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2008年07月18日

●カイロスの時 U

この15日(火)に、整体の池谷さんに連れられて、札幌にお住いの
塩の大家・湯浅寛先生の所へお邪魔した。
95歳のご高齢に関わらず、矍鑠としたお姿。

以前、池谷さんが湯浅先生から、塩の由来を伺った時、
日本に塩作りを伝来させたのは徐福である事を知らされたという。
その出身地・蓮雲港は中国随一の塩田地帯で、
先生自らその村まで視察されたそうである。

そこで、池谷さんが徐福の子孫が札幌に居るから紹介します、と言われると、
頗る驚いて、恐縮にも私が訪問するのを心待ちに待って下さったのだ。
会うなり、「(中国の)徐福の子孫に似ている!」と言われたのには、いささか愕いた。

湯浅先生.jpg

その詳しい話は、後日語るとして、またまた、次の日16日(水)は、
中央アジアのウズベキスタン・キルギス・タジキスタンから6名、
有機農業技術(環境保全型農業)研修として、まほろばにやって来られた。

自然農場を2時間ばかり視察して、家内の詳しい説明に耳を傾けられた。
私は「自然農法からまほろばへ」と、「中央アジアとまほろば」と題してお話させてもらった。
この出会いは驚嘆に値するもので、甚だ尋常事ではないと直感した。
それは、日本人のルーツを指し示すもので、
私も遂に行くべき時、来るべき人が来たれリ、と思ったのだ。

ウズベキ.jpg

「折々の書」でも書いたが、それは神の用意した「カイロスの時」そのもので、
その結末を暗示する出来事が、立て続けに起こっている。
この詳しい話も、後日談としたい。

そのあと、立食の歓迎会を催し、橋本シェフやスタッフが腕によりをかけた
数々の料理(シャシリクも)を、大層喜んで戴いた。
これが少しばかりでも、四国の友好関係にお役に立ったならば、幸い之に過ぎることはない。

また、新たなるまほろばの胎動が始まろうとしている。

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