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2011年06月01日

●「こどもたちを放射能から守りたい」

福島のおかあさん 
佐藤幸子さんのお話を聞く会

「こどもたちを放射能から守りたい」

6月4日 (土) 13:00開場 13:30開演
岩内地方文化センター (北海道岩内郡岩内町字万代51−7)
参加費無料 

6月4日 (土) 16:00開場 16:30開演
  余市町中央公民館   (余市町大川町4丁目143番地)    
   参加協力費 500円

6月5日 (日) 12:30開場 13:00開演 
   札幌社会福祉総合センター
    (大通西19丁目 地下鉄東西線 西18丁目駅 1番出口)
   参加協力費:500円 

satousatiko.jpg
文科省との交渉で訴える佐藤幸子さん

http://www.ustream.tv/recorded/14169488

主催:「福島のおかあさん−佐藤幸子さんのお話を聞く会」実行委員会
問い合わせ: 09026951937 (泉 札幌)
         08018731277 (安斎 余市)  08060601749 (小林 岩内)
賛同:さっぽろ子育てネットワーク、サッポロッカショ、
後志平和運動フォーラム後志連絡会,
東日本大震災市民支援ネットワーク・札幌むすびば 

佐藤幸子さんは、福島で有機農業を営んできた5人の子供を持つおかあさんです。
3月11日に福島第一原発で起きた事故は、
地域に暮らす人々の生活を一瞬にして変えてしまいました。
佐藤さんもその一人です。
震災と連日続く余震と放射能汚染の不安の毎日の中で、
原発震災復興・福島会議という会が作られました。
佐藤さんもこの会のメンバーの一人として、日々福島の復興に取り組んできました。
そんな中で、4月19日に発表された文科省による福島県内の学校での
子どもたちに対する最大被ばく量20mSV引き上げのニュースに、
佐藤さんたちは立ち上がりました。
文科省との2回にわたる交渉の場、佐藤さんは文科省の役人たちに訴えました。

「わたしは30年間百姓をしてきた一主婦です。
5人の子供を育ててきました。
わたし達は中学と高校しかでていません。
数字のことはわかりません。
教育を受けていない主婦がわかるように説明してください。
子どもたちに生きる大切さを教えてきたつもりです。
それが一瞬にして崩れてしまいました。
子供を守りたいという気持ちは、どこにいたって、日本中も世界中も一緒です。
私たちはこどもたちに普通の生活を戻してあげたい。
その願いを遂げさせてください。」

いま福島では何が起きているのか?
子どもたちやお母さんたちはどうしているのか?
幼稚園・保育園・学校はどうなっているのか?
農家の方たちにはこれからどんな選択があるのか、
直接の当事者である佐藤さんから、いろいろなお話をうかがいたいと思います。

今回の佐藤さん親子の来道によって、
たくさんの人達が原発や放射能の問題について考え、発言し、
行動を起していく大きなきっかけとなっていくことを願っています。
そして、文科省との2回の交渉で撤回することのできなかった
「福島の子供たち最大被ばく量20mSV」の早急な撤回のために、
私たちのできることは何か、佐藤さんと一緒に考えたいと思います。


 

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