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2010年03月29日

●オーガニックカレッジ開講

 オーガニックカレッジ2.jpg

「『菜園生活』*オーガニックカレッジ」フォーラムが
6日(土)、クリスチャンセンターで行われた。
第一回の今回「いのちの食べ方、つくり方」と題して、
1時限「育てる〜農家たちの想い」
2時限「つなげる〜販売家たちの想い」
3時限「加工する〜調理家たちの想い」の各テーマ別に
ゲストの講演あり、パネルディスカッションありで思いを伝えるというもの。

菜園生活 チラシ h.jpg

2部のパネルディスカッションでは、パネラーとして、
まほろばから宮下洋子と、ポラン広場・北海道代表の笛木康雄氏が招かれ、
自然食との初めてのかかわり、
まほろば創業のいきさつ、そして
農園の苦労話、有機農業の実践の困難、
ことに、農業を会社経営で継続することの現実を語った。

しかし、農業も
「健康で文化的な最低限度の生活」が
出来なければ、後継者も育たないし、
新規就農したいと言う若者も育たない。

現実は限りなく厳しいけれど、自分達の思想と夢を実現するために、
この困難に立ち向っている。
コツコツと全力を傾けて、自主自立の道を切り開こうと思っている。

当日、司会の「はらみづほ」さん
「はらみづほ」さんのプロフィールには、「広告代理店のコピーライターを経て、現在は企画・文筆・後援をフリーで行う。2003年までの6年間、南極を含む6大陸60ヶ国を一人旅しつつ、複数の雑誌やウェイブサイトに世界での体験を連載。旅の日々と戦地体験がきっかけとなり「エコライフ」と「コミュニケーション」の促進がライフワークに」とある。
その若さの行動力には驚くばかり。60カ国の体験は凄い!きっとこの世界のリーダーとして将来を有望視される原石でもある。
原さん 本.jpg
(原さんのレポート「オーガニックカレッジ)

有機農産物流通グループ・ポランの笛木さんは潟nブ札幌市場を経営し、キッチンポランのレストランを市内に2箇所開いている。道内における立ち上げの創業者としてのきっかけや苦労話を聞かせて頂いたが、その中で、ことに子供さんのお話には感動した。数年前、奥様を亡くされ、遺されたお子様が難病で自宅療養されている。三度の食事を笛木さんが料理準備されていらっしゃるという。そして、何とお子さんの医療数値が向上して来られた。あれほど忙しい活躍をされている中、手ずから料理して、お世話している事に、よくやっていらっしゃると感心するばかりだった。

当日「青い空流れる雲」さんなどのオーガニック屋台がとても楽しく美味しく、
交流会での食事が素晴らしく(家内談)、
お話も実があり、花もあり、素晴らしい一日でした。
またの機会を期待したいと思います。

最後に、この有意義な会を主催して下さった「エコビレッジ」代表の
西條木材・西條正幸社長に感謝申し上げたいと思います。

コメント

youtubeじっくり聴きました。
経営的にはまったく儲からないようなやり方でお野菜つくって下さっているんですね。
いつもここまでのお話は伺ったこと無かったのでびっくりでした。 
「畑でいろんなお野菜つくっているので お野菜としては幸せでしょうけれど」
。。。。おかげさまで美味しいお野菜いただけて購買者は幸せです。 ありがとうございます。

毎年の赤字累積で、倒れないか、頑張り所です。
農業は厳しい。
しかし、優しい。
そんな中を、続けるしか他に道はないですね。
応援ありがとうございます。

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