« 外形にまた意あり | メイン | 無目標 »

2007年08月20日

●安保先生と真幌場

安保先生と.jpg
昨日、札幌の「idea works」さんの主催で、
安保徹先生の講演会とウオン・ウインツアンさんのピアノライブが行われた。

首藤尚丈さんとは青森高校の同級生だった安保さんは
今でも、盃を交わして友好を温める。
今回は私を紹介して、
「春日八郎の『別れの一本杉』を安保に歌わせたい」
という一念で(?!)首藤さんはやって来られた。

会終了後、会場で対面するや、すかさず安保先生。

「『まほろば』はだね、
「ま」は真で本当に、
「ほろ」はほろう、払うの意,
ほこらや幌などの中が空洞で、空、空間の意味、
「ば」は場で、
まこと何もない場所で、
地上で一番良い所という意味になるんだ」

「わー、すごい!!
真空場だ!
真空妙有で、無から有を生み出すところなんだ。
納得!
私が目指した所を、初めから
無意識で名付けていたんだ」

そして、まだ立ち講義が続く。

「札幌はだね、
「札」はサー、としているという広い意味。また
ササツと、とか早乙女とかの「さ」で早いなどの時間を表す。
「幌」は同じ空間。
つまり、時間・空間のすばらしい意味なんだ。
発音した音が、そのまま意味になっている。
昔アイヌの人が北海道の中で、ここを中心に選んで付けたんだね」

「へー、そういう意味なんだ。
なるほど!
何故、札幌に、今住んでいるかが解った。
素晴らしい所に住まわせてもらっているんだ!
感謝!感謝!!」

挨拶もそこそこに、
私の聞きたい話の核心をつく切り出しに、
先生の直観力の鋭さを思った。

青森弁の心地よい響きに
安心感を覚え、
何故か信頼感を寄せるのは、
その飾らない人柄の良さと
温かい人情味に、
皆さん惹き付けられるためだろう。

「免疫革命」で
交感神経と副交感神経、
顆粒球とリンパ球。
このキーワードは日本中を席捲した。

病気の原因は、現代では
長時間労働とストレスだという。

三十数億年の人類発生以来の
DNAの中には、
これらの情報はなかったもので、
顆粒球が多く出て、
それで発症するらしい。

私などは
普通の労働時間の
倍近く働いているので、
何時病気になってもおかしくない。

病気は、生活の異常を報せる
シグナルだという。
今日で五十云歳になった私は、
次のステージに移らねばならないかもしれない。

安保先生は自信を持って、
「病気は治るもの!!」
と断言される。

だから、「予防医学」という言葉さえ嫌いという。
病気にならないように、ならないように
準備する心、構える体自体に顆粒球が働く。

病気はなったら、なったらで、
自然に受け入れて、
その時対処すればよい。

最後に思ったことは、
これは理屈であって、理屈でない
理解が必要なことだ。

それは、一言で言えば、
「抜ける」
「落ちる」
ということではなかろうか。

当夜、先生は参加者の中の一医師を身るなり、
「あんたは、まだ分かってないなー、
もう少しかかるなー」
と、明け透けにおっしゃる。

それは、頭に一杯詰まった知識や経験を
ストーンと「落ちる」「抜ける」ことに
時間がかかるということなのだろう。

免疫力とは、
難しいことではないらしい。
それは、
馬鹿になる、アホになること。
それが、
安保(あほ)なんだそうです。

アッケラカーンと
何時も、口を開けて
空を眺めていたいものだ。

その夜、晩くまで
先生と皆で飲み、そして歌い、踊り、
生まれて初めての
可笑しさと愉しさと笑いを
一杯味わった。

これで、十年分の
免疫力がUPしたのではなかろうか。

最後に、
まほろばでも
講演してくださることを
約束して、
お別れした。

コメント

で、カラオケには行ったんですか?
安保先生の歌よりも、まほろばの誰もが言葉を濁す、社長の歌声に、興味津々〜!!?
安保さんの講演会、楽しみにしてます!!

思わず笑ってしまいました(^_^)v
「病気は治るもの!」
歌って 踊って あっはっは を心がけますわ。

安保先生のお話聞きたいで〜す。

ストレス解消法の裏技公開

<全てを放出・出し切る事です>

声 出来る限りの大声、
   声が出なくなるまで
   心に溜まっている言葉も
涙 これも枯れるまで。
汗 体を動かして、滝のように
体 動けなくなるほど運動
鼻水 涙と一緒に出ます。
尿と U・N・THI

これを同時にします。

誰も居ない海などが最適です。
山は、熊やハチに気を付けましょう。

これは、本当にお薦めです。
すっきりすると、好評です。
まずは、試してみましょう!
『王様はロバの耳』の過激変です
 

コメントする