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2007年12月31日

●多事不多忙 事多くとも心亡くすこと勿れ

多事多忙.jpg
一年を振り返って

 最近、時間が早くなったと思うのは私だけだろうか。
本当にこの一年は瞬く間に過ぎて行った。
年を取ったせいもあるけれど、実に時の流れは速い。
改めてこの一年を振り返ると、それがまた実に多くのことに彩られており、
長い一年だったようにも思われる。
その一端をご紹介して、
今年を振り返って見たいと思います。


1、「ti-tie」「凝乳酵素」国際特許遂に取得!!
 牛乳にエリクサー水を入れるとチーズになる!この事件から10年近くになり、特許を国内は元より海外に特許を申請すること7年。今年になり、漸く各国から連続して許認可が下り、遂に「ti-tie」にはアメリカ、フランス、ニュージーランド、「凝乳酵素」はフランス、ニュージーランドで取得することが出来た。この取得には度重なる拒絶があり、その山を乗り越えて、晴れて世界に認められた。道は、これからである。特許.jpeg.jpg


2、オリジナルチョコ「SARAHサラ」販売 
バレンタインデーに因み、まほろばオリジナルチョコの初めての試み。4カ国6種類のオーガニックチョコのブレンド、イエスに所縁(ゆかり)のある3種のアロマと金、そしてオリジナル「七五三塩」を加えて独特の世界を創出。木箱に無造作な成型。全国発売で、大好評を得た。その名「サラ」こそ、今日的テーマ「母性」の扉を開くキーワードだった。
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3、「七五三塩」新発売
 まほろば開業当初から念願であったオリジナル塩のこれまでの試作が、塩解禁により、今年ようやく花が開いた。七つの海洋の海水塩、五つの大陸の陸塩、三つの山脈の岩塩、それらを0-1テストでミックスして独特なまほろば塩を形成。和洋如何なる料理にも合い、盛り塩としても強烈な清めとエネルギー場となる。名の「なごむ」は「和」であり、世界平和の象徴的な意味合いを髣髴とさせる。
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4、「八七六飴」新発売
 オリジナル「一二三糖」と「七五三塩」を混成して飴を造る。その名も「いやしろアメ」。「癒しの露」であり「イヤシロ」の地でもあった。炭水化物過多の日本人において、ブドウ糖の害を受けず、膵臓に負担をかけず、ほどよい果糖の甘味は身心にとっての癒しにならんことを願って作られた。不思議な数秘の組み合わせもまた面白く、縁起アメ、菩提アメ、開運アメともなって、心の遊びともなろう。
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5、講演会目白押し「寺山心一翁・池上・平田 
ほぼ毎月行なわれた2階の催し物。その中でも、健康講座が目白押し。宮下専務の0-1テストから見た健康法の連続講座は盛況だった。続いて、札幌で統合医療の医院を開業されている平田章二先生による現場からのお話は分かりやすく、池谷さんの師でもある三軸修正法の池上六朗先生の講話から人体の神秘に肯き、末期がんから生還された寺山心一翁先生の活ける言葉にはみな感動して生きる希望を見出した。来年もまた多くの先生方の出会いがありますように。
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6、福祉との両輪で
 本店近所の授産所「よろこびの家」さんから数名のメンバーを受け入れ、野菜や商品の袋詰め、たよりや新聞の折込みと帳合、パン製造、店内掃除、農園手伝い、仕入れなど多岐にわたってのサポート。お互い働く喜び、認め合う喜び、報酬の喜び、その心の循環に、まほろばの夢は大きく深く広がってゆく。将来は、小別沢に介護施設と醸造の里建設を。
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7、研修生、学習会盛ん。
新潟は十日町の中学生、そして宮の森中学校、厚別の中学二校、また野幌の酪農学園大学や北大から学生達が、研修や実習でまほろばの店内や農場に。その若い瑞々しい感性と、知的好奇心と燃える行動力で、是非環境問題を身近なものとし、自然食をライフワークとして、地域に全国に、その志を継いで広げて欲しい。これからの日本を支える人材となって世を変える人になって欲しいと願うや切なり。まほろばもこのように訪ねられて嬉しい。
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8、「ユットク」販売
 「アルカヌム」に続く第二弾。これも5年越しの製造。ウズベキスタン原産の天然メシマコブに、チベット産冬虫夏草、雪蓮花、佛手参。更に花粉と燕窩(つばめの巣)を加えた最強のサプリメント。茸類は細胞壁が固くて吸収し難く、そこを「細胞壁破壊技術」で超微粉末化した。平田ガンヴィレッジにおいての治験も良好、現在九州の熊沢医師の病院で治験中。
抗癌剤の副作用が短期で治まるなど、良き報告が届いている。今後が待たれる。
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9、「天食」シリーズ始まる
 専務による連続紙上講座「天食」シリーズが6回に及ぶ。菜食主義や穀物至上主義的な思想信条を長久的な歴史展望に立って歴史的・科学的・栄養学的に検証する。人類発生の原点に立ち戻って、健康とは、文明とは、と問い直す良いきっかけとなる。農閑期に入り、講座の再開が待たれる。
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10、「ホロスの丘」盛況 
 まほろば本店2階の「ホロスの丘」で行なわれている日替わり健康室。月曜から金曜日まで連続で盛況。月曜から竹田さんの音叉療法「スパイラル・セラピー」、田上さんの「吸い玉療法」、川合さんの「足操術治療会」、池谷先生の「三軸波動調整法」、岩永先生の「ごしんじょう療法」。多種多様な健康法の中から、ご自分に合う療法を。
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11、去る人、来る人 
昨年度は、長年勤め上げた染谷衣重さんが退社して介護の道に進むことになった。やさしい気持ちと強い意志の持ち主の彼女は、また新たなる道を切り開くに違いない。応援したい。代わって、新人二人、元プロスキーヤーの佐々木信剛君と酪農大の環境学科を出た城越ゆかりちゃん。厳しく培ったそのファイトと実行力、やさしい眼差しで自然と社会を見る眼は人を惹きつける魅力も兼ね備える。更に、ソフテリアの橋本眞君も正社員に、和食畑で培って来たその技に素材の良さが加わって、一層磨きをかけられたし。皆の期待集まり、まほろばはいよいよ、天下無双の精鋭集団になりつつある。
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12、BIOディーゼル
 家庭の台所の廃油を再利用して、BIOディーゼルの油に。環境への負荷が無く、汚染の心配がなく、しかも経済性に富む。このウエーブは、植物性由来の原料へと拡がるが、それが新たなる増産を強い、世界の穀物相場を上昇させ、森林破壊を助長させる結果ともなる。あくまでも、食卓や調理場からの廃油の回収によって地球浄化の世界運動にしたいもの。道はあくまでも、身近な所から始まる。
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13、エリクサー・リハヴィッシュ始まる 
 エリクサーが発売されて、10年を迎えようとする。既に5年から7年が内部交換の時期と訴えて来た。しかし、当初より長く温存されてきたその浄化力と経済性に今更ながら驚く。エリクサーTの方はそろそろ、変えられた方が更に長期にわたっての使用が可能。様々な交換方法があり、公開中。水は全てのいのちの源であることが、改めて認識させられる。
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14、おおむらさき孵化成功!
 石山の札幌軟石を扱っている佐々木さんからのご縁で、今年春国蝶「おおむらさき」を飼育し始めた。エゾエノキの木の無いところには生息しないこの蝶は、自然環境の状況を測るバロメーターでもある。年々減少する木は蝶と同じ運命を辿っている。自然の回復のあるところ、二つながら甦る。この一端は全てに通じる。これを周りの小学生に伝えながら、昆虫と自然の繋がりを共に学んで行こうとする。
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15、コンサート・展覧会・講習会、盛況!
 春に行なわれた絹染め、「アルデバラン」の中村ご夫妻。染めの初体験に皆興奮気味。秋に行なわれたヒョンヒ・田中さんによる「キムチ講習会」これも本場の作り方に感嘆、日韓文化交流に一役。今村亨さんの彫刻作品による「水展」は、見事な木の語り掛けに驚く。大胆な中に繊細な木の声を聴く。札幌の「ハート音楽院」の皆さんによる合同ギターコンサートは多種多様な楽器の編成で楽しく聞かせて戴いた。正月には星野さん一同による雅楽演奏による店の幕開け。清々しくも荘厳な曲調に今年は明け、また来年も明ける、めでたし、めでたし。
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16、数多くの新聞掲載 
 数多くの報道掲載がなされた。バイオディーゼル、苗木販売、不耕起、活〆鮮魚、チッチ、大根、修学旅行研修、おおムラサキ、なごみ塩や、商業ジャーナル。STVのBIOディーゼルや農園。J,comチャンネルTVで地下洞取材など、新聞による影響力も大きく、お客さまも増え、取材の皆様に感謝、そして感謝。
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17.小泉先生、大絶賛!!
 醸造醗酵学の権威でもあり、世界を股にかけて八面六臂の活躍をする醗酵仮面こと東京農大の小泉先生にお会いし、「チッチ」を大絶賛して戴く。チッチはいろんなタイプが創出出来、その中でも強烈な臭いを発するチーズがあった。それを先生がいたく気に入られ、世界一臭いチーズと言われて、「これは素晴らしい!!」とお褒めの言葉を戴いた。これらをこれからどのように製造し販売して行くかは、来年の課題でもある。
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18、「エリクサーから無限心へ」後編、最終篇遂に完結!!
 4年前、札幌で行なわれた「船井ショックセミナー」の講演録を加筆した四篇がこの暮れ、漸く完成した。それは10年越しのテーマ「エリクサー」は何故生まれ、何処に行くのかにある。西野本店の新店舗建設の際、発見された「無限ハート」に、その回答はあった。そこから、広大なる世界に広がる「母性」の時代を見、そして、誰もが一なる者に還るべきテーマに辿り着いた。
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19、農園が株式会社に 
12月10日、まほろば自然農園が、正式に株式会社として発足、農事法人として社会的体をなした。代表取締役社長は、これまで農場責任者であった宮下洋子が就任。これからまほろばから自立して、独立採算で厳しい道を歩まねばならない。前途には幾多の困難があるが、皆様のこれまで以上のご支援を乞う次第です。宜しくお願い申し上げます。
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その他、厚別店が改装になって、とてもきれいになったことや、
ネパールを旅行して、現地の人と繋がりが出来て、今後の展開が開かれたことなど、
まだまだ書き切れないことが、山のようにあります。
今年一年、このようにして振り返ると、こんなにも多くの出来事や出会いがあったのかと、
今更ながら驚いています。

短くもこんなにも多くの出会いがあり、導きがあって、
多くのお客様に支えられての一年は充実したものとなりました。
本当に感謝です。
心から、感謝の祈りを捧げ、皆様方のご多幸とご壮健を祈って、
年末のご挨拶に代えさせて戴きます。


 2007年12月31日              
                         まほろば主人
                             宮下周平


コメント

31日に2007年最後のお買い物をしました。
商品のみ成らずたくさんの情報をありがとうございます。
以前は、お店で頂くお便りを楽しみにしていましたが、ブログでもたくさんの刺激をいただいております。
ますますお忙しい208年になりそうですが、
ご活躍を応援しております。

 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。弘朋食品さんが出てきてびっくり、車で売りにいらして色々買い特にりんごの皮ごとまるかじりしておいしかったことを覚えています。もしかするとその時の方が厚別の店長さんかもしれませんね。もう20年以上前?
まほろばさんのお蔭で信頼できるよりどころがあり感謝しています。末永いご発展をお祈りいたします。

去年の出来事はどれもこれもこれからの「まほろば」さん、いや人類の未来の示唆であり希望の光、素晴らしい出来事の連続でした。

最近では、「一二三糖」と共に「八七六飴」は本当に恩恵に預からせて頂いております。

本年もご活躍を応援し、ご発展をお祈り申し上げております。

いつもお世話になっています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。富士山のように、まほろばの裾野が広がり、またそれゆえに美しく、高く聳え立つ、そんなイメージがふと浮かびます。みなさまと一緒に、私も今後のよりいっそうのご発展をお祈りいたします。

ありがとうございます。
お礼が遅れてしまいました。
今年も、よろしくお導きくださいませ。
皆様に励まされて、どうにかここまでやってこれました。
更に先は、やはり皆様の後押し無くては進めません。
よろしく、今年も叱咤激励してください。
ご希望に添えますように努力したいと思います。

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