜していた私はその前に引き止められた。
その実は、0−1テストで、強烈にプラス反応した。
「これぞ!」との思いで、帰国後、これでサプリメントを、と心に決めた。
あの「ユットク」はこの「ユトク」に由来していたのだ。

当然、このアルラを主成分にとレシピを作った。
いざ、工場で最後の詰めをしていた時、
エッセンチアの篠原先生から電話があり、
アルラは、食品ではなく薬品としての登録があったとの報告を受けた。

断念せざるを得なかった。
断腸の想いでもあった。
その思いが、「可愛結」の結い紐を草木染めにする時、
私自身がこのアルラで染めたほどだった。

鑑真和上が失明して、幾度かの渡航の末、日本に辿り着いた。
その時、海南島で得たこのアルラの実を携えていた。
それが、今、正倉院に3粒ほど収められている。
室町時代から、正月の厄除けにされている「訶黎勒(かりろく)」。

その中にもアルラが入っている。
私の書の号も「訶子(かし)」としているほどだった。
それが、今だったら食品認可商品に指定されたので、
安心して入れたであろう。時期が早かったのか。

そんな経緯で、今店頭で売られているアーマラキー。
印度アーユルベーダの中でも最重要なハーブ。
ヘナ、シャンプー、浴用材にも、料理用スパイスとしても
多方面で使える万能ハーブ。
是非、ご活用下さい。

「アーマラキー」 100g ¥1575

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