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2007年06月07日

●福岡翁の甘夏

福岡 甘夏.jpg


もう25年前にもなるだろうか.
愛媛・伊予松山の福岡自然農園を訪ねたのは。
あれは5月だったかもしれない。
福岡翁に案内されて、自然山を散策しながら食べた
あの甘夏柑の旨さに、仰天して、
「すっぱいと思っていた甘夏って、こんなに旨いものだったのか!!」
と感動したのが、ついこの間のように思われる。

人の味覚の記憶は、何時までも残るらしい。
今でもお客様が、「子供の頃食べたあのトマトの味が忘れられない」と語られる。
しかし、そのトマトを今食べると本当に美味しく感じるかどうかは疑問だ。
3,40年前に比べ、トマトは格段に糖度も旨味も飛躍しているからだ。

福岡 甘夏 2.jpg


そんなこんなで、今期もう最後になるであろう、
なんとも姿のスゴイ福岡さんの甘夏を食べてみた。
やっぱり、鮮烈な醍醐味だった。

最近は、紅甘夏や紅八朔(五月柑)など、晩柑の中でも、
甘味、旨味のある食べやすい甘夏系が好まれる。

しかし、夏の燦々と太陽が照りつける日差しの下、
キッパリと、酸味の強い古い夏蜜柑こそ、
晩柑の終わりを告げ、初夏の清々しい空を仰ぐに
相応しい天恵の味わいだ!

後残り少ない福岡農園の甘夏を、タンと召し上がれ。

後2日ほどで、福岡さんの「青梅」と「南紅梅」が入荷します。
追って、お知らせします。


甘夏 2.jpg

コメント

毎日仕事で使うパソコン
仕事以外では触りたくないパソコン
忙しさもあって長い間ブログを開く事もせずにいましたが、今日まとめ読み。
それも、またいいかな〜と。
トマト、大好きです。
昔(?)共同学舎の野菜担当の人に、「昔食べたトマトが食べたい!作れないですか?」
と聞いた事を思い出しました。
青臭くって、すっぱくて、チョットだけ甘い。さらリとしているのに水っぽくない。
全体を土の香りが覆っていて野性的な味。
思い出すだけで私の口の中は、ジューシーに(???!)
曽祖父はトマトを盆栽にしていたとかで、
好奇心を持って何でも食した祖父(生きていたら120歳)は食べ物ではないと死ぬまで食べなかった。
いつ頃から畑の盆栽(?)になったんでしょう・・
ミツバチは何処へ行ったのでしょう。
きっと、自然の営みをするって決めたんでしょうね。
奴隷解放のようなものですね。
地球と共に生きて行くって本当に難しい。
もっと、もっとって私は生きてるから・・・・
「足を知る」重い言葉です。

昨日・一昨日と宮嶋さん来てました。
「ti-tie」の試作品もって。
もう事務所はすごい匂い。誰か、部屋に生ごみ置いたのは?って思ったそうです。
しかし、しかし、これはすごかった!!もう和製マンステイール。何処にもない逸品。しかもレンネット使っていないのだから。やっぱり、宮嶋さんの技術があるから。それと七五三塩や000も使っているし、そのアイデイアもひっくり返るよ。まり子さん食べたら卒倒するよ。楽しみ楽しみ・・・・・後は、宮嶋さんに話、聴いてください。

想像しただけで、よだれが出てきそう。
早くたべたいよう〜!
忙しい宮島氏をゲットするのは至難の技だけど、
ラブコール(?)してみま〜す。
素晴らしい情報ありがとう!
匂い男さん

素敵な曲です。音がでますので

http://www.youtube.com/watch?v=ZtPF9M3nIHs&mode=related&search=

この甘夏の味に世界のすばらしさを感じる社長へぷれぜんとしますわ,

サッチモ大−−−−すき!!
お返しに、エラおばさんとルイおじさんの
「サマータイム」プレゼント!!
http://www.youtube.com/watch?v=1yKgAEkCKxY&mode=related&search=

いがったわ〜♪
この時代彼らの存在がどれだけ
黒人社会の希望の星だったことか

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