2010年09月30日

●ウトムヌカラ(アイヌ式結婚式)挙行

ainukekkonnsiki 4.jpg

今朝、まほろばのソフテリアで働いていた松岡さんが、
ご主人を連れて来店された。
アイヌ式結婚式の報告と
12月に2階で開く「うさと展」の打ち合わせのため。

今年6月26日(土)の満月しかも月食の日、
十勝清水の剣山の麓、ハポネタイ(母なる森)でアイヌ式の
ウトムヌカラ(お互いを見詰め合うことの意)・結婚の儀が挙行された。
多くのアイヌの方が、初めての経験だったという。

その二人こそ、
「災害救援ネットワーク北海道」代表のヤンジーこと山口幸雄さん(63歳)と
「モリのパン工房」主催のアグネスこと松岡由里さん(40歳)。
出会いは4年前、屈斜路湖で開かれた「アースデー」。
ヤンジーは食事のまかない、そこにアグネスが参加したのが初対面。

ainukekkonnsiki 3.jpg

それから急接近、ドラマの山坂あるも、密かに進行。
23歳の差に、周りは誰もが気づかなかった。
その間に、「ピリカ・ケイトゥム・アプカシ(きれいな心で歩く)」と
「先住民族サミット」などで、アイヌの人達との交流が深まり、
ついでに、二人の愛もさらに深まった。

その後、ハポネタイの森の中で、若い作家の「アイヌアートの二人展」開催を手伝い、
その取り持つ縁で、そこが結婚式場となった。
旭川の斉藤牧場での「さとううさぶろう」さん主催の
「セレブレーションワンネス」に、二人が全面協力。
その会後、結婚を発表。周りはドギモを抜かしたが、拍手喝采で祝福された。

ainukekkonnsiki 2.jpg

ウトムヌカラの儀式の司祭は、「アイヌアートプロジェクト」の結城幸司さん、
アイヌ料理の監修は、川上裕子さん(アシリ・レラさんの妹さん)、
衣装監修は島崎直美さん(世界先住民族ネットワークWIN-AINU)。
今日まで記録として残っているアイヌ式結婚式は、40年振りだったという。

ainukekkonnsiki 5.jpg

これは、若いアイヌの人達が、次代に伝承し、そして、
和人とアイヌ、アイヌ同士が仲良く和合するようにとの思いで、
二人は、この意義ある結婚の様式を選んだのだ。

準備は2ヶ月に及び、食材選びに
オホーツクから太平洋まで横断、1000kmを走破したという。
鶴居の鹿肉、豊頃の鮭、襟裳の昆布、当別の蕗、清水のヒトビロ・・・・・
儀式の式材はアイヌ協会紋別支部から拝借した。

その労苦は、平和と愛の祈りが込められた素晴らしいセレブレーションに結晶した。
『楽しい、うれしい、美味しい』。
後にも先にも、このような結婚式は少なかろう、真におめでたい限りだ。
お二人の益々のお幸せとご繁栄をお祈りします。

きっとカムイ(アイヌの神さま)も八百万の神々も手を取り合ってお慶びになった事でしょう。

ainukekkonnsiki 1.jpg

なお、10月末に、奄美大島で「13人のグランマザー」の国際会議が開かれます。
そのご案内をいたします。
その際、アイヌの方の世話係としてアグネスさん、通訳としてわこちゃんが参加します。
ともにまほろば出身で、頼もしい限りです。

guranma 1.jpg
guranma 3.jpg
SCAN3099_001.jpg

2010年09月29日

●奇縁のペーパービーズ

PUREMA YAMAMOO1.jpg

先日、オルネの嘉納さんのご紹介で、
京都プレマ社の山本喜代己女史が取材に来店された。
嘉納さんの奥様・未来子さんも同行、前職はプレマで、しかも旭川出身ということ。
これも奇縁で、山本さんはバリ島在住、そこから出稼ぎ記者(?!笑)として来店。
ご主人がバリの方、お二人のお子さんと、南国生活を堪能されている。

プレマさんは、オーサワジャパンの商品を通販で全国一販売されているので、
自然食品店が地方に十全に無い現状、みなさん助かっておられるに違いない。
ことに今流行のマクロビファンには、お店が画面にあるような感じであろう。
その他の商品や取り組みの多さに、驚くばかりで、学ぶ所が多い。

二日間びっしりの質問攻めで、お二人の熱心な探究心に感心。
またオリジナル・ソフトクリームに、「バリに持って帰りたい}との称賛ぶり。
その的を得た読み、これほど製造趣旨を理解される方は少ないとまたまた感心。
HPの充実振りから、感性と知性のバランスが素晴らしいのだと思う。

ところで、夜あるお寿司屋さんにご案内した所、そこで不思議な出会いがありました。
何と、そこのご主人、プレマさんのファンで、何時も購入されているとの事。
そして、最後帰る時、そのカウンターで、変わったビーズが置いてあった。
「これは、何ですか?」と問うと、
「それはプレマさんのテラ運動に感動して紹介しているんです」と。

ウガンダの子供たちが作ったペーパービーズで、とても良く出来ていて感心。
それを2000円で購入、1000円でお分けしているとの事。
少し、そのテラ・ルネッサンスの活動をご紹介します。

img3_02.jpg

ラオス支援プロジェクトを推進する特定非営利活動法人テラ・ルネッサンスは、
ウガンダにおける「元子ども兵の社会復帰支援」にも取り組んでいます。
幼くして軍隊に身を置かざるを得なかった少年少女たちが大人になり、
軍から抜け出た後、地域社会に戻って生活しようとするとき、
そこには経済的自立を困難にするいくつもの“壁”が存在します。

心の問題、基本的な読み書きの問題、地域社会からの差別・偏見・・・
テラ・ルネッサンスが運営する支援センターでは、
元子ども兵たちが生計を立て、家族を養い、
自立への道を切り開いていけるように
ペーパービーズアクセサリーの作成・販売の指導・支援を行っています。

お届けするネックレスはその元子ども兵たちがつくったものです。
元子ども兵たちの希望が込められた、 キラキラ輝くネックレスです。

http://www.binchoutan.com/paperbeads.html

shohin_01-1.jpg
ペーパービーズネックレス(2,000円)ひとつのお買い物でできること
・元子ども兵社会復帰センターで40食分の給食を届けることが可能
・元子ども兵が職業訓練に参加する学費6日分
・元子ども兵家族の食費2週間分がまかなえる
・元子ども兵家族の医療費4週間分相当

プレマさんに、ある時「そのビーズを全部欲しい」との注文があり、
送って在庫が無くなった。
社内では、「どなただろう?」と、その話題で持ちきりになった、と言うこと。
それが、今日ここで、何の予告も調べもなく、
そのご本人に会えるなんて、「何と言うこと!!!」
と、山下さんは泣かんばかりに感激したのです。

側から見ていて、こんなことってあるんだなー!と感動してしまいました。
慈善の心は通じるんですね、びっくりしました。
また、とても素敵なお話でした。

20100615-flower.jpg

なお嘉納さんのご主人、電磁波測定で月・火と家庭訪問の測定会が行われます。
希望者は是非、お申し込み下さい。

2010年09月28日

●「テルさんの飯鮨」今年は中止!!

izusi.jpg


                    浜益村 木村テル
kimuraterusann 1.jpg

年末恒例、「木村テルさんの飯鮨」中止の連絡が入りました。
それが、上記のテルさんからお知らせです。
真に残念ですが、自然には逆らえません。
20数年来、中止は初めての事態ですが、受け入れねばなりません。

長年に亘る木村さんの足跡に感謝いたします。
厳冬の凍える日々に耐えてのご努力故に、私達は豊かな年末年始を過ごせました。
その間に、ご主人を亡くされた悲しみ、それも吹雪の中の飯鮨配達の悲劇でした。
喜びも悲しみも、飯鮨と伴にありました。

長い間、ありがとうございました。
来年の末を楽しみに、一年間楽しみにしながら待たせて戴きたいと思います。
テルさん、本当に久し振りの、ゆっくりした年末をお過ごしください。
また、お会い出来ます日を楽しみに。

●「平和経済学」 郭洋春氏

郭洋春氏 1.jpg

先日、立教大学アジア開発経済学部の郭洋春教授が来店された。
韓国在日二世、ご両親はドラマで有名になった南韓の南海島出身。
先頃書いた日韓は兄弟であるといった古代倭そのものの地でもある。
札幌での学会の前に立ち寄って下さった。

15年来の友、和光市で自然食品店「マート城山」の店主
海藤芳勝さんの紹介によるもの。
彼は、農業生産者や蔵元を訪ね、研究機関や大学の研究者と交流し、
「食・農・環境」について長年考察を重ねている在野の研究者でもある。

以前訪問した時は、太田市場を案内して有機の仲買さんや、
和光市の理化学研究所微生物室の辨野義己農学博士を紹介して下さった。
丁度、私も産学官で凝乳酵素を研究していた頃で、貴重な助言を戴いた。
博士は腸内細菌学者として著名で、多くの従来未発見の細菌を発見された。

例えば、イモを大量に食べるパプアニューギニア人を調査したところ、
アンモニア中の窒素をアミノ酸として取り込む腸内細菌の多いことを発見した。
甲田先生の少食療法で有名になった「青汁」だけで暮らす日本人女性の腸内細菌を
分析したところ同様の細菌が多く存在したという。

郭洋春氏 2.jpg

今、海藤さんは、和光市で農商工連携事業委員を担っておられ、委員長が郭先生。
和光市の地域興しで、農工商の一体型経済を目差そうと、産学官で知恵を出し合っている。
郭先生は「開発経済学〜平和のための経済学〜」を出版されて、「環境平和学」を提案されている。
今日までの経済は、人をして国をして、最終的には決して幸福と平和を齎さなかった。

一地域の、一志人の発想と行動と情熱が、国を変え、世を変えるかもしれない。
「龍馬伝」を観ても、当時想像だにしなかった変革が無名無力の青年達によってなった。
その一粒、一灯が次代の扉を開く鍵になるやも知れぬ。
郭先生や海藤さん達の熱き志が集まって、新しき日本、新しきアジア、新しき世界を開かれん事を。
我々もまた、そこに向いたし。


2010年09月27日

●塩とダンミッサラ長老の仏縁

ダン師 石川.jpg

只今、「七五三塩」が欠品中である。
それは七大海のインド洋セイロン(スリランカ)海水塩の入手先が輸入中止としたためだ。
色々探してみたが、輸入元が見つからなかった。
そんな折、ウインターズ・ティーのEOSの石川社長が、来店された。

冊子のためのインタヴューであった。
その際、3種混合のハーブはアジア・ヨーロッパ・アメリカの世界を繋ぎ、
まほろばの七五三塩と共通の思想であることを語った。
その時、現物がなく上記の理由を告げた。

すると、石川社長、目を丸くされて、
「私の大の友達にダンさんというスリランカの僧侶が日本にいらっしゃいます。
もう25年も布教されて、日本とスリランカの架け橋になられておられます。
是非、頼んでみましょう」とおっしゃってくださって、びっくり!!

何という出逢いだろう。
こんな間が良い事があるだろうか。
この天恵に謝した。
お会いして、その崇高な面相から知性と慈悲の輝きが感じられた。

正山寺釈迦牟尼国際佛教センターのヤーラガムエ ダンミッサラ長老。
また一歩、塩を通して別な世界に誘われたような気がした。

●矢吹シェフの朝食バイキング

コムズ 矢吹 1.jpg

卸売市場・有機仲買の米内会長のたってのお勧めで、
EXPOを明日にして、東京新橋のホテルコムズ銀座に宿泊した。
その目当ては、朝食にあったからだ。
とにかく野菜がすごいから、行って見てという会長の言うとおりであった。

矢吹淳男シェフ自らが全国で探し当てた農家90軒から直に引いた野菜の数々。
温野菜というか、生野菜が数十種類並べられて鍋で湯通しして、
その野菜の持つ旨味を味合うというもの。
様々なホテルに招かれて指導もされて、昨日の龍名舘もそうだった。

通り一遍のホテルの朝食が、このように実の入ったものに変わりつつある。
アンチエイジング学会でも強調された抗酸化野菜のポリフェノールの効用など、
今、市民にも広く浸透しつつある。
こういう底辺からの変革は、大いに歓迎したい。

コムズ 矢吹 2.jpg

2010年09月26日

●「香遊生活」さん、大通りに出店!!

ファーマーズハーブ 2.jpg

北洋銀行が旧北海道拓殖銀行本店跡に建設した複合ビル「北洋大通センター」(大通西3)。
その商業施設「大通ビッセ」が23日、全面オープンし、
市民ら約2万人が訪れ、大盛況であった。
その3階で、北見のオーガニックハーブ専門店「香遊生活」さんが、
「ファーマーズ・ハーブ」をオープン。

終日ごった返した店内に、舟山社長ご一家三名が汗だくの対応。
8月20日にこの話が舞い込んでの即決、そして突貫工事、スゴイ事です。
瞬く間に素敵なお店に仕上がって、真ん中にエリクサーも置いてあり、
お客さまお一人お一人に丁寧に試飲、きっと札幌っ子の心をつかんで行くことでしょう。
ぜひお立ち寄り下さい。

ファーマーズハーブ 1.jpg
(息子さんの舟山亮真さんとお母さんのはるみさんとで大奮闘!)