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2007年11月19日

●野生コーヒー

エイオピアコーヒー 1.jpg

野生種のコーヒーは今まであったが、
野生のコーヒーは、なかった。

つまり、栽培してない天然自生物ということ。
標高1500〜2000mの高地、
エチオピアの自然の森林で育った。
手摘み、水洗い式。
これは、初めての出会いと、
その味わいの透き通った、深い響きを醸す
その純粋な存在感に惹かれた。

そもそも、日本で初めて、自然食業界で
コーヒーを扱ったのは、このまほろばであった。
もう20年以上も経つ。

玄米菜食の陰陽理論では、コーヒーは
極陰性のとんでもない飲み物で、最も敬遠されていた。
だが、その先生方は皆、塩の摂り過ぎなどで極陽性になり過ぎて
陰で隠れて、猛烈に飲んでいた。
それでないと、体のバランスが保てないからだ。

一面コーヒーの効用もあって、肉食の多い戦後、
現代人にとって、中和をもたらす、良い面も少なからずある。
0−1テストで、これから必要と出たのだ。
それならば、安全で良質なコーヒー豆を探そう、と。
その時、オリジナルコーヒー「ソフト」「パンチ」を
0−1テストで造ったのが、ロングランで20年間、
売り上げが上昇し続けている。
売り出しの3日間だけで、豆だけで30kgも売れる。

その他、オーガニックコーヒーもブレンドして3種類ある。
近くに、国内でも珍しい有機認定のコーヒー焙煎屋「珈和堂」さんがある。

「自然食品店なのに、コーヒーなんか扱って!!」
と、まほろばも批判され続けてきたが、
10年ほど前から、ぼちぼち他の店も扱いだし、
今では、本家本元の玄米ガチガチのメーカーも率先して
売っている有様で、置いていない店を探すのが困難なくらいだ。

その他にバナナも日本初が、
まほろばだが、その件はまた何時か書きたい。

ヤルガッチャフェの村.jpg
ヤルガッツアの木 1.jpg

アンドロメダエチオピア ヤルガッチャフェ
コーヒー発祥の地、エチオピアのシダモ地方、ヤルガッチャフェ自然丘陵。
セミフォレストの野生のコーヒー。モカ独特の花のような香が活きている。
独特の風味を誇るアラビカ原種の一つ。
100g・・・¥798

リム 村.jpg
リム 村 2.jpg

アンドロメダエチオピア リム
これも発祥伝説のあるカファ地方、リム丘陵の大自然で育った
フォレストの野生のコーヒー。
その味はワインにも比べられ、フルボディでスパイシーと表現されるアラビカ原種。
100g・・・・¥735

エチオピアコーヒー 3.jpg

今回、まほろばで初お目見え。

デモの渡辺典子さんの周りはコーヒー好きのお客さまで何時もいっぱい。
銀座の明治屋や高級店で馴らしたベテランの対応は
物腰が柔らかく、さすが素晴らしい!
隣で、ムソーの小林さん、懸命に三日間であのDAGOBAのチョコ
ほぼ750ケース、約9000枚を完売!!
嵐のような、三日間でした。
みなさん、チョコで風邪を引きませんように。

エチオピアコーヒー 2.jpg


コメント

野生のコーヒーですか・・・。

よくこんなものを見つけてきますね┐( -"-)┌ヤレヤレ... 。

言われてみるとなるほどと思うのですが、全く想像だにしませんでした。

さすが「まほろば」。

PS:近日中に又お邪魔させていただきます。

文字通り「お邪魔」ですが。

野生のコーヒーなんてすごいですね!
コーヒー大好きです!
私も食にこだわりはありますが、自分が食べて幸せを感じるかどうかを選ぶ基準にしています。
ぜひ、飲んでみたいです。発送してもらったり出来ますか?

発送出来ますよ。
まほろばは、何でも揃っているお店です。
お買い物、楽しくなりますよ。
食事も出来て、水も汲めて・・・
是非一度お立ち寄りくださいませ。

最近、留学生との交流や、知人がエチオピアに暮らしていることなどから、エチオピアが何かと近いのでコメントさせていただきます。エチオピアでは、農薬や化学肥料を使ってこなかったらしいです。もともとは経済力が理由の一つであったそうですが、今ではその重要性に気づき、今後も使わないだろう、ということでした。すべてオーガニック。雨が降ったときの一番のよろこびは、豊かな土の香りだ、とおっしゃる方もいらっしゃいます。またコーヒーは各家庭で生豆を炒ることからはじまり、約二時間かけて味わわれるそうで、コーヒー・セレモニーというものがあるそうです。一杯のコーヒーに手間・暇をかける、最高のもてなしのように思います。ちなみにアメリカ人の友人は、今までにない幸福感をエチオピアで感じているといっていました。私が飲んでいるのは野生のコーヒーではないのですが、エチオピアのコーヒーの澄んだ味は、これらすべてがあわさった味なのだろうな、と思います。

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