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2010年11月25日

●ザビエル記念大聖堂

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昨日、レジナ(鰍フ土田社長から連絡が入り、
お父様が再建中の「ザビエル記念大聖堂」の足場が外された、との事。
その壮観な正面の威容が映し出された写真を送って下さった。
それは、何のこと?と思われる方も多いはず。

12月号の「森下自然医学」で、その事に少し触れたので、
その一文をご紹介します。

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「オールアース住宅」を普及する土田直樹社長のご尊父充義(みつよし)氏は、
鹿児島大学名誉教授で日本建築史学を教えられている。
「古いことを守り、新しい物を徒(いたずら)に追わない。
お前の造った物はどれほど保(も)つのか」
とご子息に問うたという。

何十年も着古しのジャケットを換えず、
袖口の破れを何度も折り返して縫っては着続ける。

敬虔なイエスの信徒であったご尊父は、
ザビエルの鹿児島上陸を記念した「ザビエル記念大聖堂」が
取り毀(こわ)されるのを見るに忍びず、
清貧と倹約で蓄えた私財を投げ打って
宗像市に移設して新たな木組みで再建中である。

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「・・・・建物の外側のことばかり考えて来たが、
建物の中(人)のことを考えなくてはいけない・・・」
と謙虚に語られる。

それは、一つの物を使い込み、
生かし切る愛着と命を尊ぶ信仰の直向(ひたむき)さだった。

豊かさとは、物の多さに在るのではなく、
むしろ寡(すく)なきに在る。

古民家の用の美、名刹(めいさつ)の技(わざ)の美、
いずれも木の萬古千年に耐える忍の美しさから。

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何時か完成される日を、夢見たい・・・・。

コメント

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