« プロ仲間 | メイン | メロンの出会い »

2007年07月09日

●親は子の家

店前. レジ.jpg

引き続きお客様の流れは途絶えず、
三日間で、二千人を悠に超す
大盛況でした。
常日頃の温かきご愛顧、心より感謝申し上げます。

毎年毎年、少しずつ少しずつ増えてゆき、
決して一遍に伸びたという記憶がありません。

これからも、牛の歩みで進みたいと思います。
ちょっと、寄り道や退くことが
あるかもしれませんが、
お許し下さい。

目標は「小国寡民」ですから、
ほどほどの処で、手を打ち、
満足したいと思います。

リマ・アーバン化粧品の山本さん,
インカ・オイルの大橋さん,フジワラ化学の丸金さん,
啓未の長谷川さん、そしてムソーの石田さん、三日間ご苦労さまでした。
やはり、メーカーさんの、直の声にはやはり説得力がありますね。
遠路はるばるお越し戴き、ありがとうございました。

チッチ 2.jpg

話題に事欠かないまほろば、
開店前の早くから、共働学舎の宮嶋さんが来店され、
ミーテイングで、皆に、
「ti-tie チッチ」の説明と試食。
今年は、形にしたい所ですね。

玉生パパ.jpg

午後、玉生シェフのお父さんが立ち寄られた。
普通のお父さんとは違う風格と威厳があり、
しかも気さくで親しみのある優しいお父さんでもある。

今回、いろいろお話を聞いて、改めてただならぬ人であったことにビックリ!!

先ずは、今が昔なれば、お城のお殿様であった。
1590年(天正18) 、ご先祖の玉生高宗氏が笠間城の城主となられた。
だから、玉生君は若殿といったところか。
http://www.miyatasan.com/~yagifau/fujinamiism/kasamajo.htm

そして、現在潟vラネットの社長。
日用雑貨や化粧品など、ライオンや資生堂などの
大企業の受注発注を一手に引き受ける最先端情報ITの大会社。
http://www.planet-van.co.jp/index.html

更に、新潟や神戸の大学における客員教授で、
これから週一で関西に講義に出かけられる多忙さ。
その中を、日経のHP上で、書評を書かれる健筆家・読書人でもある。

「まほろば」の経営指南を戴きたい処だが、
余りにも規模が小さいので、その範疇に入らぬのが残念。
http://it.nikkei.co.jp/digital/column/weekendbooks.aspx?n=MMIT1h000026022007

とんだご子息を預かったものだと思ったが、
当の玉シェフはそんな処をおくびにも出さず、
淡々としかも懸命に仕事をこなす。
先ず、不言実行で口数が少ない。
やはり、「この親ありて、この子あり」か。

玉シェフ自らの昼ごはんを食べて
「我が息子ながら、冷スパは絶品だ!」
と、誉められた。
私も、本当にそう思う。

親というものは、ありがたいものだ。
私の亡き父も、不遇な時の
私を何時もほめて、尊重してくれた。
それがあって、今日まで生きて来られたような気がする。

そんな事を思うと、胸がジーンと熱くなって泣けてくる。
親になって、親の心が分かるというが、
何とも、親はいつでも子の味方だ。

三島の龍沢寺の山本玄峰老師といえば、近代の傑僧だった。
出家する時、母親が、
「お前が、偉くなって、
皆からもてはやされた時は、
私の事は忘れても良い。
でも、みんなから、つまはじきにされて、
どうにもならなくなった時は、
私を思い出して、帰っておいで。
それまで、私は生きているから・・・・・」

どんなに歳をとっても、
親は子の家
なのだ。


コメント

事務所で、「誰だと思う?」と聞かれたときに、すぐに思い出せなくて失礼しましたが、なんだか、やっぱり歌舞伎役者というか、“伝統ある”ってカンジの人だなぁ〜と思いつつ帰ってきたのでした。やっぱり、そうだったのね〜。
私は玉シェフの、くるみカンパ―ニュで超シアワセ〜になりました!

コメントする