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2009年08月28日

●コンちゃんは詩人

1 雨がふれば 雨がふれば
  いやな夢も
  あたらしい夢に
  あらいながすよ

2 風がふけば 風がふけば
  いやなことも
  いい思い出に
  すずしくなるよ

3 あつくなると あつくなると
  あせがでるよ
  もえるよ心
  太陽のように

4 君の名をよぶよ
  にじがかかるよ

コンちゃん.jpg

毎朝、隣の社会復帰就労施設「よろこびの家」から掃除に来てくれている境澤勉さん。
通称「コンちゃん」。
先月の夏の慰安会で、厚別店の匠君が曲を付けて、コンちゃんの詩を披露した。
みんなコンちゃんの隠れた才能、その詩人ぶりにビックリ!!

水はのどをうるおす
川はすずしさをあたえる
海は心をそうかいにする

でも海の水はのめないが
塩をつくることができる

何だか金子みすずさんの詩のような・・・・・
今朝、小さなノート一杯に詩を綴ったのを持って来た。
見ると、コンちゃんの日常の感受性が揺らいで、
その短い言葉にしびれる。
どこから、こんな素敵な言葉が湧き出るのかなぁー。

その中でも、恋の歌が一番応えた。

・・・・・・・・・・・
二人で歩く夜空の星より
君のひとみの方が 光っている

息がとまりそう
・・・・・・・・・・

私も息が止まった。

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