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2007年02月01日

●フェロモン?!

昨日の『道新』の夕刊を見て、
珍しく新聞で感動したのだ。

たわいもない,
と笑われるかもしれないが、
それは「フェロモン」の記事だった。


フェロモン.gif

書き手は十勝に花畑牧場を開いている
田中義剛さん。
彼が000のTVに出演した時、
出演男性のTシャツを出演女性が嗅いで
好きな匂いを選ぶという番組だったらしい。
000という(すみません覚えられなくて、ヒョコタンかな?)
ブログの女王が、
「大ー好き〜!(もう、たまらな〜〜い!だったかな?)」
と絶叫したらい。
それが田中さんのもので、
俄然、気をよくした自慢話だった。

それだけだったら、
下世話で終わるだけだが、
これが遺伝子解析して、
双方の共通のDNAを探ったのだった。

そこで解明されたのは、
好きなフェロモンがあるということは
「自分より、最も遠い血統の人」を選んでいるということだった。

それは何故かというと、
男女は本能的に、
因子の異なる者同士が結び合って
今までと異なる、より強い生命を
生み出すために
自分にはない因子を
異なるフェロモンで嗅ぎ分ける
というものだ。

生物学的にも、
サラブレッドも血縁が濃くなると
走る能力が低下するという。
そこに、全く違う血を入れると
爆発的なスーパーホースが生まれる。
これを「血が爆発する」といわれている。

これは過去に部族同士の
近親結婚による生命衰退の
歴史を再び辿らない本能が
働いているのかもしれない。

よく年頃の娘さんが
中年の父親に対して
「不潔!」と言って、遠ざけるのは
余りにも異性として近すぎるからだ。

これを聞いて、世のお父さん方も
一安心するのもつかの間、
連れて来る彼氏は父親の遠い遺伝子だから
合わないのは当然で、
「触るな!、寄るな!」と、彼氏を怒るのは、
かわいい娘より
自分が一番嫌いな因子、遠い血縁だからだ。

違うものほど惹かれ合う。
しかし、似たもの同士ということもある。
その陰陽の妙は、図式的には語れない。
まさに天工の妙である。

しかし、造化の神業の凄さを
この家庭劇で、
改めて知って
感銘した次第。

DNAの奥に眠る
造化神の働きは、
男女の色香にも
整然として作用するかのようにして
人類永続の道を切り開いていたとは!!

かように、
感慨に耽っていると、
家内が透かさず、
「『老人臭(加齢臭)』は違うのよ」、
と水を差されてしまった。

dna.jpg

明日2日(金)から4日(日)まで、2月の感謝デー「ありがとうの日」です。
是非ともお越し下さい。
お待ち申し上げております。
明日から新発売される「七五三塩(なごみえん)」。
その記事を、今まで書いておりました。
これから校正、印刷にかかります。
HPでも「なごみ塩」をUPしますね。

コメント

宮下さん、昨日お電話いただきましたけど、今日のブログを見て驚きました。実は、明日のお昼にうちの娘がボーイフレンドを連れてきて、パパと一緒にお昼ご飯を食べたい、と言われていたのです。彼女のボーイフレンドは私自身も初めての人なんですよね。やはり、娘にとっては遠い遺伝子の彼なんでしょうか?すごく参考になりました。ありがとうございます。素敵ななごみのお塩が完成することを期待しています。遺伝子は人類より高度な生命体かもしれませんね。ではまたお会いするときを楽しみにしております。

シンクロですね。今晩、そのTV観て、HLAという蛋白質が作用しているらしいですね。でも、娘さんが妊娠すると、今度は防衛本能から、近親者に近付くというか、理解されてくるというのです。
安心してくださいね、よきお父さん。
おかげさまで、七五三塩完成です。1728が、さてどんなエネルギーを出すか、楽しみです。サンプルと案内文章お送りしました。

ロマンチックな けれど とても 現実的なお話ですね。

 私が夫を選んだ理由も判明です。

ロマンチックな けれど とても 現実的なお話ですね。

 私が夫を選んだ理由も判明です。

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