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2008年11月01日

●新旧交替

送別会 2 二人.jpg

今朝、本店のミーティングで、
ささやかながら厚別店店長の「ミニごくろうさまの会」を催した。
今日付けで、合田親司店長・常務は一応退社して区切りをつけ、
明日からは朝の仕入れ担当として、引き続きまほろばに身を置く。

20年、思えば長いようで、短かかった。
今年73歳の合田さんの髪は、憧れの司馬遼太郎の白髪に近くなった。
少し違うのは、ヘナで茶髪が混じり、
ロマンスグレーならぬ、ロマンスブラウンであろうか。

これまでまほろばの歩みの山坂を共に歩んで来てくれて、
危急存亡の時は、何時も味方になって助けてくれた。
いざとなると、人の本性が出てくる。
窮地に追い込まれる時に、身近な人が離れるか付いてくれるか。

人は、順風満帆な時は、毀誉褒貶して寄り沿う。
しかし、逆風困窮の時、誹謗中傷して離れるものだ。
そんな時、忠信一貫して追従してくれるのは、同志である。
しかし、そんな時でも、まほろばのほとんどが皆一丸となり、
一本となって支えてくれた。
本当に、ありがたいことだ。
そんな中心に合田さんが、何時も居て守ってくれた。

合田さんが語るに、
「今日まで、一つも苦しい事も辛い事もなかった。
本当に楽しい日々だった。
それは事に仕える、志を求める、道を歩むと言う事だった。
まほろばの夢は、正にそれで、
仕事することの歓びに満ち溢れた今までだった。
こんな果報者はいない。
ありがとう!!!」
と感謝の意を述べた。

こんなに歓んで仕事を終えてくれた事に、こちらが感謝したい。
よくぞ、これまで勤め上げてくれました、と。
皆で万来の拍手を送って、謝恩の意を現わした。

送別会 1 匠.jpg

その後を継ぐ、渡辺匠君。弱冠22歳。
得意の自作自演の曲を披露してくれた。
人はみな旅人、みな命の炎を燃やして最後まで生き抜こう、
という人生応援歌、自他共に送るメッセージだった。

1日から、全体店長として、大橋が兼任し、
匠君は店長代理として、厚別を仕切らねばならぬ。
しかし、そのプレッシャーに臆せず、堂々と前向きに進もうとしている。
もう、やる気満々である。

皆様に、お願い致します。
若く行き届かない所が多々あるでしょうが、
長い眼で、この子を見守り、育て行って下さいませ。
よろしく、お願い申し上げます。

送別会 3花束.jpg
(最長老18年務めている小田島さんの花束贈呈)

送別会 4 ケーキ.jpg
(最高齢(失礼)の外山さんの手作りケーキ贈呈)

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(ケーキ・パテシエ大和さんによる創作ケーキ「松竹梅」。縦の線は竹、根元は松、りんごのハートは梅を現わしています。横に文字、「合田店長、一緒に働けて幸せでした。20年間お疲れさま、そして、ありがとう!!」のメッセージ。なお、クリスマスケーキをまほろばソフテリアで作ることになりました)

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(木彫り「まばゆひ」とともに。「まば」はまほろばの略、「ゆひ」は結でテーマ。まほろばで結ばれた合田さんのまばゆい人生でした)

soubetu7 川甚 2.jpg

夜、最後の役員会ともなるお別れの宴席を「川甚」でささやかに設けた。
苦楽を共にして来たこれまでの歩みを振り返れば、一瞬。
新たに、これからも共に長い道のりを歩んで行こうと誓い合った。
合田さんは、その日格別、澄み切ったきれいないい顔であった。

コメント

合田店長様

長い間大変お疲れ様でした。
私が初めてまほろば様でデモ販した時色々声を掛けていただいたのを覚えています。
お客様の来店時には常に一番大きい声で迎えておられ、その姿に頭が下がりました。
今後朝の仕入れをされるということですでの、まだまだまほろば様でご尽力をつくされるということは大きな財産であると思います。
お体にはくれぐれもお気をつけください。

合田店長。。。いつもお会いすると声をかけてくださり、
さりげなく元気をくださいましたね。
白髪の笑顔の写真は神々しい様な美しさで よく年をとるって、
こういうものやわらかい雰囲気を身にまとうことなのかしらと思ったりします。
厚別店で お見かけできなくなるかと思うとちょっとさびしい限りです。
たまには本店に伺います。ずっとずっと元気でいてください。
  まほろばさんにとっては大事な大事な守り神。。。

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