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2011年08月01日

●内部被ばくのこわさ

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30日(土)、斉藤武一さんの「紙しばい教室 第2回」が開かれました。
3時間にわたる長丁場も、とても解かり易い紙芝居であっという間に終わりました。
その中で、内部被爆に関してのお話しがありました。
「・・・・・3年前の2008年、大阪高等裁判所で、画期的な判決がありました。


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(「死に至る虚構」 グールド著 肥田舜太郎訳)

原子爆弾が落ちた後、家族を探しに広島に入った人たちが被ばくし、
裁判を起していました。
裁判長が勉強したのが「死に至る虚構」という本です。
この本で内部被ばくの危険性を学びました。

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シンクロでしょうか、講演のその道新夕刊に、
グールド博士著の「死に至る虚構」を翻訳した
肥田舜太郎博士の記事が掲載されたではありませんか。
福島の悲劇は、半年後から始まる、と予言しています。
恐ろしい事です。


(「肥田舜太郎医師と福島の女性」動画)

このyoutubeに肥田先生の生のお話しが聞けます。
また、福島で自給自足の生活をして、自ら大工さんの修行をした
若い女性をTVのドキュメントで見たことがありましたが、
その方が、郷里の岡山に帰って来たお話しもあり、身に詰まされます。

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(「内部被曝の脅威」 ちくま新書 肥田 舜太郎 (著) ¥ 756 )

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また、カナダのペトカウ博士の「ペトカウ効果」を
斉藤さんは、本によって学び、内部被爆の恐怖を語って下さいました。
それが下の「人間と環境への低レベル放射能の脅威―
福島原発放射能汚染を考えるために」の著書です。
機会があれば、読みたいものです。

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(「人間と環境への低レベル放射能の脅威―福島原発放射能汚染を考えるために」 ラルフ・グロイブ (著), アーネスト・スターングラス (著), 肥田 舜太郎 (翻訳), 竹野内真理 (翻訳) 価格: ¥ 3,990 )

あの原発直後の騒ぎは、一見収まったかのようですが、
とんでもない! 内部に深く進行して、
嵐の前の静けさのように、不気味な沈黙が今続いています。
私たちは、早くその事実に気づくことだと思います。

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(「原発から子どもたちの未来を守りたい」斉藤武一作 ¥300)

そのためにも是非、斉藤さんの描き書かれた絵本、
「原発から子どもたちの未来を守りたい」をお読み下さい。
お子様でも解かり易く書かれています。
私たち大人にとって、一番理解し出来るのではないでしょうか。

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(「平井憲夫さんのお話」原発がどんなものか知ってほしい 
¥100 まほろば扱い)

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