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2008年04月22日

●世紀のギター・デュオ U

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そもそも、ギターに興味をもったのは、
私の幼馴染の大波真知子さんが
店の近くでヘアーサロン「まやび」を経営していて、
そこでギターコンサートを開いた時だ。


(F C.A.ドビュッシー「ゴリウォーグのケーク・ウォーク」
「子供の領分−ピアノだけの小さな組曲」より)

そのギタリストが藤垣秀雄さんだった。
彼から、このレコードを教えてもらった。
何と彼は1978年、東京国際ギターコンクールで優勝し、
スペインに留学された逸材だったのだ。


(F2 ちなみに、ドビッシー自ら弾いたこの曲があった)

その前年の優勝者が、有名な山下和仁さんだから、
そのレベルの高さが伺い知れる。
その後、彼は札幌コンサートホール・Kitaraの建設に参加し、
企画主幹を担われた。


(G ドビュッシー ベルグマスク組曲「月の光」)

その藤垣さんのギターが
ジョン・ウィリアムズから譲り受けた名器であった。
我が家で「さくら」を弾いて戴いた時は、
その名演に酔いしれて、家族だけで聴くのは
もったいないと思われた。


(H アルベニス 「スペイン組曲 第1集:カスティーリャ(セギディーリャ)」)

この曲集はこれで終わる。

後は、別のアルバムに載っている名曲の数々。
たっぷりと、ゆったりと味わって頂きたい。


(ローズ Suite for 2 guitars 「二本のギターのための組曲」)


(アルベニス Bajo La Palmera 「やしの木陰」)


(ロドリーゴ Tonadilla「トナディーリア」 1 of 3)


(グラナドス spanish dance「スパニッシュ・ダンス」 no.1)

コメント

ここでドゥビッシーの月の光を聞けるとは・・・・以前私がラジオニッポンで朝の番組でコメンテーターをしていた時に私の要望でこの月の光を番組のフロントとエンドで使ったのです。朝の番組だったのでファンはおじいちゃんやおばーちゃん・・と受験生が多かったのですが朝の苦手な私はよく受験生の女の子に・・おじさん暗いね・・なんて言われたものです。しきりに反省していたことを思い出しました。6か月で終わりました。ガクッですね

ゴりーうぉーぐのケークウォークとアラベスクでしたね。ラフマニノフのコンチェルトですか・・先週ラフマニノフの映画を見ました

えエッツ!ラフマニノフの映画があるんですか。
是非見てみたい!!
音楽家の映画が昔から好きでした。

ラフマニノフの映画は東京のテアトロ銀座で150人の入れ替え制でやっています。本人にそっくりの俳優さんでびっくりしました。ロシア革命の内幕もからんで凄くいい映画でした。ピアノのスタインウイェイの内幕もわかります

頗る興味深い内容ですね。
札幌でも何時か上映されるでしょう。
ラフマニノフの大きな手から、何が紡ぎ出されていたのか。
首藤さんは時々、上京出来ていいですね。
明日、お待ちしています。

もう30年も昔話
「ゴリウォーグのケーク・ウォーク」
をピアノで弾いていました。

愕然とするほど違う音楽でしたが
なつかしかったです。

得意は子供の領分の最初の曲、たしか~~アド・パルナッスム博士~
ピアノの音は心を震わせます。

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