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2010年04月09日

●重曹の親

木曽路社長 2 重曹.jpg

日に日に春めいて来た北国。
そこここに、フキノトウがちらほら。
もうヒトビロやカタクリの花、山アサズキが出荷されている。
あと一二週間もすれば、札幌周辺も山菜で、賑わうだろう。

そういえば、あのモンゴルの「重曹」が、アク抜きに良いという。
● 野菜のアクをとり、色鮮やかに茹でたい時、鍋1Lの水に、
  小さじ1/2程度の重曹を加えます。
● ふわふわオムレツやマッシュポテトをつくる時に、重曹を一つまみ振ります。
● お料理にお酢を入れ過ぎた時、重曹で酸味をおさえます。
● 煮豆をふっくら仕上げたい時、豆100gに小さじ半杯重曹を加えた水に一晩漬け、
   アクとりしながら調理。
● 蒸しパンのふくらし粉として使う時は、小麦粉1kgに対して、重曹10〜15gを目安。

清掃・洗濯以外にも、食べ物でも大いに利用できるんですね。
このモンゴル重曹の日本の親でもある竃リ曽路物産・鹿野正春社長。
あのシリンゴルの大草原の宝物を日本に持ち込む壮大な夢が、
どれほど日本人の健康に寄与し、病む人に生きる希望を与えたか計り知れない。

その人出でて、その事成る。
これまでの危うい日中関係を修復するに、どれほど貢献されたか。
まさに鹿野社長が、日中の架け橋となって友好の環を繋ぎ止める一助となられた。
その心を繋いだのは、塩であり、重曹であり、みそであった。
自然の恵みであった。

これからの若者が、この志を継いで、日中関係のより深まらんことを祈りたい。
重曹や塩は、単なる物質ではない。
大地からの贈り物であり、
それは人類兄弟を平和に導く、天からの支援であり、励ましなのだ。

木曽路社長 1.jpg
(中部経済新聞(3.29)に掲載された鹿野社長。)

コメント

いつも 新しい情報を有難うございます  昔 東城百合子先生のお弟子さんの 大島澄江さんに健康料理を習っておりました 確か重曹はビタミンを破壊するので使わないことと習ったように記憶しています この辺のことをくわしく教えてください

すいません、非常に返信が遅れまして・・・

重曹を効率よくつかってください。
そのビタミンを破壊の件ですが・・・
以前はそう言われていたようですね〜

緑黄色野菜にはクロロフィルという成分があり、これはアルカリ性に反応して色よく発色します。
冷凍食品の枝豆とか、きれいな緑色ですよね・・あれは重曹(アルカリ性)を使っているからです。
ただ野菜のビタミンB1とかCは水溶性なので、流出をできるだけ抑えるためにも、茹ですぎず短時間処理でがコツです。

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